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ちょこば(旧chocovanilla)のブログ一覧

2012年04月22日 イイね!

平和的核戦争(苦笑)と言う怪しい事態+白旗論にだまされるな

この記事は、「原発が、安全保障に寄与する^^/」とか、国家破壊(自爆)力を引き下げてから言いやがれ!!どてっ腹むき出し野郎ども!!について書いています。

■さすがに猛走峠さん、鋭いところをしっかりついてらっしゃいますね。
ちなみに、武田教授とか自分が非核論を話しているのは、
少なくとも自分は
「日本のどこかに核がある」
と思っているからです^^;あるかないかは重要ではなくて
民主党がここの問題を物凄くつつこうとしたのは、
持ち込めなくなれば日本は丸裸なので、
そうやって日本の弱体化を図ったんでしょう。

要するにアメリカではなく
日本が核を持つ能力があるというのは、
対中韓への抑止力ではなく、
対アメリカ安保破棄させない抑止力

ではないかと思ってます。
どう考えても日本が核持てば
世界の歯止めはゼロに近づきますからね・・・

日米安保には日本防衛義務がかかれてます^^;
裏返った出目金のような国家ですが、
とりあえず逆さですがめもギョロついてますし
アメリカと言う後ろ盾がある

それが日本の現状でしょうか。
今後どうなるか、ミャンマー3000億円債権放棄の辺りに
(しねのだ)
鍵があるように思います。
ミャンマーの先にはバングラディシュ、インド
アメリカの南アジア戦略が垣間見えます。

■ところで、
平和的原子力戦争と考えると・・・
太平洋戦争に例えると、今は昭和18年くらいでしょうか。
原子力戦争は、スパンが長いので難しいんですけどね。

何を言いたいかというと、とっくに原子力戦争は始まっていて、
見えないところで劣勢だったんですけど
いきなり福島の原発が色々あってもれたと言うことです。
東京空襲がいきなりあったような事件ありましたよね。

福島の場合、人相手じゃないから
白旗を揚げても無駄なのですが、
白旗を上げさえすれば
後東京裁判でもすれば
全て解決するととくのが
原発反対原理派のロジックです、


■そして戦略はクーデターのようですが・・・

自分:終戦のために戦線を縮小させるのか
原発反対原理派:玉音放送を狙って、
アラブの春的クーデターをたくらむのか
きっと成功すればエジプトやリビアのように
「バラ色世界」が広がっていますよ


■放射性物質は裏はかきませんから
おとなしく戦線縮小しつつ
新兵器と援軍でも頼むしかないのですが・・・
少なくとも科学者の弾圧は
避けなくてはいけません。
彼らは科学技術を否定することが
第一義だと思いますので
今後そこにスポットを当てます。


■朝鮮人CHQでも取り入れる気なんでしょうか。
白旗あげたい人は上げりゃいいし、
娘をお近づきに民族浄化に出してあげるのは家族の問題です。
でも、巻き込まないでくださいよ。

日本はもう汚染されて住めないまで言い切るなら
とりあえず亡命でも避難でもすればいいと思っています。
そして猫ひろしのように二度と日本人に戻るな

■上記の事はそれくらい思ってます、本当にね。
何もしなかったくせに、
下手すると「エコでロハス」≒「満州はいいところだ」みたいな事をしていたくせに
何でそこまで、研究者や科学者を否定できるのか?


無産民が、無考慮民が、
今の学者や科学者に過去(前任者)の罪も過ちもかぶせて
つるし上げをしようとする社会、
まさしく造反有理、毛沢東さんの文革と
同じことをしようとしている様に見えます。


中国での実績を見れば分かるとおり
不毛で無駄で有害で、残虐で、結局は何も生みません。

■開高健の名作
パニックを思い出しました。
解説ページを乗せておきます。
834. 2007.4.14 『パニック』  開高健  新潮日本文学全集

随分前の小説ですけど
日本の今が凝縮されてますよね・・・
まんま一緒(泣きたい)
ただ、ねずみが放射脳、いや放射能ねずみだけど・・・
Posted at 2012/04/22 14:16:48 | コメント(2) | トラックバック(1) | 本当の敵 | 日記
2011年12月09日 イイね!

【ちょっと沈思】食物汚染とこれからを考える【塩化セシウム対策】

この記事は、ま、稲博士に言わせたら「すべて、無駄な考えです。健康になる大切な機会を阻害しているのです」な話でしょうけどwについて書いています。

2011年12月09日
【そうかそうか、えっ】敵は最大3倍います【セシウム族たち】

・予定は一週間ずらしました。このままじゃ居眠りで死ねそうだし。
頻度が・・・もう忘れた!!(何このいつものパターン><)


色々の方のヒントや情報を基に、敵と対策が見えてきました。
教えてくれてありがとうございます^^


・敵はセシウムを中心とする、
アルカリ土類金属による電解質異常。
・つまりセシウム+崩壊したバリウムも含む

・放射能はおまけ(例外:甲状腺がん、晩発ガン)


*********************
■起こるのは電解質異常なので、双方共通する訳です。
だから、個々の物質や、放射線にとらわれるから
訳が分からなかったというのが、どうやら「事実」と見ていいでしょう^^

•セシウム毒性実験 ( 2 )
で取り上げた通り、英訳までされたかも知れない論文

「塩化セシウムのラットを用いる90日間反復経口投与毒性試験
Ninety-day Repeat Dose Oral Toxicity Test of Cesium chloride in Rats」が

総合評価研究室
所在
〒158-8501 東京都世田谷区上用賀1-18-1
国立医薬品食品衛生研究所内 28号館 3階

にあるんですから、妄想でもなんでもなくて、
猛走峠さんの推測どおり、
日本政府は分かっていてしらばっくれているというのが
正解かと思います。

*********************
■問題はその量の評価です。
放出割合もありますが、今後概ね、

・セシウム137の倍量をセシウム族の数字として扱います。



理由:
内訳:セシウム137(6.09)
セシウム133&134(6.77)
ヨウ素135(6.33*0.6≒3.8)(キセノン135を経る)

■セシウム137の2.5倍のお仲間がいますと・・・
バリウム中毒も、セシウムのお仲間的働きをするので
まあどんだけ少なく見積もっても倍は仲間がいるわけです・・・
マジかよおい・・・

■余計な計算をしなくてもセシウムはあなたの身の回り二倍いる・・・
これでよさそうです。
いないわけがないんですよね。大体
そして半分はずっといなくなりません・・・流れていくのを待つだけです。
流れていくと海から戻ってきます。
セシウム133だし・・・安定同位体です。


他の一部もセシウム135だし。
*************
■もう一つのポイントは
移行率、と田畑濃縮率です。
2011年11月30日
【国の嘘】汚染米の本当と嘘=双方に不都合な真実【反対派の嘘】

で、触れていますが、田畑の汚染は確実に濃縮されます。
1960年代がそうだったんですから・・・

■あとは移行率です。
これは一番悪い例をかけていくしかないでしょう。
ちなみにベクレルの2倍、セシウム族がいますので
50も出れば、「毒物」とみなした方がいいかもしれません。

もちろんお水もあるんだけど。
実際には品種改良も必要でしょう。


■そして人体濃縮
2011年12月01日
ICRP勧告ドラフトから見るセシウムの許容量と頻度




変数は
実汚染*田畑濃縮率*移行率*摂取頻度*摂取量

実汚染・・・手遅れ、除染否定
田畑濃縮率・・・手遅れ。除染否定
移行率・・・未対策

日本馬鹿すぎ・・・


***********************
■日本国民は除染に否定的ですから
恐らく、ここ十年の食事情は大変な事になります。
除染を否定した人が食え、と言いたくなりますけど、
セシウム137とほぼ同量の
セシウム族と永遠にお付き合いするだけの事^^

木を洗っても意味がなくて土です土。
児玉教授が、カドミウム汚染を持ち出したのには
「それなりの知識があったから」と言うべきでしょう。



産地のこまめなチェック、特に地域外の人間は地物を買う
そういった配慮が必要になります。

福島の農家は、段々と細って滅びていくでしょう。
それも民意です。中途半端に応援して
賠償の機会を奪ったのは国民です。
片棒を担いだのがイオンです。
東北自体の地盤沈下も続くでしょう。


***********************
■逆に西日本の農家はチャンスです。
TPPに前もって、いかに中間搾取を除いた流通を
形成できるかが生き残りの鍵になるでしょう。

******************
■と、言葉で書くのは簡単ですが
数字にするのは難しい作業になります。

近似と誤差をどこまで含めるのか
が課題となります。
*********************
■要は国民も政治家も、私も、知恵が足りないのだと思います

ガレキ利権なら利権を作って
「年収500万とかでお得」に「片道出向」させてしまえば
いいだけです。

そう言う楽しい習慣をつけていけば、いいだけのことで
「出向」を天下りだと言って禁止するからおかしな事になるのです。

東大出の優秀な方々が
そのお値段で雇えるならなかなかだと思いますよ
使えるかどうかは別として。

********************
■話はそれましたが、
除染は正しいです。
方向と優先順位と方法が
間違っているだけで
ある意味絶望的ですが・・・

利権でいいじゃないですか、
フレコンバック詰込み、
ドブさらい、年収500万で、年収700万でもいいです。
官僚と、東電職員を、天下らせてあげればいいのです。
任期は終わるまで。
永久就職で頑張っていただきましょう。

自分は遠慮しておきたいですが・・・
(だから官僚と東電職員と生活保護系
あと地方公務員の有志でいいと思う)


Posted at 2011/12/09 10:27:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 本当の敵 | 日記
2011年11月12日 イイね!

TPPと原発は、大阪の陣とお城のようなもの

TPP参加決定、
これは原発容認論の根元をへし折りました、
製造業があるから電気の安定供給が欠かせないんであって、

もう製造業は国外移転し、サプライヤーも移転しますから
貿易立国日本は終わりです。
無理して電気を作る必要もない。
原発は今ここに役割を終えてしまいました。

大阪冬の陣は終わりました。貿易障壁
堀全埋め立てが決まります。
もう城を守る立派な石垣や、きらびやかな屋根は
ただのお飾りになったのです

経済戦争に勝てない城である以上、
原爆もテロの道具にしかなりません。
原爆は作るか永遠に作らないかの二択にめでたくなったのです。
だから原発にはもう意味はありません。
電気を作らない原発は
ただの放射性ゴミです。

夏の陣では沢山の市民が奴隷として売られたと言われています。^^
日本にいくら金塊があったって、戦いに勝てない以上奪われるか
燃やすかしかないんです。

真田幸村のように死に花を咲かすか
織田有楽のように、裏切って見せるか

戦略はシンプルです。
ただ、私たちは、豊臣家を抱えている訳ではないので
ある意味自由です。
日本が亡国したとて、日本人が生き残れば、それは日本です。

今目の前でパラダイムが変わろうとしています。
船が沈む以上、考えは変える必要があるのです。
Posted at 2011/11/12 11:09:28 | コメント(5) | トラックバック(0) | 本当の敵 | 日記
2011年11月11日 イイね!

キッシンジャーが来るって・・・

キッシンジャー元国務長官が来たそうだ
そしてドジョウはTPP参加を伝えたそうだ。
ニクソン政権、ユダヤの大物キッシンジャー。

ロックフェラーの番頭が本当かどうか走りませんが・・・
親中派のトップでもあります。
沖縄返還の当事者でもあります。


最終通告と何かの脅しに来たとしか思えない特使なんですが・・・
TPPの裏の顔をさらしてまで来た・・・
残念ながら米中の枠組みの中で、日本は埋没せざるを得ないようです。

そしてアメリカは中国をパートナーとして選んだという事が明らかになりました。
「貧国の覚悟」が必要かもしれません。

勝ち目なんてなかったということです。
悔しいなあ。


おまけ
キッシンジャー元国務長官が中国について語ることの難しさ
2011年 5月 24日 17:27 JST
..

【ニューヨーク】「質問に対する答えが分からないのではない」--。ニューヨーク、パーク・アベニューの角地にある、歴代米大統領や外国首脳のサイン入りの写真が飾られた広いオフィスで、キッシンジャー元米国務長官は考え込むように話した。「今このインタビューでその件について話すべきかどうか判断しかねるのだ。わたしはインタビューを打ち切り、これ以上話すことを拒んだとあなたが書いたとしても構わない」
米国務長官を務めたキッシンジャー氏にこうした逃げの姿勢を取らせるとは、どんな痛烈な質問だろうか。1970年のカンボジア侵攻から、チリのサルバドール・アジェンデ政権を崩壊に追い込んだ1973年のクーデター、米ニクソン、フォード両政権内で繰り広げられた縄張り争いまで、キッシンジャー氏が答えにくい質問は事欠かない。だがインタビュー開始から数分後の筆者の質問は「過去における中国の脆弱性の原因は何だったか。また、現在では?」という、穏やかな質問だった。

 これを話題にしたのは偶然ではなかった。インタビュー時に、キッシンジャー氏の16冊目の著書「On China(仮題:中国について)」の発売が間近に迫っていたのだ。キッシンジャー氏は質問の3分の2を中国関連に割くとの条件でインタビューに応じた。新著に関する取材に応じるのは筆者が初めてだったという。筆者は、未来に向けた、著書の内容を超えた質問をするという条件でこれに同意した。(筆者の「On China」についての書評はインタビュー翌日の5月12日に本紙に掲載された)

 88歳の誕生日を今月末に控え、相変わらず活発で知的にも鋭いキッシンジャー氏は、筆者がオフィスを訪れた時には上機嫌だった。だが最初の質問がキッシンジャー氏と同様にノーベル平和賞を受賞した中国の民主活動家、劉暁波氏に対する中国政府の対応についてだと分かると、同氏は表情を曇らせた。

 キッシンジャー氏は「彼の著作を読んでいない」と前置きした上で、「私の印象では、中国政府は『ジャスミン革命』(政権転覆につながったチュニジアの民衆デモ)の影響に極端に敏感になっており、もしデモが広がれば米国政府が支持に回るのは分かっている(と思っている)ため、ジャスミン革命がそれを誘発するようなことはすべて阻止しようとしているのだろう。中国政府の厳しい監視をこう解釈している」と述べた。

 続けて、中国政府の劉暁波氏に対する対応を非難するかと尋ねた。キッシンジャー氏は「これについての私のポリシーは、(中国の指導者)と対話せよということだが、私の個人的な見解は、中国政府を公然と非難をしてはならないということだ」と語った。

 「中国政府に人権問題をうまく提起する方法、また間違ったやり方とは」という先の質問より一般的な質問もした。キッシンジャー氏はこの話題を繰り返し自著で扱っており、米国がこの問題で沈黙を保つのは難しいとする一方で、「特に中国のような歴史的体験についての考えを持つ国では、対立により人権主義を押し付けようとしても自滅的な結果を招く可能性が高いのは過去の経験から明らかだ」と述べている。

 米オバマ政権については「本質的に正しいことをしている。すなわち、一般的な見解を明確に示した上で、非公式の話し合い向けには別の概念を維持している」と評価。「米国の政治家は圧力や経済制裁で求められる態度以上にはっきりとした態度を人権問題でも示せるはずだ」とも話した。

 このポイントをもう少し詳しく説明できないか求めたところ、同氏は「このことについてさらに話したいとは思わない。いくつかの件で干渉したことがあるし、私が民主主義制度の方がよいと考えていることに疑いを挟む余地はない。だが人権問題に対する影響力を維持するため、公の場での非難に加わったことはない」と語った。

***

 「影響力の維持」が、キッシンジャー氏が1977年に政権中枢を去って以降の経歴を大きく特徴付けているのはもちろんのことだ。同氏は様々な方法でこれを実践してきた。数え切れないほどの雑誌記事や新聞コラムに加え、ベストセラーとなった回想録や外交論文を執筆した。米政府高官の相談役や、非公式で非常にセンシティブな政権内や海外政府高官との「特使」を務めた。さらに多くの企業を非公開で顧客に抱える国際コンサルティング会社、キッシンジャー・アソシエーツの創設者でもある。

 同氏の多様な役割は、問題視されたこともあった。同氏は2002年、キッシンジャー・アソシエーツの顧客名を公表するよう求められ、「9・11委員会」の委員長職を辞任した。一方、1989年には中国の反体制物理学者、方励之氏が北京の米国大使館に逃げ込んだ件で米中政府間の仲裁役を務め、同氏の米国への亡命を成功させた。方氏は、現在では米アリゾナ大学で物理学を教えている。

 それでもなお、キッシンジャー氏の多様な個人的役割が同氏の公式見解に影響や制限を与えるのか、また与えるとしたらどの程度なのかはわからない。人権問題への質問で同氏の忍耐が限界に達しているのを感じ、筆者は「アラブの春」と呼ばれる中東諸国の民主化運動や、これが中国に波及する可能性に話題を変えた。

 同氏は「『アラブの春』は必ずしも民主化運動ではなく、大衆化運動だと思う。中国が政治分野で直面している課題は自国の経済変化が政治の発展に及ぼす影響だ」との見方を示した。

 その後同氏は長い間黙り込み、「正直に言って、このインタビューでこれ以上話すことが有益かどうか分からない。中国の人権問題について意見を述べたいなら、インタビューの様な形式で話すべきではない」と語った。

 では、ちょうど話題に上った、中国の経済成長が政治の発展に及ぼす影響について話そうと考えた。米カーネギー国際平和基金研究員のミンシン・ペイ氏が著書「China’s Trapped Transition(仮題:中国の変遷に潜む罠)」で示した、一党独裁体制の中国では真の経済改革は決して果たせないとの議論について意見を求めた。キッシンジャー氏はこの著者も本も知らなかったため、筆者が論旨を要約した。

 キッシンジャー氏は一般論として、「次の段階では、(中国政府は)政治的現実と、改革の影響下でこの20年間に起きてきたこととを合致させなくてはならないだろう」と主張。筆者はさらに、米グーグルの件を例に挙げ、中国政府が経済改革を後退させつつあるように見える点についてどう思うか尋ねた。同氏は「政治改革の問題は次の指導者グループ次第となるところが大きい」と述べた。

 筆者はキッシンジャー氏の幅広い人脈を知るチャンスが訪れたと感じた。胡錦濤・中国国家主席の後継者となることが確実な習近平・国家副主席に会ったことがあるか尋ねると、キッシンジャー氏は「ある」と答えた。

 「彼についてどんな印象を得たか」

 「中国の指導者の場合、以前に会ったことがあるといって、その際の印象で判断することはできない。序列が上がれば、他者との違いや、対案すら、示すことは無意味になる」とキッシンジャー氏は断じたが、習氏は胡主席よりも「自己主張が強く」、文化大革命で被害者となった一族の出身であるため、「伝統的な中国政府の見方とは違う見方を提供するだろう」と示唆した。

 この新たな観点は今まで以上に国家主義的なのかという問いに、キッシンジャー氏は「国家主義は重要な役割を果たすだろう」と述べた。

 この答えを受け、最近相次いでいる南シナ海での中国の強硬姿勢に米国と同盟国はどう対処すべきかを尋ねた。キッシンジャー氏は再び、永遠かと思うほど長い間沈黙し、「これについて考えたことがないという訳ではない」と答えた。筆者はこれがキッシンジャー氏の著書の最終章のテーマだったことに気づいた。

 キッシンジャー氏は長い沈黙の後、「これはまさに私が最終章で述べていることだ」と話し、晴れやかと言ってもいい表情をみせた。「米国はアジアの一部であり続けなくてはならず、そのために多くの国との関係を維持しなくてはならない。だがこれは軍事的な封じ込め政策に基づいてではなく、中国にとって協調的な選択肢となる枠組みの中で実現されなくてはならない。果たして、これができるのかどうかが我々の課題だ」と強調した。

 こうくれば、台湾問題を提起することは避けられない。少なくとも筆者はそう考えた。米国が台湾に武器を売却した件について、キッシンジャー氏はそれ自体には反対しないものの、「長期的には対立につながる」との見解を示した。では、長期的に台湾の運命はどうなるのかとの問いに、同氏は「台湾の事実上の自治権が保たれた状態での」中国本土との交渉を提唱。香港をモデルとするのかとの質問には、「香港のパターンを超えるのは確実だ」と答えた。

 これ以上のことは引き出せなかった。

 「この問題について掘り下げる努力はした、とあなたは書けばよい」と言った上で、こう続けた。「お断りだ。書く必要のあるテーマについては既に著書で触れている。もうやめてくれないか。これは私がインタビューで話せるような小さな問題ではない。私は中国と対立するような戦略について、公式なかたちで論じるつもりはない」

***

 キッシンジャー氏は90分間の予定のインタビューで30分が過ぎた頃、こう語った。その後主に中東に話題を移し、雑談のような会話がさらに30分間続いた。キッシンジャー氏は思うままに明快にも、散漫にも、痛烈にもなれることを完璧に示した。だが中国に関しては、注目に値する発言をさらに二つ行った。

 一つ目は「私は米中間の政治的関係におけるオプションを保持しようとしている」という個人的な発言。

 二つ目はむしろ予言的な発言だった。「お互いのつま先を踏みつけ合い、相互の誤解が続き、最終的には対決が回避できない状況に陥るのを避けるため、中国政府と十分な協力パターンを実現することはできるのか。われわれが小さな戦争の終結方法も知らないという事実を考えると、両国が衝突の解決方法を知っているというのは期待薄だ。将来に期待するかと聞かれても、答えはノーだ」

 二つの発言はおそらく、キッシンジャー氏の米中関係に対する基本的な見解を示唆している。両国関係はすでに非常に脆弱なため、キッシンジャー氏が新聞のインタビュー程度でも率直な意見を述べてしまえば、レールから外れる恐れがあるのだ。あるいは、単に自らの「影響力を維持する」ことに期待を抱いているのかもしれない。

 少なくとも一つだけ明確にできたことがある。インタビューの翌日、キッシンジャー氏から追加して欲しいコメントが寄せられた。「劉暁波氏の投獄を遺憾に思う。同氏が釈放されることを強く求める」

Posted at 2011/11/11 22:55:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 本当の敵 | 日記
2011年11月11日 イイね!

【違いを分かりやすく】TPP(政治交渉)と原発の違い【過激論は前フリ】

■突然の過激失礼しました(笑)
デモね、交渉に際してはあれくらい過激な事を言ってもいいし
あれくらい過激な事で牽制してもいい。

■そこに原発に関する探究との違いがあります。
(それを言いたいが為にものすごく過激に書きました)。

■原発における健康被害は
1)放射線及び内部被曝による
医学的、生態的機序に基づいて
確率的に被害が出ます

つまり妄想しようがしまいが、
降ったという事実の冷徹な解析によってのみ
未来の近似予想が可能です。


■一方の政治交渉
2)政治交渉は、妥協により双方の着地点であり
1対9なんていう馬鹿な交渉参加はするべきではないし
(TPPに参加するならもっと前かもっと後ですればいい)
所詮、主張は全部通らない
「日本の国益だけを考える」位の気概がないと
「日本の雇用だけを考える」位の気概がないと
平等な条約は結べません。


アメリカはそれを地道にやっているだけ。
(あわよくば有利な条約締結をしたい)
で、米韓FTAは吊り上げて成功したので、
ようやくサムソンを叩き潰そうというところです。

で、最初っから不平等を目指す日本。
最後のチャンスは不平等でもいいですぅ。
オバマさんの顔があるんですぅ。
中国や韓国にも配慮が必要ですぅ。
日本人は増税でがんばりますぅ。


こんなので交渉がうまくいくはずがなくて
本当に日本人の雇用がなくなって
為替の安い中韓の人に日本の雇用、そのものを奪われますよ。
別にマレーシアでもインドネシアでも同じ。
企業経営者なら安くて優秀なら国籍にこだわるわけがない。


そこまで考えれば、TPPに今こんな状態で
ホイホイ原発も終わっていないのに首を突っ込むのは
馬鹿そのもので、
そう言うことを考えれば、
今はいくらでも過激な条件を突きつけて

最低限覚悟を政治家の口でテレビの画面で言わせることです
あなたは誰のためにTPPをするのか?
あなたはTPPで不平等条項を
飲まされたら責任取れるのか?
そこを誰も突っ込まない

誰のためでもない日本と日本人の為に
ゴネれるかどうか
かっこつけていれば、外国人に雇用奪われますよ。

原発をやめようが進めようが
福一の処分を含めて、税金が必要です。
そもそも原発がなくても増税が必要で
官僚リストラは進みそうにない

その税金は私達が職にありつかねば
どうなるとお思いですか?
庶民が買い物をする事による
お金の循環はどうなりますか?

個人の困窮による
信用不安の連鎖が始まれば
どうなると思いますか?

来週にはもうTPP推進キャンペーンが
社会で張られているかもしれません。

原発については今後もメインを張りますが、
「経済」が無ければ、いくら放射能の無い楽しい世界を
夢想したとしても、餓死者とスラムのある町よりも
素晴らしく見える事は私には無いでしょう・・・


Posted at 2011/11/11 09:05:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 本当の敵 | 日記

プロフィール

「サイトカインによる死者続出とか結構共通点があるんだよね。GIGAZINE人類史上最悪の伝染病「1918年インフルエンザ」に関する10の誤解
https://gigazine.net/news/20200330-10-misconceptions-about-1918-flu/
何シテル?   04/01 12:44
chocovanilla改め「ちょこば」です。(短くしただけ) チョコラ+バニラの二匹が発祥だが彼らは登場しません。ドライブブログかなと思っていたのですが、原...
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