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ちょこば(旧chocovanilla)のブログ一覧

2011年08月09日 イイね!

安全ごっこ(準備地域解除)

■東大児玉教授の国会での質疑は本当にすっきりしました。
生化学上の放射性物質の臓器特異性などは
注目すべきといっていても、その事を公にした、
学者さんはいなかったので、
これで一つのタブーではなくなったでしょう。

■生化学の立場から見れば極々自然な事で、
それを、セシウム=カリウムと一緒とか
ストロンチウム=カルシウムと一緒とかの言葉遊びをするのが
非常に苦々しく思っていました。
↑似ているのと一緒とは訳が違うという考え方です。
あくまでナトリウムカリウムポンプに紛れ込むだけではないかという視点です

■細胞質における要素はそうであっても、
体はそんなに馬鹿じゃないというのか、
それなりの防御機構を持っているはずで
生化学を志す事は、おそらくそういった放射線などの害をも防ぐ学問です
目指される方が増える事を願います。

■いずれにしても有りがたい事に、内部被曝、アルファ線、臓器特異性
これらの危険性を、しっかりとした研究データを有する教授が触れて下さった事は
複合被曝カテゴリを立ち上げた自分にとっても、とてもありがたいことでした。


私は研究者ではないですから、
その辺りは一つの可能性を示すことしかできませんので。
とは言え、一つの方向性は示せたと思います。

****************************

■さて、政府は東電の決算を見て、あわてて避難地域を狭める気です
東電、純損失6千億円に 4~6月期決算、燃料費増加

東京電力の2011年4~6月期連結決算が6千億円程度の純損失になる見通しであることが9日、分かった。福島第1原発事故に伴う火力発電の増強で燃料費が大幅に増加したほか、高濃度の放射性物質を含む汚染水の処理など事故対応の費用もかさんだ。9日午後に西沢俊夫社長が記者会見で発表する。
 東電が原発事故の避難者らに仮払いを始めてから初の決算。避難者らが被った精神的な損害への賠償金約880億円のほか、原発事故の対応費用などで特別損失は5千億円程度を計上する
 さらに東日本大震災後の節電で販売電力量が前年同期に比べて約10%低下し、売上高の減少につながった。2011/08/09 09:53 【共同通信】

前に節電すれば採算が悪化して電気代が上がるといいましたが、
現実となりそうですね・・


*********************
政府、避難準備区域は解除へ 3キロ圏内一時帰宅も実施

政府は9日、東京電力福島第1原発から半径20キロ圏外の緊急時避難準備区域について、全ての地域を一斉に解除する方針を固めた。午後の原子力災害対策本部で決定する見通しだ。これまで認めていなかった3キロ圏内の一時帰宅実施も決める。いずれも8月下旬以降の実施を想定しているが、時期については各自治体の判断を尊重する。
 枝野幸男官房長官は午前の記者会見で、避難準備区域について「安全確保状況の報告を受けた上で、避難区域の取り扱いについて協議する」と述べた。
 避難準備区域解除と3キロ圏内一時帰宅は、細野豪志原発事故担当相が6日、実施の意向を表明していた。
2011/08/09 12:34 【共同通信

■まあ、お金の元が赤字だからという事でしょう。
「除染なき」無警戒を繰り返すつもりでしょう。

*******************
■めでたく米騒動カウントダウンです!!
新潟の水害が、またいいタイミングで起こりましたね。
ストップ高ですって。しばらくは株安を避けて投機資金が流入します。
人の欲が入り乱れています・・・

東京コメ先物に初値 2日目取引

七十二年ぶりに復活したコメ先物は九日、二日目の取引が行われ、初日に取引が成立しなかった東京穀物商品取引所(東京)では、唯一上場している関東産コシヒカリに初値がついた。初値は二〇一二年一月が契約履行期限で取引の中心となる「一二年一月きり」が六十キロで一万七千二百八十円。一一年十一月きり、同十二月きりはそれぞれストップ高の一万七千四百円だった。
 その後の取引で、一二年一月きりも一時一万七千四百円のストップ高をつけた。
 東日本大震災や福島第一原発事故、新潟や福島での豪雨の影響でコメ価格が上昇するとの見方が強まって買い注文が優勢となり、基準値を大幅に上回る高値となった。
 東穀取は初日に取引が成立しなかったことから九日の基準値を本来の一万四千百円から一万六千四百円に引き上げ、値幅制限を基準値から千円とした。
 取引方式の異なる関西商品取引所(大阪)の北陸産コシヒカリは午前九時の立ち会いで、一一年十一月きりが一万五千二十円、同十二月きり一万五千二百四十円でストップ高。一二年一月きりは一万八千五百十円のストップ安となった。

********
■台風や低気圧の影響で、
四日市地域のミニミニホットスポットを心配していましたが
心配する程じゃないけど、まあ大丈夫な値でした。

荒茶の放射性物質測定 県のお茶「安全」 健康に影響なし

鈴木英敬知事は二十二日の定例記者会見で、亀山市と大台町で生産された荒茶の放射性物質の測定結果を発表した。いずれも「食品衛生法に基づく規制値(一キロ当たり五百ベクレル)に比べて極めて少なく、健康に影響を及ぼすレベルではなかった」とし、「県のお茶は安全なので、安心してお飲みいただきたい」と安全宣言した。
 鈴木知事は、五月二十日に採取した亀山市の荒茶から一キロ当たり七・七ベクレル、同二十四日に採取した大台町の荒茶から一キロ当たり九・一三ベクレルの放射性セシウムをそれぞれ検出したと説明。過去の測定結果での最大検出量一キロ当たり一・七二ベクレルに比べて増えていることについては、「例年と比べるとやや高いが、『こういう理由で』というのが調査の中では出てこなかった」と述べた。
 また海外への輸出については「相手国の規制がどうなっているかとの関係もあるが、特段の問題はないと思っている」とし、再調査については「四日市で毎日測定している大気中の放射性物質の状況などを見ながら、必要があれば判断したい」と話した。
 県は、文部科学省から検査を受託し、昭和六十三年度から毎年度、荒茶やマダイ、アサリ、牛乳など八品目の放射性物質を測定している。本年度はマダイとアサリの検査が終わっており、マダイからは、健康への影響がない極めて微量の放射性セシウムが検出された。

だそうです。
三重県の影響としては5月の台風ではせいぜい10ベクレルのようですね。
これを少ないと見るか多いと見るかは人次第でしょう。
場所によってはもうちょっと濃いでしょうから
とりあえず、台風の中心については、放射線量が高くなるというのは
事実のようですね。


2011年08月09日 イイね!

児玉教授のお話のポイント(分割予定)



児玉教授の熱弁から2週間が過ぎました。
私のブログでも一度取り上げましたが覚えておいででしょうか。

残念ながらマスコミの無視は続きます。
といいますか、報道ステーション辺りは社会派を自認している割には
余りにもお粗末でしょう・・・

社民党なんぞしかこの方を呼ばなかったので、この方の学者生命は絶たれたも同然です。
しかし、その覚悟を持ってお話になった内容は
実は私を大いに元気付ける物でした。
こういう話のときには右も左もありません。
基地外(のように私には見える)が呼んだとて、呼んだ人間がそうとは限りません。
↑社民党がどうも好きになれないだけです。
児玉教授の考えには深く共鳴します。
震える声からその覚悟を察して頂ければと存じます。

実は複合被曝の話にも絡む事なので、再び取り上げました。

複合被曝は、金属蛋白に注目していますが
(フェリチンやメタロチオネイン)
それは臓器に対する局所偏在性ということでもあります。
そして生化学に関る部分です。

*******************************
つまり何らかの機序をもって放射性物質が体の特定部位に取り込まれ
取込まれた場所が特定部位ゆえに、体内でホットスポットを形成し
長い時間で癌を引き起こす。
場合によってはがん細胞自体が取込む事によって、
がん細胞自体が消滅する事もある。
基本はそういった考え方です。

その言葉に関することが児玉教授の言葉の端々から示唆されています。
またその内容のまとまりは秀逸で私のブログなど及ぶ所ではありません。

重要なポイントを紹介していきたいと思います。
**************************
まとめ自体は院長先生のブログから引用しましょう。
(書きおこしをまとめてくださっています)

1)現状放射線の認識
※下記の内容はもう大幅に知られています。しかし東海の線量は一つの示唆であります。※


私は東京大学アイソトープセンター長の児玉ですが
3月15日に大変に驚愕いたしました

私ども東京大学には27か所のアイソトープセンターがあり
放射線の防護とその除染の責任を負っております
それで、私自身は内科の医者でして放射線施設の放射線の除染などに
ずっと、数十年かかわっております

3月15日に、ここの図にちょっと書いてあるんですが
我々最初に午前9時ごろ東海村で5μシーベルトという線量を経験しまして
それを第10条通報という文科省に直ちに通報いたしました
その後東京で0,5μシーベルトを超える線量が検出されました
これは一過性に下がりまして
次は3月22日に東京で雨が降り、0,2μシーベルト等の線量が降下し
これが今日に至るまで高い線量の原因になっていると思っています

*****************************
2)総量の問題
※総量が明らかになっていないんですよね。実はここは大きな謎でもあります。
そして減り方が遅い事を指摘していますが、即ち核種の偏りを意味しています※


この時は総量はあまり問題ではなくて、個々の濃度が問題になります
ところが今回の福島原発の事故というのは
100キロメートル圏で5μシーベルト
200キロメートル圏で0,5μシーベルト
さらにそれを超えて足柄から静岡のお茶にまで及んでいる事は
今日みなさん全てがご存じのとおりであります

我々が放射線障害を診る時には、総量をみます
それでは東京電力と政府は一体今回の福島原発の総量がどれくらいであるか
はっきりした報告は全くされておりません

そこで私どもはアイソトープセンターのいろいろな知識を基に計算してみますと
まず、熱量からの計算では広島原爆の29,6個分に相当するものが漏出しております
ウラン換算では20個分の物が漏出していると換算されます

さらに恐るべきことにはこれまでの知見 で
原爆による放射線の残存量と原発から放出された者の放射線の残存量は
一年に至って原爆が1000分の一程度に低下するのに対して
原発からの放射線汚染物は10分の一程度にしかならない

つまり、今回の福島原発の問題はチェルノブイリと同様
原爆数10個分に相当する量と原爆汚染よりもずっと多量の残存物を放出したという事が
まず考える前提になります
***********************************
3)流体力学の問題
※微粒子の流体力学は非常に難しく、
プラントエンジニアリングでも難関とされており、実測値でこなしているような段階です。
とは言え、群大の汚染地図を見ますと、ほぼ稲わら汚染には一致していますから
「稲わらは非常に吸収性が高い」ということが分かると思います。
土地ではなく、稲わら汚染で実は汚染の分布が分かるのです※


そうしますと、我々システム生物学というシステム論的にものを見るやり方でやっているんですが
現行の総量が少ない場合にはある人にかかる濃度だけを見ればいいのです
しかしながら、総量が非常に膨大にありますと
これは粒子です
粒子の拡散は非線形という科学になりまして
我々の流体力学の計算でも最も難しいことになりますが
核燃料というのは要するに砂粒みたいなものが合成樹脂みたいな物の中に埋め込まれています
これがメルトダウンして放出するとなると
細かい粒子が沢山放出されるようになります
そうしたものが出てまいりますと、どういうようなことが起こるかが
今回の稲藁の問題です

たとえば、岩手のふじわら町では稲藁57000ベクレル/kg
宮城県のおおさき17000ベクレル/kg
南相馬市10万6千ベクレル/kg
白河市97000ベクレル/kg
岩手64000ベクレル/kg
ということで、この数字というのは決して同心円上にはいかない
どこでどういうふうに落ちているかは
その時の天候、それから、その物質がたとえば水を吸い上げたかどうか

**************************************
4)PET(医療機器)を転用せよ
※CTやPETは日本が世界最先端です。使わないのはもったいないと仰りたい様ですが
お金はしっかりかかります※


そして先程から食品検査と言われていますが
ゲルマニウムカウンターというものではなしに
今日ではもっと、イメージングベースの測定器というのが遥かに沢山、半導体で開発されています
何故政府はそれを全面的に応用してやろうとして全国に作るためにお金を使わないのか
3か月経ってそのような事が全く行われていない事に
私は満身の怒りを表明します

**************************************
5)アイソトープの内部被曝における臓器特異性、及び細胞特異性
※生化学の分野ですが、特定の細胞は特定の元素を取込みます。
私はその中でフェリチンやメタロチオネインといったような金属蛋白に注目していますが、
そのような限られた種類が問題ではありません。
もちろん抗体医療に関してはより厳密な特異性を持った元素を用いますので
上記の代表的な金属元素を持つことはありえません。(特異性に不足がある)
1本鎖DNAになった時の塩基に不安定性が出るということは、
指摘の通り、細胞分裂時に弱点が露呈する事であり、
細胞分裂の激しい細胞が損傷を受けることです。
ホールボディカウンタはその量が重要ではありません。
むしろ、その核種が重要です。しかも時間が経つと、臓器に内部に移動しますので
それは内部被曝が取込まれる第2段階に移行したということでもあります。
要するに体内ホットスポットが形成されたのです。

ホールボディで検出されたが、量には問題がないというのは
内部被曝第二段階ですという宣告です。


第2番目です
私の専門は小渕総理の時から内閣府の抗体医薬品の責任者でして
今日では最先端研究支援というので30億円をかけて抗体医薬品にアイソトープを付けて癌の治療にやる
すなわち人間の体の中にアイソトープを打ち込むという仕事が私の仕事ですから
内部被曝問題に関して一番必死に研究しております

そこで内部被曝がどのように起きるかという問題を説明させていただきます

内部被曝というものの一番大きな問題は癌です
癌がなぜ起こるかというとDNAの切断を行います
ただし、ご存じのとおりDNAというのは二重らせんですから
二重らせんの時は非常に安定的です
これが、細胞分裂をする時には二重らせんが一本になって、2倍になり4本になります
この過程のところがものすごく危険です

そのために、妊婦の胎児、それから幼い子ども、成長期の増殖が盛んな細胞に対しては
放射線障害は非常な危険をもちます
さらに大人においても増殖が盛んな細胞
たとえば放射性物質を与えると髪の毛
それから貧血、それから腸管上皮の
これらはいずれも増殖分裂が盛んな細胞でして
そういうところが放射線障害のイロハになります
それで私どもが内部に与えた場合に具体的に起こるので知っている事例を上げます

これは実際には一つの遺伝子の変異では癌は起こりません
最初の放射線のヒットが起こった後にもう1個の別の要因で癌の変異が起こるという事
これはドライバーミューテーションとかパッセンジャーミューテーションとか細かい事になりますが
それは参考の文献を後ろに付けてありますので
それを後で、チェルノブイリの場合やセシウムの場合を挙げてありますので
それを見ていただきますが

まず一番有名なのはα―線ですプルトニウムを飲んでも大丈夫という東大教授がいるというのを聞いて、私はびっくりしましたが
α―線はもっとも危険な物質であります
それは
トロトラスト肝障害というので私ども肝臓医はすごくよく知っております
ようするに内部被曝というのは先程から一般的に何ミリシーベルトという形で言われていますが
そういうものは全く意味がありません
I131は甲状腺に集まります
トロトラストは肝臓に集まります
セシウムは尿管上皮、膀胱に集まります
これらの体内の集積点をみなければ
全身をいくらホールボディースキャンやっても全く意味がありません


トロトラストの場合の、このちょっと小さい数字なんで大きい方は後で見て欲しいんですが
これは実際に、トロトラストというのは造影剤でして
1890年からドイツで用いられ1930年ごろからは日本でも用いられましたが
その後20~30年経つと肝臓がんが25%から30%に起こるという事がわかってまいりました

最初のが出てくるまで20年というのは何故かというと
最初にこのトロトラスト、α―線核種なんですが
α―線は近隣の細胞を傷害します
その時に一番やられるのはP53という遺伝子です
我々は今ゲノム科学というので、人の遺伝子、全部配列を知っていますが
一人の人間と別の人間は大体300万箇所違います

ですから人間同じとしてやるような処理は今日では全く意味がありません

いわゆるパーソナルライフメディスンというやり方で
放射線の内部障害をみる時も
どの遺伝子がやられて、どういう風な変化が起こっているかという事をみるということが
原則的な考え方として大事です

トロトラストの場合は第一段階ではP53の遺伝子がやられて
それに次ぐ第二第三の変異が起こるのが20~30年後かかり
そこで肝臓がんや白血病が起こってくるという事が証明されております

次にヨウ素131
これヨウ素はみなさんご存じのとおり甲状腺に集まりますが
甲状腺への集積は成長期の甲状腺形成期が最も特徴的であり小児におこります

*********************************
6)統計有意性の罠
※統計有意性が出るまでには非常に長い時間がかかります。
正常期のデータも必要です。
そして全部の事例が終わるまで証明できません。
そこに、私が山下教授がデータを持つことによって
勝者であると断言する要素があります。
子供は結果がどうあれ、
もう福島ではモルモットなのです。※


しかしながら1991年に最初ウクライナの学者が「甲状腺がんが多発している」というときに
日本やアメリカの研究者はネイチャーに「これは因果関係が分からない」ということを投稿しております
何故そんな事を言ったかというと1986年以前のデータがないから
統計学的に有意 だという事を言えないということです


しかし、統計学的に有意 だという事がわかったのは
先程も長瀧先生からお話しがありましたが20年後です
20年後に何がわかったかというと
86年から起こったピークが消えたために
これは過去のデータが無くても因果関係がある
という事がエビデンス(evidence 証拠・根拠)になった
ですから、疫学的証明というのは非常に難しくて
全部の事例が終わるまで大体証明できないです


******************************
7)泌尿器科が鍵を握る
※前立線肥大は泌尿器科の範囲となります。
将来において泌尿器科が、被曝研究の最前線となるということです。
ちなみにP53はアポトーシスを携える遺伝子です。
何度も言いますが尿に微量の放射性物質があるという話は
その多くは体に取込まれているという事です。
生物的半減期が迅速な場合は、もっと早くに体は出してしまいます。
何ヶ月もたって、体から微量に出ているということは、
体はしっかりと、その放射性物質を、体のどこかに生化学的に取込んでいる可能性が
きわめて高いのです※


ですから今 我々に求められている
「子どもを守る」という観点からは全く違った方法が求められます
そこで今行われているのは
ここには国立のバイオアッセイ研究センターという化学物質の効果をみる福島昭治先生という方が
ずっとチェルノブイリの尿路系に集まる物を検討されていまして
福島先生たちがウクライナの医師と相談、集めて
500例以上の、前立腺肥大の時に手術をしますと、膀胱もとれてきます
これをみまして検索したところ
高濃度汚染地区、尿中に6ベクレル/ℓという微量ですが
その地域ではP53の変異が非常に増えていて
しかも、増殖性の前癌状態
我々からみますとP38というMAPキナーゼと
NF-κB(エヌエフ・カッパー・ビー)というシグナルが活性化されているんですが
それによる増殖性の膀胱炎というのが必発でありまして
かなりの率に上皮内のがんができているという事が報告されております


それで、この量に愕然といたしましたのは
福島の母親の母乳から2~13ベクレル
7名で検出されているという事が既に報告されている事であります

*******************
8)ホットスポットはきわめて不均等に分布している
※このことはもう認識されていると思います。
但し、補償をする気が基本的にないので、それが問題です。※


我々アイソトープ総合センターでは
現在まで毎週700キロメートル、
大体一回4人づつの所員を派遣しまして南相馬市の除染に協力しております
南相馬でも起こっている事は全くそうでして
20K30Kという分け方が全然意味がなくて
その幼稚園ごとに細かく測っていかないと 全然ダメです

いま、その一番の障害になっているのは、強制避難でないと保証しない
参議院のこの前の委員会で当時の東電の清水社長と海江田経済産業大臣がそういう答弁を行っていますが
これは分けて下さい

保障問題とこの線引きの問題と子どもの問題は
直ちに分けて下さい
子どもを守るために全力を尽くすことをぜひお願いします
*****************************
9)そろそろ恒久的除染を
※私や猛走峠さんの申上げている除染(打ち水、掃除等)は、緊急避難的除染です。
逆に川内村で、弘(2型)さんの悩まれている物は恒久的除染、といえるでしょう。
問題は恒久的除染についての手法が確立していないのです。
私が勝手に提案をして、悩みになったのもそこです、一体いくらお金をかけるのか
果たして対策としてはどの程度の有効性が有るのか、
廃屋を中心に除染実験を開始すべきと存じます。


それからもう一つは
現地でやっていますと除染というものの緊急避難的除染と恒久的除染をはっきり分けて考えていただきたい
緊急避難的除染を我々もかなりやっております
たとえばここの図表に出ておりますこの滑り台の下
滑り台の下は小さい子が手をつくところです
が、この滑り台に雨水がザーッと流れてきますと
毎回濃縮します
右側と左側とズレがあって、片側に集まっていますと
平均線量1μのところだと10μ以上の線量が出てきます
それで、こういうところの除染は緊急にどんどんやらなくてはいけません

それからさまざまな苔が生えているような雨どいの下
ここも実際に子どもが手をついたりしているところなのですが
そういうところは、たとえば高圧洗浄機を持って行って苔を払うと
2μシーベルトが0,5μシーベルトまでになります

だけれども、
0,5μシーベルト以下にするのは非常に難しいです

それは、建物すべて、樹木すべて、地域すべてが汚染されていますと
空間線量として1か所だけ洗っても全体をやる事は非常に難しいです
ですから、除染を本当にやるという時に
いったいどれだけの問題がありどれ位のコストがかかるかという事を、イタイイタイ病の一例で挙げますと
カドミウム汚染地域、だいたい3000ヘクタールなんですが
そのうち1500ヘクタールまで現在除染の国費が8000億円投入されております
もし、この1000倍という事になれば、いったいどのくらいの国費の投入が必要になるのか

ですから私は4つの事を緊急に提案したいと思います

******************************
10)4つの提案
※除染については反論があります。
メーカーの知る除染と今回の福島の除染は全く違います。
使うべきは廃屋と、外構業者です。実験をすべきなのです。
バリアフリーとセットで外構を行なうことで、
除染もなされるはずです。

住民にメリットを儲ける事も重要です。
これらはさすがにお医者様の東大教授に要求するのは酷です
私たち現場側の人間からの提案が必要でしょう※


第1に
国策として、食品、土壌、水を、日本が持っている最新鋭のイメージングなどを用いた機器を用いて
もう、半導体のイメージかは簡単です
イメージ化にして流れ作業にしてシャットしていってやるということの最新鋭の機器を投入して
抜本的に改善して下さい
これは今の日本の科学技術力で全く可能です

2番目
緊急に子どもの被ばくを減少させるために新しい法律を制定して下さい
私のやっている、現在やっているのはすべて法律違反です
現在の障害防止法では各施設で扱える放射線量、核種等は決められています
東大の27のいろんなセンターを動員して現在南相馬の支援を行っていますが
多くの施設はセシウムの使用権限など得ておりません
車で運搬するのも違反です
しかしながら、お母さんや先生方に高線量の物を渡してくる訳にもいきませんから
今の東大の除染ではすべてのものをドラム缶に詰めて東京に持って帰ってきております
受け入れも法律違反
全て法律違反です

このような状態を放置しているのは国会の責任であります
全国には
例えば国立大学のアイソトープセンターは
ゲルマニウムをはじめ最新鋭の機種を持っているところは沢山あります
そういうところが手足を縛られたままでどうやって
国民の総力を挙げて子どもが守れるのでしょうか
これは国会の完全なる怠慢であります

第3番目
国策として土壌汚染を除染する技術を民間の力を結集して下さい
これは、たとえば
東レだとかクリタだとかさまざまな化学メーカー
千代田テクノとかアトックスというような放射線除去メーカー
それから竹中工務店とか様々なところは、放射線の除染などに対してさまざまなノウハウを持っています
こういうものを結集して現地に直ちに除染研究センターを作って

実際に何10兆円という国費がかかるのを
いまだと利権がらみの公共事業になりかねない危惧を私はすごく持っております国の財政事情を考えたらそんな余裕は一瞬もありません
どうやって除染を本当にやるか
7万人の人が自宅を離れてさまよっている時に 国会は一体何をやっているのですか
以上です

******************************************
質疑応答編

11)放射線の損傷
※放射線による線量は確率論であり、統計的有意を要求される。
事後に、有意は立証される物であり、
その犠牲者はいけにえである。※


(児玉氏)
放射線が人間の遺伝子を傷害します。その時に人間には2万5000の遺伝子がありますが、一定の数のDNA修復に関係する遺伝子、DNAの保護に関わる遺伝子があります。ふつうはこれがやられないと、低線量のものはたいてい問題なく修復されるということがわかった。
だけれども先ほど、たとえばアルファ線でやられてるP53だとか、それから我々最近、ガンゲノムシークエンスということで、肝臓がんやさまざまなものを遺伝子配列全体を決定して、いわゆるドライバーミューテーションという、最初にがんを作っていく方向に起こってしまう変異が、何で起こるかというのを研究しておりますと、たとえばP53のような、最初のDNAを守っていったり、そういうところに関わる遺伝子を壊すと、がんになるということがわかった。

そうしますと、実際には2万5000のの遺伝子のなかで、どこがやられるかということは、極めて確率論的になってきます。
ですから一般にわかるのは、統計学的に非常にたくさんの人を集めて、たとえばあとでチェルノブイリの時の甲状腺のように、最初はですね、たぶん長滝先生なんかご存知だと思いますが、笹川財団で調べたときに、5万人までしらべたときに有意な差がないといわれた。ところがですね、それが今になってコンセンサスとして、6000人の甲状腺がんと15人の死亡例が生まれているという風に変わってきています。私もともとですね、こういう問題に興味を持ちましたのは、自分はコレステロールの方が専門でして、コレステロールの薬を作る時にも、たくさんの論争がありました。

それで私は医学者として、今一番感じておりますのは、このどこの線量が安全かっていう議論と、国の政治的な関わり方を分けていただいて、国は、ようするにコレステロール論争の時に一番大事だったのは、コレステロールを下げる薬をやって心筋梗塞が減るかどうかという問題、それで今日の厚生委員会でも考えていただきたいのは、学問論争に対して厚生委員会で結論を出したり考える必要は私はないと思っています。
******************************
12)猿橋先生(この人米麦汚染の研究もしていました)とセシウム137
※セシウム137はベータ核種です。ガンマカウンターでも映りますが
ガンマ線源ではないと言う事に注目する必要があります※


国民の健康を守るためにどういう事ができるかという時に、まずセシウム137というのは、自然界には1947年以前に存在していないものです。原発と原爆で生まれて、それが1960年代の初めに水爆実験によってピークになったものであります。
その時に、猿橋勝子さんという女性研究者が、海水のセシウム濃度が100倍になっているということを微量線量計で確認して、これでアメリカに行って公開実験というのをホルサム博士とやって、これが大気圏内の核実験禁止の大きな学問的根拠になりました。その後セシウムはずっと減ってきていたのが、またそれをはるかに倍する量に今、上がろうとしている時であります。
そうしますとその線量議論の問題を言うよりも、元来自然界にないセシウム137というのが膨大に巻かれて、ガンマカウンターで簡単にわかるような量に散らばっている。しかもそれが広島原爆の20倍の量撒かれている事態に対して、国土を守る立場から、ぜひ積極的な対応をお願いしたいというのが基本的なお願いです。
***********************
13)除染における問題点
※ぶっちゃけアルファ線が見えないということでしょう
技術がなくては、本当に安全かが見えないのです。
極々当たり前の話です※


(児玉氏)
私が一番申し上げたいのはですね、住民が戻る気になるのは、行政なりなんなりが一生懸命測定して、除染している地域です。
ですから測定も除染もなければ、安全だ不安だといわれても、信頼できるところがありません。ですからこの数値が安全、この数値がどうということではなしに、行政の仕組みが一生懸命測定をして、その測定に最新鋭の機械を投じて、除染に最新鋭の技術を持って、そのために全力でやってく自治体が、いちばん戻るのに安心だと思います。

**********************
14)金属蛋白、トランスポーター
※鉄におけるフェリチンというよりは、トランスフェリンのような物です。
要するに機序をきちんと見ないと話しにならないということです。※


(児玉氏)
ええと入口のほうで基準を決めてても、非常に厳しいと思ってます。生物学的濃縮というのは、さまざまな元素が体に入るとトランスポーターとか結合タンパクというので、極めて特殊な集積の仕方をしますので、ですからやっぱり出てきた農産物をきちんと見るというしくみを徹底的に作っていかなくてはならないと思います。

そうするとですね、やっぱりラインのようなかっこうで、どんどんイメージとして、その農産物が量がチェックできるようなしくみ、実際にはあるんですが、まだほとんどこういうのの測定に使われていませんので、そういうものを全国の産地に緊急に整備していかないと、今回の稲わらのように、想定外の場所での濃縮事件というのは、自然界では山ほど起こります。

ですからやっぱり出口の、食物の出ていくところでのチェックというのを緊急にものすごく良くするというのが、大事になってきます。

******************************
15)現地に足を運べ
※当たり前のこと※

(児玉氏)
信頼感っていうのは、言葉で説明を聞いて生まれるんではないと思います。私も毎週、南相馬に行っているんですが、南相馬のたとえば方たちが本当に汚染してる学校やなんかを案内してくれるのは、やっぱり一回目じゃないんですよね。

だから支援に来てる人がただ一回だけ来て帰って行ってしまうみたいのは、かえってすごく問題をひどくするだけで、やっぱり本当に持続的にやって行こうとすると、一緒に測って一緒に考えて除染していく、避難されたい方は避難を応援する、そういうのがすごく、大事ではないかと思っています。

それで南相馬に行って私どもが最初に言われたのは、やっぱりさっき言ったその、線量の低いところから高いところへスクールバスで子どもが千人を超え移動させられているということで、それで実際に地域を見てもひとつの学校を見ても、さっきから何ミリシーベルトだったら安全ですかという議論は、わたくし現実味がないと思うのは、例えば2マイクロシーベルトの学校を測っていても一か所に行くと33マイクロシーベルトなんです。
ですからそういう時にいったい何ミリシーベルトの土地とするかという問題が出てきてしまいますから、やっぱり高いところがあったら必ず刈り取って行きますよと。測って一緒にやっていきますよと。不安があったら相談に乗りますよと。農産物があったら最新鋭の科学機器を集めて最高の検査メーカーが来てやりますよというような体制がない限り、安心できないというのが当たり前ではないかと。

ですからいま求められているのは、最高の施策が福島県民に与えられるように、国会でぜひ考えていただきたいということであります。

************************************
16)法律が突然関係なくなった
※武田教授と同じ事を言ってますね※

(児玉氏)
私、放射線取扱者に1977年になりまして、1995年から放射線取扱主任として、除染と規制に関わっております。それで今まで、科学技術庁告示平成12年から、我々がやらされていたこと一つだけご報告します。
それは、たとえば妊娠可能の女子については、第5条4項で、内部被ばくを1ミリシーベルト以下にする、それから第6条第3項、妊娠中である女子の腹部表面については前項第4号に規定する期間につき2ミリシーベルト。これを規制されてその規制を守るべく、30年やってまいりました。

ところが、福島原発の事故で、広島原爆の20個分の放射線がまき散らされたとたんに、このような基準がすべて反故にされている!さきほど福島県の議員から、どのようにしたら安心かというご質問がありました。

私は、安全に関しては基準を決めたら、危機になったらそれを変えていく格好ではだめだと思います。いま今年できないかもしれないけども、来年までにその基準に持って行く、再来年までにはこうするということがなければ、住民が安心できるわけがないではありませんか!
そのためには、最初から申し上げている通り、広島原爆20個分の天然にはないセシウムを撒き散らした東電と政府の施策を反省し、これを減らすために全力を上げる以外に、安心できる解決などありえないです。そのことを抜きにして、どこが安全だという議論をいくらやっても、国民は絶対信用しません!

************************
17)御老体に聴いても新しい技術は出てこない
※医療機器を応用せよ、センサー自体はあるはずだ※

(児玉氏)
今おそらくやられている[↑]のは、かなり旧式なやり方なんですが、ゲルマニウム半導体というので、周囲を6cmぐらいの鉛で遮蔽した中にものを置いてやられています。
それで今日は半導体の検知器というのはかなり多数の種類が改良されておりまして、私が最先端研究支援でやっておりますのはPETという、機械でやってるんですが、PETで検出するときには内視鏡の先でも検出できるくらいの感度の高いものを開発しております。
それでそういうのを集めて行って、今やられているのはむしろイメージングに変えている。

ですから、ゲルマニウムの半導体というのはスペクトラムを出して、長いスペクトラムを全部見るんですが、たとえばセシウムに絞って、この線量を見るんであれば、半導体検知器の検出感度がいまずっと良くなってますから、画像型にすることが簡単にできています。
それで、たとえばその一つの画像型のイメージみたいなのは、米軍から供与されてヘリコプタに乗って、地上の汚染をやるのに、今いろんなところで、今日あたりは茨城県をやってると思いますが、検知器で地上を映すようなものがやられております。
それで農産物をたくさんやろうとする場合には、ライン化したところで多数のものをできる仕組みをやらなくてはなりませんから、イメージングの技術を基礎にして半導体を集めたようなもののセンターをたくさん作って、流れ作業的にたくさんやれるようにして、その中でハネるものを、どんどんイメージで、画像上で、これが高いと出たらハネていくような仕組みを、これは既存の技術ですぐ出来ますものですから、それを全力を上げてやっていただきたいと思っております。これを生産地にかなりのところで作る必要があると思っています。
*************************
18)廃棄物ちゃんと決めなよ
※全く困った物です※


今も汚泥問題、その他すべて問題になっているのはそこであります。それで、しかしながら現在の全国のアイソトープ総合センターなんかは、旧来の法的規制のまんまでなんらのこれらの組織、たとえばゲルマニウムの機械が足りないというお話がありましたが、そんなものは全国にたくさんあります。
ところがそこへの持ち込み、持ち込んだ廃棄物の引き取り、こういうのが法律的にまったくない。だから今も東大のアイソトープセンターでやってんのは全部違法行為だと申し上げました。この場合にはセンター長である私と、専任教官と事務主任の上で審査委員会を設けて、内部でチェックして超法規行為を勝手にやってるっていうのが現状であります。
それで、そういう法律を一刻も早く変えて、測定と除染というのに(語気荒く)ぜひ立ち上がっていただきたい。それなくして親の安心もないし、しかも先ほどから長滝先生たちが仰っている、原爆型の放射能の常識というのは、これは原発型の場合には全く違います!
**************************************
19)がん細胞を殺すということは
※がん細胞には分裂が激しい為に、特異性のある、放射性物質で狙い撃ちが可能です。
(イットリウムによる、体内ホットスポットの作成です)。
普通の人にすれば普通の細胞が障害を受けます。
放射性物質はこれくらい人によっての影響が異なります。※


それから先ほど仰いました、長滝先生のおっしゃった、一過性に核医学で治療をやるというのも、これも形式が違います。
われわれたとえば抗体にイットリウムをくっつけておくと、(振り返って長瀧氏を見て)ゼラリンという医薬がありますが、あれは一過性にもかなりの傷害を起こしますが、それでもがん細胞をやっつけるためにいいからやってるということであって、正常者にこれをやることはとても許されない、無理なものであります。

********************************
20)二次汚染
※除染をするということは放射性物質がなくなるわけではなく流す事です
福島では、阿武隈川と海が最終的に汚染されます。※


それで、ですから私が申し上げたいのは、放射線総量の全体量をいかに減らすかこれはようするに数十兆円かかるものであり、世界最新鋭の測定技術と最新鋭の除染技術をただちに始めないと、国の政策としてまったくおかしなことになるんです。
いま我々がやってるたとえば幼稚園で除染します。除染して、高圧洗浄液でやりますと、側溝に入ります。側溝をきれいにしています。しかしその側溝の水はどこへ行くかというと、下流の農業用水になっています。それで、イタイイタイ病の時の経験は、カドミウムの除染を下手にやりますと、二次被害を引き起こす。ですから国の政策として国民の健康を守るためには、総量の問題をまず考えてください。緊急避難と、ひとつ、総量の問題、ふたつ。これをぜひ議論をよろしくお願いします。

2011年07月21日 イイね!

【ゴメリ大】セシウムの臓器特異性に関する話

セシウムは内臓に蓄積するという話です。
引用)
もともとどの内臓にセシウムが蓄積するのかを測定するのはとても難しいものです。それを測る特別なホールボディカウンタがありますが、ベラルーシには1台もありません。ウクライナにはあるそうです。
 しかしこれは精巧な測定ができるものではありません。だいたい
「胸部には○○ベクレル」「腹部には○○ベクレル」という結果しか出せません。
 つまりそれを使って測定したとしても、特に腹部には内臓がいくつもあるので、腹部にあるどの内蔵に具体的にどれぐらいのセシウムが蓄積しているのかまで分からないのです。
 動物(ラット)に放射線をあてたエサを与え続け、それから解剖して内臓の中のセシウムを測定する実験も行われましたが、同じことを人間でするのは人道上問題があります。
(この実験の結果でもラットでは心臓が最高のセシウム濃度で、最小のセシウム濃度は骨と筋肉組織に見られたそうです。これは以下に述べる「人体に入った放射性セシウムの医学的影響」という著書からの引用です。)
 
 しかしベラルーシのゴメリ医大では内臓に蓄積されたセシウム137をかなり正確に測定することができました。
 それは、ゴメリ市で病死した人(大人も子どもも含む)を解剖して、内臓をそれぞれ取り出してから、個々に測定し1キロ当たりのベクレルを計算して、また内蔵を元の場所に戻し、縫い合わせて遺族に返す、ということを行ったからです。
 1997年に死亡した大人と子どもの内臓のセシウム137の分布については元ゴメリ医大の学長だったバンダジェフスキー氏が発表した「人体に入った放射性セシウムの医学的影響」という著書(日本語に訳されています。)で、発表されています。
 それによると、大人は比較的平均してセシウムが内臓に分布するのですが、子どもはとびぬけて甲状腺に高い値のセシウムが蓄積しています。1キロあたり1200ベクレルです。大人では約400ベクレルです。
 このほか大人は蓄積が少ないのに、子どもは多い、という内臓は心筋(大人約150ベクレル、子ども約600ベクレル)、小腸(大人300ベクレル弱、子どもは700ベクレル弱)です。
 このほか、心臓や血管の病気で死亡した人の心筋と、消化器官の病気で死亡した人の心筋を比べると、前者のほうが多くのセシウム137の蓄積が見られました。

 伝染病で死亡した人と、血管と消化器官の病気(主に胃と十二指腸の潰瘍)で死亡した人の肝臓、胃、小腸、すい臓と比べると、前者のほうが多くのセシウム137の蓄積が見られました。
引用終わり)

**********************
甲状腺ですか・・・
心筋への蓄積もあるのだそうです
伝染病もセシウムがおおいとすると・・・

どちらにしても子供のほうが悪影響なんですね・・・
私は金属蛋白の影響を追いかけていますが
心筋、肝臓、すい臓などは、フェリチンが多い所ですが
関係はあるんでしょうか?
人のおなかを裂いて調べるわけには行かないので
こういったケースは限定的なんでしょうね。

放射性物質の蓄積に関する臓器特異性は、
今後研究が進むとよいのですが…
ゴメリ医大のようなことは日本ではなかなか難しいでしょう。


2011年07月13日 イイね!

【アルファ線】低線量被曝の嘘【低線量じゃない!!】

私は「低線量被曝」という言葉が大嫌いです。
「アルファー線被曝」と言い換えるべきです。
「低ガンマ線被曝」でもいいかもしれません


そう、「低線量被曝」の被曝健康被害がないという気はさらさらないのですが、
前にもちょっと言いましたが「低線量」とは所詮、ガンマ線の低線量。
この言葉を受容すると、世界中のがん患者が日本のせいになるのですよ(苦笑)

■「C型肝炎」がかつて「非A、非B型肝炎であったように、
単純に原因の確定がなされていないだけで、
その毒性はあくまで、核種による物で、
アルファ線がその原因の主核であることは、言うまでもない

と思っています。
但し「低線量被曝」であれば、被曝していない市民運動家が集まって来れますから、
彼らを運動員として引き寄せる為の餌としての言葉だと私は思っています。
ゴネ屋と私が言い切る存在です。

■と言うわけで、複合被曝というキーワードで、生化学に踏み込んで
仮説を色々転がしています。
所詮は仮説だろ?
そのとおりです。でも研究とは仮説から始まる物、
これは二元論主義の人には永遠に分かり合えない項目で、
「安全」「危険」のゾロアスター議論をしたい方とは話が交わる事はないのかもしれません。

***************************
■長くなりましたので先に結論を書きましょう
ホットスポットはがん細胞に対して、αナイフとして作用しているような気配があります。
(もちろん核種によっては、ベータナイフ、ガンマナイフとしても作用しているかもしれませんね)
正常細胞に対するホットスポットの悪影響
     VS
がん細胞に対するホットスポットの好影響


これがどうにも、内部被曝を分かり難くしている可能性がある
というのが今現在の私の説です。


金属蛋白量に応じ、
選択的に、アルファ線核種が悪さをする可能性を考えています

元気な細胞=鉄、銅、亜鉛等の金属を必要とする・・・
ほどアルファ線被曝の影響を受けやすいのではないか?
そういった細胞には、若年期における、骨、免疫、神経細胞
がある訳で、
若いほど、危険性が増すという結果が予想されます。
逆に年配の人は、寿命が延びる可能性すらあるのではないか、と疑っています。
(年配者は癌の抑制に働き、その分若年者が影響するという悲しい結果の予想です)
是非生化学的なアプローチをして頂きたいなと思っています。
福島という、絶好のサンプルがあるのですから><(泣)

私の予想では、
金属蛋白に取り込まれやすい、
金属核種が肝であり
その中でのアルファ線核種が、
ホットスポットの放射線ばかりでなく
フリーラジカルの影響も踏まえ
最も悪質な役割を為すのではないか
と考えています。


では、説明は下記にて^^;
(甲状腺に溜まるヨウ素や、骨に溜まるストロンチウムなどは
むしろ分かりやすい「例外」と考えて下さい)
**************************

■アトミカさんの放射線の水による分解機構を見てみましょう。
(最後に再掲してます)
重要なのはこれ↓
α線のような密な放射線ではラジカルが拡散する前に
上記の反応によってH2、H2O2を生じやすい。


■活性酸素やフリーラジカルに絡む物ですね。続いては過酸化水素
引用3:過酸化水素は遷移金属により容易に分解されるので、
注意が必要である。

■といっても遷移金属の種類は多いので抜粋しましょう。
遷移元素の電子配位一覧 [編集]
第一遷移元素(3d遷移元素) 元素記号 元素名 電子配位(基底状態、中性原子)
Mn マンガン 3d54s2 、Fe 鉄 3d64s2 、Co コバルト 3d74s2
Ni ニッケル 3d84s2 、Cu 銅 3d104s 、Zn 亜鉛 3d104s2
第二遷移元素(4d遷移元素) 元素記号 元素名 電子配位(基底状態、中性原子)
Y イットリウム 4d15s2 、Zr ジルコニウム 4d25s2 、Mo モリブデン 4d55s1
Tc テクネチウム 4d55s2 Ru ルテニウム 4d75s1 、Rh ロジウム 4d85s1
Pd パラジウム 4d10 、Ag 銀 4d105s1、(Cd カドミウム 4d105s2
第三遷移元素(4f遷移元素) 元素記号 元素名 電子配位(基底状態、中性原子)
La ランタン 5d16s2 Gd ガドリニウム 4f75d16s2

■ここで岡山大学中村教授の研究から、何度か取り出している
フェリチン小体の、凝集金属を抜き出してみましょう。
何度もセシウム、ウランの凝集を指摘しています。
上記は遷移金属の一部を抜粋していますが、ずいぶんと凝集系の金属として
登場していますね



■ないやつもあるじゃないか?
では補足でメタロチオネインを。 少なくとも、銅、亜鉛は捕捉されます。カドミウムもね


■もう一つか岡山大学の研究から、ラジウムホットスポットの説明


■後プルトニウムは、アメリカの研究所によって今その説が示唆されています。
(発表はされたのかな?)
2011年06月30日
【フェリチン?トランスフェリン?】プルトニウム吸収の機序が明らかになる【米アルゴンヌ国立研究所】


■そう、アルファ線核種の一部は金属元素である為、
生体の金属の触媒効果による悪さを防ぐ為に、金属蛋白に積極的に取り込まれていくようです。
なので、体内にホットスポットが出来る、というのが推定なのですが

■面白い事に・・・下記から抜粋しましょう。
がん細胞と、酸性フェリチンの関りです。
2011年06月23日
ラジウムホットスポットは生態防御反応の可能性(癌防衛機構)

代表格が、CEAですが、AFP(アルファ・フェト・プロテイン)も、フェリチンも
名前にフェトとか、フェリとかあるように、フェラス、つまり鉄に関係する蛋白
です。急成長する組織は大量の鉄分を必要とするので、鉄を蓄える蛋白質を
沢山用意するのです。 
すべての癌ではありませんが、
がん細胞は急成長するために大量の鉄分を必要とするので、
(酸性)フェリチンを溜め込むのです。

詳細は前エントリー
鉄と貧血【血清フェリチン探求続き】 に書きましたが、
ある程度の割合の、がん細胞はフェリチンを溜め込みます。

■すなわち、平常時においてはがん細胞が溜め込んだフェリチンに、
ラジウムを始めとする放射性物質が集中し、
がん細胞自身を焼いてしまうという事が起きるのです。
(正常細胞はフェリチンを必要以上に溜め込みません)

*********************************
ホットスポットはがん細胞に対して、αナイフとして作用しているような気配があります。
正常細胞に対するホットスポットの悪影響
     VS
がん細胞に対するホットスポットの好影響


これがどうにも、内部被曝を分かり難くしている可能性がある
というのが今現在の私の説です。


*******************************
さて、院長先生の独り言で、アトミカなどを含めて資料の抜粋がありました。
米国オークリッジ研究所従事者被ばく影響調査 (09-03-01-08)
<概要>
 ノースカロライナ大学のS.Wing教授らは米国・オークリッジ研究所(ORNL)に1943年から1972年までに雇用された約8,000人の白人男性労働者を追跡調査し、長期にわたる低線量放射線被ばくの影響を調べている。追跡期間を1984年末までとした調査結果によると、全がんの死亡率と累積被ばく線量との間に統計学的に有意な関連が見られた。すなわち、20年の潜伏期間を仮定した場合に外部放射線被ばく線量10mSvあたり、がん死亡が4.94%上昇した。これは、広島・長崎の原爆被爆者の疫学研究から得られた値の約10倍であった。Wingらの研究結果がもし正しいとすると、低線量放射線への被ばくの影響が従来考えられてきたものより遙かに危険であることを示唆するが、統計学的解析、線量評価を初めとする様々な角度から詳細に検討し、総合的に評価する必要がある。

 これは、原子力推進側の機構-高度情報科学技術研究機構に紹介されている文章です。外部被ばくに対する影響評価です。被ばくの専門家なら全員知っているはずなのですが、どうして福島では100mSv(しかも年間)大丈夫といえるのでしょうか。日本人と白人の違いですか?
(以上、院長の独り言より)

********************************
■放射線は、確かに目に見えません。
しかし影響は決してない訳ではない。
私の様に、長期的には撤退の為といえど、
原発の更新を認め、原発を容認しうるというのであれば

2011年07月12日 原発に対する意見の収束

「低線量被曝」とされる物についても、
向き合う必要があると思います。


複合被曝という可能性は、その一つの回答です。

この問題を、反原発に多い、「ゴネ屋」さんや
無限に危険をあおって、日本を売り渡す結果を求めがちな
マスコミの手にゆだねれば、
関係ないはずの日本中、世界中のがん患者に
日本が食い物にされる可能性があるからです。
中国の核実験なんてまんま無視でね。

又、かっこつけのパフォーマンス総理が続いている日本では要注意です。
気持ちはどうあれ、○○談話みたいな物をしてしまえば
縛られてしまいます。

日本は残念ながら、どちらかといえば、斜陽な国です。
国債に、原発処理、核燃料処理。ちょっと借金多すぎです><
経済活性化、インフレで、誰かを損させて借金を誤魔化すレベルです。

なので、私達も、本音と建前をしっかり使い分ける必要があります。
その中で、しわ寄せを受ける地域が、
しわ寄せを受けて、不幸にも早世される方が
一人でも少ない事を願っている次第です

ゴネ屋でなく、本当に不幸な人に救いの手を
そんな願いは間違っているのでしょうかね。



***********************
2011年04月09日
【窒素パージ容認転向をせざるを得ない】圧力容器の危機(1号機)付録1水の放射線分解機構について
■※参考資料:水の放射線分解機構
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-02-02-10
引用)2.水の放射線分解機構
 放射線は生体・細胞の主要構成成分である水に対して作用し、水分子をイオン化したり励起したりする(図2)。水分子のイオン(H2O+)は非常に不安定で、10-15秒以内に分解してHO・とH3O+とを生ずる。励起された水分子(H2O*)は開裂してHO・とH・を生じる。水分子から飛び出した電子は他の水分子の間に捕らえられてeaq-を生じる。水和電子は715nmに吸収係数18,500M-1cm-1の吸収極大を持ち、標準還元電位は-2.9mVで、中性の水中での半減期は2.1×10-4秒である。
 ラジカル同士は反応して、
     H・ + HO・  →    H2O
の中和反応のほかに、
     H・ + H・   →    H2
     HO・+ HO・  →    H2O2
 のように分子状生成物 H2 、H2O2を生ずる。従って、水の放射線分解によって、H・、HO・の2種のラジカルと
H2、H2O2の2種の分子状生成物及びeaq-を生ずると考えて良い。それらの収率(G値)を表1に示す。電離が疎なX線やγ線のような放射線ではHO・、H・の密度も低く、H2、H2O2は生じにくい。これに対し、α線のような密な放射線ではラジカルが拡散する前に上記の反応によってH2、H2O2を生じやすい。 これらが溶液中の溶質と反応することにより化学的過程が起こる。HO・及びH2O2は酸化力が強く有機物と反応して間接作用の主因をなすと考えられる。一方、eaq-は前述したように強い還元力を有する。水溶液中では
     eaq- + H+ ←→ H・
の平衡があるので、pH4~9ではeaq-とH・の両者が共存し、pH2以下ではH・が重要な還元剤となる。

2011年07月06日 イイね!

【神経に必要な毒】脳と鉄とフェリチン【ぶらぶら病と金属蛋白の宿命】

【神経に必要な毒】脳と鉄とフェリチン【ぶらぶら病と金属蛋白の宿命】ニューロフェリチノパチーと言う病気があります。
家族性で、優性遺伝のため一族がかかる病です。
面白いのはフェリチンのL鎖に関する異常で
脳に鉄沈着が起こり、神経毒として作用する、と言う事です。

ニューロフェリチノパチーに関する論文を紐解いて見ましょう。

その中のページに、鉄がフェントン反応等を解してフリーラジカルを産生しやすい事
そして、その諸刃の剣である鉄をフェリチンが制御していると言う表現があります。
一方で中枢神経系において神経の発達などに欠かせない物質でもあります。
H鎖が二価鉄を三価鉄に変えて内部に取り込みやすくし
L鎖が鉄芯の形成に関わっているとしています。

また、ニューロフェロチノパチーでは、そのL鎖に不全を起こし、
フェリチンポリマーが崩壊しやすくなって鉄が組織を傷害すると考えられています。

**************************
一方で、放射性物質は、しばしば、脳のやる気を失わせ、ぶらぶら病等の
神経的所見を見ることがあります。
今の所その原因は分かりませんが、確かにそういった障害は存在するようです。

■フェリチンはラジウムを始めとして、セシウムやウラン、そしてプルトニウムも
取込んでしまいますので、これらが高濃度で体内に存在すれば、
脳内の細胞の中に、ホットスポットができてしまう可能性は否めません。



アスベスト被曝下の中皮腫におけるフェリチン小体が、鉄の沈着を招き
ラジウムホットスポットを形成することは既に岡山大学の中村教授が指摘しています。
ガドリニウム等のほかにも、セシウムやウランも、かなりの凝集が見られるのではないか
と私は可能性を指摘しています。

■そもそもセシウムとカリウムはよく似ているから同じ動き云々かんぬんといいますが、
セシウムとカリウムは置き換えられる物なのでしょうか?

■カリウムはナトリウム、カリウムポンプでも明らかなように、細胞にとって非常に必要な物です
そして神経細胞に多く含まれる物です。
体の面白い所は関門が何重にもなっていて、
いらない物はうまく排出される仕組を作っている事です。

静止状態のイオン組成 [編集]神経細胞を例に取れば、一般にナトリウムイオン(Na+)や塩化物イオン(Cl-)は細胞内に少ない。その代わり、カリウムイオン(K+)濃度は高く、また負電荷を持つ有機低分子(アスパラギン酸など)の濃度が高い。これらはチャネル分子の存在による膜の選択的透過性と、イオンポンプによる能動輸送が関与している。ただし、細胞膜の塩化物イオンに対する選択的透過性はかなり低いため、塩化物イオンは比較的自由に膜内外を行き来することができる。それでも塩化物イオン濃度が細胞外において高いのは、細胞外が細胞内に比べて正電荷を持つため、膜電位による電場によって受動的に引き寄せられるためである(前述「膜電位そのものによるイオンの移動」参照)。

その他、カルシウムイオンCa2+やマグネシウムイオンMg2+も比較的細胞内には少ない。特に、カルシウムイオン濃度が細胞内において少なく維持されていることは、細胞にとって大変重要である。カルシウムイオンは必要に応じて細胞外や、小胞体から細胞内に放出され、カルモジュリンやカルシウム依存性キナーゼ等、種々のカルシウム依存性タンパク質を活動させる引き金であり、たくさんのシグナル伝達カスケードを動かす最初のキューとして非常に大切である。そのため、カルシウムは細胞外への輸送だけでなく、小胞体内へも能動輸送され、細胞内濃度を低く保っている。

■神経細胞はカリウムを溜め込みます。
その中には被曝していればセシウム134,137も紛れてくるはずです。
しかし、科学的物性が似ているからといって、
セシウムのほうがカリウムより良い訳ではないと思われます。
普通に考えると、このようなエラーは恐らく金属蛋白によって除去されている可能性がある
と思っています。

■銅を貯蔵するメタロチオネイン
そして鉄を貯蔵するフェリチン
ゴミ集めとしてセシウムもフェリチンなどに捕獲されている物と思われます。
もっともカリウムの一部を為すカリウム140自体が、
放射性物質で、体内ではベータ崩壊をしていますので
セシウムはプラスアルファでしかありませんが、金属蛋白に捕獲された場合は
長期に渡って神経細胞内に存在し、ベータ崩壊に伴って
神経細胞を破壊しているのではないか、そんな想像をしています。

重金属中毒 では、臓器に及ぼす影響のみならず、
神経細胞への影響がセットで付いてくるケースが多いです。
微弱な場合は金属蛋白が鉄と一緒に捕捉し、
生態に影響ないように取り込んでいると思われます。

■逆に言えば一度取り込まれた重金属はなかなか排出されません。
急速な排出は腎臓や肝臓の破壊を招く可能性があります。

■放射性物質の被曝によって、脳細胞内にもホットスポットが形成されるとすれば
例えがん化しなくても、再生能力に限りのある脳細胞には
影響が出ると推定されます。

■程度はどうあれ、神経細胞も中から焼かれるとすれば、
その影響が普段の2倍や3倍が続けば、確実に悪影響は出るでしょう。
こういった説は現段階えはあくまで機序を基にした俗説にしか過ぎません。

しかし、先日はアメリカの国立研究所で
プルトニウムにも金属蛋白などがかかわるだろうと言う発表が為される予定
との報道がありましたし、

悪さをしないはずのものが、放射性同位体と言う
似た性質にも関わらず放射線を発しうるとすれば、
発癌以外にも神経損傷などを起こしうる可能性が
否めないのではないでしょうか


■今回の事故は残念ながら世界のモルモットに日本人を供したに過ぎません。
サンプルになって体の隅々まで見られるのは私はいやですが、
結果として福島県民はいまや、山下教授の楽しいモルモットたちです。
私の説なども、いずれ、形が違おうと、似たような着目点で
福島のサンプルを元に研究発表がなされるでしょう。

■全体としては、危険を呼びかけてきましたが
実態としては日本では被曝サンプル作りのほうが熱心で、
今の所そのたくらみが成功しています。
長崎大の山下教授はきっと笑いが止まらないのだろうなと想像しています。
「孫をつれてきたら信じてくれますか」?
孫だって売ったって構わない。まさしく悪魔の契約ではないかと私は思っているのですが・・・


プロフィール

「サイトカインによる死者続出とか結構共通点があるんだよね。GIGAZINE人類史上最悪の伝染病「1918年インフルエンザ」に関する10の誤解
https://gigazine.net/news/20200330-10-misconceptions-about-1918-flu/
何シテル?   04/01 12:44
chocovanilla改め「ちょこば」です。(短くしただけ) チョコラ+バニラの二匹が発祥だが彼らは登場しません。ドライブブログかなと思っていたのですが、原...
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