今日は疲れて調子が悪かったです。3日は大台が原で15キロ以上歩きましたからね。(推定17キロ)今日はあいにくのお天気、でも今日しか見れない紅葉をゆっくりめぐるチャンスです…この季節はどうも狂います。まさに狂うんですよね。 でも、狂っても仕方ないです。天気は目まぐるしく代わり、でも、観光客ももう減る時間。廊下でボーッとします。動けないです。誰かが来たら…。来ないので根っこが生えました。 堂内でも綺麗ですよね。 洛内はまだまだのようですが、どうしようもなくきれいでした。実は、一時間もいたみたいです。そう言えば光の加減が違う…。雨には雨の美しさがありますよね?日本人でよかったとそれはそれは思うものです。惜しむらくは、いつもの通り独りって事でしょうか?勿論それを狙ってもいるのですが、ここ暫くの独りの時の当たりっぷりは苦笑するレベルです。今年はやはり紅葉は早いです。そして、ちょっとした当たり年でもあります。日本に外国人観光客が増えているのは実際にその景色のレベルが高いのもあると思います。カメラはいつもの通りスマホなんですけどね。勿論一眼の方が綺麗なんですけど雰囲気を伝えるのには、寧ろって感じます。時を止めるような写真が自分の好みです。写真家ではないからこそ撮れるようなちょっと映画のワンシーンのような。また春もこれたらば、かつての貴人が雅をもって、自己主張する、それは皇室の苦し紛れの権威付けもありました。たった一週間の為の周到な細工には頭が下がります。でもそれを、何百年も守り続けるこれは日本だけの持つ魅力です。どこかの、半島映画監督のように降伏してから考えよう、なんて発想では守れないものです。効率化と併せて、伝統を守る、愛でるそして理解する。一人きりのとても上質な時間の中で時間を忘れ得たのは、ちょっと勿体無いでも、有り難いことですね。