エイプリルフールは終わりました。
記事については、嘘ではないのですが、普段いえない位の語調です。
■出かける前にシュールな画像を引用していきます。
3号機です。

格納容器はいったいどこにあるのだろうか・・・?
使用済核燃料が飛び散っていそうでこわいです
メガロフロート到着まで、果たして作業員の体力は持つのでしょうか?
まいにち素人考えを聞かされるのに腹が立ててしまいましたが、
長期戦は分かってますので、安全で日本にいい終わり方をしてもらえたら文句はありません。
3号機についての前々エントリーの内容をそのまま貼っておきます。
3号機
時間 圧力容器、格納容器
↓菅さんがきた時でしょうか?
12日:11:20:73気圧(明らかな異常値):3.6気圧
12日13:38:40気圧(圧力配管径配管大損傷?)
12日13:58:36気圧(暫減):3.6気圧
12日18:30:13気圧:2.7気圧
時間:圧力容器、格納容器
13日2:00:8.5気圧:2.7気圧
13日8:00:72気圧(水位は-3000)、4.65気圧
13日9:10:4.6気圧(圧力容器機能大部分喪失)、6.37気圧(異常値)
13日13:00:1.9気圧、3.0気圧(格納容器中規模漏れ発生)
13日18:45:2.5気圧、4.2気圧(圧力、格納容器再度圧上昇)
13日23:00:0.9気圧、2.65気圧(圧力、格納とも大規模漏れに発展)
時間、圧力容器、格納容器
14日6:00:1.8気圧、4.25気圧
14日7:00:3..8気圧(水位-3000)、5.2気圧
14日11:00:爆発
14日11:15:2.06気圧、3.8気圧
14日13:00:2.47気圧、4.3気圧
15日2:00:2.3気圧、4.0気圧
以降、圧力計はほぼ0気圧(圧力容器機能喪失)
格納容器は暫減し1.5気圧まで下がる。17日22:00
以降気になる数字:格納容器20日3:40、こっそりベント実行、
時間:圧力容器:格納容器
20日4:00:2.1気圧、3.4気圧(ベント後)
21日12:00:-5.2気圧(Aのみ)、以降格納容器1気圧
■発生した主な事象(3号機)
<圧力容器損傷後、機能喪失13日8時>
<格納容器13日9時過ぎ機能低下>
<13日23:00更に圧力、格納とも漏れ拡大、か落ち着く>
<14日7:00以降、再度異常事態、圧がかからない筈の容器に圧がかかる>
<格納容器から、漏れが発生しており、11時、圧力容器要因で爆発、
■最終的に格納容器、建屋内双方で水素爆発、
■診断
格納容器にはある程度性能が残っているが、圧力容器は損傷及び大配管複数損傷。
メルトダウンは、ある程度起ってから、2回目の暴走時に、爆発、
空焚きは確実に発生、最大72気圧!!!、(水位ー3000)
恐らくほぼ全ての燃料が溶けてなくなっている。
空焚きは2回発生、1回目の発生で、内部のものが外に漏れており
2回目の発生時に、格納容器を本格的に破壊、機能大幅低下、
つまり1号機と違って、中身を水素で吹き飛ばした水素爆発、
3号機の爆発で音がしたとされる、3回の爆発は恐らく、
1)建屋外の酸素が圧力容器まで入り、もしくは海水中の酸素に反応し
2)圧力容器内で爆発、
3)それを火種に、格納容器内で爆発、
4)更に建屋内において、爆発、見事に飛び散る。恐らく使用済み燃料も一緒に爆発で飛び散る
(順番が逆の場合もある)
水蒸気爆発ではありませんが、それに近い規模の爆発であったと推察されます。
この爆発が1号機であれば、世の破滅が起きていたかもしれません。
風向きが西風だったので、日本は難を逃れたのです。
ある意味神風でした。
■メルトダウンはおさまっていない?
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110401-OYT1T00801.htm
引用
同原発1~3号機について田中氏らは「
燃料の一部が溶けて、原子炉圧力容器下部にたまっている。現在の応急的な冷却では、圧力容器の壁を熱で溶かし、突き破ってしまう」と警告。また、3基の原子炉内に残る燃料は、チェルノブイリ原発事故をはるかに上回る放射能があり、それをすべて封じ込める必要があると指摘した。
引用終
考えたくないような・・・再臨界より厄介ですね・・・
データ上否定するものは何もないし・・・
民主党が大連立を模索しているわけはこれでしょうか・・・?
■一ついいニュース
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110327t33032.htm
引用)
明治三陸大津波(1896年)で国内観測史上最高の38.2メートルの津波を記録した大船渡市綾里白浜。東日本大震災でも25メートル前後の津波が押し寄せたとみられるが、地区住民のほとんどが過去の教訓を生かして高台に住み、被害を免れた。
昭和三陸津波で親族が犠牲になった沢武雄さん(76)は「今回の津波は昭和よりもずっと大きかった。分厚い防潮堤が津波の力を弱めたはずだ。それがなかったら、被害が出ていたかもしれない」と冷静に分析した。(中村洋介)
引用終)
津波の恐いのは湾口の方向によって津波の増幅が違うところです。
今回は貞観系なので、あくまで仙台が中心の津波ですがこの破壊力、本当に驚きます。
Posted at 2011/04/02 10:01:40 | |
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