■前エントリー…シュールすぎました><
読み返しましたが、笑えない・・・ですね。ちっとも。
胸くそ悪くなります・・・
廃炉、燃料処理=退店料金どうしましょう。
最低な宴会です。
幹事で1次会で、皆さんをお送りした次の日
二次会組から、○○万円の領収書を渡された悪夢を思い出しました。
行ってないっちゅうねん。
ツケまで入れられたと思いますが、まあもめました。
■そういう習慣の名残が、
今回のような事を生んだのかもしれませんね。
どうでもいいですが自分のお金で飲みましょう。
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2012年01月17日
【好中球自己抗体】突然死の鍵を握るもう一つの機序【MPO-ANCA】 の続きです。
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1. アレルギー性肉芽腫性血管炎とは
1. アレルギー性肉芽腫性血管炎とは
気管支喘息やアレルギー性鼻炎を有する人に、白血球の一種である好酸球の著明な増加を伴って、細い血管に血管障害(血管炎)を生じる病気です。早期に治療を行うと血管炎は治癒しますが、末梢神経障害が残る場合や、時々再発を来すことがある病気ですので、注意が必要です。
2. この病気の患者さんはどのくらいいるのですか
我国における年間新規患者数は、約100例と推定されています。医療機関を受診し治療を受けている患者数は、年間約1,800例と推定されています。
3. この病気はどのような人に多いのですか
30~60歳に好発し、男:女 = 4:6でやや女性に多い病気です。気管支喘息やアレルギー性鼻炎を有する人に発症します。気管支喘息は治療に抵抗性のことが多く、かつ血液中に好酸球増多を認めます。これらの症状が数年間持続した後に、血管炎が発症します。
4. この病気の原因はわかっているのですか
原因は不明ですが、なんらかのアレルギー反応によって生じると考えられています。また、ある種の薬剤により病気が誘発されることもあるとされていますが、因果関係の証明はされていません。
白血球の一種である好中球に対する抗体(抗好中球細胞質抗体:MPO-ANCA)が約50%の症例に検出されることから、この抗体が病因に関与していると考えられています。
5. この病気は遺伝するのですか
家族内発症をほとんど認めませんので、遺伝的要素は少ないと考えられます。
6. この病気ではどのような症状がおきますか
気管支喘息発作、手足のしびれ(末梢性神経炎)、出血斑(紫斑)、関節痛・筋肉痛、腹痛・消化管出血(胃・腸の潰瘍)、体重減少、発熱などです。時には、脳出血・脳梗塞、心筋梗塞・心外膜炎、消化管穿孔を生じることもあります。
7. この病気にはどのような治療法がありますか
一般的にはステロイド薬で治療します。プレドニン30~60mg/日で初期治療を行ない、症状が改善したら漸次減らしていきます。一年間以上にわたり治療する必要があります。早期に治療を中止すると、再発をきたしますので注意が必要です。また、脳・心臓・腸に病変を有する場合は、免疫抑制薬のエンドキサンを少量(50-100mg/日)併用して治療を行ないます。2010年1月20日から治療抵抗性の神経障害に対して高用量ガンマグロブリン療法が保険適用になりました。
8. この病気はどういう経過をたどるのですか
約80%の症例は、喘息発作、紫斑、末梢神経炎、筋肉・関節痛、腹痛などの症状がみられますが、適切な治療によって治癒に至ります。しかし、約20%の症例では、脳出血・脳梗塞や心筋梗塞・心外膜炎、腸穿孔を生じ、重篤となることがあります。又、一度治癒しても、再発を来すことがありますが、その頻度は10%以下と推定されています。
好酸球性肺炎
好酸球性肺炎は、肺好酸球浸潤症候群ともいいます。好酸球性肺炎とは、肺や血流の中に増加した多数の好酸球(白血球の1種)が現れる肺疾患の総称です。
好酸球は肺の免疫反応にかかわっています。多くの炎症反応やアレルギー反応の際に好酸球の数は増加し、たとえば喘息(ぜんそく)では特定の好酸球性肺炎が高い頻度で合併します。細菌、ウイルス、真菌などが原因の典型的な肺炎とは異なり、好酸球性肺炎では肺胞に感染は生じません。しかし、肺胞および多くの気道に好酸球が充満します。血管壁にも好酸球は浸潤し、喘息が起こった場合は狭くなった気道に粘液がたまって気道がふさがってしまうことがあります。
肺に好酸球が蓄積する正確な理由はまだわかっていません。アレルギー反応を起こす物質が特定できないことも少なくありません。しかし、好酸球性肺炎の原因としては、ペニシリン、アミノサリチル酸、カルバマゼピン、ナプロキセン、イソニアジド、ニトロフラントイン、クロルプロパミド、トリメトプリム‐スルファメトキサゾールといったスルホンアミドなどの特定の薬剤、ニッケルなどの化学物質の蒸気、アスペルギルス‐フミガーツスなどの真菌、回虫、線虫などの寄生虫が知られています。
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アレルギー性肉芽腫血管炎
AGA
一見は好酸球の増加と喘息である、
血管炎などが見られ、心疾患を犯しやすく
尚血管炎の典型例に川崎病が紛れている。
治療法はステロイド及び、免疫抑制が主流となる。
尚好酸球は1型アレルギー対応である。
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小児膠原病および血管炎症候群におけるフリ-ラジカルの関与についての検討
対象は小児膠原病、血管炎症候群の患児として年齢1〜18才の、全身性エリテマト-デス5例、若年性関節リウマチ5例、アレルギ-性紫斑病12例、川崎病6例、スティ-ブンスジョンソン症候群2例、その他3例、計33例において、検討を行い、以下の結果を得た。感染症やその他の炎症所見を呈する疾患群を除いた小児をコントロ-ルとして用いた。
(1)上記の疾患群において、コントロ-ル群に比し、血清soluble-IL2が高値を呈し、リンパ球の活性化が生体内でおっこっている事が示唆された。
これらの疾患では活性化されたリンパ球やマクロファ-ジより血管炎の起こっている局所において、IL-1やTNF-βのサイトカインが過剰に放出される事が予想され、これらのサイトカインは、種々の血管炎の病態において重要なメディエ-タ-として働き、生体内の活性酸素やフリ-ラジカルを過剰に誘導することが予想される。
(2)このように全身の血管炎により生体内で過剰のフリ-ラジカルが産生された場合、その抗酸化能に及ぼす影響を検討するため、血清、赤血球、リンパ球のα-tocopherolを測定した。その結果、血清、赤血球α-tocopherol値はこれらの疾患では変動しなかったが、リンパ球α-tocopherol値は有意に低下していた。これは免疫担当細胞は血管炎などを起こしている生体内局所で、その免疫機能を発揮するがその際、過剰に産生された活性酸素やフリ-ラジカルにより、その抗酸化能の低下を招き免疫機能に影響を及ぼすことが予想される。
(3)上記のようなうな病態下において免疫機能検査がどのように変化するかを検討するため、リンパ球幼若化反応をこれらの疾患児で測定したが、特に正常児と比較し有意な差はみられなかった。これは症例数が不十分な事もあるが、生体での局所の免疫反応の影響が末梢血全体のリンパ球には反映されにくい事も考えられる。T細胞、B細胞百分率、CD4、CD8T細胞数、CD4/CD8細胞比においても両者には有意な差はみられなかった。
今後は、症例数の増加によりさらに詳細な検討をおこなうとともに、SODなどの他の抗酸化物質の測定や、in vitroの実験により検討を加えたいと考える。
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そのほかDICなんかも有名ですけど、血液凝固系が亢進するとろくな事にはなりません。
ただ、ラジカル量としてはそこまでではないと思うんですよね・・・
FOYなんかも調べては見ましたけど面白いとしか言いようがない
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さてAGAに戻ります
6号通り診療所長さん
この病気の原因は不明の点も多いのですが、
ANCA(antineutrophil cytoplasmic autoantibody)
(抗好中球細胞質抗体)
がその原因物質であることは、
ほぼ確定しています。
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すみません、
2012年01月17日
【好中球自己抗体】突然死の鍵を握るもう一つの機序【MPO-ANCA】の
元となった文章ですので一部被る部分もあります。
この病気はステロイドが有効なのと、致死性なのが特徴です。
そして確実に診断、治療が可能な病気です。
但し、内分泌医でないと、ほぼお陀仏です。
それは六号通り診療所の実例の経緯を見れば明らかです。
下の例が被爆者だと思って呼んでください。
しかしこの例は2009年のお話です。
被曝ではありません。
放射能ですというヤブな診断と、適切な病気の診断
選ぶ医者によって
体調不良の予後は分かれるでしょう。
被曝に伴うと想定される
アレルギー性肉芽腫性血管炎と言う例では
放射性物質は入り口であって、出口ではなく
徹頭徹尾でもないのです。
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>それで耳鼻科の医者の言われるままに、
クラリスロマイシン(商品名クラシシッドなど)と、
モンテルカスト(商品名シングレアなど)という薬を、続けて飲むようになりました。
クラリスロマイシンは抗生物質で、抗生物質というのは十分量を、
必要最低限の期間使用するというのが、大原則の筈ですが、
この薬に関しては、少量を長く飲むと、蓄膿が改善すると、
日本の医者の間では、一種の信仰のように、信じられている薬です。
また、モンテルカストは抗アレルギー剤で、ロイコトリエンという炎症物質を抑え、
鼻詰まりなどの症状を改善する、と言われています。
Bさんは医者の言うことを信じ、半年は薬を飲み続けました。
しかし、続けて飲んでいても、あまり症状は改善しません。
それどころか、風邪を引いて中耳炎になる回数は、
却って増えたような気がします。
ある時掛かりつけの耳鼻科に行き、「いつ頃まで薬を飲むと治るのでしょうか?」
と尋ねると、「
アレルギーですから治りませんよ」と言われて強いショックを受けます。
それまでBさんが真面目に薬を飲んでいたのは、いつか治ると信じていたからです。
勿論医者はBさんを騙した訳ではありません。しかし、最初からBさんと主治医の考えには、
治療の目的という点で、大きな隔たりがあったのです。
Bさんは掛かっていた耳鼻科を変えました。
次の医者は薬はあまり出さず、鼻と耳との間が詰まっているのが良くないのだ、
と言って、鼻と耳との間に空気を通す治療を頻繁に行ないました。
ところが、それをすると却ってBさんの耳の聞こえは、悪くなった気がしました。
それから耳の痛みが強くなったので、再度医者を変え、
知り合いの勧めで大学病院の耳鼻科に掛かりました。
大学病院の主治医は、耳ではなく鼻の奥の炎症が原因なのだ、
と言いました。そこでは再び、最初の耳鼻科と同じ薬が処方され、
それから頭のMRIの検査が行なわれました。
その頃から全身の体調不良が始まります。
喉に痰が絡み、微熱が続きます。
身体は酷くだるく、食欲はなくなり、身体のあちこちが痛みます。
ある夜急に足に力が入らなくなり、歩行が困難になったため、
救急車を呼んで、掛かっていた大学病院に受診しました。
色々と検査をしているうちに、歩行はふらつきながらも可能となったので、
一旦は家に戻りました。翌日病院を再度受診し、
まず循環器内科で心臓の精査を受け、それから呼吸器内科に廻り、
また診察と検査を受けました。更には日を変えて、
神経内科にも受診しました。
食事の殆ど取れない状態が続いていたBさんは、
入院を希望しましたが、勿論取り合ってはもらえません。
それと同じ時期に、Bさんは診療所を受診されました。
病院からの依頼があり、点滴治療を希望されたのです。
血液の検査をすると、
白血球が13000と上昇していて、
炎症反応も高く、好酸球が増えていました。
アレルギーと感染症を示唆する所見です。
ただ、その意味合いと全身の症状との関係に、
僕はその時点ではまるで気付きませんでした。
診療所で定期的に点滴をしながら、食事も促し、経過を診ました。
その間に病院の検査にも通いました。
そして、その1ヶ月後、漸く診断がほぼ確定したのです。
病名はChurg-Strauss 症候群。
血液のMPO-ANCA という検査の異常が、
その診断の決め手になったのです。
この抗体はぜひ覚えておいてください。
放射性物質由来かどうかではなく
病気を正しく見つける事が大事だと思いますが
放射能にこだわる方には、
許さざることなのかもしれません。