この記事は、
脱原発は…じゃあ、原発推進ではどうなの? そっちはそっちでさらに… など。について書いています。
■何故技術論に偏るのか。
一応ご存じの人もいるかと思いますが、
私、選んだ道は文系です(苦笑)
もっともたまたまその時興味があったのがと言う事ではあるんですけどね。
でも系と学問は関係ない訳で、そこは、技術論で囲う方が
分かりやすいって思うんです。
検証や変更も可能です。
数学の回答の訂正は容易ですが
小論文の内容変更は非常に難しい(笑)
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■そしてこれは
「
技術立国たる日本が何故ガラパゴスになるのか」にも関っている
と思います。
要するに技術系以外の人間が余りにも技術に無関心。
システムも、金融工学も経営も、はたまた営業も
全ては数字の上で成り立つのに、
「概念論やこうすれば売れる」に偏り過ぎだと思うんです。
■要するに文系社会が、技術社会と隔絶しているから起きる事で
ちょっと宗教がかった文系社会と技術社会が離れつつあるんじゃないかと
双方…何と言うのか
技術社会も、概念論を学ぶべきで
文系社会も、テクノロジーを学ぶべきなんだけど、
それができてないように感じます。
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■結局アップルはその間隙をぬった訳で
ヒット商品等言うのは技術的裏付けのある、
文系的価値を持つ商品であって、
結局、技術社会の保護者たる文系的経営者が
今は不足しているように感じます。
もちろん自分は経営どころかしがなく働いている訳ですが(笑)
その辺りはカルロスゴーンなどを
見ても分かりやすいと思うんですよね。
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■それを立体的に推し進めるのが
「選択と集中」でそれをバランスよくできないと
技術だけで、資金回収ができず
「シャープみたいに大変」な事になります。
コア技術の保護と、パクリ可能技術のファブレス化
結局はそこに、日本の生きて行く道がある訳で
コア技術をパクられ
パクリ可能技術を抱え込めば
シャープの液晶の様に崩壊しちゃうんじゃないでしょうか
■多分そのバランスが、三菱自動車の苦しんでいる所であって
その辺りはむしろ、日本の尖閣を「核心的利益」とか言っちゃう中国の方が
バランスとしては優れてますよね。
「コア」だから、誰のものであろうと「奪う」
「コア」だから、必要であろうとレアアースを出さない。
中国政府の経営バランスはとても合理的で好きです。
敵としても尊敬に値します。
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■日本は挑戦者の気持ちを持って
「コア」の保護と育成と収奪にもっと貪欲になるべきかと思います。
答えになっているかどうかは分かりませんが、
無駄ではあるんでしょうが、
日本の文系社会は技術軽視が過ぎます。
そして独りよがりな宗教となって技術を理解できない馬鹿どもの参入を、招き
判断機能を喪失します。
一方技術社会は文系社会を馬鹿にしすぎです。
技術社会の異分子(例:小出助教)を取り除いてしまうと、
思考的に視野狭窄して、そしてガラパゴスになってパラダイム変化についていけません。
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■日本は韓国の様に大統領が、退任後失脚し
刑事訴追され、利権どころか名誉も奪われ、抹殺されるようなシステムが無く
利権が残りやすい構造です(韓国は族滅方式には長けてますね)
つまり大量虐殺や有無を言わない族滅も、悪い事だけではありません。
もちろんそんな危険思想や国民性を学ぶ必要はない訳で
(そう言えば・・南京大虐殺自体が中国的発想ですよね。
弾薬と治安の回復を考えれば外国はしないと思うのですが
ちなみにモンゴルはきちんと街一つ殺しつくしました。)
そういう悪しき習慣を取り入れずにどのように
同様の効果を出すか、また淀みを綺麗にするのか
その辺りは日本に突き付けられた課題ですし、
例えば橋下さんというちょっとお隣な思考の雰囲気を醸し出す人間を
果たして選ぶべきなのかどうか
(自分は明らかに危険だと思いますが…
ゴーンの例もありますし何とも言えません)
その辺りは今の日本に突き付けられた課題だと改めて思ってます。
Posted at 2012/07/26 09:07:58 | |
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福島第一事故における検証 | 日記