今回はどうしても一度じっくり見てみたかった
伊根を見に行きました。
条件は、雪の伊根の夕暮れ、です。
贅沢を言えば、もっとすごい瞬間はありますけど、
百変化と書きながら、20枚あまりですが、
載せてみることにしました。
道は割と除雪されてましたが、
海沿いにしては相当降ったんじゃないかと思います。
伊根の舟屋と言ってもいくつもの集落があります。
よく見ると冒頭の写真とは並びが違います。
やや外洋寄りとなると
防波の設備もあったりします。
看板には1955迄の鰤景気と言うのがあり、
今の伊根が出来上がったそうで、
つまりは人口密集と
一時は重要な就職先だったとも言えます。
湾の対岸もまた沢山の舟屋がある訳で。
割と街並みとしては新しい事が判りますね。
同時に今猛烈な高齢化の波に
直面しているということでもあります。
また由良川の砂防による天橋立が細る問題もあり、
そうですね、海面上昇があれば、
伊根も無事ではいられないでしょうね。
何回も海の被害もあったはずですしね。
さて特に、湿雪は固まり易く夜になって帰る時も
みなさん必死に雪かきや雪捨てをしてらっしゃいました。
伊根も小樽の様にいずれ形骸化しますし
しつつあります。
やがて、中国人観光客がメインとなりますし
そうなるでしょう。
伊根もええにょぼで、観光資源として
延命したという背景もあります。
だからこそ、今の写真を残したいそう思ったのでした。
さて舟屋はその名の通り、船小屋です。
穏やかな内海と、メンテ的な船小屋
そしてスペース効率の為の二階建て。
お魚待ちをしている
鳥が見えますね。
密集しているのは、伊根くらいでしょうか?
個人的には残ったのがと言えるでしょう。
伊根湾口は南を向いており、
そして湾の出口には島があり
波の影響を極めて受けにくくなっています。
その為多くの舟屋は陸上にあり、
イメージする程掘り込まれておらず
位置によって波の影響を感じたりしました。
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京都奈良伊勢 | 日記
Posted at
2018/01/28 19:25:33