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ちょこば(旧chocovanilla)のブログ一覧

2012年11月05日 イイね!

【油断と焦り】トムラウシと集団心理【ガイド登山と言う矛盾】

トムラウシの事故報告書がある。
まだ3年しかたっていない事に少々驚きを感じている。

■そこには集団心理から、判断を誤った事が浮き彫りになる。
前エントリーなどで、「参加するのが間違いではないか」
と厳し過ぎる事を書いた。

しかし、予備日もなしに山を縦走するなんて
死にに行く様な物で、植村直己だろうが野口健だろうが
そんな事をしては決してならないのだ…。

■まず問題は山の上で得られる情報は非常に少ない。
天気図を見るだけで、危険な状況か区別しなければいけない…。

その一つが、「オホーツクの閉塞低気圧はなかなか動かない」
という鉄則である。
大雪山系では、遭難死が出るのは、このパターンが大きい。

***************************************
■例えば今回、長城で事件を起こす遠因となった
オホーツク海の低気圧については、
11/2~4日まで低気圧は動かなかった。
12/212時


3日


4日



************************************
■天気図上では動いている筈なのに
動かない。おかしいじゃないか?
からくりは簡単で、回転する中心が、ジャンプするのである。
(ジャンプ現象)、ある時は大きく
ある時はコマの様に渦の中心がずれる。

■そんな証拠がどこにあるの?
その証拠は、この通り…








***********************************
■海上を基点にして、北海道の周りではしばしば回転が生じやすい。
そして、その結果、オホーツクの沖で一定の安定的な渦を巻くのが閉塞低気圧の恐ろしさだ。


■こうなると、同心円状の原理で
去る筈の低気圧から同じ方向に風が吹くという
とんでもない事態が起きる。
洞爺丸の時と同じく、
「去るだろう」と言う後の数時間の持続は

しばしば致命的になりかねない、と言う事が分かる。


■では、実際のトムラウシ遭難時には何があったのか??
報告書をかいつまんで説明する。
この時は閉塞低気圧は宗谷より侵入し
約半日にわたって、オホーツクに停滞した。
大雪山(北海道のほぼ中心)は北西寄りの風が吹いた事が分かる。
厳密には吹き続けた。

********************************************

五色の観測ポイントではその影響で
著しく気温が低下した。



■一方、遭難したアミューズのほかにもう一つのパーティーがいた。

彼らは寄せ集めではなかったから結束が強かったし、
もうちょっと出発を遅らせた。
ほぼ同行程だったが、移動速度的には伊豆組の方が早く
アミューズは遅かった事が分かっている。
(アミューズ組は追い抜かれる)

■アミューズは、年配者が多く、行程も遅いと言う事で
亡くなったガイド自体が危機感を抱いていた…。
その為、繰り下げる時間を短くして、5時半に出発した。


そこにあったのは焦りである…。
閉塞低気圧は、いったん風が収まっても、再び吹き出すと止まらない…。

*******************************
実は疑似眼の通過は、7/1515時から18時の間だ。
この時間ガイドたちは、翌日の雪渓のチェックを行っている。
次の日の天候は曇りのち晴れ、「回復するだろう」
であれば早めに出発して、一気に10数キロ、
トムラウシを降りなくてはならない。
飛行機を考えれば予備日は難しいのだ

トムラウシと洞爺丸が似ていると言うのはここにある。
予定に急かされて、不安を感じつつも
「早めに出発する」
これが集団心理の恐ろしい所で
閉塞低気圧の回転においては致命傷となる。











*********************************

■体力のない集団を、あすは無事降ろさなくてはいけない。
そして瓢沼には…
次の日沼の原経由で「次のパーティーが上がってくる」
つまり、「滞在」と言う選択が既にありえない



■そして部隊は足が遅い。
ギリギリまで出発を遅らせる事が出来ず、
嵐の中、時間に追われてスタートする。


かくして、混成部隊の「無理ゲー」がスタートします。
単独行であれば、「留まるであろう」現状でも
「企画するのが阿呆」なツアーであれば、
「参加するのも阿呆」になってしまう。


■アミューズと言う、ベルトコンベア式のガイド登山は
こう言った「ロシアンルーレット的危険性」を抱えていました。
ツアーに予備日はないのです…。



****************************************
■そして洞爺丸の函館港バリに、瓢沼避難小屋には
次の客の予定が入っています。

(まあ避難小屋をツアーが占拠するのがどうかと言われれば
外に出て凍えてください、と言いたくなるレベルのわがままな愚行です。)

戻る事は出来ませんし、
戻っても、次の日もう一度10数キロをアタックしなければいけません。
追加料金付きでね。

********************************************
■彼らには…戻る場所は元からなくて
選択肢も元からなかったんです。
せいぜい、昼の内に着けない時間に出発する
(当然遭難危険性発生)
という事位しか選択の余地がありませんでした。

■そしてガイドA(低体温症で死亡)をビバークで失った集団は
ガイドCも低体温症を起こし、急速に崩壊して行きます。


皮肉にもばらばらになった事で、助かる人は助かり
死ぬ人は死ぬ事となります。

これが「集団心理」の罠とトムラウシでの一つの
後付証拠から見た事実と言えるでしょう。

********************************************
■但し、トムラウシにおける嵐は、洞爺丸における台風の発達に比べれば
「しょっちゅうある事」です、
その意味で、これだけの報告書が出ておきながら
アミューズが生き延びていた事にはっきり言って
ちょっと唖然としないではないですし、

予備日を作らない、
ギリギリで計画を立てる。
と言う面で
全く学習していなかったのはちょっと驚異
です。


**********************************************
■しかし、考えてみて欲しい。
これ同じ山なんですよ(汗)


2011年10月2日 秋田駒ケ岳
2011年10月03日
異常時には個人でない時が危ないということ





2012年10月14日 秋田駒ケ岳
2012年10月15日
雲上の楽園 その1





********************************************
■アミューズと言う一企業にも責任がありますが、
これは登山ブームのはらむ危険性を認識すべき問題が
未だに解決されていないと
言う意味でもあります。

訳の分からん責任感に縛られた瞬間、
人は冷静な判断を失います。
それは経験を踏み越えて、
人を危ない賭けに誘います

そこにあるのは、分の悪い、勝ち目の薄いギャンブルです。

■しばしば「その立場に追い込まれた人」が悪とされます、
その一人が洞爺丸船長と言えるでしょう。
「システムの矛盾が、個人にしわ寄せされてしまう訳」です。

アミューズはもちろん「くず」ですが、
ガイドはその範囲内では、…過失はありますが
「最善」は尽くしています。


「閉塞低気圧」における
「疑似眼」について
また、閉塞低気圧その物について
これらは台風よりしばしば恐ろしい物です。

後から見れば、そうなのですが、
動いている中心が
中心ごとずれて、
同じ場所に戻ってしまいます

書くのは簡単ですが、そのまま移動するのか
或いは留まるのかは、正直分からないんです…。

ただ、立ち止まる勇気を是非持って欲しい。
仮に賭けに負けても、安全を見て撤退する事は
十分に賞賛されるべきもの。

ガイド、と予定、と集団心理は人を狂わせます。


■まあ、そんな私が、原発はいずれ下火だから
使える内は原発を続けるべき、と言っている訳で
そこにちょっとした矛盾がある訳ですが、
「山で死ぬ」確率に比べたら、比較にならないほど小さい訳で
それ位山はハイリスク、ローリターン。
でも登っちゃうわけですよ^^;
2012年11月05日 イイね!

小又峡、その5

2012年10月31日
小又峡4
の続きです。

山の事になるとつい辛くなってしまいます。
亡くなった方を悪く言うなと言う御意見
もおありでしょう。
しかし…山で人に責任を預ける事は、
あってはならない事で、ガイドだって人なんです。

■天気図と呼ばれた船長=洞爺丸だって、特殊な状況では読み違えます。
自分だって、いつも正しい訳じゃない。

昨日も、濃霧と暴風雨で、2時間八甲田に入るのを待ちました。
(寝てました)。
結果的に待ったから、凍結路面では無かった訳ですが…

「あせり」があれば2時間早くこの路面に突っ込んだかもしれない。


【追記】一応、この後の低気圧
膝、指等が非常に痛んでいます。(古傷)
大荒れになるかもしれない。
平地でもちょっと入った所でも
雪が降る可能性がありますので
北東北の方いらっしゃったら気をつけて…。


で、八甲田の話が続きます↓
【追記終】
**********************
■3,4回通っている道だから、カーブも勾配も分かっている訳です。
それでもまだまだ甘い話で、この時期1000mクラスをノーマルタイヤで上がるのは
一言でいえば、馬鹿です。
実際帰りかけたんですけどね^^;引き返して登ってしまった。…

一人じゃなかったら酸ケ湯で引き返したと思います。
「スタッドレス以外通行禁止」って書いてなかったから登った、じゃダメなんです。
もちろん禁止されているのを無視するのはダメですけど
「禁止されてないから責任がない」訳じゃない。

その覚悟が、レジャーであっても必要なんじゃないでしょうか…?

**************************
■小又峡を急いで書かないと…駒ケ岳と同じく
過去のお話になっちゃいますので
どんどん写真を張っていきます。



















■たまに小さく人も映っています。
私の場合、殆どが立ち撮りと言うか歩き撮りです。
幸いにして船の人数で制限があり、なおかつすばやく下船したので
トリミングの必要が無かったのがありがたかったですね。

これで大分奥まで来ました。最奥部まではもう一息。
Posted at 2012/11/05 18:50:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北案内 | 日記
2012年11月05日 イイね!

【満充電できない環境】体力と回復について【超回復は2週間後】

■大昔、自分はチャリで北海道を目指した。
まだフェリーが小樽につく頃である。

0)大阪→舞鶴(120)(フェリー)

1)小樽→札幌 (30k)
2)札幌→増毛 (100)
3)増毛→羽幌 (80)
4)羽幌→サロベツ(90)
5)サロベツ→宗谷(50)
6)宗谷→浜頓別(80)
7)浜頓別→雄武(80)
8)雄武→滝の上(60)
9~10)滝の上(近隣30)
11)滝の上→上川(80)
12~15)上川(0)
16)上川→美瑛(50+30)
17)美瑛(50)
17)美瑛→札幌(120)
18)札幌→苫小牧(40)

19)苫小牧→仙台(フェリー、以降輪行)

********************************
■もちろん気象や、体調で次の日の行き先を決めるのだが…
自転車は、基本15km/hしか出ない。
坂や何やらがあって、そういう感じだとも言える。
(平坦であればまた違う)。

当時のメモなので現実の距離が正しいかは謎だが…
一つの目安は100キロを超えると
物凄い疲労が襲う、と言う事だった。

******************************************
■一日なら120キロが可能でも
連続なら6時間程度こぐのが限界と言うわけだ。
しかもポカリ以外は、脱水で大変な事になった。
(アクエリじゃ若干駄目…、お茶だと最悪)

更に宗谷~雄武辺りはスタミナが劇落ちした…。
体重が4キロぐらい落ちて、追いつかなくなったのだ。
体力として超回復したのは、
そろそろ終盤の頃であった。

■結局「体力がない」事と、超回復には
10日程度が必要…。

この厳然たる事実は、
自分に突き付けられることになりました。

*******************************
■自分の経験上、次の事が言えます。

1)最大行動時間の2/3が連続行動の限界である。
2)1週間の内、5-7日目はもっとも体力が落ちる。
(年齢、天気、ストレスなど条件次第では落ちる時間はもっと早い)

正直、自分の場合、
山ではこんな連続行動はした事がないし、できません。
山小屋やテントですと、体力の落ちは、
50%前後を目安にしなければいけないからです。

*************************************
■つまり、ツアーその物が、体力自慢の猛者以外は
成り立ちづらい状況にあります。

一方、トムラウシ事件の本質

詳しくは…そうですね、
北軽井沢YGHのご主人のブログが詳しいので
お読みください。↓

2009年07月24日
トムラウシ山遭難事故に思う6

2009年09月24日
トムラウシ山遭難事故について、その後2


***************************************
■色んな意見があります。
それは当然です。
2009年08月21日
トムラウシ山遭難事故レス総合3


で、オーナーはこのように書かれています。(以下引用)
>>そういった意味(無茶がてんこ盛り)でも
>今回の遭難できるだけありのままを明らかにして欲しいですね。

 そうなんです。実際に私の友人たちの中には、トムラウシ山遭難事故のガイドみたいな無茶苦茶なやつがいて、何度注意しても聞く耳をもたないやつがいるんです。だから正直言って、トムラウシ山遭難事故は、人ごとのように思えないんです。知り合いでなくても、近場の山で、かなりヤバソウな団体様をみかけています。

だから他人事ではないと思いました。
トムラウシ山遭難事故は、
条件さえあえば、私の身近でもおこりうる!

というのが偽らざる感想です。もちろん自分自身への戒めも含めています。まあ、それにしてもトムラウシ山遭難事故は、ちょっと御粗末すぎましたけれどね。でも、その御粗末の中に教訓がいっぱいあったような気がします。
 私から口で言われても馬の耳に念仏というか、単なる小言にすぎなかったでしょうが、こういう実例を見たら『ああ、なるほど』と今更ながら分かったことでしょう。私に烈火のごとく怒鳴られても、事の重大性が分からず反発する者もいました。そういう私も、若い頃に日没近くの18時頃に山小屋に入り怒鳴られてシュンとしたことがありましたが。

(昔はテント持ってても怒鳴られたもんです)
>登る能力と、まとめる能力は、
>ある意味まったく逆方向のもの。

そうです!
まさに、そのとうり!

 だから、本格的な山屋さんの立場で事件を眺めると、ちょっと別の意見が出てくる。

 例えば家庭教師が、麻布高校の生徒を教えるのと、偏差値40の人を教えるのでは、教え方が根本的に違っていますよね。同じ家庭教師の仕事でも、仕事内容がまるで違いますよね。もう別次元の仕事になる。それを一緒くたにしてはダメだと思います。

 だから、今回の事件に、いろいろコメントする人がいますが、プロの登山家のコメントも良いですが、もっと日常的に寄せ集めの大人数で登山ガイトしている人間のコメントを聞いておいた方が良いと思いますよ。

 でもね、そういう人たちは、どういう訳か沈黙しているのです。
 下手なことを言って明日はわが身になりかねませんから。
 私だって同じです。
 そういうリスクを背負って、ここに書き込んでいる。


 それとですね、トムラウシ山遭難事故は、山屋の立場からの見方と、ガイド屋の立場にたった見方では、ちょっと違ってくるんですよね

 ガイド屋の立場にたったら『山に入ったら自己責任』ではすまされない。金をとってガイドするなら船長と一緒で、全員の命を預かっているも同然。舵取りに全神経を使うわけです。お湯を沸かすとか、場所取りをするとかは、本来の意味では、ガイドの仕事じゃありません。そういうのは各自でやってもらって、もっと別次元の仕事をすべきですね。天気に関するあらゆる情報を集める。場合によっては、偵察に行く。体調の悪い人を介護する。これがガイドの仕事ですよ。これは、ネパールでもスイスでも一緒ですよ。

 しかし、山屋の立場にたつと、ちょっと違ってくる
『山に入ったら自己責任』なんですよ。つまり御客様は、山屋の立場に自分を置き、ガイドは、ガイド屋の立場にたつ。これが一番理想的なパーティーなのかなと思います。


***********************************************
山屋の立場になれるかどうか?
お役人に伝わる事はなかったかと思います。
…つまりはそういう事なんです
このアミューズとか言う駄目会社に頼もうかな?
と言う時点で、残念ながら「山屋としての自覚」
が足りない。(≠登るべきではない)
ホント、申し訳ないけれど、
厳しい見方をせざるを得ない。


だから、アミューズが悪いんですが、
アミューズだけが悪い訳じゃない…

でも年輩の方を中心に、言っても聞かない人が多い。

************************************
■「山に詳しい人はそんな馬鹿なツアーに申し込もうとする訳がない」。
15k*6.67=100km
8泊9日ですって(苦笑)
予備日1日しかありません。
山歩きは一日20kmが限界です。
その半分は…10kmです。


実際、あらゆるデータを見ても
死にに行った様な物です。

ロシアンルーレット
(低気圧の来襲+低気圧の停滞)が、
最終工程と体力の落ちる期間に
重なった訳ですよ。


冷たい言い方ですが、
亡くなった方のご冥福をお祈りする事を差し引いても
参加する方が、信じられないんです…

(アミューズは今回、八つ裂きでしょうから省略)

■ガイドは責任転嫁の道具じゃないんです。
登山ブームの暗い影ですね…

「誰かに・・死んだ人に責任を押し付ける」
「業界自体を突然抹殺しようとする。」

ゴネ屋が湧いた時こそ要注意です。
ゴネ屋は100対ゼロをほぼ絶対に求めてきます。
その結果、死んだ人が全て悪い事になる事が多い。
そうしないと業界自体が殺されるからです。
山なら、全ての山登り禁止とかです。
(原発も原子力全て禁止とかヌカしてますよね)

■今回はマスコミとゴネ屋の大勝利でしたね><
アミューズは生き残り、死者がまた湧き
そして、ガイド業界にしめつけが入り
今度は素人が勝手に登ってまた死ぬでしょう。

宗教的ゴネ屋の跋扈する日本
マスコミ様とゴネ屋が親密な日本。

で、その正義のマスコミ様はどうしてアミューズが
生き残ってる事を黙ってたんだろう…
2012年11月05日 イイね!

【緊急?かな】トムラウシ事件と、長城事件を特集する予定【早めようかな…】

■トムラウシと長城事件について…

2012年11月05日
オホーツク閉塞低気圧を張っていたら偶然万里の長城事件が…


で、トムラウシ事件に関連して、「似たような状況が起きたよね。」
と言っていたらなんと…
トムラウシ事件の会社と長城事件の会社は一緒だった…


■きっかけは渦様コメント


こんな偶然はあるんだろうか?? 
洞爺丸台風から、トムラウシを話そうと思っていて
ここしばらくその事に触れる事は多かったです。
洞爺丸、トムラウシ検索結果


■まあ、こいつらのお導きかもしれないけど…
2012年11月05日
ええ、人生初、心霊写真ですよ。非常に締まりませんが…


ま、冗談はさておいて…
まあ厳密には関連がある…。


基本は安易な山岳ツアーは
非常に危険だと言う事を分かって欲しい。
山登り好きは危ない時、山には登らない


■ゆっくりしているとマスコミが、また何かと言いだすでしょうから
後出しは嫌なので、先に結論を書きます。

共通点はがっつりあります。
1)飛行機を絡めたツアーである事
(入りと出が固定されていて旅程変更が効かない)
2)一方通行縦走ツアーである。
(少なくともトムラウシはそう)
3)山から下りる日が近い(終わり際)
4)高齢者(体力、低体温症)
5)疑似眼(回復予測)


要は
①逃げ場がなくて、
②予定が決まっていて、
③情報が限られていて、一方通行で
④もうちょっとで終わりで、
⑤体力は落ちていて、高齢者で低体温症に弱く
⑥もうちょっとで回復する…、
長引かないだろう、と思わせる何かがあった。

まあ学習はしてないけど…



■但しあえて言っておく、
こんなツアーを
こんな値段で行こうとした旅行者は
まさか、に偶然が重なれば
安易に死にいたる事を当然知るべきだし
参加すると言う愚行を犯した時点で
旅行会社に被害者ぶって、ゴネる権利はない。

言葉は辛いが、
企画する阿呆に
参加する阿呆
である

山とは、高かろうが、低かろうが
ギャンブルなのだ。

「そこに山があるから」
死の危険を顧みず、ヒラリー卿は
エベレストに消えた。
登頂した人が偉いのではない。
降りるべき時に降りる人が偉いのである。
成功者は、
「幸運」をかけ合わせているにすぎない事を
知るべきで、成功すればするほど、
死はそばに近づいてくるのだ


■わしは百名山をいくつ上った
だからわしは偉いとかほざいている人達を見ると、
こういう傲慢な心こそが、遭難の元であって
そういう傲慢を市場原理と偽っている、歪みが
往々にして大事故につながる…

原子力もちょっと似た様な所があるんだけど
それはまたのお話…

2012年10月15日
遭難の話とパーティーと縦走の関係及び「リスク許容」の話


2011年10月03日
異常時には個人でない時が危ないということ


■ツアーかもしれませんが、
山登るなら天気図は見ておいて下さい・・・
自己責任かつ必要時には撤退することもとても大事なのです。

■何より人は集団になると意思決定について、
盲従的になるようです。
でも責任ある人は、物凄く大変だと思います。
私と同じ判断で山を下りた4人パーティーのリーダーは
「一晩中眠れなかった」そうです。

折角ですので余計な事を言いますと、
盲従するならトコトン盲従で・・・

後からあーだ、こーだがあると思うと、
正直山では私はパーティーを組むことの
意義をあまり感じないことが多いです。

(組まないと危険な山も沢山ありますので誤解なきよう)
2012年11月05日 イイね!

ええ、人生初、心霊写真ですよ。非常に締まりませんが…

ええ、人生初、心霊写真ですよ。非常に締まりませんが…■昨日は…紅葉を見にまた巡っておりました。
200キロもかなたの蔦温泉に3時起きで出かけたのです。

写真うつりこそイマイチですが、
こんな天気だったので人もいなくて、蔦沼の独り占め
そして沼めぐりを楽しんだのでした。

静かで良かったです^^。
JRのポスターにも登場する所ですが、
今回の色合いはかなり、色っぽくて良かったです。





奥入瀬十和田とともにレポートをそのうち。
ちなみに八甲田酸ケ湯付近は雪がありました。

死ぬかと思った(苦笑)んですが、バンタイヤ(夏)で突撃しました。

何が怖いって自分の車じゃなくて
対向車(4駆)がはみ出してくる事です



焦りました…。

■そんなこんなで蔦温泉は、浴槽の下からお湯の沸く名湯です。


沼めぐりが本当に素晴らしい^^のですが。

■宿に映った紅葉やら…ん、見た事がある奴も映ってるぞ…




■ん、まあボケてるので自画像代わりに、あ、知らない人ですよきっと。


■しかし、良く見るとそれはおどろおどろし…
…・・くない!!
霊…にしては
締まらない写真
になってました。(汗)


ティムバートン風の奴もいます…。
サンディークローズはいなかったけど…。
Posted at 2012/11/05 12:32:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 分からない、疑問 | 日記

プロフィール

「サイトカインによる死者続出とか結構共通点があるんだよね。GIGAZINE人類史上最悪の伝染病「1918年インフルエンザ」に関する10の誤解
https://gigazine.net/news/20200330-10-misconceptions-about-1918-flu/
何シテル?   04/01 12:44
chocovanilla改め「ちょこば」です。(短くしただけ) チョコラ+バニラの二匹が発祥だが彼らは登場しません。ドライブブログかなと思っていたのですが、原...
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