桜前線の北上が進みます。
今年はついていくのは無理そうです。
さくらに狂ったあげく、
体が悲鳴を上げました(苦笑)
昨日の続きで申し訳ありませんが
でも今年は、こちらのしだれを
一番綺麗なときに、
見れたのは、すごく嬉しいことでした。
去年も綺麗でしたが、
今年は冬も厳しく、より綺麗でした。
去年の写真を少し…。
そして、今年の冬です。
この桜はもう、幹が朽ちて自立すらできません。
よく見ると穴が開いていて、幹の僅かに
壁一枚で生き延びています。
でもその色は、まさに桜の美その物です。
桜とは滅び行くもの。
その後には、新緑が待っていますけど
独特の美意識に繋がるもの、と思います。
この色は曇って晴れないと出ません。
秋田の角館と、同系統の咲き方なんですよね。
(あそこは今日の姫様が桜の苗木を持ってきたわけで)
本当にきれいでした。
秋もとても綺麗です。
見られるときに、愛でておきたいです。
さて、洛中の夜桜の名所、
ここは内緒です(笑)
観光客だらけの時は、人の気配が消えます。
奥手の桜がここにはあります。
直前の雨で濡れてました。
桜に人気(ひとけ)は…
自分は要らないと思うんですよね。
静かに、美しく、記憶に残ることを
願って、静かに散る。
勿論、あとでメソメソするんですが(笑)
そうありたいと思います。
でも…今年、一番印象深かったのは
このさくらでした。
数年前に見た桜と虹を彷彿とさせたのでした。

Posted at 2017/04/16 21:08:49 | |
トラックバック(0) |
自然、山 | 日記