嫌な予感は当たるものです。テロの戦いかたが変わる。そしてそれは国の戦いかたも、と言うことをしばらく繰り返してきました。それがウクライナで表面化しただけで、最近ブログを書けていないですがエントリーを書くのすら間に合っていない。つまり矛盾の平和は崩れてしまったのです。盾があるから矛を捨てよう。あれ、破れるよね?そこから導かれるのは、イスラエルのガザ殲滅です。そしてハマスは、将来の兵隊の確保です。恐ろしいことに両者の利害は今一致してしまい、そして、米露の当て擦りのなかでイランとトルコというなかなか歴史的にも危険な国家が軍需を伸ばしつつあります。経済こそ米中欧ですが、その陰では実は嘗ての第三世界が急速に力を伸ばしているのです。ハマスはガザを捨て石に組織の伸長とテロの巧緻化を狙いそして、イスラエルは地理的に重要なガザをこれで殲滅できます。そしてガザの遺民は新たなテロリストとなるのです。戦争の果実をどこが得るのかはともかくとして戦争というのは一見破綻に思われますが実は利害が一致した上で戦争をしています。ウクライナが急速に西側に近づくなかで勝ち目が漸減するのが許容できないからロシアは攻め込んだのです。 そしてそれこそが自分と歴史の浅いウクライナという国家の 一つの鍵になると踏んだからゼレンスキーと米民主党はロシアを挑発し続けたとも言えるのです。 つまり結果はともかく、プーチンとゼレンスキーは利害が劇的には対立していないのです。 この構図が戦争にとっては危ういんですよね。台湾有事はだからこそ近づいている、とも言えますまぁ、習近平は権力掌握に少し時間をかけすぎました。年齢的には無茶は今はしないでしょう。しかし、張作霖爆破をどこが率先したでしょう満州事変の拡大もね。 似たようなことが、もし台湾で起きてしまえば…起きれば習近平は現状を追認しますしできます。年末に台湾に足を伸ばす予定ですが、来年以降はそろそろ危険になってきます。取り急ぎは願わくはガザの悲劇をじゃにいのように忖度せずにマスコミはしっかりと伝えてほしいものです。テロとその結末を、日本人こそ目撃し、未来を考えるべきですから。勿論そんな事はマスコミは人道上できないでしょう。(期待しても無駄ですし、世論が左巻いても厄介ですからね)