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ちょこば(旧chocovanilla)のブログ一覧

2011年04月23日 イイね!

東日本大震災の自説検証及び研究者の発表について

■もう少ししたらブログ更新はしばらくお休みする予定です。
この一ヶ月ちょっとは、日本の歴史に残る激動の1ヶ月と考え
色々無理を抱えながら走ってきましたが、
そろそろ、動きも収まってきましたので
このまま、沈静化すれば、おとなしいドライブブログに変化しようかと思っています。
情熱が続けば、引続き注視はしますが、見直したり、検証するのが主になるでしょう。


■さて、慶長地震から学ぶ今回の地震という事でエントリーを載せています。
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/22157353/

騙されたと思って御覧頂ければ幸いです。

自画自賛とは知りつつ、今回のものについては地震の応力について
できるだけ、分かりやすく掲載したつもりです。
もちろん研究者の方に比べるととても稚拙なものです。
かつて学生の頃に嵌っていた、地学的知識を呼び起こしつつエントリーを掲載しました。
今はGPSなども、個人で調べられますので便利な時代ですし、
研究がずいぶんと進んだのだと感慨深く思います。

■ところで、自説
(と言ってもある程度、震災前に分かっている様々な事象を総合して
自身の意見を混ぜたに過ぎませんが)

を展開したからには、例え素人のものとて検証をしたいと思います。
検証による驚きや修正こそが、仮説展開の醍醐味と考えています。
仮説とは言っても研究者の方からは、当たり前のLVでしかないとは承知の上で、
検証していきたいと思います。
(今回のエントリーでは、主な分かりやすい資料を掲載します)
自説を作る際には、こういった有用な資料を見ないようにして作らないと面白くないので、
結果如何に関わらず、下記のような資料を見つけると、
勉強になると共に感謝の念を禁じ得ません。

■検証資料1
静岡大学防災総合センター小山教授 
「東日本沖で起きた巨大地震について」
http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/EastJM9.html
ふじの国防災講座
「東日本大震災を起こした地震とその影響」(秀逸なプレゼンテーション)
http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/110416koyama.pdf

※インドネシア地震のその後の影響なども出ています。
ただ、日本はインドネシアと違い「屈曲した」地震の巣です。
果たして今後どのように動くのでしょうか。
東海地震の研究家でもおありでしょうから
地形の歪みについての影響がとてもわかりやすく、
私のような素人でもGPSデータで感づくと言う事は余程の事なのだとわかります。
余震破壊域なども含め、非常に分かりやすい秀逸な資料です。

※私は前回エントリーで慶長三陸等は地震の質(津波地震)が違うと断じています。
(震源深さに注目するものです)
今の所自説を変える気はありません。(研究者でも預言者でもないし)

■検証資料2
東大地震研究所HP
http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/eqvolc/201103_tohoku/#inducedeq

■検証資料3
京大防災研究所HP
http://www.rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp/events/110311tohoku/toda/index.html
※こちらでは応力変化をもってどこが余震が危ないかを的確に
図示しています。
私ですら分かるような応力の変化、当然京大クローン応力モデルでは
真っ赤です。

今回に地震の力は非常に大きい為、
GPSに露骨に出てきてしまっているのですね。
本震の予知はともかく、余震等の予知は
既に可能なレベルに近づいているのかもしれません。

ただ面白いのは、新潟や福島「真っ青」なんですよね。
地震抑制の地のはずなのですが、真逆な動きをしたと言うのが面白いです。

もっとも、これは特定向きの断層への影響ですので、一本真逆の断層があれば
非常にそこに強い応力がかかります。

過度の抑制は、地震の応力を示さないわけではなく、
今までに見つかってない活断層が動くきっかけとなるのでしょうか

■私の場合は地震後1ヶ月の解析なので、
もちろん後出しになっている面はあります。
と言いますか地震直後に解析して分かるのは研究者の方だけなので、
その発表は極めて興味深いものです。

■研究者の方はあくまで研究者であり、競馬の馬券師とは違います。
予知よりも効したデータ解析こそが国の宝であり、
予知が出来ないとかで間違っても仕分けなどしてはならない、と思います。

■これほどのスピードで、研究資料の発表が行われ、
自分が検討をつけたGPSデータとの対比が出来るのは実にありがたいことだと思います。
Posted at 2011/04/23 17:24:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東海地震 | 日記
2011年04月22日 イイね!

慶長と言う時代と地震から、今回の地震を学ぶ

慶長と言う時代と地震から、今回の地震を学ぶ←下記HP京大講演?より引用
http://kagi.coe21.kyoto-u.ac.jp/jp/seminar/2005/reports/060125a.pdf

適当な画像は明日掲載します。
掲載しました。
とりあえず文章だけですが
リンク先に様々な参考になる画像が載っています。

※本エントリーでは地震予知ではなく学者さんたちの
様々な意見を拝見して、自分なりの仮説を構築し、
将来に備えようという試みです。

日本近海のプレート構造


■東日本大震災の津波予想について、
このブログではかつて批判を行っています。
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/c675344/

気象庁は大抵大きめに予想を出すのですが、
マグニチュードを間違ったにしても何故?と言う思いが消えませんでした。
今回の地震の震源は意外に深いです。と言っても浅い部類の20キロ、
しかしM8.8の地震に、福島、茨城が誘発されたとされます。
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110311/
気象庁に対して、最初どの様に入電されたかは存じませんが、
深さと当初のマグニチュードからは、津波は精々3mだったのでしょう。
その深さでは起りえない巨大地震だったのだと想像されます。
そしてその巨大なエネルギーは500キロものの断層を動かしました。

逆にM8.5を超える地震は他の地震を連動して、
引き起こす力があるのだと思います。
(M7.9の南海地震は単独発生であった)

■これまで「貞観」地震についてはかねてより触れてきました。
今回は地震頻度の異常発生があった「慶長」について触れていきます。
目的は東日本大震災のこれからと、東海地震関係の推移を予測するためです。

1596:慶長伊予地震9/1:M7、慶長豊後9/4:M7
9/5:慶長(伏見)地震:M7:中央構造線(四国)、有馬、高槻構造線
1605:慶長大地震:M8:東海、南海、東南海地震とされる。津波地震
1611:慶長三陸大津波:M8程度 震源が昭和三陸地震に酷似。津波地震

慶長は稀に見る地震の多発時代でした。
その原因は、プレート型地震であった事は言うまでもありません。

■津波地震とは、地震が小さいのに津波が大きい地震を言う。
今回の地震は当てはまらないと言えます。
つまりメカニズムが違います。
しかし、この至上稀に見る津波地震の連鎖は、
フォッサマグナ及びフィリピン海プレートを持って、
プレートに異なる力を含有する日本列島の
「地震連鎖発生メカニズム」
を明らかにしてくれ得る貴重なものです。

■慶長大地震においては、従来、南海地震で見られる
「道後温泉の水枯れ」が起きなかったとされます。
http://sakuya.ed.shizuoka.ac.jp/rzisin/kaishi_20/13-Ando2.pdf
何が原因だったかちょっと分からない地震です。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003115417.shtml

どうも普段の南海地震とは少しタイプが違う地震のようです。
水平の部分では明らかに、東海、南海、東南海地震です。
要するに「普段より浅い場所で起きた地震」とされています。
浅い場所で水平に広い地帯で地震が起きたと考えられます。


逆に言えば、正統派の南海地震の折は道後温泉で予知できます。
道後の異常と、東海のスリップ、この二つを持ってすれば
東海~南海の巨大地震はかなりの確率で予期できるのではないでしょうか?

■尚、今回の震災ではでは井戸が明治三陸同様涸れた濁った、といいます。
南海地震
今回の震災の発生メカニズムもどちらかと言えば明治三陸地震よりだったのでしょうか?
http://blog.livedoor.jp/jyoushiki43/archives/51725835.html
【追記】意味不明な表現を23日修正【追記終】

■一方これは京都大学系の講演と思われるが
http://kagi.coe21.kyoto-u.ac.jp/jp/seminar/2005/reports/060125a.pdf
慶長大地震と連鎖について捕らえている。
つまり「プレート型地震」と「活断層型地震」とは無関係ではないようです。

■どうも「プレートの異常圧力」によって
1)「活断層型地震」形が引き起こされ
(中越地震(M6.8,13k):2006、岩手内陸(M7.2、8k):2008)(慶長対応:伊予、豊後、伏見地震:1596)

2)「大きなプレート型地震」が起き、(東日本大震災M9、20k)(慶長対応:慶長大地震M8)
余震的に「活断層地震も起こす」(3/12M6.7、8k、新潟、3/15M6.4富士山直下、4/11M6.3、10k、いわき地震)

3)今度はその空白域に「プレート型地震」を発生させ
(平成予想:東海起点巨大地震、慶長対応:慶長三陸M8)

4)「活断層型地震」で補正され、(慶長対応:会津地震1611M6.9)

5)幾つかの「活動型地震の単発」を経ながら
地震の活動期が収束する。
と言う流れが見えてきます。

■ここで面白いのは、慶長は西から地震が生じ、平成は東から地震が生じていること
日本には二つの巨大地震エネルギーがあり
(日本海溝ー小笠原海溝系)(駿河ー南海トラフ-琉球海溝系)
それぞれが巨大な力を持ち、相互に影響し合い、
中央構造線、そしてフォッサマグナ、火山帯に絡んでいる。
このことを平成の大地震群は証明してくれそうです。
このダイナミクスが日本列島を生んだと思うと、震災の被害の恐ろしさにおののく
と共にその神懸りにも似たバランスに惚れ惚れとしてしまう自分がいます。
さあ、話を戻します。

■ところが現在来ている地震は1)と2)のみです。
3)~5)は自身のエネルギーを考えれば来ると見たほうが正しい。と思う。
またプレート巨大地震は、
どうも同じ深さで連動するともいえる
これはストレスの解消される深さが均一に近い事を示唆し得る。
慶長におけるプレート型の大地震は何れも津波地震であったからだ。

■そのように考えると、東日本大震災は、
正統派の「東海、東南海、南海」同時発生型を起こす確率が高い。
と私は考えている。
場合によっては琉球海溝沿いも起きるのだろうが、
それはあくまで確率論であり、地震の規模次第と考えうる。
(起きてもおかしくないとは思います)
その原因になるのが150年動いていない
東海地震のエネルギーと予想しています。

■それでは慶長「三陸」大津波地震はどのようなものであったのか?
こちらのHPで分かるとおり、
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/09mar_sanriku/f16.htm
昭和三陸にリンクし得る津波地震である

しかし昭和三陸より、慶長三陸の方が規模は大きい。
また明治三陸よりも慶長三陸の津波の規模は大きい。
http://www.bousai.go.jp/jishin/nihonkaikou/10/siryou2/siryou2_3_10.pdf#search='慶長三陸地震'
慶長三陸の津波エネルギーは東日本大震災の2から3割減だろうか。
東日本大震災の津波の破壊力は、防波堤や、相馬の状況から、
慶長三陸を上回ったと思われる。

その為、海岸防災がその2から3割分の力を裂き、
ちょうど慶長三陸の浸水ラインと今回の浸水ラインが近似したとの事。
http://nihonch.blog.fc2.com/blog-entry-252.html
※「先人」は知っていたとか書いているが、
この頃の仙台藩主はかの「伊達政宗」、
軍事道路としてしっかり対策を施したのだろう。

■只恐ろしい事に昭和三陸は明治三陸の名残だと言うから、
今回の大震災についても、まだ津波地震は控えていることになる。
(岩手沖で岩盤の破壊が止まっていると思われるため)
(また余震もありえる、が明治三陸よりも深い地震のため、
余震の津波は小さいかもしれない)
http://www.bosaijoho.jp/reading/item_1702.html
また先程も触れたが、明治三陸、昭和三陸は津波地震であり、
地震の揺れと津波が異なった。

■以前余震の注意域に秋田-岩手と諏訪-神奈川を上げ、
千葉沖をちょっと注意と書いた。
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/22129686/

実際は直下型ではなく千葉沖で余震は起きた、

恐らく、千葉神奈川もストレスがあるので
直下型を含めて引続き注意が必要だと思う。
また余震については今回は八戸沖には注意が必要だと感じています。

次の新月の後にはしばらく注意しておこう、と思う

■追記:中央構造線にそって、今回の地震の関連地震は起きています。

出展:http://www.osk.janis.or.jp/~mtl-muse/subindex03.htm
いわきの地震も中央構造線に絡みそうです
棚倉構造線に絡んでいるようです。

■話が逸れた。実は豊後水道でスロースリップについて警告が出ているとおり
大分の方はどうも色々な異変が起きているようだ。
大分は、阿蘇に繋がる中央構造線の元締めのような場所。
中央構造線は実は松山=道後温泉の近辺も通るのだ。

出展:http://www.osk.janis.or.jp/~mtl-muse/subindex03.htm
と言うのか、中央構造線は南海トラフの「子供」だったのかもしれない。
南海トラフの軋轢が垂直方向に作用する場所、そう考えると、あの長い地溝帯
の意味が見えてきます。
だから「南海系」地震の子供、即ち「活断層型」は起りうると思う。

■西日本の地盤は総じて、西にずれた。
今回の地震で、フィリピン海プレートの力のかかり方
に変化があったのだろう。

ねじるように反時計回りの力が働いている。
今相当の力が溜まっているか溜まっている途中だと思います。

■「貞観地震」は揺れた。「仁和」地震も揺れた。
もちろん今回の東日本大震災も激しく揺れました。
だから今回の震災は津波地震ではなく、貞観地震の跡継ぎだと思っている。
そのように考えると、正統派の「東海」「南海」「東南海」を連れてくるはずだ。
但し、東日本大震災は貞観地震より大きかった。
そのように考えるとM8「仁和地震」以上の
M9クラスを引き連れてきてもおかしくないはずと思っています。

■脅したいわけではなく、
もし東海、南海、東南海に種類があるとしたら、
と言う示唆に十分値する情報を得て、嬉しい思いがある。

■またその予感が正しいとすれば、
少し時間(貞観867→仁和887)があり、予知の可能性が高いと言う喜びがある。
正統派南海地震系なら、
以前でもあった通り井戸の予知や道後温泉の水位の予知が
可能だと思われるからだ。
そしてそれは伊方原発の防災にも役立つだろう。

■但し、今回は慶長の時よりも地震の間隔が狭い。
前震の巨大直下地震から、震災までがせいぜい5年
これも震源域の深さが作用しているようにも思える。
そのように考えると、次のプレート型巨大地震までは、
思ったよりも時間がないのかもしれない。
慶長の時の5倍くらいのエネルギーを有する大プレート地震群
かも知れないからだ。

■広い意味では、あの阪神大震災も、南海トラフ方面の前震の可能性が否めない。
あの地震では、有馬高槻構造線が動いた。
これは慶長伏見地震以来の事であったからだ。
慶長の時とは深さが違うが、逆をたどるように、地震の連鎖が続いている。

■ましてや、大分など中央構造線系のストレスに連動するとすれば、
南海地震系に関しては、大分~松山の中央構造線系の
西日本の直下型が一つの警鐘となるかもしれない。
惜しむらくはその直下型は、
玄海や伊方に影響を及ぼす可能性があると言う事。
そればかりはいかんともしがたいですが、従来より日本の耐震で
原子炉の本格的破壊はないとされていますので、
希望的観測を抱いています。

■いずれにしても無駄と言われている予知活動は、
必ずしも無駄とは言い切れないと思います。
地震にかける予算がここまで日本の地震研究を高めたのです。
但し、来るとしたらでかいのが来ます。
それがM9クラスに再びならない事を願っています。

■追記
今回の地震は、中央構造線を400年ぶりに目覚めさせたかもしれません。
今回の地震のエネルギーはとりあえずフィリピン海プレートを解放し、
西日本に反時計回りの力をかけています。
この力が、果たして「中央構造線」で開放されるのか

それとも「東海、南海、東南海」ライン、すなわち「ニュートン」の言う
M9巨大地震ラインで開放されるのかは

今後の研究対象であり、恐らく今後起きる地震がそれを証明してくれます。
慶長時代同様、両方の可能性も当然あるわけです。
今後どのような推移をたどるかは、現状では分からないのが実情です。
今回正に時代の岐路に立っているといえましょう。

■しかし、かつてないM9 という巨大地震があったことを鑑みれば、
今後もしばらくは地震によるエネルギー開放は続くと考えざるを得ません。
ぜひ、自分も含めて、地震への備えを怠らず、何かあったときに、
自分の為に人のものを奪うのではなく、逆に備蓄を分け合えるように
日々の備えが大切なのだと思います。

■震災はすべて終ったわけではありません、
原発云々はありますが、地震の活動期に如何に備えていくか、
それが今私たちに問われている様な気がしてなりません。

Posted at 2011/04/22 17:45:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東海地震 | 日記
2011年04月09日 イイね!

津波の恐怖と、東海地震想定域への対策

■今回の津波は明治三陸地震を超え、史上最大級のものでした。
厳密に言えば、貞観地震よりも強力です。
私たちはこの地震を語り継がなくてはいけません。
そして東南海地震を跳ね返す必要があります。
次の東南海までの時間は5年から10年と見て、迅速な対策を打たなくてはいけません。
それ以前に来る可能性もありますが、その場合は今からの対策ではもう手遅れですので。

■この動画に私は深く感銘を受けました。情けないですがちょっと泣きました
お母さん?の悲痛な叫びが切ないです。テレビは流さないそうですが、
この声こそがこの動画のキモです。私たちは被害者の方々の御心痛から目をそらしてはなりません。
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-1428.html
引用元↑

撮影場所:志津川中学の様です。

津波後

撮影場所、津波後、引用元:http://alfalfalfa.com/archives/2952720.html

■7分前後、娘さんなんでしょうか
「お母さん大丈夫?」
そしてつぶやきます。
「だめだ、これ現実だから」
この言葉だけでも聞いて心に刻み付ける必要があります。

■被災者の生活負担、確かに私たちにものしかかる必要はあります。
でも、私たちは日本人でしょう?この現実と戦う人たちを見捨ててはいけません。
この現実を知った人の誰かが、日本を変える力を持つことになるでしょう・・・。

■さて、東海地震の想定域については非常によく研究されています。
気象庁のHPが最もよく紹介されるべきものでしょう。

http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/hantekai/q1/q1.html

駿河トラフ(海溝より浅い4000から6000Mの、結局は海溝です)

震源想定域


■ちなみにたまに騒がれる浜岡原発は、
この震源域のど真ん中の、ちょっと突き出た御前崎にあります。
阪神大震災が来るのが分かっているのに、淡路島に原子力発電所があるようなものです。
アホでしょうか?原子力業界と、日本を滅ぼす目的でもあるのだろうか?

■原発が地震を乗り切る事は恐らく容易でしょう。
しかし、外部電源喪失や、ディーゼル発電機不調が、女川や東通で
本震である程度ダメージを受けた後、7日の余震の際に相次いだ事を考えると
やはりどう考えても危険は否めません。

■今回の経済的損失を考えると、また東海地震と富士山の噴火の関連がありえる事を考えると
東海地震まで、発電を休止する事をぜひ検討いただきたいと思います。

■貞観地震と違って800~1100年というブレのあるスパンではないのです。
東海地震は。せいぜい100~150年。すでに1回スキップしていて、
「おかしい」という事で、予知活動が始まりました
800年代の東南海地震は、南海地震とのハイブリッドでした。
貞観地震の20年後に、多大に被害を出し古代の書物に貞観地震と同じく載った
そんな地震なのです。長い時間の中では秒読みです。
そしてそれはプレートの動きが既に指し示しています。

■日本に綿々と受け継がれてきた、書物の知恵を生かさないのは馬鹿です。
私は今の日本にとって、原子力発電は未だに必要だと思う。
何より核のゴミを処理し続けるために、原子力はお金を稼ぐものでなければいけない。
このゴミは原発を止めても出続けるものなのです。

もちろん天然ガス発電に切り替えても国際的に問題ないのであれば話は別です。
しかしこれは日本がCO2を減らさなくていいという
お墨付きをもらえるまでは考えは変わらない。というかそんなに国際世論は甘くないだろう。

■大事なのはコスト、長期的に見た、ね。
私たちの世代だけではなく、子供や孫の世代まで見たコストです。

■しかし浜岡原発を動かす事によるリスクとコストは現時点では見合わない。
休止し、安全を期すべきだ。
これは原発を容認しうるものが行うべきものです。
原発キー!殺されるキャー!、政府はすべてを改ざん、ウヒョー!とか言う人に
主導権を取らせてはならない。

■逆に東南海が一通り終れば、浜岡は点検して稼動すればいいのです。
少なくとも50年くらいは安全でしょう。
このままじゃ原発の息の根が止まる前に、今度事故が起きれば、
日本の息の根が止まってしまう。

そして、間違っても浜岡の廃炉とかには取り掛からないように。
危ないのに解体に向けた何かをすれば、より危なくなります。

■何より浜岡は事故発生時に風の方向的にやばすぎる。関東も、中部も危ない。
物流も地震によっては新幹線と東名が死ぬ。
代替交通路については、多少のコストがかかっても
邁進すべき。「道路から人」へとかいっている暇があれば、道路を造ってしまえばいい。
そもそも現政権は「道路から日本人」じゃないし、
日本がこんなに苦しいのに外国人にばら撒く必要はない。
とはいえ、浜岡はもんじゅよりはましですけどね^^;

■ハード面の原発は日本は世界最高峰です。
知れば知るほどそう思う。
しかしソフトがお粗末過ぎる。東京電力では、原子力畑の人が
社内の権力闘争で、すでに粛清されて役員クラスにいなかったという。
社長は「危機に駆けつけられる会社」を標榜し
実際は「危機に病院に引きこもった」

■こういった現実は恐らくどこにでもある。
だからそれを織り込んで対策すべきです。

■反対派の一部は、本当に原発がなくなると「飯の種」がなくなりますので
過激なパフォーマンスをして、一般人離れを促進します。
危ない危ないと叫びながら、もっと危なくするのが彼らの仕事です。
マスコミもたびたび便乗します。
原発が無くならずに、危険な状態で、事故を起こして人が死ぬ事の方がうれしい場合もある。
そしてその事によりお金を集めやすくする。
騙されてはいけないのです。

■もちろん反対派にもそうではない人は大勢いるとは思います。
でも区別がつかないと思うので斜めから物事を見る必要があると思います。
Posted at 2011/04/09 16:19:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東海地震 | その他
2011年04月09日 イイね!

わかりやすいプレート図

■地震の後火山が活発化するのは当たり前の事

http://newtou.info/entry/4945/


■むしろ日本の複雑なプレート構造を理解しておく必要があります。

■大事なのはフィリピン海プレートによって、今回の地殻変動はストップしている事
言ってみれば、伊豆半島はインド亜大陸のような存在で
それに太平洋プレートが絡む事で、非常に複雑なプレート構造となります。
今地震の力がフィリピン海プレートにかかっています。



■恐いのはやはり箱根。
富士山も恐いですが、この二つが目覚めると、太平洋物流に止めが刺されます。
火山&東海地震はとりあえず今しばらくまってほしい。
その間に日本海物流を私たちは再構築する必要があると思います。
Posted at 2011/04/09 01:54:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東海地震 | 日記
2011年03月27日 イイね!

東海地震の危険性(今回の地震がどこで止まったか)

■ちょっと気になる記事が出ていました。
読売新聞です。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110324-OYT1T00611.htm
引用
東日本巨大地震を引き起こした地殻の破壊が茨城県沖で止まったのは、フィリピン海プレート(岩板)によるものであることが、海洋研究開発機構の調査でわかった。

 地殻の破壊は、宮城県沖から北と南へそれぞれ進んでいったが、南下していった破壊は、茨城県沖と房総沖の境にある同プレートの北東端でちょうど止まったとしている。

 一般に、余震の発生領域は、地震を引き起こした地殻の破壊が起きた領域とほぼ同じであると考えられている。同機構がこれまでの探査で分かっていた茨城県沖の地下構造と、余震の発生領域を比較した結果、余震の発生領域の南限がフィリピン海プレートの北東端に一致していることが判明。同プレートの北東端が、地殻破壊の房総半島沖への南下を食い止めたとみている。

 日本列島の太平洋沖合では、東日本をのせた北米プレートに太平洋プレートが沈み込む一方、西日本をのせたユーラシアプレートにフィリピン海プレートが沈み込んでいる。

 しかし、関東地方では地殻構造が複雑で、北米プレートの下にフィリピン海プレートと太平洋プレートが沈み込む3重構造。茨城県沖は太平洋プレートの上にのるプレートが、北米プレートからフィリピン海プレートに代わる場所にあたっている。
引用終


茨城県沖のフィリピン海プレートでプレートのずれは止まりました。

■要するにフィリピン海プレートに、今回の地震の余震になるべき、圧力がかかりだしています。
(最大M7.5以上の力)
フィリピン海プレートは駿河トラフに直接関るプレートです。
これは非常に良くないです。箱根や、富士山に力が直接かかります。
マグマの生産量が増えれば、100年単位のスパンで火山活動の活発化が確実です。
更にはその先にある駿河トラフにも力がかかります。

実は東日本大震災の一代前貞観地震の折は、
貞観地震の前に富士山が活発化して、貞観噴火などを起こしています。
箱根もかなり活動量のある火山なので、地震に関係なく噴火する可能性はあるのです。

ちなみにここからは自コメコピーをお届けします。
貞観地震の20年後に、東南海地震が起きて大被害を出しています。
歴史は繰り返すのでしょうか・・・
20日頃東海地震の噂で持ちきりになりましたが
20年以内に発生する確率が非常に高く、30年以内にほぼ間違いなく発生すると思います。
************************************
chocovanilla
2011/03/20 12:55:12
一部略

★さて、地震雲についてちょっとだけ安心していただきたく。
■地震雲発生メカニズムは確固たる研究エビデンスがありません。
但し、地磁気異常はすでに指摘されていますね
■地震雲については、関連はありません。
何故なら、地震雲(回数大)→地震(回数小)だから。
逆に言えば、大地震の際にはかなりの確率で地震雲があります。
■但し、岩盤にストレスが、一時的にしろかかっている場合が多いのだそうです。
だから摩擦による電子の放出があるとか、ないとか。
■岩盤ストレスは月の重力にも寄ります。
今はほぼ満月、ストレスがかかっています。

★安心出来るのか?
■安心は出来ません。しかし、確約もない。
■ストレスがかかっているからと言って、必ず、岩盤さんがぶちぎれるわけではない。
■しかしストレスはかかっているし、ストレスが取れた後で暴れだすかもしれない。
■東海地震887年、仁和南海地震と同時発生、
■貞観地震869年(東日本大震災の一つ前1100年前)
■20年内の発生が懸念・・(いつ起きてもおかしくはないと思う)
30年レベルではほぼ確実な発生だと思います。
■但し、東海地震の発生リスクは、もともとそれくらい危険な地震のはず。
但しリスクの上昇は否めません。
■仮免許のドライバーがいつ本免許を取って公道に出てくるか・・・な状態です。
■備えと、心構えが大事です。今日明日発生する確率は焦る必要は無いとおもいます。

以下、自コメントのコピペです
■東海地震については、スイッチのひとつは押されたと思いますが、
それが直接東海地震になるわけではありません。
今回の岩盤割れ(大震災)はあまりに大きい規模の為、
本来であれば、東海地震で割れるべき岩盤の一部を余震でぶっ壊した!
と言うのが今回の地震に対する危惧です。

だから直接的関係はありません・・・が、
余震として分かり易いものの一部を今回の大震災は破壊しました。

よって東海地震は予測が難しくなった事は間違いありません。
(今回の1100年に一度の貞観地震スリップは東北大学教授による2007年の発表であり、
恐らく東海地震モデルに組み入れられていない、逆に言えば3年前に今回の地震は予知されています。
怪しげな俗説ではなく、論文として)
広義の岩盤ストレスで言えば、周期的な東海地震がなぜか前回の南海地震で発生しなかったのは、
(これは少し異例な事でその為東海地震は予測可能な地震としてピックアップされたのです)
今回の震災ストレスが解消されていなかったから、と言う仮説が成り立つのです。

と言うわけで、若干計算は異なりますが、なぜか起るはずの東海地震を押し留める「東海地震を阻んでいたもの」が今回の震災で消えました。
「東海地震は来るべきででもいつ来るかわからない」と言う、当初の前提条件が、くしくも出現しています。
東海地震は、研究当初の危機的な条件をついに整えたのです。!!!!
よって東海地震自体の持つストレスを考えれば、「東海地震がいつ起ってもおかしくありません」
東海地震自体の岩盤ストレスによってね。
(繰り返しますがその意味で、静岡富士山下地震は東海地震の余震ではありません
Posted at 2011/03/27 18:53:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東海地震 | 日記

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