昨日、3号機が無事なのかを気にしていましたが
いい画像がありました。
どうも、変形はともかく、吹き飛んではないようですね。
格納容器の蓋が半ば変形してずれている可能性はありますが
架構の乗っかっている部分を見ますと
何とか、外殻高さを保っていますので
(プールが一応存在して、湯気が上がっていますので、
プールより上部が少しは存在している)
これも幸運の一つと言えるのではないでしょうか。
格納容器が丸開きだったらもっと人が近づけないと思います。
(放射線量的に)
■ちなみに4号機の格納容器蓋は外して、点検のため屋根裏部屋においてあったはずです。
とすると高さが少しだけ推定できます。
http://www.news30over.com/archives/3028404.html
より転用します。
昨日使用の構造図がこちら(使いまわしで恐縮です)
■多分2段目の、格納容器外殻の上が丸ごと吹き飛んだように思います。
外殻の上部蓋も吹き飛んだ可能性はあります。(構造的に)
或いは爆発で外れて、ちょっとずれた、またはまったと言う可能性もあるにはあります
正直よく分からないというか、そういう様にも見えるんですけどね?と言うレベルです。
ただ、格納容器の蓋は目立ちますし、非常に丈夫なので、
本当に吹っ飛んでいたら、屋根の骨組みはないはずです。
■後ありえそうなのは、格納容器が爆発したとして、壊れるのは容器ではなく
チェンバーとの間をつなぐ、底部のパイプ(の継目)だと思うのです。
(但し格納容器の蓋が爆発の衝撃で、ボルトなどの折損を起こす可能性は十分にあります)
詳細図が分からないので、こんな立面だけではよく分からないのですが・・・
爆発のエネルギーが、格納容器の下部(の継ぎ目)から一気に漏れ出たとすれば
外殻底部に跳ね返されて、上昇し、外殻(コンクリート)の蓋を
粉砕しつつ砲弾のように吹き飛ばした
とすれば、格納容器下部の、水分、埃、もろもろを巻き上げますので
あのような色の曝煙が上がるのはおかしくないように感じます。
■但し、その場合でも健全な建屋の高さが
微妙に高さが足りないようにも見えます。格納容器だけ無事ならいいのですが・・・
水棺にするほど健全ではないと思うのでしょうが、どう思われますでしょうか・・・?
少なくとも、何がどれだけ、吹き飛んで、
どれだけ放射線を帯びているのか分からないので、近づくにも近づけず
手探りの作業になる事だけは間違いないと思います。
参考:3号機の爆発前後写真もろもろ
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/
Posted at 2011/04/26 19:05:04 | |
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