■放射性プルームはどんな場所で放射性物質を落とすのでしょうか?
有力な情報がない故に、未だ情報に対する戸惑いもあるようです。
幸い、モデルは
2011年05月10日
たった1日でできたホットスポット【3月15日の交点】である程度掴む事ができました。
■モデルを作ったら次はその尻尾を掴む必要があります。
■今の所何処にそのホットスポット足りうる場所があるのか?
仮説は次の通り
1)
プルームの曲点(クリッピングポイント)は
方向が変わる際に多くの放射性物質が落下する。
2)
プルームの交点は複数回の来襲により単純に放射性物質の落下が増加する。
3)
プルームの消滅点は、放射性物質の落下が多い。
■ここで、
3月に考えていた、「元祖プルームモデル」の落書きに登場いただきましょう。
意外と初期モデルも筋は悪くなかったようで。

■ご覧の通り、間違いもたくさんあるのですが、
1
拡散しにくい、密度、温度、凝結核
2
割と固まっている。
3
浮力を持ってふわふわ
この3つは当たっているようです。
2011年04月15日 火山の噴煙を参考にしよう(放射能プルームを考える)
ではこのように記載しています。
■一方、原発爆発の噴煙は・・・重たいのと、上昇力には欠けます。
阿武隈山地や、福島盆地で多く引っかかった所を見ますと、
プルーム理論で落書きを書きましたが、拡散はしづらいのですが
高濃度のプルームになればなるほど、風船のようにふわふわと、
低高度を飛行するというのは間違いがないと思われます。
【夢か現か】ある夜の妄想【アンセイクロペディア並】ではこんな表現をしています。
■タケノコ:で、どうしたのじゃ?
ちょこら:ジュゲム(プルーム)の通り道に関係があるのかなって?

ちょこら:だってあいつらトゲゾー(セシウムとか)落としていくでしょ?

ちょこら:それはそうなんですけど・・・テレサ(U238)もジュゲムと一緒に来たって、教えてもらって。
■と言うわけで
ジュゲムとテレサを掴む為、には、
トゲゾー=セシウムを追う必要がある わけです。
■そんな中ホットスポットの尻尾を掴みたいなと思っていると、
ソースはどうあれこんな記事を見つけました。
仮説を補強しうる材料です。
江東区亀戸の住民はギョギョッ! (ゲンダイネット^^;)
重要部の引用します。
福島原発事故の影響を調べようと、近畿大の山崎秀夫教授(環境解析学)らが、4月10~20日にかけて東京都の4地点などの土壌サンプルを採取。地表から1センチの濃度の高い部分を土壌サンプルとして調査した結果、亀戸のある地点で採取した土壌から高い数値が出たのだ。放射性セシウムの濃度が
1キロあたり3201ベクレル。これは
福島市の9分の1程度だが、福島原発に近い茨
城県神栖市(455ベクレル)や千葉市(358ベクレル)よりも高かったのだ。どうして、こんなことになるのか。あらためて山崎教授に聞いてみた。
「ビル風など気流の関係や地形が影響し、放射性物質が空気中で均一に飛散していないからだとみています。おそらく
放射性物質の濃度の高い雲のようなかたまりが飛んでいる可能性があり、そのかたまりの飛来した地点の数値が高くなります。
軽井沢でも1500ベクレルと高い数値が出ました。どんな風が吹いていたか、運によるところはある。また今回の調査は、各地点2カ所で測っているのですが、
江東区亀戸の場合、ある地点では3201ベクレルでしたが、そこから300メートル南に離れた地点では1300ベクレルでした。
■正直モデルが正しい、絶対正義とは思っていませんが、
大筋でも間違いはないのかもしれません。(実測値で裏付けていく必要がありますから)。
上記記事で、数字は合っていると思います。ゲンダイだって(笑)東スポなら疑う。
■大事なのはこちら。
1)
亀戸は放射線プルーム②のクリッピングポイント(風向きで方向が変わった)場所
2)
神栖市は、②の上陸ポイント付近と目している点。
3)
千葉は②でちょっとそれてる。
4)
軽井沢はプルーム①③の交点にして消滅点の疑い。
通過点よりも、カーブと交差点と激突地点がきつい。

■↑モデルとも大方気持ち悪い位合致しています。
もう一つの
ホットスポットは柏、三郷です(①のクリッピングポイント)
最も三郷、柏から亀戸に抜けたと言う仮説も取れますがさあどうでしょうか?
いずれにしろ、もう少しすると、
実証モデルが学者さんから出てくる可能性が高い、です。
実証モデルが出れば、個人ブログでギャースカ言う意味はなくなってきますので、
めでたくお役ごめんです^^
■7割くらいの確率で、仮説は何らかの「当たり」を含んでいるのかもしれません
だから、
身の回りの拭き掃除お願いします。
テレサ(ウラン)やトゲゾー(セシウム)はポイしちゃいませんか?
拭き掃除しても、外れていたって、
「だましやがったなー」とは思わないはずです。
■参考エントリー(一部かぶるかもしれませんが)
1)
水素誘爆の核爆発【3号機】
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/22404064/
2) 【
緊急】敵がセシウムで無いと言う恐怖の可能性使用済核燃料とウラン238【要検証
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/22404316/
3
)【劣化ウラン爆弾】ダーティーボム【水素爆発は嘘じゃない?】
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/22406313/
4)
汚泥とセシウム、ウラン238
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/22424457/
5)お掃除大事】
これが武田教授なりの見解ではないだろうか
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/22449297/
6)
たった1日で出来たホットスポット
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/22386270/
【追記】6月8日
福島民友
国と県、川俣と福島の高線量値公表せず
県が3月15日に実施した雑草の放射能濃度や空気中の放射線量の測定で、川俣町山木屋地区や福島市立子山地区の国道114号沿いなどで高線量の放射性物質が検出されたが、国も県も公表していなかったことが3日、政府原子力災害現地対策本部(オフサイトセンター)と県の発表で分かった。
県は当時、現地対策本部が実施する環境放射線の継続監視体制の中で測定を担当し、文部科学省が公表することになっていたことから「国が発表するものと考えていた。県が測定データを持ちながら、公表できなかったことに反省すべき点があった」と陳謝した。
空間線量率は、山木屋地区で15日午後2時台に測定上限の1時間当たり30マイクロシーベルトを超えた。同6時21分には福島市立子山でも7.33マイクロシーベルトが測定された。
(2011年6月4日 福島民友ニュース)
【追記終】 仮説を裏付ける数値と思われる。
Posted at 2011/05/22 13:12:20 | |
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シリーズ3月15日 | 日記