2014年11月14日
■さて、前回京都に浸ったのは
2004年ではなかったかと思います。
「根なし草」の自分にとっては彗星の周期の様に
京都奈良を回れる瞬間が回ってきます。
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■それこそ学生時代は、阪急に乗って、
或いは近鉄に乗って、京都そして奈良を、
月に1、2度位回っていたフリークです
その為に食費やなんやを切り詰めていたので(笑)
しかも当時は秘仏を巡るのが好きで
ものすごーくおかしい目で見られていました(苦笑)
もちろん隠していましたが、家の書籍やカレンダーでばれるんです
ネタにされていましたよ。
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■その中で北海道を自転車で旅して
そしてそれこそ浜松の航空自衛隊の方に
バイクの後ろに乗せて頂いて世界が変わりました。
あの方は今どうしてらっしゃるんでしょうね。
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■そしてバイクと言う翼を得て
今でも京都奈良の膨大な道路情報が
或いは京都奈良の仏閣、駐車場情報が
大事なメモリーの一部を占領しています(笑)
忘れ得ぬ瞬間を撮るのがカメラですが
忘れ得ぬ瞬間を記憶にとどめることも重要です。
そうして見えてくるのが侘び寂と
「人の営み」です。
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■と言う訳で紅葉の事になると
多分自分のリミッターは外れて休まないので(苦笑)
来週以降体力の余剰は全くない筈です。
写真と短文だけは載せるかもしれませんね。
そもそもこの文量がアドレナリン分泌量を示しますから
頭の中は「天然危険ドラッグ」で一杯、とも言えるでしょう。
ただ、折り合う術は得ているつもりです。
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■ただ、当時は一人で
も自分を最優先して楽しむ、だったんですが
今は誰かが喜ばないとつまらない
(自分の感受性が落ちたのだと思います)
そして何気ない最高ではない景色の中でも
静寂や今まで見えなかった流れや音に
気付けるようにはなってきました。
普通だったらうまくいかなかったという
天気や状況の中にも、一人だから気付ける静寂や
恵みに気付けるようになってきたのなら
嬉しい事ですね。
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■本当の事を言えば、本当の日本は…
ごく限られた人だけしか知る事が出来ない、と思います。
もちろん自分もそのごくごく一部しか知らない、と感じます。
それを求めたり征服したり、手に入れる事も大事ですが
多分、無欲の先に…、御配慮がある事を
今の自分は知ってもいるのです。(苦笑)
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■少なくとも今の日本は…
「大金持ち」でなくてもそれを知る事が出来ますし
最高峰の美を味わうこともできます。
何処かの先生の選民思想で馬鹿はタヒねと言われても
隣国の基地外に盗まれたり燃やされたりしなければ
世界最高峰の美、静寂、空間、気配
これらを感じる事は可能なんです。
(それらは何も
京都奈良だけにある訳では全くありません)
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■頭で考えることも重要です、が
頭をからっぽにして感じる事が
「本物」であった時には、本当に嬉しい事だと思います。
もちろんその偶然に感謝して
また、不勉強の不徳を恥じる必要はあります。
でも…
そして勉強によって「目が曇らない」様にするには
間違った情報を見抜いて除外したり
自らの感性で持って推論で、
それが本質を得ているかどうかを
検証確認する必要があります。
「アカヒ勉強」で売国史観になったら意味がないんです。
「石庭は隣国由来ニダ」「侘び寂もそうだニダ」
「皇室は隣国ニダ」「神様はウリストニダ」
「売春婦は拉致されたに違いないニダ」
アホですか。
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■個人が凄いから、その個人が言う事は
絶対であると言うのは大間違い、です。
凄い物があって「その凄い物を作ったり
維持している人」が見えれば
(その為には作り方維持の仕方を知らなければなりませんね)
その人は目の前にいなくても、学ぶ事が出来るんです。
そしてその理を突き詰めていけば、本質を過つことなく
ミクロの誤差を修正していく事が出来ます。
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■本物には「本物だけが持つ」
空間や仕掛け、人の営み、
或いは見えない教導
沢山の物があります。
デジタルな組立空間にもそれはありますが
その空間認識は、不思議に日常の美や本物にも
ちゃんとあるものです。
もちろん現実の視界や音、情報を
最優先しつつ、
その不思議な空間や気配の流れと言うのは
「精神疾患」と違って、
現実に対抗する物ではありません
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■究極を言えば自分が本物かと言われれば
自信を持って「否」と答えます。
本物の入口にすら立っていません。
でも、本物を覚え、記憶し
再見した時に
その違和感の正体を探る事を思い出す
「愚直さ」だけはあるように感じます。
もちろん黙って死んでいく事も、
侘び寂かとは思います
でも…
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■数多くの「自称本物全知全能」人に
偽物だ、馬鹿だアホだ、国賊だ
と言われていると伺っておりますが
そんな凄いの?
そこまで行けば本物なのですが(苦笑)
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■人の人生で、そこまで本物になれる事は
数少なく、恐らく本物になるためには、
本物を数多く知る事を捨てなくてはなりません。
逆に言えば本物を数多く知り、話せるようになるには
本物になる時間を数多く捨てている、とも言えますね。
逆に経験上本物は語らずその作品が語ります。
作品を手に取った時に吸い込まれる物があるんです。
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私とてやがて耄碌して
本物と信じる偽物を信奉するようになるかもしれませんし
今もその部分は恐らくあるのだと思います。
だからこそ、本物に触れる事
触れ続けていく事、再び見た時に
過去の記憶と対話する事、
あるいは人の感想や表情から学ぶ事
それが大事だと思います。
それには数少なくとも本物に触れている経験や
分からなくなった時に何処に伺えばいいのかと言う
窓口を知る必要があるのかもしれませんね。
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■ある意味人の一生は限られてしまいますが、
日本ほど本物に満ち溢れた国は他を知りません。
特に日本の「本物」には、温かみや優しさ
が数多く内包されている例が非常に多いんです。
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■と言う訳で、自分自身は本物ではなく
また人を変える力も非常に低いのですが(苦笑)
本物に触れ、本物を見せる事で
人が変化する事があります。
但し本物を「見れる」ようになるには
本物に触れ
目を磨く必要がそもそもありますしその段階では
幾つかのニセモノに騙される事もまた重要です。
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■但し本物主義は意味のなく贅沢になる時があります、
本物に興味のない金のない馬鹿はタヒねとか
見かけますけど、
その世界を少し変えたのが侘び寂の概念でした。
ゴミや不要物にある美を再発見し
それに付加価値まで見出したと言うのは
後の私達にとって大いなる強みになりましたね。
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実際にはそれを維持するのにも、手間と暇と金がかかりますが
維持するのには、多くの人への報酬とお金の流れを生みます。
中韓ソーラーみたいに中韓メーカと
農業放棄者と帰化人に金が言って終わりと言う事は
ない訳です。
ですから、原子力って御金かかりますけど
手間の割に風評が悪くて実害がないから
安定して地方にお金を渡す理由になる。
そういう要素もあるって事を
都市部で暮らす私達は知る必要もあるのかもしれません。
自分は「理想の為に野垂れ死ね」なんてとても言えません。
地方へのインフラや雇用は悪で
大阪民国の外国人生活保護は善
と言う素晴らしい考えの人が
日本人にいるのがとても不思議ですけどね
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と言う訳で心の赴くままつらつらと
駄文を書き連ねていますが
日本の強さは、古都とその「美と技術」の関連
更に「システム」「インフラ」
そして維持に一つの要因があります。
楽しかった、綺麗だっただけではなく
その裏の営みや仕組み、様々な法則
システムに気付けば、
その奥行きは宇宙に変わる。
とも「大げさに言えば」なる様に思いますよ。
とにかくそれには人生と言うのは短く
それが見えてきたとしたら、
…年とったんでしょうね^^;
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■と言う訳で
「歴史(文系)と処々の法則(理系)」は
決して対立するものではありえません。
もちろん、どちらかを捏造したり嘘を交えると
そこに対立が芽生えたりします。
その辺りは今回はそれなくても
論点がぼやけているので割愛しますが
兄たる(と言うか歴史が浅い兄があるんですねえ)半島と言う「ねつ造」や
中国様は「常に」先進国家であったという誤解を解いていくと
敢えて計算しなくても、見えるもの分かる物があるのですが
「あニダ-」ワールド論者は
別世界に生きてますので
発見したらニダ-、火病に合う前に
接触を防いだ方がいい、なんてね。
Posted at 2014/11/14 14:01:21 | |
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