• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ちょこば(旧chocovanilla)のブログ一覧

2011年05月28日 イイね!

【原子力事故の恐さ】多彩な場所に多彩な危険性

■原子力事故は何て難しいのだろうと思います。
まるで複雑な関数のよう、しかも色々条件付の、
相対性理論のような簡単な式にはならないのです。
(あれは近似式だと思っているんですけど)
つまり放射能事故におけるアインシュタインは出現しない、訳です。

■稲先生のトンデモ理論も、嘘は言っていないと思います。
天然放射線、外部被曝限定、線量集中なしで
時間が長時間で、
統計学的な有意さが出ない、条件と考えると。

■残念ながら稲先生のおっしゃる条件は、永遠に生まれないし、戻っても来ないだけで。

■学問的な視点から考えると、色んな視点は役に立ちます、
でも、ビーカーや実験室の、固定条件で人は生きていません。
それともそんな人を彼らは飼っているのでしょうか??

*********************************
今エントリーでは私の思うところを話します。

■まず一つのモデルじゃ通用しません。
時間によってプルームの性質や内包物が変ります。
距離と方向と場所でも、その残存影響は千差万別。

■つまり、モデルで、ある程度の通過物体と通過範囲は分かります。
でもそこに残された残存する影響は、測ってみないと分からない。
早く測らないと見えなくなる・・・

■測ったものが分かれば、今度はそれをモデルのプルームにフィードバックします。
そうすると逆に、炉内の状態が見えてきます。

■計る暇も場所もないので、公的なものを中心に集めます。
あらゆる「独自情報」は参考にしかしません。
偽者がまぎれる確率が高いですし、そこに固執されても、その思い込みは
論理の破綻を生みやすく、論理の再構築に時間がかかるからです。

■地道ですが、この繰り返しで近づいていこうとしています。
必要なのは、
医学、地勢学、気象学、物理学、化学、放射線化学、生物学、工学
非常に大変です。過去の知識と、新しい知識をかき集め、統合し
修正していくと言う作業です。
はっきりいって、そんな知識足りない^^;

飽きて、やめたらごめんなさい(笑)

■今はこれらの専門家が、研究に基いて、自分の意見を
ばらばらに述べて、その都合のいいものを政府は発表しています。
なので訳が分かりません。

■そういう学問的なものは、学者さんがすればいい事で
今必要なのは、今回の事故で何が起きたか正確に判断して
今の対策、過去の反省、未来への備えをする事です。
しかしそれは原発難民が大量に発生してしまった今
賠償が絡む政治には到底できない事でもあります。

だから自分や自分の家族のために、時間を割きまくって埋没している
と言う笑えるような笑えないような状態です。
報酬ないし(当たり前だけど)

**********************
■福島第一発電所は、そう考えるとやっぱり「福島第一火山」なんです。
しかも複合火山、火口が8つくらいある。水の溜まった火口もある・・・
火山灰もマグマ(核燃料)の状態や温度によって、成分が変ります。

■麓がすべてじゃないし、火砕流は出すし
毒ガスは出すし、灰は撒き散らすし、2回噴火したし
1回の噴火は、水素爆発で、もう一回は水のたまった火口湖が空になって爆発
同じ火口でも、いつの間にか成分変っているし・・・
しかも灰も、水も放射線まで出るし・・・
火口湖からは湯気でてるし。
しかも地下では放射能温泉を物凄い勢いで作り出しています。

■当然被害も複合型
まあ、桜島と有珠山と、蔵王と雲仙普賢、が合体したような、おかしな火山です。

*************************:
■私の認識はこんな感じです。
結論は、お掃除大事とか
汚染地下水を何とかする、とか、ベタな所に行き着くんですが
(行き着かないと困る)

■繰り返すと、
アインシュタインは現れません。
みんな不完全

救世主や、魔法の人物を求めたくなりますが
そんな奴はいません。

■間違っている人はたくさんいますが
正しい人はほとんどいないと思います。
間違っている人でも、一面の見方は正しい可能性があります
マクロが正しくなくても、ミクロは正しいと言う可能性ですね。
逆もまたしかり。

*********************:
私も多分その一人である事を十分に自覚しつつ、
(しかも学者じゃないし^^;)
でもだからこそ、今回の事故に一生懸命取り組めば、
ある程度今の問題点が見えてくるはずだと思っていますし
ある程度見えていますし、
その問題にも真摯に取組んでいきたいと思ってはいます。

でもね、最後は学者に学問に戻るべき問題なんです。
これは。

学問の世界から、一般社会に出てこないで。
早く戻って欲しいと思います。
Posted at 2011/05/28 11:10:30 | コメント(0) | トラックバック(1) | 放射能プルーム | 日記
2011年04月15日 イイね!

火山の噴煙を参考にしよう(放射能プルームを考える)

■従来より放射能プルームカテゴリーでは
その範囲が直線的で、不思議な存在であるという事に触れてきた。


■武田教授のHP中で、
火山の噴煙に非常に似ている、という下りがあった。
そもそも気象庁?はSPEEDIでは汚染をほぼ言い当てた。
そのことを考えれば、何らかの測定手法があるはずというのが今回のテーマである。

http://takedanet.com/2011/03/post_7f3d.html

今回の噴煙の写真では新年だけと、うっすらと櫻島も記載がある。
予測でも似たような予測が為されていた。


武田教授の文章より引用
噴火の煙は「四方八方」に行くのではなく、風に流されて一方向に進む.このことが放射線でも重要だ。放射線物質はこの煙と同じように動く.
引用終

■よく考えると、かつての海戦の記録において、戦艦からたなびく煙も、また拡散が遅いものである。
今一度、噴煙の動きについて、おさらいをしていきたい。

■資料を探っていくともっとも分かりやすいのは、日本地質学会のHPであった。
http://www.geosociety.jp/hazard/content0039.html


■不思議と火山と原子炉は似ているようだ。
高温、高圧の環境下である事、
多分に水分を含むこと、
原発事故では凝結核となる微粒子が大量に存在する事
等など共通点がある。敢えて言えば、爆発力が格段に違うとも言える。
そういう意味では新燃岳ではなく、煙たなびく桜島こそ近いのかもしれない。

■ここで、地質学会HPの本文を抜粋する。

火山内部では,マグマが減圧した時に溶け込んでいた火山ガスが急膨張する.この急膨張によってマグマは粉々に破砕され,噴煙として火口から爆発的に噴出する(図3).加速された噴煙は火口で音速を超えて衝撃波を発生させることもある[脚注4].火口直上ではその慣性で上昇するが,火口での初期運動量だけで重力に打ち勝って上がれる高さは限られる(例えば,秒速100mで噴出したとしても放物運動で上がれる高さはたかだか500m).噴煙はその上昇中に周囲の大気を取り込んで,取り込んだ空気を火山灰の熱で膨張させる.それによって噴煙は浮力を獲得し,上空数km~数十kmまで上昇することができる.すなわち,噴煙上昇とはマグマの熱エネルギーを位置エネルギーに変換する現象と言い換えることができる.

■実に示唆に富んでおり、要するに噴煙上昇とは熱エネルギーを位置エネルギーに変換する現象という事に変わりはない。続けて引用文を抜粋する。

浮力を得た噴煙は上昇を続けるが,空気は上空にいくほど薄くなるため,ある高度で空気と膨張した噴煙の密度が釣り合うことになる.噴煙はその高度(密度中立高度)よりも上昇することはできず,水平方向に拡大する.正確には,噴煙が密度中立高度に達した時点では,噴煙はまだ上向きの余分な運度量を持っているため,密度中立高度よりも上に慣性で上昇する.噴煙は最高到達高度に達すると,上向きの運動量を失い密度中立高度に流れ下る.その形が「傘型噴煙」と呼ばれる由縁である(図4).

図5:噴煙柱・傘型噴煙の3次元シミュレーション.噴出物の濃度が1%の等値面を表 している.数値計算はSuzuki and Koyaguchi (2009)[8]を用いた.


■更に噴煙の傘型噴煙のモデルを引用する。


■一方、原発爆発の噴煙は・・・重たいのと、上昇力には欠けます。
阿武隈山地や、福島盆地で多く引っかかった所を見ますと、
プルーム理論で落書きを書きましたが、拡散はしづらいのですが
高濃度のプルームになればなるほど、風船のようにふわふわと、
低高度を飛行するというのは間違いがないと思われます。

■一つ心配している事があります。
もし現在の1号機のような、再臨界がらみのプルームが、例え水素爆発であっても
生じる事があれば、崩壊熱を膨大に持っているため、水平移動力については
熱エネルギーを位置エネルギーに変換するに比例するかと思います。

初回(3/1615)において、福島盆地まで、プルームが腕を伸ばせたのは、
ひとえに高濃度の放射性物質を多量に含む、熱を持っていたからだと想像されます。
【追記】福島盆地へのプルームは現在のところ1,3号機の爆発ではなく
2号機のドライベント(前日にほぼ全量の冷却水全沸、及び燃料露出を起こしている)
が最有力犯です【追記終】

■3号機の爆発


Posted at 2011/04/15 18:29:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射能プルーム | その他
2011年03月31日 イイね!

福島の汚染は15日の4号機?(個人的には2号機が気になる)

期末で首が回りません。
首が飛ばないだけましかもしれませんけど。
放射能のプルームはあったのかなかったのか、謎のまま、時が過ぎつつあります


■さて、ちょっと気になる記事がありました。
アサヒコムです。
http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103300111.html


福島市や福島県飯舘村の大気から高いレベルの放射線量が出たのは、福島第一原発で15日朝に起きた爆発が主因とする分析結果を、福島大学の渡辺明副学長(気象学)がまとめた。ちょうど、北西へ風がふき、雨も降っていた。いずれも原発から北西へ30キロ圏外だが、突出して高かった。米海洋大気局(NOAA)などの観測データから分析した。

 渡辺さんは「今後、大きな爆発がなければ、値は下がっていく」とみている。

 福島市と飯舘村の大気中の放射線量は15日の夕方以降に跳ね上がった。福島市では15日午後6時40分に毎時24.24マイクロシーベルト、飯舘村でも午後6時20分に44.7マイクロシーベルトの最高値を記録した。

この日の午前6時過ぎに、福島第一原発この日の午前6時過ぎに、福島第一原発2号機と4号機で爆発と損壊があり、放射性物質が放出されていた。

■放射性プルームはあったのかなかったのか、それはまだ分かりませんが
4号機が悪さをしているのが非常に気になりました。・・・いやこの組成は二号機だろうか。
量が全然違う。
2号機は建屋に穴を開けてましたよね・・・一体どこに開けたんだ???
検証が引続き必要です。

■4月1日追記)別の考えが出てきました。
福島の汚染は初期の水素爆発によるものというのです。
プルーム理論にも似ていて何か関連があるのでしょうか。
上記の説との比較も必要ですね。
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040101000886.html

引用
原発の北西に多くの放射線 震災1~2日後、米研究所
 【ワシントン共同】東日本大震災の発生から24~48時間後に福島第1原発の北西方向にいた人は、ほかの地域の人に比べ、風向きの影響で多くの量の放射線を浴びた恐れがあるとする報告書を、米シンクタンクの科学国際安全保障研究所(ISIS)が3月31日、発表した。
 同研究所は、放射性物質の移動状況や放射線を浴びた住民の数、健康上のリスクを把握するため、独立した専門家組織を立ち上げるべきだと日本政府に提言している。
 報告書によると、第1原発の1号機では12日午後3時半すぎに水素爆発が発生。半減期の短いガス状の放射性物質を大量に含んだ雲のような“塊”が、南東からの風に乗って移動した可能性がある。

 外に出るなどしていた人は、政府の避難指示の対象となった第1原発の半径20キロ圏の外でも、これに接触した恐れがあるという。
 大気中への大規模な放射性物質の放出は19日までで、その後は大幅に減少したものの、放水作業によって海水や地下水への放射性物質漏えいが増えたとしている。

引用終)

■後はジャンル違いなのですが先に載せておきます。津波の件です。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011032890103922.html?ref=rank
何でも射流というものが起きたそうです。

あれだけの水量になると、一般の治水技術ではどうしようもありませんね。



【追記】良サイト発見
■個人のサイト
http://raysci.g.hatena.ne.jp/raycy/comment?date=20110327
国道114号や盆地の滞留性に目をつけてらっしゃいますね。
分析がしっかりされています。
放射線の上昇は2号機に目をつけているようですね。

■原発の型式を学ぶには
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=02-03-04-02

福島第一は初期型なのですね。圧力抑制室の形が悪い。
といいますか、このダクトのような空間及び溶接部に弱点がある気がします。
以前触れたように、容器本体の前にここが壊れるようになっているのかもしれませんけれど
現実もこのあたりの損傷が2号機では起きているとか?


改良型では圧力抑制室が消えています
Posted at 2011/03/31 13:09:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射能プルーム | その他
2011年03月27日 イイね!

再臨界疑い(12日~14日)

やっぱり再臨界してたのかも?そして漏れ出る放射線汚染。
汚染レベルについてはひどいところはひどいので、きちんとデータを確認お願いします。
ひどくないところはひどくないのです。今のところ
しかし再臨界を凌ぎきった日本の圧力と格納容器は本当にすごい。
(これしか喜べない)

飯館村はチェルノブイリの6倍ですか?セシウム'
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/waikoku/view/20110326/1301086972
http://blog.goo.ne.jp/liveinpeace_925/e/5bd504cdfd05a894f7fce1b4f56ae6ed

飯館村はプルーム理論で登場しました、
こちらのエントリーでは汚染予想図も載せております
。https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/c671049/
でも誤解しないで下さい。
今回は新しい「プルーム噴石モデル」が登場していますので、帯状に汚染は広まっています。
相当の破壊力だったんですね。移住基準の6倍ですか・・・?ヨウ素しかデータ出てませんもんね。
チェルニブイリと違うのは迷惑をこうむった地域が実に狭く限られている事。
セシウムは重たいので、阿武隈山地で大分落ちたのでしょう。

ダッシュ村・・・見つけた。飯館村じゃなくてよかった^^でもいい伊達村の人ごめんなさい。
もっと内陸なんですね。でも、ここもセシウム出てそう・・・

テレビでは終わりなんでしょうかダッシュ村、村長さんは元気なんでしょうかね。
【追記】
ダッシュ村は高濃度汚染帯に入っていました(SPEEDI:とりあえずヨウ素レベル)
http://2chnow2.blog112.fc2.com/blog-entry-1587.html


■気になる記事を発見。再臨界はあったのかもしれません。

もう何も驚かない!!
でも今はしていないと思います。問題は解けた燃料の再臨界によって放射性物質が大幅に
増えたと言う事が問題です。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110323-OYT1T00534.htm?from=navr
引用
東京電力は23日、東電福島第一原発の原子炉建屋の約1・5キロ・メートル西にある正門付近で、これまでに2回だけ計測されたとしていた中性子線が、12~14日に計13回検出されていた、と発表した。
 観測データの計算ミスで見落としていたという。
 中性子は検出限界に近い微弱な量だった。東電は、「中性子は、(核燃料の)ウランなど重金属から発生した可能性がある。現在は測定限界以下で、ただちにリスクはない。監視を強化したい」としている。
(2011年3月23日13時10分 読売新聞)
引用終)

■今読み返すと・・・笑えないです。大気中にはあまり出ないようにして欲しい物です。
サンケイMSN


引用
22日に日本分析センターがある千葉市稲毛区で計測された放射性ヨウ素は1立方メートルあたり33ベクレル。震災発生以降で最高値を記録したが、これは雨により、上空を漂っていたヨウ素が、雨水について落ちてきたことが影響していると考えられる。
 そして、この千葉の濃度の空気を1日吸うと、0・015ミリシーベルトになる。仮に、より福島第1原発に近いところで、千葉の3倍にあたる1立方メートルあたり100ベクレルの濃度のヨウ素が検出されていたとしても、0・045ミリシーベルトだ。
 人体に影響が出るとされている100ミリシーベルトに体内被曝が達するには、100ベクレルの濃度の空気を2千日以上継続して吸い続けることが必要になる。
 もっとも、ヨウ素の半減期(半分になる日数)は8日と短い。今後、原発からの新たな放出がなければ、大気中の濃度も急速に低くなっていくことは間違いない。
 さらに、ここにきて福島第1原発では電源が回復、原子炉や燃料貯蔵プールに給水するポンプの復旧作業も進んでおり、放射性物質の放出は収束方向に向かっているようだ。
 大気中の放射性物質について、今後大きな不安を抱えつづける必要はないと考える。
 ■池内嘉宏(いけうち・よしひろ) 理学博士、財団法人日本分析センター理事
引用終
Posted at 2011/03/27 20:09:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射能プルーム | その他
2011年03月25日 イイね!

放射能プルームから出る帯状の汚染について(派生プルーム仮説)

放射能プルームから出る帯状の汚染について(派生プルーム仮説)←落書きのような?プルームモデル









■これは福島モデルの仮説形成です。
水素爆発は複数あるため、汚染の「腕」は複数あります
東海、茨城モデルもありますが、こちらのデータは若干拡散していて、
検出値も福島ほど露骨ではなく
(但し、福島は半減期の短いヨウ素中心なので値の下落が順調の為、論議の余地があるのです)、
風評被害も考え、モデル化はしていません。ご了承下さい。
また、仮説のため責任は持てません。汚染数字、汚染予測数字はSPEEDI、を中心に考えました。


■この歪な帯状の汚染はいったいどのように発生したのでしょうか。
これらは水素爆発ごとに、帯状の腕を伸ばすように発生しました。
何れ色々な検討が為されると思いますが、まずは自ら検討を行う事と致しました。
流体力学は熟知していないので(気象は若干分かる)仮設レベルです。

■放射能プルームは如何に発生したか
水素爆発で誕生したプルームは相当の熱エネルギーがあります。
本来は重く漂うものですが、崩壊熱も加わって、爆発の影響で上空に浮き上がります。
元々の空気としての密度が全く違うために
少しでも冷えて凝結すれば、温度差も、密度差も大きく外気とあまり混ざらないと考えられます。
水蒸気と共に上空に上がり、凝結によって放射能雲になりますが、
中はミストのままだと想像します。
いうなれば、外側に殻を持つと言えるかもしれません

■仮説
プルームは上空に上がり、やがて北西の季節風に接触し、上昇が止まります。
全体としては、風向きにより対流と回転を伴うと想像されます。
温度が高く、さまざまな凝集核を持つ為、密度が周りの空気とは大きく異なる為、
拡散しづらい存在と考えられます。
一部は風によって小さくちぎられて拡散し風下の広範囲に汚染帯ができました。
但し、温度差が大きく、質量も大きいため渦を巻きながらで、積雲の様に流されていきます。

■仮説2
ダウンバーストはご存知でしょうか、積乱雲が発達した情況で、換気が入り込む事によって
一部の空気隗が落下を始める現象です。
今回は風上の部分に寒気が入り込み、プルームの一部を下降させる事により分離しました。
(派生プルームの発生)
派生プルームは熱エネルギーと強い凝集力を持つため、
地上に落ちきる事は無く、内部の熱エネルギーによって風船のように漂いだします。
派生プルームは、当時地上に吹いていた風に乗り山に向かって
ゆっくりと転がるように移動を開始しました。

■仮説3
当時は南東の風が地上上空では吹いていました。(上空のジェット気流ではなく)
派生プルームは阿武隈山地に当たります(発電所より20km)
そこで上昇し、山に当たった際に多くの放射性物質を放散しました。
更に、転がるように北西になめてゆきます、そして福島盆地で大部分は霧散し
福島盆地に20マイクロ/Hの放射能汚染を引き起こしています。
ヨウ素が中心なので、既に5マイクロまで低下しています。

■課題、こんなに直線的に動くものなのか?
派生プルームは果たして一つだったのか?
(今のところは派生プルームは一つではと考えている)
プルームは浮いたり沈んだりを繰り返しながら低空を舐めるように進む?


■SPEEDI,汚染範囲

■空気の上昇と雲の発生
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/dannetsuassyukutokumonohassei.htm
■アメリカ軍の測定した汚染範囲

■ダウンバースト概念図

■派生プルーム発生後の鉛直方向の移動の仕方の参考にした絵

■チェルノブイリの汚染


Posted at 2011/03/25 20:06:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射能プルーム | その他

プロフィール

「サイトカインによる死者続出とか結構共通点があるんだよね。GIGAZINE人類史上最悪の伝染病「1918年インフルエンザ」に関する10の誤解
https://gigazine.net/news/20200330-10-misconceptions-about-1918-flu/
何シテル?   04/01 12:44
chocovanilla改め「ちょこば」です。(短くしただけ) チョコラ+バニラの二匹が発祥だが彼らは登場しません。ドライブブログかなと思っていたのですが、原...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
1011 1213141516
17181920212223
24252627282930
31      

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

ちょっと、お墓参りにいってくる 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/08/19 20:33:09
レッカー・・・orz 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/03/13 20:55:46
中東に悩む 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/02/02 08:15:15

愛車一覧

日産 ADバン 日産 ADバン
日産 ADエキスパートに乗っています。(単身往復マシン) 足回りカッチカチで楽しいです。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation