【追記】謎はおぼろげながら解けました、
跳弾です。しかも、軽石部分は
地面に当った際に四散しますので、
散弾効果があったと言う事だと思います。
地獄谷火口列→斜面→散弾跳弾
→山頂尾根部分の命中率アップ(特異点)
つまり放物線(上から)と跳弾(低い弾道)の集中点が
噴石の滞留の多い個所であるとともに
死者の多い地点と重なると感じます。
(気付いてしまえば当たり前と言えば当たり前ですけどね)
【追記終】コメントは今晩返信書きますね。(お待たせしました)。
■御嶽にとりつかれて?います。
今回の惨事の裏に隠れた偶然の集積には正直ゾッとします。
と言うかコメント返答早く書けばいいんですけど、
ちょっと待って下さいね。
■まずはこれを。
火山弾何かたまに水平に襲ってますよね
通常火山弾は打ち上げられた岩が上から降って来るものです。
当り前ですよね。
■火口列と地獄谷、そして破砕層この位置関係が
どうも特定場所での死亡率の劇的なアップを
招いた恐れがあります。
■今回はこの頂上から王滝までの尾根筋に
犠牲者が集中しました。
■かねてより北西方面の
列状火口が御嶽の特徴と言えますね。
(1970年代も)
■問題は地獄谷の火口はここだけ、谷間にそって、縦なんです。
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■もちろん降灰状況を見れば多くは上から降り注いだはずですが
動画やクビや脚を持っていかれて亡くなった話
背中の外傷性ショックで亡くなった話を考えると
また400kで飛散ならそんな容易には
堕ちて来ませんよね
■何かゴルフの様な弾道の噴石が
死者多発ゾーンに鬼の様な勢いで飛んだ
と言う事が読み取れます。
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■そしてそこには破砕帯と温泉も絡みます。
乗鞍火山帯は立山から御嶽に至る火山帯で
破砕帯を多く含みます。
膨大な水蒸気は破砕帯の破砕された石を
まるで機銃照射の様に
乱れ打ったのかもしれません。
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頂上付近には250名とは言いますが
この付近での死者は50人を超えるかもしれません。
避難小屋を除けば
(御嶽は避難小屋が多く難を逃れた人が多かった)
死亡率は20%どころではなく40-50%を超えたかもしれません。
徐々に死因が明らかになるにつれ
噴石の直撃が取りざたされていますが
あまりにも「命中し過ぎ」です。
またそんなに降り注いでいれば、
同行者は全滅です。
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■地形と破砕帯と水蒸気爆発と時間帯と季節
これが合わさった事によって大災害となりましたが
偶然と偶然、そしてまさかが重なる事で、
大災害が起きる、典型的な例、と感じます。
地獄谷の地形と爆裂火口のレンズの様な関係が
破砕層を通じて水蒸気で噴射され
通常の山なり以外の
ライナー性の噴石を多数生んだと考えれば
「つじつまが合う」と言う事が言えるのかもしれませんね。
Posted at 2014/10/01 18:22:11 | |
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