2024年01月13日
災害で是非とも欠かせないものは?
といえばトイレと紙である、と思う、
食べ物は放っておけば数日で来る、
水はトイレを我慢するので
思ったより消費しない(経験論)
暖房と空調、物資供給は
車の燃料がすべてに優先する。
ここはインフラとトレードオフなので
災害時にガソリンが8割あれば、
復興期にすごく楽。
中でもトイレの水洗化のキープは
理想ではあるけれど、ある程度以上の地震だと
つまりの問題もあるので
強いて言えばに属する。
さて、避難所ではトイレは大抵クソまみれになる。
そもそも紙の問題があり、紙には
容積の問題がある。
そしてそこには水の問題があり、
生乾きの糞便は悪臭を放ち
衛生的な欠陥を招く。
お湯があればいいんだけど、
そんなもんが蛇口から出るなら
被災とは言い切れないしね。
この事は過去の震災でもずっとずっと触れられてきた。
どんな震災でも死亡率は、せいぜい
数パーセントから一割である。
例外はあるが
特異的により大きな被害が出るが
そこは大抵、大津波とか土砂崩れとか
そうでなければ未整備地域が多い。
救助、サバイバル、トリアージ、衛生
今回、末端が頑張ったものの
トップがボロボロだった
第一段階の災害支援は、
今も昔もこの四要素が
極めて大事であり続けている。
そこから先は、
実は行政と建設業の話なので
あんまり復興支援を騒ごうが騒ぐまいが
続けられていくし、ボランティアという名の
タダ働き友愛精神の跋扈する
おかしな世界なので、
どろどろしたい人は頑張ってねと
しか言いようがない。
いや、より多くの人が
私財をなげうっていただければ、
財務省も、自治体もニッコリなのだ、
ですよね?
結局災害時には、コアになる
被災しない空間の維持が大事で、
あとはそこに、換気のしっかりしたトイレが
出来れば、部外者をいれずに存在するかが
大きな心理的な平衡性を保つ仕組みになる。
あとは、紙があって、
出来ればそういった部分を
清潔に出来る仕組みがあれば
一週間弱は大体の人が耐えられる、という訳で
そこから先は、残る人と避難する人を
シャッフルしながら快適性を取り戻す、
ということが必要。
でも、それじゃ視聴率は稼げないから
お涙ちょうだいのドラマが
バカみたいに流れるんだけど、
結局は、ドラマをみてる感覚と変わらず
ドラマにエキストラ体験して語りたい
ザ、語り部があとは語り回るのが
震災ドラマ、とも言える。
とは言え、今回は
震災直後の謎の物質不足が
だいぶん少なくてホッとしました。
実際に震災に遇われた人は
これからこそが大変です。
特に輪島から珠洲の
地殻変動の感じだと、1000~1500ガル位の
力が加わっているので、
耐震設計に関わらず被害が出てますし、
駆体が大丈夫でも、基礎やボルト
あと、設計上の応力集中ポイントは
確実に壊れてますし、壊れてなければいけません。
壊れてなくても、中はグシャグシャで、
サッシがやられるとかは普通にあり得ます。
そこら辺は、一つ一つ地道に取り組むべきで、
いくらウクライナで財政規律を緩めた
岸田様の財務省支配でも
金金金かね国内だというのは当たり前です。
農民はいかさず殺さず、
どうするキッシー、
話がまた逸れて恐縮ですが、
とにかく、そういう避難における衛生面って
割とアンタッチャブルなんですよね。
何故か謎の統治組織も出来ますから
そこら辺はマスコミ様も、じゃにぃや
吉本のようにとても大事にします。
そしてやがて、いろんな勢力のヨイショ軍団に
埋もれていって、あの人が神、仏
発明者、発案者と、毎度
自称アインシュタインが出現します。
だから例えば、秋田県知事は
東日本大震災に基づいて、色々言うと
部外者ニダ!
この世界は大東京市民がタワーマンションに住み
Uberで飯食べながら、思い付きで
理想を述べるニダ!って
どのみちなるものです。
そうやって現実から目をそらすのは
割と気持ちがいいものです。
一方で、そんなことをしてばっかりいると
だんだんすべき事が出来なくなっていきます。
その場で必要なものは
そんなに大したものではありません。
しかし物流も、財政規律も
ばらまきスーパーマンキッシーワクワクは
次代へのつけを大増産しながら
肝心なことから逃げつつ
全力で検討を続けています。
そんなキッシーワクワクが
明日は能登を訪ねるとの事。
特に感慨はありません。
いつものバラマキ劇場に
ウクライナへの熱狂が冷めた人たちが
今こそノットノットと叫ぶのでしょう。
暫し今の情勢を忘れるには
いいドラマです。
今回は死亡率の高さの割に
非常に少ない死者で、土建に強い
与党にはボーナスステージでもあるのです。
そういう意味では
亡くなった人は浮かばれませんが
世の中安んじるありがたい
ドラマでもあります。
だからトイレとか衛生とかは
考えずに、なんか統一構文のような
マスコミの報道をみて、頑張ってみたいと思います。
Posted at 2024/01/13 21:00:13 | |
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能登地震 | 日記