■原子力事故で怖いのは、被害の情況が非常に測りにくい
事だと思います。
頼りになるのはパラメータ、モニタリングポスト、この2点です
(パラメータは改ざんの恐れが無いでもない)
今ならホットスポットがどういったものか、
どうしてここまでムラが出来るか、大勢の方がわかるでしょう
■大事なことは
データがないからといって、
独自データに走ると
落とし穴にはまります。
■ですから、今回の事故では風向きが激しく変わった際は
(例:3月15日)
SPEEDIですら「ずれ」が生じていました。
この「ずれ」に対する責任をめぐって、恐らくSPEEDIは隠蔽されたのでしょう。
■正確な知識があったとて、予見は非常に危険なのです。
事故当初からトップを走られた「雲台」さんは、
幾つかの予見を的中させます。
例えばこれ、1号機のプルームです。
(女川に触れ一関を汚した物ですね)
2011年03月13日
今何処にいやがる???
今みても凄いです。
■しかし、全てがドンピシャではなく、幾つかは精度が荒く当たった
(後で見直すと基本数値には大きなずれがあった)
これを、予見が2つ3つ的中すると、
じゃあ、全てのモデルに仮説を適用しようとする訳です。
自説に都合のいい情報だけ人間取り入れてしまうのです。
■信頼を崩すのは簡単です、
ただ一度のニセ情報をつかませればいい。
ニセ情報を信じれば、全てのデータが狂いだします。
(但し、これが東海原発由来のデータであれば話は別です)
仮に東海原発由来の放射線量としても、これを福島第一由来とした時点で
モデルが崩壊するのです。
2011年03月17日
データ公表をします
■2011年03月17日 00時10分
A0.23mSv/h
B0.22mSv/h
C0.31mSv/h
D0.26mSv/h
T0.25mSv/h
※これは、メンバーがとりに行ったものです
↑これが重要ですよね・・・
■これはあくまで後付けの話
これは「マイクロ」の間違いではないか?と言う話が出ますが
「ミリ」だと譲らなかったことから、急速に「煽り」の烙印を押されていきます。
私はここから参戦したのですが、
この頃から雲台さんの精度が急速に落ちてゆきました。
猛走峠さんによると鍵のトラブル、と言う話があったようですけど。
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株でも何でも、「独自情報」は大抵嘘八百が含まれています。
正確だったにしても放射線被害は、風向きや運に左右されます。
どう転んでも「ギャンブル」なんですよね。
■なので、7月くらいまでのものは、ほとんどソースを出しているはずです。
仮説でも。面倒でもデータの表記しました。
今は落ち着いているので、そのころのデータを貼り付けて
話をしていますが、大体のデータは嘘をつきません。
知ることと未来を読むことはまた別なんですね。
Posted at 2011/08/23 10:28:31 | |
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雲台さんの再評価【挑戦?】 | 日記