2015年09月10日
今さらな話だが、渦様が言うように鬼怒川は昔から暴れ川。
今の日本がおかしいから暴れたわけではない。
上流付近で大雨となって、
下流で水害が起きるのは
公共工事を怠れば当たり前の話だ。
勿論今回が怠っていたわけではないんだけど
遊水しやすい地形の一つが遊水した。
溢れた付近は
水海道の近く。利根川との合流に備え流速を落とす
役割もある地帯だ。
ここから下流は流速が落ちる。
利根川との合流があるし高低差も少ない。
それもそのはず、
有名な利根川の東遷作業が行われ、
利根川の膨大な水量もはかなくてはならないからだ。
伊奈家によって行われた、江戸を水害から防ぐための
副作用だったりもする。
現在が異常と騒ぐ前に、歴史を知ろう。
勿論水害による犠牲の少なさと
迅速な救助は、災害に我が国が
真摯に取り組んできた結果だ。
同時に佐野っちたち上級国民の
デザイン談合は許せても
土建会社の存在を悪とした
美しい倫理観が、災害とその犠牲を
潜在的に増やしていることを知ろう。
コンクリートから人へ。
デモでもすれば、水が引き
赤旗のたなびく平和な
治水が実現するなら苦労はない。
こういう大雨の調整のためにも
ダムは設置されている。
もっとも必要以上の大雨の場合
水門は開きっぱなしになる。
だからこそ頑強な堤防がなければ
遊水させるか、決壊させるかの二択になる。
たかが水と嘗めていなくても
こういうことも起きる。
昔と違ってダムの許容量を越えたとき
遊水で誤魔化せる場所は
ずいぶん少なくなった。
昔は良く田んぼが水に浸かっていたものだけど。
それだけに備えと災害に対する備えは
必要だし、それに迅速に対応した
政府と自衛隊は素晴らしい。
この涼しさの中、温暖化かな、
とか言われるとちょっと絶句する。
日本は水害と常に戦ってきたし、
伊勢湾、第2室戸,ジェーン等の台風は
温暖化厨にとってはなかったことにされるのが
ちょっと面白い。
ちなみに鬼怒川の前の大規模氾濫は小貝川だった。
鬼怒川と小貝川は兄弟河川であり、
利根川の排水量と合流の問題を同じく
抱えていることには注目すべきかもね。
勿論水害による被害を受けた地域の
早い復興を願っている、が
しばしば水害による氾濫箇所は
ある程度決まっているので
それを生かして遊水させたのが、
有名な信玄堤の原理でもある。
優れた土木技術は、軍事技術でもあった。
それ故に、アカヒ様等からは目の敵にされ
デザインロンダリングはだんまりだ(苦笑)
騙される人は後を絶たないけどね。
Posted at 2015/09/11 01:07:19 | |
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歴史話 | 日記
2015年09月10日
栃木の大雨は、理にかなっている。
勿論なった方は大変で、無事ですんでほしいけど
渦と山と湿気は大雨を招くのは昔から変わらない。
あえて言えば偏西風が弱く、今年は台風が流されない。
そのせいでのこのこ北上して上陸したあげく消滅するから
より雨が降りやすい。
実は台風の風は、雨を減らす役割があり
雨台風はたいした勢力を持たないことが多い。
過去に富士川橋梁を押し流した台風は、1000ヘクトパスカル
程度しかなかったし、
それ以外の雨台風の殆どは、秋雨前線による
大雨だった。
つまり今年は、雨が多いと言うことは
上空が涼しいと言うことでもある。
異常ニダ、結束ニダ、と叫ぶのは簡単だ。
左翼も、しーるずとやらも、
民主も放射脳も同じように叫ぶ。
そうやってカリスマが生まれ廃れていく。
実は右寄りもその手の人達は多い。
でも以前から、中韓は疫病神だし、
アメリカも傲慢だし、粛々と守りを固めるときに
騒ぐべき価値はない。
そもそも確率的には、後から騒ぐ価値はない
と偉そうに言えば、99%位は勝利できる。
(放射能とかの話をするときに繰り返し
釘はうってきたけどね)
温暖化も同じ。温室効果は、温室効果を呼ぶから
(メタンの放出や反射率)
騒ごうが騒ぐまいが、
環境要因が寒冷化に働かない限り
バブルのように温暖化は徐々に進行する。
世界の5%以下の二酸化炭素排出量の
日本人が発狂しても効果はない。
商売になりそうだからやってるだけだ。
そこのところを理解しないと
宗教になってしまって柔軟性を失ってしまう。
例えば、陛下が常に正しいとは限らない
と言えば、一部の人は激怒するだろう。
不敬だってなじられそうな気がする。
じゃあ、正しくなければ、逆らうの?
制度を潰すの?それとも引きずり下ろすの?
って話だよね。
盲従したふりをして、
国を滅ぼすって手もある。
だから、制度の根絶を図る輩の一部は
物凄く、原理主義的に崇拝を試みる。
つまりこれが敵の中の味方や
味方の中の敵が居る理由で
意図するものせざるものが
入り乱れている。
だから、この世は
面白いのかもしれないけどね。
Posted at 2015/09/10 08:25:40 | |
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気象を科学しよう | 日記