■私は中国は潰れるどころか超大国になると思う。
その事に関してはあんまり同調してくれる人たちはいないと思うけど
中国はすでにそうなるのに値する国だ。
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■さてさて、アベノミクスは、製造業の脆弱さを残念ながら表した。
『うまくいくかどうか』と思ったのだが、
『もうネタがない』事が分かったのだ。
もっとも予想されていた未来ではあったのだが…
故に生き残れる業界は既に限られつつある。
金融をベースに重厚長大産業社会へと移行する。
車は生き残れるが半導体産業は苦しい…が
車がデバイス産業化する中で、
一定数は下請けとして生き残るだろう。
と言うのがそうなると必然的に想像できる世界だ。
『韓国化』とも言う
(明博の政策がそれである)。
故にアベノミクスはバブル方向にかじを切った。
それはもうやむを得ない。損をしないようにしなきゃね(笑)
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■さて、さて、その傾向はすでに各種マスコミでも騒がれている。
貿易赤字に対する『切り札』をもつ事で
経済を安定させ、ある程度の『円安』をキープしなくてはならない。
その為の切り札として、例えばメタンハイドレード
そして海底油田、レアアースこういった鉱物資源『幻想』
は持つに値する切り札だし
実は「動かさない原発産業」こそ
その切り札の最たるものである。
(ま、動かしても見た目の数字が動くだけなんだけどね(苦笑))
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■故に
売国奴は必ず原発即時ゼロを言う。
売国奴センサーみたいなものだ。
売国奴マーカーとして
反原発は大事な役割を果たしている(笑)
いつでも動かせる原発と
国民の税金を湯水のように使って廃炉する原発
では国に対する貢献が全く違う。
これは個人的意見や好悪の感情ではなく
見識の問題だったりするが、
またお花畑&火病を起こす人がいるのでやめる^^;
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■で、アベノミクスの未来は??
となると輸入を安くしよう=TPPピコーンとなる。
まあタコが足を食う様なものだが
そういう事を言いだすと思う。
ま、当然の帰結かもしれん。
原発を動かすのはTPPの下準備だったりして(笑)
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■それがいいか悪いかはさておいて、
そうやってバランスをとらないと日本の借金まるけな
財政状況はバランスシートを拡大できない。
バランスシートに対する負債の割合でマーケットが反応する以上
日本政府は破たんするまで肥大するのはもはや運命だ
=税金が高くなるか経済を拡大しないとヤバい
■よって
破たん主義者は、
脱成長を叫ぶ。自分は困らない殿とかね^^;
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■さて、じゃあ貿易赤字をちょっとだけ緩める方法があるのかないのか
実はある
武器輸出、である^^;
アメリカの武器をOEMで組立続けてきた
(ライセンス生産)富士重や川重、そして重工は
実はとてつもない技術をもつ軍需産業でもある。
石川島播磨に至ってはロケットエンジン技術もある。
ま、
これも『切り札』であって切るかどうかは知らん。
つまり日本政府は赤字を垂れ流しつつも、これらの『切り札』を
着実に育て上げ、バランスシートを巨大化することで
その官僚組織を養ってきた。
とは言え
バランスシートをもうちょっと黒字化したい=
中央集権のもとでの地方財政のカット
という構図を見ると、
地方自治とは所詮金を失いつつある
やれ区画整理なの、やれ再開発なのと言って
怪しい輩を黙らせるために生活保護を乱発した
地方行政の断末魔の叫びと言う事が分かるかと思う(苦笑)
若干アメリカ型に近付いているのは
分かると思うし、だからサヨクが凄いうるさい(笑)
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■と言う訳で、
軍事産業を太らせるために
武器輸出を活発に行っている有害国家があり
どうもその国家からは日本はかなり敵視されている模様(笑)
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■この辺りの『国』の経営数字が読めれば
次に国が何をしようとしているかはある程度読める。
その読みを『国家観』と言う人もいらっしゃるんだと思う。
で、日本のシステムはともかく
どうも最近は日本人が置き去り、なおざりにされつつある。
何とかして、やっぱりある程度、支配、搾取される側で無く
多くの国民が参加できるそういう社会がいいなあと思う
、と言う自分は相変わらず左巻きだと思う(笑)
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■でだ。そう考えると
安倍さんの『不戦の誓い』&「靖国参拝」
という組み合わせは
マスコミ的にも、その主人、中国様にも
あるいは、同盟国たるアメリカからも
ちょっと嫌な物がある事が分かる。
アベノミクスとはカードを見せつつ、
バランスシートを拡大する事であり
そのバランスシートを破たんさせない為に
積極的に様々な手を打ち続ける
この事にその神髄があるのだ(第二段階)
まあ個人的には製造業を重視して
欲しいなあと思うのだけど…ね。
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■ちなみに中国は超大国にはなるが、
それはバランスシートの巨大化を示す。
巨大なバランスシートと兵器の輸出国アメリカは
『他国』でのみ戦争をする事で、その権威を確立している。
■その意味では中国がアメリカモデルを手に入れる為には
実は『中国本土』近くで戦争をするのは
経済的にアメリカモデルを放棄することになる。
■つまりは
経済圏の拡大と侵食しか
本来中国は戦略としてとれない。
その為に中国は常に強権的で領土割譲を迫る。
『紛争』型、フットインザドア権益拡大を
とらざるを得ないと言うのが面白い。
寄って中国は『紛争』は行っても
戦争に巻き込まれる事を何よりも恐れている。
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■その
脱却のためには武器の販売と
外国での戦争が欠かせない、と言う事になるが
アメリカ、ヨ-ロッパ、ユダヤ、ロシアと供給が大量にある以上
実は日本の軍需産業輸出は
中国の軍需産業輸出傾向とともに
軍需産業にとっての非常な不安定要素を示している。
そういう意味で日本の、
『重工業』は非常に微妙なポジションであり
世界にとっても垂涎の産業である。
その中でも頻繁に狙われやすいのが三菱で
ぶっちゃけ三菱扶桑の方が、自動車よりも使える子だったのに
売られてしまったのはちょっと残念。
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■尚、スウェーデンのボルボ本体は
ディーゼル及び重工業(軍事特化)を行い
日産ディーゼルを完全子会社し
自動車はフォード経由で中国にうっぱらった。
そんなこんなで、中国は非常に危ない『超大国』に
ならざるを得ない。
逆を言えば、中国と『拮抗』する事で、
日中双方はあまり損をしない事になる。
しかも双方が、『平和的軍事強化』と言う名の元に
『兵器の提供』を行い得るという厄介な問題がある。
■その事を考えれば
ヨーロッパがとかく中韓の肩をもつのは
バランス的に納得がいく話だし
何気にヨーロッパの中で、
軍事産業の割合が高いのは
当然のドイツとフランスである。
マスコミはすぐ二次大戦脳を披露するが、
そんな単純な問題じゃないのが面白いし悩ましい、
と個人的には思います。
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■ちなみに…アベノミクスはどこかの時期で強烈な
財政健全化を行う筈です。
その際には各種公的サービスが
サッチャーイズムの様に売りに出される可能性があります。
『バランスシートの黒字化と縮小』も何処かでは必要な筈です。
ですが最終的には、『国が黒字化する』ネタがいる筈なんですよね。
そのネタが、まだあんまり仕込まれていないので
一体何なのかと言う事を、とりあえず今は考えていますが
うーーん。
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中国は超大国になる | 日記
Posted at
2014/01/29 23:03:40