結構激しい寒気団、というのは分っていて
でも、通り過ぎてしまえば、
どんなに激しい寒気団でも
大被害を起こすことはできません。
勿論通り道になると大変ですが。
(若狭湾ー関ケ原、中部方面は大雪の様です)
通り道は着雪して、
なんと垂直に雪が降り積もったりもしますけど
雪の怖さはそんなところにあります。
しなればしなる程着雪しやすく
湿雪と、乾燥した雪の接着は、ちょっと強力です。
雪は降り止むと、自重や乾燥で
ばらばらと落ちていきます。
その不思議な造形は
雪が降り続いて降りやんだ一瞬にだけ見られる芸術です。
この性質は雪崩等にも関係しています。
取り急ぎこの大雪は意外にも
群馬への大雪と言う形となりました。
つまり、新潟も秋田もこの積雪量を
超えられなかったことになります。
強風と乾燥は山間部への落雪に
繋がったのが実際の所ですね。
また強風ですと雪は積もりにくいのです。
日本は温かな海に囲まれているので
寒波は特に日本海の豊かさに欠かせないといわれています。
溶存酸素量を増やし、冷却をかける事で
海水の循環と海の豊かさを担保している
と言われます。
以上のような事情で
・スタッドレスへの交換、雪への備え
・京都へGO(大雪)
・寒気団は強いけど
ボジョレヌーボー(いつものこと)
は予想の範疇でした。
だからと言って今回の寒気が弱かったわけではない
とも言えますね。
気づく人も少ないでしょうけどね。
勿論計算違いはありますが、
確率を上げるという事は
そう言う計算の積み重ねです。
(でも文句言う人が出るのは面倒なので
人の為に予想はしません)。
でも勿論、やっぱり外れるときもあるので
経験と計算は表裏と言えるのかも
しれませんね。
Posted at 2017/01/16 21:07:40 | |
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気象を科学しよう | 日記