■魔法の薬、ステロイド
お医者さんが困った時にも力を発揮してきたし、
訳のわからない炎症はそれでほぼ治るから
(炎症=免疫反応と捉えると分かりやすい)
喘息などのコントロールの使われてきた。
まずは
参考の文章
■しかしステロイドの副作用の多さは、
時には人の命をも奪ってしまう。
その恐ろしさを・・・という前に、
吉田所長の病気は多分これ
「甲状腺機能障害」=橋本病
ほら、似てる。
ヨウ素による仕業かもしれないし
むしろセシウムによる仕業かもしれない。
でもそれはセシウムの放射線じゃないと思う。
何かといえば内分泌異常を疑っている。
体重減少、四肢の麻痺、心房細動、
そんな感じで、今がチャンスって
引き摺り下ろしたという所が本当じゃないのかと思います。
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■実はステロイドの副作用はこんな感じ

クッシング症候群が一番分かりやすいと思う。
おなかが出て肉割れし
顔はまん丸、骨粗しょう症、高血圧、と色々と苦労が多い。
参考:代表的なお薬、
プレドニンの説明
■その鉱質ステロイドの中に
アルドステロンという強力な物があって
ナトリウムを回収し、カリウムを排出する強力な効果を有します。
そして高血圧を起こします。
マラソンで起きる電解質異常は、カリウムもあるんでしょうが
ナトリウム回収と引き換えにカリウムを出して
結果的に低カリウム血症を起こすのだと思います。
■セシウムの蓄積で、
カリウム過多とみなされて、カリウムの値が下がっていれば、
低カリウム血症を起こして、一見熱中症ですが、
輸液が遅れれば
致命傷でしょうね。ナトリウムあげても助からないし。
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■ちなみに高血圧の一部にはこのステロイドが大きく関わっているそうで
もしこのステロイドが大量産生されていれば、
体は確実に悪い影響を及ぼすと思われます
■もちろん心臓と肝臓にも悪くて、続けばレニン症候群とも呼ばれます
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参考:
内分泌の仕組みと働き
■実はステロイドにはストレス性の部分もあって
お仲間のコルチゾルはストレスでも産生されます。
そもそもクッシング症候群は、コルチゾルですので。
ストレス性の高血圧の一部にはステロイドが作用している
といわれていますし、おまけで低カリウムがついてきます。
■そう言う意味ではストレスは、セシウム摂取環境下では
確かに致命傷で、「ストレスが原因(引き金)だ」というのは
詭弁ですが強弁できるという事が言えるでしょう。
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■この様にステロイドは便利ですが、副作用も大きい物です。
微量で、ゆっくりと全身をコントロールする物質ですから、
小回りは利きにくいともいえるでしょう
■そのホルモン調整の仕組み、
フィードバックはかなりの方がご存知ではないでしょうか
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■やはり目に付くのがアルドステロン
2010. 10. 18
血中アルドステロン高値はインスリン抵抗性進展のリスクとなる
インスリン抵抗性を進展=糖尿病の因子といわれています。
(インシュリンに対してはコルチゾルのほうが影響が強いですが)
また、効き目が、化け物のように強く、カリウムを出し、
ナトリウムを取り入れる、強力なホルモン作用を有しています
ステロイドホルモン

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■それとステロイドはアポトーシスにも大きく関わっています。
鮭が産卵後、ほぼ全てが死に行きますが
アポトーシスの話

そのコントロールはステロイドが握っているんだそうです。
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■この様に、ステロイドは、カリウムのホメオスタシスの機序を握っている物の一つです。
しかし、ホルモン活用の代償は大きく
低カリウムを招く物質です。
■参考として
偽アルドステロン症を紹介しておきます。
肝臓などの漢方薬による副作用が代表ですが
病態や前兆
は参考になるものと思います。
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■最後に
透析スタディについて触れます
透析についてのカリウムの状態がわかりやすく
心疾患があればリスクが上がる事等が書かれている
■ちなみに
低塩食も、かえってインシュリンの抵抗性を高めるらしい

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■マニアックで長くなってしまったが
結論としては、
カリウムの恒常性は、
カリウムの排泄を通じて
副腎皮質ホルモン=(ステロイド)の
影響を強く受ける。
■その信号機序に、
恐らく体内進入したセシウムが関わっており
2011年12月12日
【状況証拠による仮説】セシウムの電解質異常とステロイド【機序未確定】
セシウムは、細胞外に蓄積する事によって
内分泌かく乱物質としての役目を為す
と考えられる。
>■セシウム自体は神経や信号に対する毒性を有するが
細胞外セシウムの存在を、カリウムと誤認した体は、
カリウムの排出に努め
結果として低カリウム血症及び、筋肉融解症を併発し
体調及び生命に影響を与える。と思われる
(塩化セシウムの害の機序に相当する)
■その機序は電解質異常であり
熱中症と呼ばれる物と同じ役割を為すため
熱中症としてごまかされる事が多い。
また内分泌かく乱による、ホルモン障害であるため
その症状は様々だと思われる。
■ちなみに対応策は
・セシウムを溜め込まない、
・無セシウムの日を多く作る。(セシウムは細胞外の1%程度しか日に排出されない)
・激しい運動、持久運動は、控える
(電解質異常で死亡し、熱中症や心臓麻痺で片付けられる可能性がある)
■
ステロイド関連症状の場合
内分泌かく乱によるホルモン産生異常、なので
初期症状も、全員が全員じゃなく、バラエティ豊かだと思います。
「放射能だ」なんてふざけた事を言っていると
多分そのうちの何人かは死ぬと思います
しかもステロイド症状ですと、ストレスです、
で片付けられるかもしれません
福島が安心できるか、といえば、
「割に合わないなあ」とは思います。
関東であれば、食べ物しだいだと思います。
心配しても吸う物はもう吸い込んだし、
マスクをするくらいしか方法はありません。
不幸な犠牲者の割合は1万人に一人なのか、
5万人に一人なのか、
そのあたりは調査してみないと分からないでしょう。
■ちなみに予想されるデータ関係は、
山下教授が収集しますので、
このあたりの説も当っていれば
山下教授の功績になるんだろうな・・・
Posted at 2011/12/12 21:04:18 | |
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