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ちょこば(旧chocovanilla)のブログ一覧

2011年10月12日 イイね!

エコジャパンにRCIC関係の特集が出ました。

2011年05月13日
事故発生当初の話【原発こそエコ電源を確保せよ】

内容的にはこちらの引用記事の焼き直しに近いのかも。

FUKUSHIMAの本質を問う【1】原発事故はなぜ起きた?
同志社大学ITEC副センター長・山口栄一教授に聞く


山口栄一教授(以下敬称略) 私は原発反対派でもなければ推進派でもないので、客観的に報道を見ていましたが、津波襲来とともに全電源を喪失して制御不能になったとの論調には違和感を覚えました。日本のエンジニアは所属する組織よりも、社会正義や倫理観で動く傾向が強い。「対策はこれで十分」と言われても、社会のために必要だと思えば“最後の砦”を用意するのがエンジニアです。そんな彼らが電源喪失と同時に制御不能に陥るような設計をするはずがないと思いました。その直感に従って調査を始めたところ、やはり“最後の砦”が見つかりました。
――それは何ですか?
山口 簡単に言えば、無電源でも一定時間原子炉を冷却できる仕組みがあったんです。1号機には炉の内側と外側の温度差で動く「隔離時復水器」が、2号機と3号機には隔離時復水器の進化版である「原子炉隔離時冷却系」がそれぞれ設置されていました。その結果、津波で電源を喪失した後も、1号機は約8時間、2号機は約63時間、3号機は約32時間、それぞれは冷却が続き、制御可能な状態だったと考えられます

ということでIC(1号機)の絵


■2P目、話があっちの方向に行ってしまいます。
海水注入は遅れたのではなくて、沸騰による内圧で、注入困難だった訳で
吉田所長は政府判断なんて完全無視してました^^;
この事故が防げた、というのはありえなくて
繰り返し言っているようにRCICが自立型で半永久じゃなきゃ、
今回の事故は防げなかったと思います。
でもこの表はわかりやすいですね^^


■3ペーシ目以降は更に読むに値しません^^;
FUKUSHIMAプロジェクトの宣伝文書です。
今後は、福島原発の事故が防げたか防げなかったかも問われますが
防げたという話は大抵デマだと思います。
詐欺的ゴールドブレンドで終わってしまったのがこの記事はちょっと残念。
でも立場的には仕方ないのかな・・・

私は福島原発の事故は
不可避であったと認めます。
但し、RCIC的な自立冷却、に加え
発電機構、が装備できるのであれば
今後類似事故は防げると思っています。

その経済的な判断はまた別の話
その対策無で、電力不足を補う為に
直近の夏冬に
部分可動する価値はあると思います。

燃料ももうあるし、採算があろうがあるまいが
発電所員も必要で、補助金も駄々漏れ
止めておくのはもったいない。

但し、そのときにまた、
大地震が起きるかどうか
と言うのはギャンブルなので、
(というか今までもずぅ-ーっと
ギャンブルだった^^;)

誰かが私が責任を取る
と言う必要はありますが、

その責任を誰も取らないから
原発は動かないし
節電は止まないし
結果総括方式で
電気代はあがる



短期戦略と長期戦略は、
相反しても問題はないはずです。
リスクなき選択はないわけですし
そのリスクを負うために「政治家」が
本来いるはずではあるのですから・・・^^;

【追記】原発の再稼動については、
人それぞれの意見でいいと思います。
ギャンブルするかしないかは人次第ですので、
賛成する必要もなければ、反対する人もいていいと思います。
現状認識に対する意見の違いはあっていいと思うんです^^
「もったいない」からずっと動かすのか。
「もったいない」から一部動かすのか
「もったいない」けど動かさないのか、
そもそもこの「もったいない」設備をどうしていくのか、

そこはやっぱり今後も大事な問題だと思いますからね^^
【追記終】
2011年10月12日 イイね!

【食事中閲覧厳禁!!】院長先生が取り上げた、「ウンチとおなら」の動画紹介他

すみません、
食事中の方絶対見ないで下さい。
表現がバッチイデス。


2011年09月25日
ガンダーセン教授の分析事項(マーク1及び加圧水式の弱点)

つい最近、こんな事を書いてました。
>■つまり空焚きこそが、
原子炉にとって致命的かつ暴力的な反応を起こします。
汚いたとえで大変申し訳ないですが・・・
(食事中は見ないで下さい)

■貴方がとんでもない下痢をしたとして
ベントはおならです。
沸騰水(BWR)なら、すぐにもれてしまいます。
しかもおならが少ししか出ない

加圧水(PWR)なら、かなり我慢できるのと
かなりおならが出ます

■しかし、空焚きが起きれば・・・
おならでは恐らく誤魔化せません。(これは検討の必要がありますが)
我慢に我慢を重ねると・・・

要するに空焚きが起きた時点で
原子炉はジ・エンドです。
BWRだろうが、PWRだろうが・・・


■原子炉の空焚き・・・
容認派にとっては重たい物ですが
空焚きが起きた時に如何に注水するのか・・・
ベントも強制排気ベントでなくては、その圧は下がらないでしょう。
いずれにしても電源喪失をしては注げない・・・
(エコ電力などで電源喪失しないという提案はしてみましたけどね)

ここを避けていては、原子炉に一切の未来はないのです。
そのあたりにどのような回答が為されるのか?

*************************
一方、院長先生の独り言より
私は院長先生とは大分意見が違います^^;
2011年10月12日
おなかが痛くなった原発くん・・現状は最悪の事態



この前爆発があったけど、あれは原子炉そのものが爆発したんじゃないんだ。お腹痛くなったから、とりあえずおならで解消したみたいなもの。(続く)だけど、外からみるとおならかウンチかわからないよね。
※身が混じってた※
だから匂いの量をはかって、ああ、あれはオナラだったんだな、とわかったんだ(※1号機※)。でも、ずいぶんおおきなオナラだったのでみんなびっくりしたんだね。でもミは出ていないから大丈夫。(※身も混じってたし、となりのボットン便槽が爆発した・・・※)

でも、まだ腹痛はおさまっていないんだ。今はそれをなんとかしようとお薬(海水やホウ素。人間と違って冷やすと落ち着いてくるんだね)でなんとかしようとしているところ。そしてうんちが外に出ることだけは全力で防ごうとしているんだ。(続く)お薬(海水)が足りなくて、ときどき危ない局面もあったけど、今のところ、まだミは漏れていないんだ。大丈夫。けど、おならはすでになんかいか出ているので、それによって匂いはちょっと広まってしまった。でもこの匂いはすぐ消えるし、遠くにいる人達は、全く気づかないレベルだよ。
ちなみに、アメリカのスリーマイルとうでも事故があったけど、それもミはでてないよ。けっこう大きなおならだったけど。あと時々名前が出てくるチェルノブイリ、あれは本当に大事故だったんだ。それこそ、教室でうんちもらしちゃった、しかも下痢、しかもそのまま走りまわった、くらいの。予想だけど、日本では、チェルノブイリさんほどの大惨事は起こらないと思うよ。それに、日本の原発はじつはおむつもあててあるから、ウンチがでちゃう事態になっても、それが遠くまでとびちる、みたいなことは起こらないんじゃないかな。※水で地面にしみこみました(笑)※

今、東京あたりで読んでいるきみは、このへんのオナラやうんちは全く問題ないよ。もちろん「ウンチそのものが飛んできたら困るよ!」とか思うかもしれないけど、本当にやばいウンチは重いから、遠くまで飛ぶことはまずないんだ。(注:プルトニウムのこと)
僕が本当にえらいとおもうのは、今お薬を原発に処方しているひとたちだ。今、この作業をしている人たちは、ウンチの近くにいるから、長時間匂いを嗅いでいると健康に悪いくらいの環境にいる。まる1日こんなに近くにいると、命の危険があるくらいだ。だから、交代で作業してるんだよ。
交代で作業をするのは、本当は効率が悪いけど、でも健康のためにしょうがないんだ。あ、もちろんこれは本当にウンチの近くにいるからだから、離れていれば、そんなに心配することないんだよ。
今原発が前よりくさくなっているのは、4号機においてたウンチ、これは水につかっていたはずなんだけど、ウンチの熱で水が無くなって、さらにトイレが燃えちゃったんだね。今はなんとか火は消えたようだけど、前より大変な状況ななか頑張るお医者さんたちは本当にすごいよ。
みんな、うんちはぜんぶ一緒と思っていないかな?ウンチのくささにはいろいろあるんだ。ずっと臭さが残るんじゃないかと心配かもしれないけど、おならのくさみは、1週間くらいで消えるから大丈夫だよ。そして、くささが残るウンチ(のかけら)は、重めだから遠くへは飛びにくい。覚えていてね。
オムツで安全なんだったら、多少ウンチ出てもいいのでは?とか思うかもしれないけど、実はこの状態のオムツを処理したことはまだないんだ。処理するのに危険とお金がかかることは確実だし、冷やせばおさまる腹痛なのは確かなので、なんとかウンチ出さずにすまそうとみんな努力してるんだね。
みんな、だから「注水が再開」とか読んだら、「ああ、お薬まぜて冷やしているんだな」とおもおう。そして、それをやってくれてる原発のお医者さんに感謝しよう。だいじょうぶ、時間とともに原発のおなか痛いの治るよ。
さいあくのじたいも説明しておきます。つまり、うんちがでてしかもオムツからもれちゃった、ってことです。それでもチェルノブイリちゃんみたいにはならないし遠くまでうんちが飛ぶことはないです。

けど、このへんが封鎖されてしまったり、お魚や野菜への影響も出るかもしれない。
そうなったら、これから頑張っていかなければならない福島の人たちがたいへんなハンデを負うことになります
 お医者さんたちが必死でがんばっているのはそれもあるのだと思います。だからぼくは、このまま原発がひえてウンチが出ないことを祈ります。
たぶん、それはこの1~2日が勝負です。そこをのりきって、福島のひとたちの平和な暮らしがもどってくることを祈ります。それが、今までここからたくさんの電気をもらった僕の出来ることだと思うのです。



いやいや、素晴しい!!!的確です^^
若干違うだけです。
違い1:ボットン便槽が一基爆発した。(3号機プール)14日
違い2:おならにうんこは混じってた。12日、14日
違い3:おならの圧力でオムツが破れた
違い4:おならのガスが強すぎてウォシュレット最強でも水が当たらず・・・
ガスが異常発生、うんこの霧が出た。(21日)
違い5:水をお腹に大量に流し込んで、水うんこ地面と海に駄々漏れ
違い6:爆発危険性を防ぐ為、窒素をお腹に充填、オムツは穴だらけ
違い7:未だに1号機はぶすぶすおなかの中か、オムツで言ってる





私は、チェルノブイリより、
はるかにましだと踏んでいます。
(除く大熊、双葉等)
冷却に鉛を何トンも投入した訳でもありませんし、

但し、今も駄々漏れであると言う意味では、
ちょっと厄介です。

また、チェルノブイリと比べること自体が
私はありえない、と思ってますけどね。
(あれは、比べる対象にすらならない
最悪の原子力事故です)

もちろん今だって
「さいあくのじたい」ですけどね^^;

2011年09月25日 イイね!

ガンダーセン教授の分析事項(マーク1及び加圧水式の弱点)

ガンダーセン教授の最新動画と、訳のページを久々ご紹介しましょう。
ガンダーセン教授カテゴリーをそろそろ作った方がよさそうですね^^;



ご存知ガンダーセン教授は、原子力における第一人者の一人です。
一言言っておきますと、彼の仕事はよりよい原子炉を提案することであって
原発を滅ぼすことではありません。

故にその発言は重みがあり、
事実認識という事における面で、大いに教えていただいた
と言う立場でしょうか。

動画にも、かつて登場した、あの巨大格納容器の写真が登場します

2011年04月26日
3号機画像編その2


和訳はこちらから引用させて頂きます
フェアウィンズが日本語サイト開始します。福島原発と同様な総ての原子炉設計の安全性に関する問題を特定。

さて、YOUTUBEに動画を主に掲載しているJUNBROKE氏、
ややあおり気味な表現も目に付きますが、上記に和訳ページを載せてい下さっていました。
主だったところを紹介しましょう

*********************************
重要なポイントは以下の2点
(ちなみに1については弘(2型)さんが指摘しておいででしたね)
1)沸騰水型は、底から燃料棒を挿入するので、メルトスルーしやすい
2)当初水素爆発は考えられていなかったので、後付ベンドがあるが不完全な物である。


引用1
マギーと私は歩いているとき、マギーが言いました。「私たちはこれまで多くの専門的な報告書を作成して、たくさんの問題を発見してきたじゃない。」そして彼女は尋ねました。「次に事故を起こすとしたらどこだと思う?」
私は、どこかは分からないけど、それはマーク1沸騰水型の格納容器になるだろう、と答えました。そうです、福島原発の原子炉はマーク1型の格納容器でした。この沸騰水型格納容器の写真は、70年代に撮影されたものです。これは福島原発の原子炉と同じもの=掲載の写真です。これを案内させてください。

引用2
電力喪失という事故における、これらベントを開けるための手順、誰かに完全に防護服をまとい、発電所の中央にある大きなバルブのところまで降りていき、それを開放するために200回、クランクを回すことを要求することに目を向けてみましょう。今、想像できますか?原発事故の真っ只中、水蒸気、爆発、放射線がある中へ、作業員を発電所内へ送り込み、バルブを開けるために200回させることを。そういうことで、ベントは2次の救急ばんそうこう的な修理で、40年前に小さく設計しすぎた格納容器においてその機能を果たしませんでした。

引用3
このことは現在NRCが目を向けていない、独特な問題と重要な違いを持ち出しました。もし加圧水型原子炉で炉心が溶融した場合、その核原子炉の底には穴はありません。非常に厚い8〜10インチの金属の塊であり、各原子炉がメルトスルーしなければならないからです。しかし福島原発ではこうはなりませんでした。福島原発は沸騰水型原子炉だったのです。これは底に穴があります。福島原発、アメリカまたは日本にある他の原子炉のような沸騰水型原子炉の底に、核炉心あるとき、その原子炉にとってメルトスルーは簡単に起こります。なぜなら原子炉の底に60の穴があるからです。8インチの鋼をメルトスルーする必要がないからです。ごく薄い囲まれている配管をメルトスルーし、各原子炉底の穴から抜け出しさえすればいいのです。


■原子炉の欠陥と考えるのは簡単です。
ガンダーセン教授の立場ではそうあらねばなりません。

■しかし・・・福島第一の事故においては、
それは悪くない方向に働いたのです><


*********************************
■引用1は別に、
同じような事故が起きるだけのことなので・・・
まあ当たりまえっちゃあ当たり前です。
しかし、加圧水式は容器に不安はありませんが
蒸気発生器に大きな不安があります。
蒸気発生器に何か大きな問題が生じると
瞬時に水がなくなって、
容器内にメルトダウンした燃料が固まるという
事態が起こりえます。

■引用2については
福島第一のスタッフは・・・ベントを為しえました。
アメリカでは・・・??^^;ですがベントをしなくても
配管が破損するでしょう

重要なのは引用3です。
上手にメルトスルーが起きなければ、
消防ポンプでの注水は圧力の問題で不可能であった。

この現象は・・・実は3号機で発生しました。


2011年07月20日
【嗚呼(泣)】3月20日の想像したくない炉内の状態【やっぱりね】


東北大の解析で


そして炉内は、


■つまり空焚きこそが、
原子炉にとって致命的かつ暴力的な反応を起こします。

汚いたとえで大変申し訳ないですが・・・
(食事中は見ないで下さい)

■貴方がとんでもない下痢をしたとして
ベントはおならです。
沸騰水(BWR)なら、すぐにもれてしまいます。
しかもおならが少ししか出ない

加圧水(PWR)なら、かなり我慢できるのと
かなりおならが出ます

■しかし、空焚きが起きれば・・・
おならでは恐らく誤魔化せません。(これは検討の必要がありますが)
我慢に我慢を重ねると・・・

要するに空焚きが起きた時点で
原子炉はジ・エンドです。
BWRだろうが、PWRだろうが・・・


■原子炉の空焚き・・・
容認派にとっては重たい物ですが
空焚きが起きた時に如何に注水するのか・・・
ベントも強制排気ベントでなくては、その圧は下がらないでしょう。
いずれにしても電源喪失をしては注げない・・・
(エコ電力などで電源喪失しないという提案はしてみましたけどね)

ここを避けていては、原子炉に一切の未来はないのです。
そのあたりにどのような回答が為されるのか?
NRCを含めて重たい課題かと思っています。
2011年08月27日 イイね!

セシウムの汚染量について

■2つの機関からセシウムの沈着量の推定がほぼ分かりました。
まあ、焦ることはない。と思います。

2011年08月25日
沈着放射線量の発表
で触れたとおり、

国立環境研究所がは発表を行っており
セシウム137は22%程度(そのほかにセシウム134もあるわけですが)沈着したとされています。
ちなみに表現を鵜呑みにすると・・・
甲状腺蓄積は、意外と茨城地区で犠牲が出る可能性がありますね。
早期発見が命なので親御さんは念のため注意を
(確率なので、ならないだろうけどとしかいえないんですよね)

モデル収支解析(表1)から、福島第一原発で放出されたヨウ素131の13%、セシウム137の22%が日本の陸地に沈着して、残りは海洋に沈着するか、モデル計算領域外に輸送されると推計された。主にガス態で存在するヨウ素131は、大気から地表面へ直接沈着する乾性沈着が主要であるのに対して、粒子態として存在するセシウム137は雨や雲へ取り込まれた後の湿性沈着が支配的と推計された。



***************************
さて、一方の保安院の発表を見てみましょう。
原爆と比較「コメント困難」=「セシウム168倍」試算で-東電

福島第1原発事故により放出された放射性物質のうちセシウム137の量は、広島に投下された原子爆弾の168倍との試算を経済産業省原子力安全・保安院が国会議員の要求に応じ公表したことについて、東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理は27日の記者会見で、「兵器との比較であり、会社としてのコメントは難しい」と述べた。
 松本代理は「事故の当事者として、福島県をはじめとする多くの方々にご迷惑をお掛けしていることをおわびしたい」と改めて謝罪した上で、「原子爆弾は人の殺傷、建物の破壊が目的の兵器であり、短時間で放射線、熱、爆風を発生させる。事故で放射性物質が1週間で出てきたこととは成り立ちが違う」と話した。(2011/08/27-12:51)

■これは即ち何を指し示すでしょう。
国立環境研究所は、3月の沈着量を問うていますので一概には言えませんが・・・
168*0.22=約37 ということで
約37個分が 沈着したと言えます。


その地域は、福島、山形東部、宮城、岩手南部、栃木、茨城、群馬、千葉、埼玉、東京
この10都道府県が主な中心ですので、

全体としては広島原爆に比べて、
汚染が大規模だが密度が必ずしも濃い訳ではないと思われる


と言う裏腹の事実が言えると思います。
またストロンチウムの漏出が予想以上に少ないともいえるでしょう。
これは、格納容器が致命的に割れたりしなかった、と言うことで
ガンダーセン教授のプール爆発についての一つの補強材料となるでしょう。
水溶性かつ反応性の高い
セシウムが特化して、漏出したであろうと言う事で、
わたしたち日本人にとって悪いことではありません。

意外にも朗報です。

■実はその辺りのことについて、ちょうどガンダーセン博士が触れています。
日本に対する苦言含みです。


まず、ポイントは4点あります。

1)塩素に中性子が当たることによって生ずる硫黄35が検出されている。
(これは海水に対して、割と強力な臨界があったと言う事を指し示します)

2)次に、NRCがプルトニウムは、炉から放出した(飛び散った破片を含めて)と、
質問に対して返答した、
この点についてはガンダーセン教授は、
プールの爆発が正しいと考えており証拠も裏付けている。
もしNRCの見解が正しければ・・・格納容器外殻を含めて崩壊があると言うことで
BWRの致命的欠陥を意味しているのではないか?と疑問を投げかけています。

実はここには、燃料処理が滞っていると言う世界的な原子力の闇がやはりあるのです。
日本だけではなく、世界的にも燃料の再処理には非常に困っています。
ワンススルーをするにしてもその手間もまたかかります。

3)建屋にかけるカバーは、(窒素パージと同じく)、排気によって核物質を
ばら撒くことであると言う意味がある、と言う指摘です。
つまり日本式除染は、
結局は日本ではなく、世界に核物質をばら撒いているだけではないか?
と言う不信がガンダーセン教授の中に生まれつつあると言うことになります。

4)そして、廃棄物の焼却です。
日本は8000ベクレル「平均」であれば、何でも燃やせるようにするとしています。
それは汚染の再飛散を招くと
言う、武田教授にも通じる意見です。
この点は、今社会的合意形成が進められていて、東京のゴミも汚れているので
被災地のゴミを、関東で燃やそうと言うそういう動きが出てきています。

要するにゴミ処理場の周囲は、
今よりはるかに強力な
高度汚染地区=ホットスポットに確実になるでしょう。

下水処理場も同様です。
更にフィルターを抜けた部分は再飛散し、雨が降ると再び落下します。

要するにベクレル集積を喜ばない日本人は、
ベクレルをばら撒いているわけです。
集積したベクレルを管理し、
保管するのが正しい放射性物質管理なのですが
日本は無視しているわけです


そしてそれは2つの事実を指し示します。
1つは・・・水を用いた日本式除染は、川、海を通じて
世界に汚染をばら撒くことである。
(罪悪感はありません、恐縮ですが、私はずっと以前からこの論者です)
2つ目は・・・いくつもの放射性物質トラップを儲けた瓦礫処理設備を作らない限り
瓦礫処理は国内外への放射性物質の飛散促進にしかならない。


この2つ目が大きな問題です。
仮にアジアのほかの国で、小規模にしろ同じ問題が生じた時に
やはり日本は汚染の可能性が高まります。
低レベル放射性廃棄物ですら、ドラム缶に入れていた国が
高レベル放射性廃棄物を、焼却炉で燃やしだそうとしているのです
(実際は燃やしていますが、瓦礫まではまだ燃やしていない)。


よって、安易に燃やしてはいけないと思います。たとえ、フィルターがあろうとなかろうと。
あるならその事を実証できるように注意する必要があるでしょう。

結局は瓦礫処理の為に、焼却型バイオマス発電所を作るのが一番合理的でしょう。
但し、しっかりとした瓦礫ヤードを儲けないと、悪臭もそうですし、
放射性物質の漏出には対応できません。

■今の状況は大分落ち着いてきています。
それだけに日本の現在の放射性物質に対する対応は
甘く見ていたらずに乗りやがっていい加減にしろよ!!
と言う不満が蓄積しているように思います。


日本人は日本人のことしか考えてないじゃないかよ?
と言われない様な行動が必要だと思います。

極端に言えば、脱原発だろうがそうでなかろうが、
法的裏づけはありませんが
国際的コンセンサスを形成するよう「配慮」の必要があると思われます。
2011年06月09日 イイね!

【愚問】吉田所長は英雄か【その愚問を発する事がこの災害を呼んだ】

■原発安全神話、
もしかしてそんな物を心の底から、信じていた人達がいるのだろうか。
鉄腕アトムじゃあるまいし。

■今吉田所長が英雄かどうか、そんな愚問が巻き起こっている。
愚問である。
福島原発・吉田所長は「英雄」か 「気骨ある」「持ち上げ過ぎ」に二分

■この原発災害の基本は、勝俣会長と清水社長の作り上げた
コストカット体質が原因である。(マクロ原因)
後は電源車がつなげなかった事(これも嘘かもしれないけど)
全ては電源喪失に原因がある。
(ミクロ原因)

■非常にシンプルな問題であり、
想定不足が原因である。
しかも指摘されてるし・・・^^;
これは役所(保安院)が負う問題である。

■これだけの事だ。
たった、これだけ。

***************************
東電に関して言えば、
必要以上のコストを、恐らく「馬鹿コンサル」を入れて切りまくったのだ。
もちろん前社長が。

車に関する費用を4割カットみたいな物だからだ。

コンサルタント、もしその類の方がいたら気を悪くするかもしれないが
「ハゲタカコンサル」は結構いる。削ったお金の何割かを自分の報酬とする。
知識もないのに削るのだ。

レンホウ式に
計算済みで削ったとしたら
平蔵式に

自分の任期中が大丈夫ならOK!!
**************************
■ミクロの原因はもう一つあった

津波の前にICやRCICを止めたりしている事。
1号機の場合はICが不完全で、この余熱が「早期爆発」の致命傷となった。
もっともいずれ爆発したけどね。

何故ICを手動で落としているのか?
これは、明らかに運転復旧の段取りに入っていたことだ。
冷却しすぎては困るからである

私たちは停電に文句を言わなかっただろうか?
停電楽しいよね、とか
1ヶ月くらい停電仕方ないよね、とか言っただろうか??
夜までには復旧して欲しいなと思わなかっただろうか
電車動かない事に文句は言わなかっただろうか(電気じゃないけど)
電車についてはもうちょっとやり方があったと思うが、

民意は電気は来て当たり前だったはずだ。

そういう情況の中での福島第一原発所長
何だ、かんだいいながら
点検しながら復旧を睨んだはずだ。
有能であればこそ、その段取りは並行した筈だ。
しかも彼は執行役員、電力の供給が気になるはずだ。
「果断」が本質であれば、その方向に賭ける事は責められない。
結果がどうあれ。

震源は宮城沖、大津波警報3m、
(当初予想は3mでした)
想定6mの原発敷地。
誰だって油断する。
三陸波の15Mの津波が来たらどうしよう、
防波堤の形が津波を集めそうだよね。

そんな馬鹿な所長がいるわけはない。
こんな所長だったら逃げてると思う(笑)


*************************
時は戦国、あの織田軍団にこのような歌があった。
「かかれ柴田に・・・柴田勝家
退き佐久間 ・・・佐久間信盛
米五郎左に・・・丹羽長秀
木綿藤吉」・・・豊臣秀吉

そう、個人には戦い方に特徴がある。
攻めの柴田、退却戦の佐久間、
コメのように不可欠な丹羽(兵站かも知れないし、いないと困るという意味かもしれない)、
木綿のように欠かせない秀吉(調達かもしれない、華美ではないが重宝とも)

万能の武将などいないのである。

ちなみに、攻めは駄目だが、退却戦では信長を絶対死守するこの佐久間信盛を
本願寺戦後、追放した事によって、護衛部隊が手薄となって
明智光秀は本能寺の変を敢行したと私は考えている。

様は組織が、信盛みたいな人材を切ると、
そのうち大変な事が起きた時に守ってくれる人は誰もいなくなるという事
だ。

実際の信長は信盛を見捨ててはいなかった。とも言う。
しかし、信盛は追放時の心労か、追放中に病死する。
息子はたいした人物ではなく、当然佐久間軍団は瓦解し、
近畿には軍事的空白域が出現する。
中国大返しがなければ、本能寺の変は半ば成功しかけたといって良い。

これは私の信仰?であって信盛の評価には、余り高い物はないのだが、
しかし、当時一番の与力を持つ、副社長格であったことは事実である。
******************************
さて、話を戻そう。

津波が来なかったとする。いつもの津波警報のように。
これで、1ヶ月も2ヶ月も原発を止めようものなら、
マスコミは無能を叫び、原発の危険を叫び、電力の不足を煽っただろう。

私達も東電は怠けている、そう煽られて思ったとは思わないだろうか。
やっぱり点検が、なんて、今だからぬけぬけといえるのだ。
そういう社会の圧力も、今回の事故の影響に一因ではある。

東電がこれで免責になる訳では
「全くない」が


そもそも、阪神と北海道南西沖を、ゆれで知っている
私は、津波地震かどうか、ゆれで分かる。
しかし、そんな変わり者など幾許もいまい。

私だって、10m以上の津波が、あんな恐ろしい物なんて知らない。
人間の想像が及ぶ津波はせいぜい5m前後だろう。

■所長心理ならこのような物になる。
全てを優先する事は出来ない。制御棒は既に挿入した。
電力も確保されている。
津波は来るか来ないか分からない。
まずは原子炉を冷やしきらない事、アイドリングを保ちながら
電源復旧は本社の指示に従おう。

*******************
ここまで考えれば簡単なことだ。

■津波対応は、所長の責ではない。
しかし、吉田所長は「執行役員」として責を負うべきだ。

■海水注入継続は、技術者としては正しく、所長としても正しい。
しかし、報告義務違反が発生していた。それだけのことだ。
敢えて言えば、「執行役員」として過失があったでも良いだろう。

■あの(注水中断)騒動の時
自民は口を濁し
菅は逃げ
斑目は意味わからんといい
保安院も逃げ

吉田所長だけは逃げなかったし、
自らの首を、己の報告ミスとして差し出した。

それだけの事だ。

************************
吉田所長は、英雄的働きをしている一人だろう。
(原発作業員全員が英雄だ)
しかし、彼は代表権がないにしろ、東電の執行役員である。
「執行役員の一人」として、責を深く負うべきだと思う。

その事を自覚してらっしゃる限り、私は吉田所長を支持すべきだと思うし
大体私は4月にはその支持を表明している。

***************************
たった、それだけの事を、「英雄か英雄でないかという愚問」に
変える事はとても愚かだと思う。

英雄にしろカリスマにしろ周りが祀り上げ、
そうして落とす。
マスコミが落とす為に祀り上げるのではないかと心配している。

勇敢で、思慮深く、しかしミスもする
そういう有能な指揮官
福島第一にいて、そして今も指揮を取り続けているだけの事なのだ

プロフィール

「サイトカインによる死者続出とか結構共通点があるんだよね。GIGAZINE人類史上最悪の伝染病「1918年インフルエンザ」に関する10の誤解
https://gigazine.net/news/20200330-10-misconceptions-about-1918-flu/
何シテル?   04/01 12:44
chocovanilla改め「ちょこば」です。(短くしただけ) チョコラ+バニラの二匹が発祥だが彼らは登場しません。ドライブブログかなと思っていたのですが、原...
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