■今回の事故で、
恐らく、政府が一番困っている事
それはアルファ核種の基準を忘れたフリをしている事です。
実害は脇においておきます。
ブロゴス経由ですが・・・武田教授より
広域の汚染について・・・引っ越し?除染??
2011年10月09日09時59分
別表第三には次のようにアルファ線を出すものと、アルファ線を出さないものに分かれていて、セシウムはアルファ線を出さないので、1平方センチメートルあたり40ベクレルですから、この10分の1の4ベクレル。従って1平方メートルあたり4万ベクレルが「基準値」になります。東電は、土壌の表面が1平方メートルあたり4万ベクレル以上になる地域は、1)土壌飛散防止剤を散布し、2)すぐ標識をたてて、3)除染しなければなりません。
■注目すべきは、実はセシウムではなく、α核種です・・・
セシウムは注目しなくても誰かが騒いでくれるでしょう。
見えないα核種は、「ベクレル」で
セシウムの10分の1以下でなくてはいけない。

ところが重箱の隅をつつきますが、ウラン238=ただのウラン
燃料棒の95%を含むウランは、果たして1%程度と推定される
セシウム族の、果たして10分の1でありえるのか
(但しウラン238は重たいので重要なのは近隣ですが・・・)
■殺人自動車の件と合わせて考えると、
発電所中心にウラン238は飛び散っていると思います。
おまけでプルトニウムもいるでしょう^^;
ヨウ素が目安となるかと思いましたが、ヨウ素はもう見えません・・・
(そういえば猛走峠さんもずっと前から心配されていたんですよね)
■かろうじて
児玉教授が、「一番怖いのはα核種」と断言しましたが、
誰も触れようとはしません・・・
アルファ線核種は見えないのです。
なおかつ重金属としてメタロチオネインやフェリチンと言った
金属蛋白に取り込まれる可能性が強いです。
そうなった時の排出プロセスは良く分かりません。
また「ダーティーボム革命」カテゴリで触れましたが、
劣化ウラン弾の有害性に絡みますので、
恐らく一切の危険認証、補償はありません。
セシウムが表の汚染なら、
α核種は裏の汚染です。
殺人自動車を見る限り、
裏の汚染もどこかに存在しているようです。
■原発の死者で騒いでますが、関係ない死者は増えると思います。
またα核種被曝が手足を中心に進みますので、
意外と皮膚がんなど発生する可能性があるのかもしれませんね。
(或いは皮膚の再生能力低下の方が可能性としては高いかもしれない)
■このように原発近隣地域の帰還は未だ多くの問題を含んでいます。
「帰還時期を引き伸ばすだけ引き伸ばして」
「自己責任で帰りたい人だけ帰らせる」
と言うのが一番無難なストーリーでしょう。
■官僚や政府が選んだ事は、うやむやにして、その間に徐々に回復を促す
と言う賭けです。
その一事を持って、この国はコンプライアンスを語る資格がないとは思いますが
同時に・・・ここまで来たら、
今更本当の事を言う訳にも行かないでしょうし
この賭けを黙認するしかない、
情況が生まれつつあります。
■つまりは
「なかったこと」が沢山あるのです。
つじつまが幾つか合わなくても大まかには大丈夫なのか、
それとも整合性がつかなくなるのか、
そこは結果待ちですが、いずれにしても、
身を守るのは自分です。
国は一切を守ってくれません。
■それ故に、往々にしてパニックや短絡も起きてはいますが、
全体としては費用対効果で安価な対策を立てて、
ロングスパンの対策に結びつくよう、
また用心をし過ぎないように・・些事加減を持って、
子供や家族を守る事が大事です。
そういう事をするのは生協あたりかと思ったんですけど、
案の定、関係無で、むしろベクレル野菜上等のようです(笑)
失った風評を取り戻すのは、並大抵ではありません、
ちょっと心配です・・・
■要するに、家族がベクレルを取らないよう
コントロールするのは!!
家族計画であり、
投資計画である!!、と言う事です。
「優良ファンド」を求めるあまり、
悪徳ファンドにつかまらないように^^;
こつこつ貯金、を基本にしないといけないので、
そして、そういった対策は、
チョコチョコお金が掛かります
リアルに言うと、放射線対策とは
「家計そのもの」・・・なんですよね^^;
Posted at 2011/10/11 19:30:41 | |
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ウラン238飛散問題 | 日記