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ちょこば(旧chocovanilla)のブログ一覧

2011年04月07日 イイね!

アメリカとの関係【恩と借り】

■アメリカという国はやはり、とても賢い国だと思います。
本音と建前を使い分け、何よりも良い意味でしたたかです。
まず、今回「オペレーショントモダチ」を実施し、日本国民感情を大きく上げました。
更に全面的なバックアップをしています。

■ただ、物事には恩を受ければ、返すべき事も当然あります。
今回の窒素パージ、私は拡散の意味で怒っていましたが、
どうやら、アメリカとの関係もあったようです。
格納容器起因ではなく、アメリカの要求に従ったのでしょう。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4693912.html
引用)先月26日付けの文書でNRCは、原子炉を冷却するため、水を注入し続けることで、格納容器の重さが増し、余震があった場合などに容器がダメージを受ける可能性や、新たな水素爆発を防ぐため、窒素を注入する必要性があると指摘しています。また、1号機では原子炉内部にたまった塩や溶融した燃料によって水の循環が悪くなり、原子炉内に水がなくなっている可能性があるともしています。

 こうした内容は日本から提供されたデータに基づいてNRCの専門家らが分析を行った結果ということです。ただ、NRCは6日、この内部文書の内容について、その後、状況が変わっており、「現在の状況に対する我々の理解を反映したものではない」と説明しています。(07日05:54)
引用終)

■見事なまでのアメリカ側の外交駆引き、これを断るわけには確かにゆかないでしょう。
ただ、日本人側の技術者も出来る限りの検討をしたのでしょう、
保安院の方が「苦渋の選択」と仰いました。素直に評価したいと思います。
また心配された風は南西に変わり、思った以上に放射性物質の日本への放散は阻止されました。
更に、6000立方メートルの量は6日間にわたって注入し、被害を最小限に抑えるようです。
封入スピードが抑えられたため、思ったよりも噴出するガスの濃度が薄そうなのがありがたいことです。

■しかし、油断はなりません、2号機3号機は密閉が弱く、
恐らく今回の窒素パージは「陽圧」環境を作り出す為のものと思われます。
様は炉の中から、常に空気が押し出される環境を作り出す為のものです。
なので、広範囲の汚染を怖がっているわけですが、
1号炉の放射性物質量は、再臨界の疑いがありますから、
じゃあ爆発したらといわれると、「拡散した方がまし」となるわけです。

■しかし、陽圧環境は換気、排気がしっかりしていない場所に作ることは出来ません。
いわゆるクリーンルームなどに用いられる方法です。
何もされていない所に陽圧にする、本来は許されてはいけないことではあるのです。

■今回陽圧にする目的は、格納容器や圧力容器の密閉性能の確認もあるのでしょう。
圧をかけ過ぎれば破けて弱い所からまた放射性物質が紛失します。
同時に、圧をかけて、圧が上がる場所と、上がらない場所があるでしょう。
このことにより、バルブや配管の損傷具合を探る意味合いもあると思います。
日本人にとってこのことによるよる飛散の良し悪しは、また別問題です。

■拡散度合いはどのようになるのでしょう?
参考になるサイトを探した所、まとめサイトが分かりやすかったので紹介します。
とりあえずはこんな感じの拡散が予想されているようです。
http://2r.ldblog.jp/archives/4418612.html

薄いですが、東風で全国に広がった恐れがあるようですね。

■同じページでSPEEDIの予想と都道府県を併せた地図もありました。
器用な方もいらっしゃるんですね。
ちょうど、水道水の汚染と一致しますね。


■ここで、核分裂を分かりやすく記載していましたので
アサヒコムの記事を紹介します。
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104040105.html


■再臨界は起こりえないといいますが、実はウランやプルトニウムなどをある程度固まりにすると
崩壊時の中性子でごく少量の臨界を起こすことが可能です。一杯のバケツで臨界したので、バケツ臨界というそうです。それを実証したのが、かのJCO事件でした
Posted at 2011/04/07 18:36:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 原発情況 | 日記
2011年04月07日 イイね!

やっと見つけたCAMSデータ【情報統制とは恐ろしいもの・・・】

■格納容器雰囲気の放射線数値について、長らく探していましたが
経済産業省のデータにようやく見つけました。
これらのデータを考えれば、中の様子を若干知ることが出来ます。

http://www.meti.go.jp/press/
http://www.meti.go.jp/press/2011/04/20110407001/20110407001-3.pdf
これで現在は30シーベルトですが(1,2)(3号機は18シーベルト)
数値を追うことが出来ます。

■先に2号機については溶解し、溜まったウランが再臨界を起こしたと考えていましたが
(臨界の核物質は、熱で格納容器を突き破って、外壁でストップ)
1号機の再臨界について興味深い考察を見かけましたので、サイトを載せておきます。
http://blog.goo.ne.jp/pegix7/e/f59ec168db1f3da96b5d3d7eddc14f2e
JCO事件と同じバケツ臨界ですね。これなら納得です。

■1号機はその割に気密があるのが気になります。
2号機のようにマイナス圧なら分かるのですが。そこはまた勉強です。

■さて、経済産業省のデータの解析を続けると
4月1日では・・・/3月28日では/3月25/3月20
1号機/ドライウェル 44.3/33.9/37.1/12
1号機/サプレッション 17.4/20.8/24.5/40
2号機/DW 37.2/40.4/45.2/0.625
2号機SC 1.11/1.39/1.54/2.13
3号機DW 24.5/31/38.8/71.7
3号機SC 1.0 /1.23/1.31/2

どうやら2,3、のように漏れがあるとサプレッションルームの値は下がるようです。
また、数字が悪化した、2号機の再臨界はどうやら3月20日過ぎだったようですね。
それ以前に低いのは、どうしてでしょうか。
報道されない奥で相当な動きがあり、戦いがあったことが分かってきました。
解説は何れ行います。
Posted at 2011/04/07 13:14:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射線量(実測に基づく) | その他
2011年04月07日 イイね!

【いつか来た道】当たり前のことが言えない言論統制【コンニチワン言論統制社会】


■どちらかといえば思想は右よりかと思います。どちらかと言えば。
ただ、日本の事を考えると恐らく右にされてしまう傾向どうにかならないのでしょうか?
戦争の歴史を学ぶ事も、反省も必要だと思います。世界のことを考えるのも大事。
でも、だからずーっと言いなりになるのはちょっと違うと思うのです。
ぶつかったり、口げんかをしたりしながら、相互理解を深めていく、
それは、人間関係でも同じだと思います。

■総務省が言論統制に乗り出しました。
「いつか来た道」ですね。

■困難にぶち当たる。→
現場任せ→適当な指示→現場の暴走、コントロールの欠如→結果の悪化
→批判→弾圧、統制→大政翼賛政府→報道統制、賛美報道→現実の不認識
→戦況悪化→増税、供出→玉砕作戦→原爆→敗戦

今やっていることと大差がないです。
国際的にも日本のDNAだと思われるんじゃないでしょうか?

■既に窒素パージの影響については報道統制がかかっています。
かけてどうするんでしょう?モニタリングをごまかす気?無理でしょう??
正直に情況を話し、理解と協力を求める。そんな最低限の事が今できていません。
マスコミは危険な方が商売になる。それでいいのかな?
それに窒素パージのよって汚染が広がるかは誰もわからない。(世界初だし)
ただ、可能性は精査しておくべきでしょう?ましてや南風なら被災地を直撃します。

http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_01000023.html
引用
総務省は、本日、電気通信事業者関係団体に対し、東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語について、各団体所属の電気通信事業者等が表現の自由に配慮しつつ適切に対応するよう、周知及び必要な措置を講じることを要請しました。
 本日、「被災地等における安全・安心の確保対策ワーキングチーム」において、「被災地等における安全・安心の確保対策」が決定されました。
 同対策においては、東日本大震災後、地震等に関する不確かな情報等、国民の不安をいたずらにあおる流言飛語が、電子掲示板への書き込み等により流布している状況に鑑み、インターネット上の流言飛語について関係省庁が連携し、サイト管理者等に対して、法令や公序良俗に反する情報の自主的な削除を含め、適切な対応をとることを要請し、正確な情報が利用者に提供されるよう努めることとされています。
 同対策を踏まえ、総務省では、社団法人電気通信事業者協会、社団法人テレコムサービス協会、社団法人日本インターネットプロバイダー協会及び社団法人日本ケーブルテレビ連盟に対して、東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語について、各団体所属の電気通信事業者等が表現の自由に配慮しつつ適切に対応するよう、周知及び必要な措置を講じることを要請しました。
引用終

■その中で気を吐いているのが読売新聞

新聞としては、ちょっと公正でない感も強いのですが、今回は真っ当な記事を良く載せています。

引用
水素爆発を防ぐため、東京電力は福島第一原子力発電所1号機の原子炉格納容器に窒素を注入する作業を始めたが、注入によって高濃度の放射性物質を含む水蒸気が格納容器から漏れ出す危険性もある。
 大きな事故を防ぐための手段とは言え、「苦渋の決断」が続く。
引用終

■こんな当たり前のことを他の報道はしません。
「窒素で爆発しません」良かったね^^・・・あほか。

何故爆発しそうなのか、格納容器の状態がどうなのか。
本当は「思っているよりひどい事故」を何とかどうにかコントロールしているのに、
「大した事のない事故」が、人災で悪化したように装っている。
せいぜい「爆発しそうなので窒素で安心」。その原因について誰も触れません。

何かあると、東電に丸投げ。必要な情報は出さない。
そのくせ、根回しは外国にしない。

■本当に意味が分からない。
でもこうやって日本は戦争に負けたのだろう。
今回は勝ち目があるはず。でも、当時もそう思っていたのかもしれない
でも、敗北すれば嬉しい人が、今の日本を握っているのかな?

こうやって国債も増えて、借金だらけになって、
子供たちの世代の日本を今の大人はどうしたいのか、
ちょっと考える必要があるのかもしれません。

■何よりも、政治との関係とやらで、報道姿勢の変わる今のマスコミは
あんまりにもひどいなと思います。
Posted at 2011/04/07 09:13:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 原発情況 | その他

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「サイトカインによる死者続出とか結構共通点があるんだよね。GIGAZINE人類史上最悪の伝染病「1918年インフルエンザ」に関する10の誤解
https://gigazine.net/news/20200330-10-misconceptions-about-1918-flu/
何シテル?   04/01 12:44
chocovanilla改め「ちょこば」です。(短くしただけ) チョコラ+バニラの二匹が発祥だが彼らは登場しません。ドライブブログかなと思っていたのですが、原...
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