色んな意見があるのは当然の事で
個人的には統計技法を用いて
(惑わされずに)コロナについても?
引き続き切り込んで行こうかと思います。
結論からすると日本の対策は
状況に対応しつつも
「一貫している」と言う事です。
その場その場で論調の変わるマスコミや
野党に騙されるのは、損以外の何物でもありません。
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さて、日本政府が今回のコロナで続けていた事は
制圧では無くコントロールです。
というか「2月」に書いてたりします。
2020年02月26日
【コロナ】パヨクの政府批判に騙されるべからず
そこに色んな反論があるかと思いますが、
基本的に
日本のウイルス検疫は
空港では
人権の問題があり、
極めて脆弱です。
島国でなければ即死レベルです。
国境開放して蔓延させたEU並みです。
今回あっけなく、「ヨーロッパ型の侵入」を
許した「バカな国」はアジア諸国で日本だけです。
シンガポールもお仲間でしょうかもしれませんが
あそこは移民の問題があります。
(日本は欧米に先立っては
やりにくかったところもありますけどね)
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しかし、武漢ウイルスBと
武漢ウイルスC(ヨーロッパ)を比べる事自体
「本来はナンセンス」なんです。
具体的には「群が違う」。
前提となる係数が異なるので、
グラフが不自然になります。
これは4月9に取り込んだグラフですが
武漢型だけなら、赤線が最大値と思われるもの、
でも、グラフはそれ以上で跳ね上がる。
そこには似ているけど違うウイルスがいる、
といえます。
それを尾身副座長は群が違うと
表現しました。
統計的な中立性を持った科学者であることが
推察できます。
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しかし、
今年の冬も規模はどうあれ
コロナは確実にやってきます。
夏に制圧しましたけど冬はダメでした、テヘペロ
とかタダのアホです。
そこが今回の難しいところです。
コロナは死者が減りましたが
ホームレス死がもっと増えましたじゃ
意味がありません。
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要するに、ヨーロッパ型よりも
武漢型(ベースウイルス)の方が裾野が広く
ほぼ純粋なヨーロッパCより弱毒化
(薄まる)の傾向があり、
多分ですが、それがアジアでの総死亡率の
低さに結びついている。
即ち希釈効果です。
それとアジア各国は緯度では
特亜が最北の部類ですし
後述の季節性も関係ありそうです
尤もこの辺りは、ロジックと統計から導かれる
「推論」にしか過ぎませんし、
それを実証するのは専門家になりますが、
専門家は実証において担保するものが
あるから専門家なだけで
仮説形成に、専門性はそこまで要りません。
(寧ろ論文を読んで、現在の専門家の
視点を写し取る事で
不安定要素を消していくのも、
作業工程としては必須となります。)
という辺りは、論文をかじっていれば、
ある程度御理解頂けるでしょうし、
かじってなくても、
なんとなくお分かり頂ければ幸いです。
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日本の場合は、どうも
希釈以前に武漢ウイルスを撲滅しつつあった事は、
すでに国立感染病研究所が明らかにしている通りです。
もちろん交雑には突然変異のリスクが付きまといます。
患者のチャンポンはマズイのです。
特に隔離施設に、多タイプの患者を放置すると…
と、なると
ヨーロッパ型は、武漢のチャンポンからの
生還者が怪しいのですが(初期)
つまり、ヨーロッパでは
元の武漢型とヨーロッパ型は
同時に「用意ドン」したと考えられます。
つまり圧倒的に感染率の高い
ヨーロッパ型比率が高い。
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日本は、卒業旅行で輸入して
体液的濃厚接触(主に唾液)を経て
3月後半に爆発を始めています。
つまり武漢先行型です。
武漢型の不顕性感染は
結構多いと思われますが、
これらがヨーロッパ型を交雑したり、
ワクチン的に働いた確率も
また、高いのです。
というのも、
クラスターには
一定の傾向があり、彼らはつるんでうつし合います。
一番顕著なのは…ゲイです。
エイズクラスタを作るくらいですから。
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日本は当初かなり緩めに、
重症者を中心にクラスタ追跡を行い
また、圧倒的に高い救命率がありました。
そもそも、
COVIC19ウイルスを撲滅しきれるのでしょうか?
スウェーデンのような集団免疫採用国が、
一国でもあればそれは難しい。
つまり、不可能で新型コロナは今後、
風邪の一つとなっていきます。
風邪で死ぬ人をゼロに出来ないように、
死者を無くすのは、まず無理です。
(普通の肺炎で年に何千人も死んでます)。
制圧されたウイルスにはもれなくワクチンと
ウイルスの安定性がセットになっています。
どちらかが欠けると無理なんですよね。
ちなみに新型コロナは 安定性がないタイプです。
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そうなるとつまり死者を減らす。
医療のコントロールが可能な範囲で
穏やかにする。(延命する)
その間に治療法が登場したり
適用条件に戻せるかもしれない。
それは医療放棄でもなければ
間違った暴論でも無いのです。
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同じようなものに
がん治療における分子標的薬があります。
がんの増殖過程を分子的に邪魔をする。
でもあれ、効かない時は効きませんし
時々イレッサみたいに重篤なそれこそ間質性肺炎を
招く場合もあれば、
特定のがんでは特定条件で
死亡を早める効果があったりします。
(集団全体では効いていても)
だからこそ、がん治療については
戦略性が問われるわけで、
それは医者のせいではなく、
患者とその家族が決めることでもあります。
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統計は情報やサンプルがないと進みません
後追いのものに分析上なるわけです。
それを防ぐ為の仮説形成で、
過去の統計に基づいて仮説形成し
対処した上でデータ分析と
研究結果が出る。
そこには比較とプラセボ群が必ずいます。
群が違うかどうかを、そうやって確かめて
薬の治験にしろ
分析して有用性を見ていきます。
つまりは、
データがあると言う事は
命に残念ながら軽重はあるのは
事実です。
日本ではそれが少ないと言う事は
世界的には当たり前ではありません。
そこは冷徹に考え、
自分の関係者が「重」になるよう
注意を払う一方で確率的に一定確率で
「軽」となる覚悟は必要だと考えています。
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尚、上記は自分の親が
以前の癌治療で
先進治療的「軽」に入りかけたので
色々と話をしたことがあります、
鼎の軽重は、個々の場合実は
努力と学習によって変えることができるものです。
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さて、
日本の場合、コロナについては
最初から、前提をテストテストテストから
変えて臨んでいます。
即ち、「検査を限定的とし、
重症者をキャッチアップする」という方法です。
アプローチが違えば、
それによるシナリオはまた違ってくるのは当然です。
そこにはメリットデメリットがあります。
安易に命が大事、とは思いません。
「社会保障制度や医療職」の方が正直大事です。
これらを維持するためにどのようにするか
というのは
短期的な死者の数よりは大事です。
但し「比べれば」であり
勿論「資源が許せば」命は大事です。
継続的な戦いである以上
「資源が許せば」ブレーキを緩め
「資源が許さなければ」ブレーキを強める。
この戦略が防疫では
「ハンマー&ダンス」と言われる戦略になります。
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幸いにしてこの
ウイルスは季節性が強く
温暖な地域では蔓延が穏やかです。
(対照的に寒冷なロシアや札幌では感染が
まだ続く傾向にあります)。
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コロナ体制を医療機関にある程度維持していくためにも
コントロール的な
ある程度の感染ストレスがある方が上下の波があるよりも
医療資源が生かしやすい
のは言うまでもありません。
その方が救える命が多くなります。
2020年03月13日
医療崩壊とベッド数【厳密には感染病専門】
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つまり
「救命キャパシティ」を超えると
死者数がどんどんと増えてきて積み残しの高齢者施設で
大量死が発生する。
じゃあ救命キャパシティーを上げればいいかと言えば
長年無駄とされ削減傾向にあった
感染病病棟(結核病棟)のように
厚生予算の健全性を阻害し長期的には保険制度の
危機を招きます。
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そう考えると、
時たま
防疫がザルとかやらかしますが
理知的に考えれば考えるほど
国の方針は一貫している
という結論になります。
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むしろ、テドロスを始めとして
「政治の場」と化している、WHOよりも
「WHOらしい一貫性」があります。
また、WHOには一つの形として
認められたりもしているのです、
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こういったことは研究成果や論文は
あとから出てきます。
しかし研究情報や研究傾向は
「情報としては入手可能」であったりもします。
そして、欧米において死者が突出したことは
前に触れた「移民の介護職」
のみならず
例えば、
ICUに余裕のあったドイツで
これほどまでに死者が原因は何か
考えればすぐ結論は出ますよね。
養老院や高齢者をそれこそ
「切捨てた」からだと思われます。
勿論間に合わなかったと言えばそれまでですが
ICUをひっ迫させてもとまでは、
治療を施さなかったからあんなに人が亡くなります。
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欧米ではあれが成功事例なんです。
さあ、
ハイルメルケル‼!!女性指導者にだ。
とどうぞお叫びください。
日本では、
実情を聞く限り
医療機関がかなり無理をして対応しました。
その結果
統計死者数は偽れません。
パヨクのラサールが、「東京の死者は10倍」だと
ウソを言ったのは、「彼が信じる」
欧米式かなんか知りませんが
その論理では計算が合わないからです。
その現実にも気付いてほしいものです。
とにかく日本は
再生産数を具体的に短期間で下げたのは事実です。
ポジティブが多い中で
一度上がった再生産数を
押し下げるのには、それなりの努力が要りますし、
(そこは他国は失敗している)
その期間が遅ければ医療は崩壊か
患者の取捨選択を問われます。
実際には 今回の新型コロナは
感染経路が感染者と同じくらい
ポジティブに依存しますので
自粛と帰省の抑制は、
過労ポジティブ層の、
治癒を促した可能性が高いです。
ただ、当たり前ですがこの期間の
GDPは約2,3割下がりますので、
半数くらいの企業は損益分岐を下回ってくるはずです。
そうなればリストラを招き更なる
消費の低下が起こります。
という訳で、その辺は
多少のリスクに目をつむるのは
ある意味当たり前とも言えるのです。
勿論中国資本で生きていきたい人は
ここは思いきりたいでしょうし
柔らか銀行なんかは、既にその危機です。
あそこが日本の会社かと言えば
難しいんですけど。
とにかく、この危機をしのぐことと、
見た目でも損益が
多少の赤ですむようにしないと、
今度は売り浴びせが始まります。
特に今回は、バブルを崩壊させていない
中国が見た目以上に危険です。
勿論国有化して、デジタル人民元で払わせろって
言い出すとは思いますけど。
そうなると、より多くの国と
紳士協定を結ぶ必要があります。
そんなこんなで、いまいちはやく経済を戻せば
資本を守ったり、
あるいはドイツみたいに
近隣の資本買い占めに動くことができます。
その辺のバランスは実に難しいのですが
少しでも経済を戻さないと
今度原資(バランス上の)の税金に影響が出過ぎます。
自粛のままでも、
まずは経済を動かしていかなければ
実体経済がクラッシュします。
そうなれば保険制度にも影響が出ますし、
多分年金基金も
今はひどいことになっている筈です。
まずは絵を描いて、その上で
各人の行動をある程度自制することは
大事なことです。
勿論梅雨の時期に一度コロナは
ほぼ沈静化する可能性もあります。
どちらにしても冷静に経済のてこ入れを始めるべきです。
自粛に時間がかかったように、
再開にも時間はかかります。
方向性を打ち出した上で
コンセンサスを得ないと、
内ゲバが起こりやすくなります。
そういった意味でも
なかなか全ての国民の理解を得るのは
難しい面もありますが
前向きな施策を
今後も期待している次第です。
Posted at 2020/05/18 18:48:13 | |
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