2022年12月10日
クロアチアがブラジルを撃破しました。
追い付いてPKで勝利したのです、
やはり日本の16強の壁というのは
ただの結果論で
クロアチアは強くしたたかで
しかも化け物キーパーのいるチームでした。
相手を過小評価したり
或いは過大にビビって
評価を上下してイキる人たちが
日本には多分にいて、
しかも彼らの言うことを尤もだと聞いてしまう。
そして外野が足を引っ張りまくる。
残念ながらそれが
今の日本(報道と空気)かもしれません。
でクロアチアはスペインよりヘボで
勝てるはずの関係なのに
監督がやはりヘボだったから負けた
とか、ずいぶん騒いでましたよね?
日本はポゼッションを目指すべきで
カウンターサッカーはふさわしくないとか
カウンターサッカーをするなら
一生しなくてはならないとか
分析するのはいいのですが
データ分析に偏見が入れば
それは分析ではなくただの偏見であり願望です。
クロアチアはブラジルより常に強いかと言えば
そんなことはありません。
日本は今回もっとも勢いのあるチームでした。
それを破ったことがクロアチアにはプラスになった。
ほんといいチームです。
クロアチアはそれ(ブラジル)を凌ぎきって
ある意味絶対のPKに持ち込んだとも言えます。
キーパーがあそこまで優秀なら
そんな戦いもできます。
だいぶん前ですが
オリバーカーン時代のドイツも
そうでしたよね?
調子がいいときは勝ちきればいい。
悪いときは鉄壁の守備で競り落とす。
イタリアがカテナチオをかけるときも
そんな戦い方の時もありました。
どんなに優秀なチームでも
常に勝ちきることはできません。
だからこそ、凌いでカウンターも
或いは競ってPKで落とすのも
これも一つの戦略です。
そこには結果と数字が残るので
それはきれいでも汚いでもない。
そこを忘れて王者として振る舞えば
王者ブラジルのように、何回に一回は
やはり足下を掬われるのです。
残念ながらブラジルまでは達してませんよね?
好きなサッカーや
個人的活躍は大事ではありますが、
W杯は国際見本市でもあります。
森保監督はW杯で市場価値を高めるべく
選手を売り込んだという
側面もあります。
それが選手のレベルつまり国のレベルを
高める何よりの近道です。
その為に規律と戦術をもって
選手が戦術の切り替えに対応した。
実は何気にここが大事な部分でもあると思います。
とはいえ、そんな議論は日本が負けた今
肝心の日本では欠片も価値はありません。
すべては責任論と、妄想が誇大する
分析という名の批判と無駄な礼讃が
中心となりつつあります。
しかしながらクロアチアは
底力を示し、ブラジルを粉砕しました。
逆に言えば日本はせっかく素晴らしい相手と戦って
そして勝ち進めなかったのに
クロアチアを尚侮ることで、
先方にも失礼をし、そして日本代表の価値をも
毀損したと言えるのです。
もしクロアチアがブラジルに大敗していれば
その空気は更に伸長したでしょう。
クロアチアがブラジルに勝ったことで
対戦相手(クロアチア)に救われた。
その辺りは選手がどう感じるかでしょうが、
サポーター一部とやらが
今後サポートするのか足を引っ張るのかで
強化は変わってくるのかもしれませんね。
Posted at 2022/12/10 07:37:58 | |
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