2012年03月18日
■たまに湧く競馬ネタ、阪神大賞典です
4冠馬オルフェーブル敗れる?の衝撃のレース。
だまされたと思ってみてください
ギャンブルとして競馬をやる人の間では大変な騒ぎだと思います。
本命馬がこけた訳で。
止まったのには二つの説があって
1)引っ張られて機嫌を悪くした。
2)レース終わったと思って遊んだ
いずれにしても馬は按上をなめてしまったんだと思う。
池添ジョッキー・・・
■ちなみに恐ろしいことに、直線鞭が入ってません。
このレースは天皇賞春(3200m)の前哨レース。
オルフェーブルは、ディープが負けた欧州最高峰の一つ
凱旋門を目指しているから、我慢をさせようとして、
レース中ずーっと喧嘩してる。
化け物クラスの馬を見れるというのは
すごいことで、一頭だけ次元が違うことが分かります。
■見れば分かるとおり、馬鹿馬なんじゃなくて
この馬は物凄く賢い。
自分の力を知って、自分でレースをしているから。
競馬関係者は、こんなレースしたらと言う話も出てましたが
馬は人の思った通りには走らないんです。
賢くて感情もある存在だから苦労して育てていくんです。
勝ち馬のお母さんがファビラスラフィンでした。父はハーツか。
■とは言え、若馬ではゴールを間違えることは
結構あるようで
伝説クラスの馬はそれをリカバリーします。
例えばマルゼンスキー
■後化け物馬はポテンシャルが違うんですよね、
エルコンドルパサー伝説の新馬
■おまけ、このレースは唖然とした。
ディープの若駒ステークス
■おなじみ?ブロードアピール
こいつらは叩かれて走ってるんじゃないと思う。
明らかに自分で走ってる・・・。
Posted at 2012/03/18 16:50:08 | |
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競馬 | 日記
2011年12月11日
久々違う話もいたしましょう^^;
■マンハッタンカフェ、ブエナビスタ、そして今日勝ったジョイドピープル
共通点は、ドイツSライン
■シュレーダーハーン牧場のSライン
実に戦前から続く、ドイツの至宝、
ドイツは母系で競馬を作ってきました。
■そのうちの幾つかは輸入され
マンハッタンカフェの母もそうですし
ブエナやジョイドの母ビワハイジもそのSラインの末裔です。
■ジョイドの父は、有名なサンデーサイレンス最高傑作、ディープインパクト
ブエナの父は、私が大好きな、それまでのサンデーの最高、スペシャルウィーク
今日見た感じでは、ジョイドは父似で、でも飛ぶ走りではない感じがしました。
意外にもブエナの方が飛ぶ走りです。
活躍はするでしょうが、成長次第でしょう。
同時にディープ産駒は意外と苦労するかもしれませんね。
まあ、スペシャルよりはるかに成功してますけど・・・
■恐るべしはビワハイジ
アドマイヤオーラ
ブエナビスタ
そしてジョイド
父の良さを余すとこなく産駒に伝えます
ダービー参戦、惨敗後、早熟とされ骨折などで苦しみましたが
母としてはいまやエアグルーブを上回る名牝となりました。
■ちょっと心配なのは、これでスペシャルの血統意義が僅かに下がること
SS系は過当競争で、スペシャル産駒はいいところまで走るのですが
化け物級はたまにしか出ず、しかも牝馬・・・(シーザリオ&ブエナ)
後継はちょっと苦しい…
これは母系でつないできた馬の苦しいところで
フィリーサイヤーと言われる一族の苦しい所です。
■スペシャルウィーク自身も、母系はウォッカで再び注目されたシラオキ系
古くは小岩井牧場が明治に輸入した、フローリスカップに遡ります。
その母系に
ピンドスタン、マルゼンスキー、そしてサンデーサイレンスと掛け合わせて出来たのが
スペシャルウィークであり、日本馬産の歴史が、
その体には詰まっていると言っても過言ではありません
そういった意味で、イギリス王室の持ち馬の末裔であるディープは
その血統で好きにはなりきれませんでした。
■なお馬の世界には、エックスファクターと言うものがあります。
半ばオカルトじみていますが、エックス遺伝子の、伴性遺伝部分に
巨大心臓の遺伝子がある、と言うのです。
■父が母系の巨大心臓遺伝子を持ち、すばらしき筋肉を併せ持つそういう父であった場合
母が巨大心臓遺伝子をダブルで有していれば、
高い確率で化け物馬を生み出せる
これを経験学上で実践したのがドイツ競馬です。
その宝はAライン、Sラインとして、今も世界競馬の中心の一つであり
ドイツの宝でもあります。
悪い言い方をすれば、優生学です。
■スペシャルも、ディープインパクトも
2000m(秋の天皇賞)から3200m(春天皇賞)を制した
スピードとそしてスタミナを併せ持つ名馬です。
彼らは共通点が意外に多いところではあります。
そういえば、オルフェーブルの母方祖父、
メジロマックイーンも降着があるとは言え
天皇賞を両方トップで駆け抜けています。
母方のスタミナと言うのは、少なくとも競馬の世界では重要で
でも、スピードもないと血を継いでいけません。
■競馬の売り上げが落ち、
ギャンブルとしての競馬には明らかにかげりが見えていますが
ようやく日本競馬は、ドイツ競馬の様な宝を得つつあるように思います。
馬産の世界は残酷です、生き残りはなかなかに難しく
種牡馬の墓場、と言われる日本では、僅かに3代ほどで
父系が絶えることが多く、
かつては、アメリカの名馬リオファーディナンドを
廃用処分(食肉)したり、改善を重ねつつも問題も多い業界ではあります。
しかし、競馬がなければ、彼らは命をつなぐことはより難しくなります。
地方競馬にあったアラブ種は、
アラブ種の需要の激減とレースの消滅により
既にもう絶えようとしています。
■私はギャンブルとしての競馬はやりませんが
ただ、血のドラマには強くひきつけられます。
たかが馬ではあるのでしょうが、彼らの表情やドラマのくれる
元気はありがたいものですし、
そんな名馬たちの血が継がれていくことを願いたいものです。
Posted at 2011/12/11 16:47:27 | |
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競馬 | 日記
2011年10月24日
さてさて、脱線特集が続きます。
分からない人には何言ってるかなぞと思われる・・・^^;
オグリをきっかけに競馬の政界にはまった子供(笑)
なんと血統にはまります。
しかし、思い入れが強すぎて、
馬券を投げたり、好きでもない馬にかけるのを理解できず、
JRAにお金を貢ぐ道は絶たれました(苦笑)
「馬を賭け事にするなんて」
「でもその賭ける人がいなければ競走馬は生きていけない」
この矛盾する性格はこの頃作られたのかもしれません。
マックに関して語ることは、ほかの人に任せましょう^^
今日語るのは、今年亡くなった皇帝シンボリルドルフの
唯一無二の正当後継者、トウカイテイオー
パーソロンの血を引く、(マックイーンも父系はパーソロンなんですよね)
栗毛の天才、そしてガラスの足。
思い出深いのは、
最後の有馬ではなく、復活のジャパンカップ。
(その前の天皇賞で、テイオーは大敗しました)
いまや逮捕だらけの田原を背に、
嬉しそうに、馬場入場で跳ねて見せた、あの表情
【訂正】失礼この時は岡部でした、
一頭だけ楽しそうに4本で跳ねていた風景は
忘れられません。【訂正終】
真に強い馬は走らされているのではありません。
意味を理解し、自ら走るのです。
ああいう時の澄んだ目と覚悟は、それはそれは美しいものなのです。
ホームとは言え、世界の競合をねじ伏せた
あの走りは、それまで好きではなかった
テイオーのイメージをがらりと決めました。
バーソロンの祖ヘロドと
マルセルブサックそしてトウルビヨンについては気の向いた時に・・・
オルフェーブルのニュース映像からは、
久しぶりにそういった「かつての」名馬のオーラと
賢そうな澄んだ目、そしてマックイーンのような首と肩の使い方を感じました。
いまどきギャンブルなんざ、はやりませんが、名馬の血のドラマの為に
競馬に心血をかける親父が増えて欲しいものだと思います。
その陰ではもちろん、幾多の悲劇がある事を理解しつつ・・・ね。
Posted at 2011/10/24 10:43:19 | |
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競馬 | 日記
2011年10月24日
ステイの息子、オルフェーブル
何気にドリームジャーニーの全弟です。
とはいっても、私はステイの宿敵
スペシャルウィークのファン
しかしステイの引退レースには感動したんですけどね。
オルフェーブルの3冠達成おめでとうございます。
彼の母の父は、メジロマックイーン。
そういえばメジロ牧場閉じてしまったんですよね。
古きよき時代は遠い昔。
馬券は握れずとも、血のロマンに熱を上げていた時代がありました。
と、いいますか、メジロマックイーンやオグリを見て育った少年時代だったのです。
親は競馬もしないのに良く許してくれたものです(笑)
馬券なんかなくても、血のロマンには感動しました。
というか、馬券はほとんど買った事がない・・・JRA申し訳ない。。。
ニュースで流れていましたが今日のレース映像見ましたか??
彼の走りは、メジロマックイーンのような走りでした。
父としての4代G1 制覇は果たせませんでしたが
ドリームジャーニー、オルフェーブルを経て、マックイーンの血が残ることを
静かに喜びたいと思います。
ステイは、サッカーボーイの血も引いていますから
なかなか貴重な血なんですよね・・・
【追記】訂正;サッカーボーイの全妹の子孫ですね【追記終】
でもでも、スペシャルの子がもっと活躍して欲しい><
ブエナは燃え尽きちゃったしね・・・、リーチはアホじゃなければ・・・
まさかステイの子にこんな苦しめられるとはね・・・。
後はテイオーの子に奇跡を><、後継馬希望。
Posted at 2011/10/24 01:48:10 | |
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競馬 | 日記