
■サプレッションチェンバーでの
放射線量には
落着きがありません。
■2号機についての
再臨界の有無は難しいですが
■いわゆるJCO型即発臨界はある
と思っています。
■福島第一におけるメルトダウンは
圧力容器系の穏やかな損壊と
ほぼ途切れない冷却水の
2つの特徴があります。
■そのため、核燃料は私に言わせればピューレ状
伊東教授などに言わせれば粒子状になって
押し流されていると思います。
その水がどこに行くかといえば、
サプレッションチェンバーではないかと考えます。
■2号機の場合はサプレッションチェンバーに損傷がありますので
そこを経て、地下に排水される事となります。
何故ならサプレッションチェンバーは地下に設置されているからです。
■ですから、核燃料溶液が、サプレッションチェンバーに流れ込み
ある程度の濃度になると、JCO型の再臨界が起きても
全くの不思議ではないのです。
■この様に見ると、再臨界が発生するたびに
サプレッションチェンバーの放射線の値が上がっている
と推測されます。ただ、誤解がないように申上げると
再臨界はほんの一瞬の物である、と思われます。
ちょうど蛍光灯の点灯時のようなものではないでしょうか?
■地下で、水がふんだんにあり、最大2Mの
コンクリートの外殻があると捕らえると、
中性子が外部に出ることは
規模的にはほとんどないと思われますが、
果たしてどうなのでしょうか
■原子炉の状態は、核燃料の流出が一番大きい分
サプレッションチェンバーが巨大な水棺として
大きな働きを為している、と思われます。
■炉の状態は一番悪いかも知れないのに
それが安定的な冷却に繋がっている、
その可能性を考えると何分不思議な物だと思います。
■いずれにしても、サプレッションチェンバーでの
放射線の値の上下を繰り返しながら、現在は安定に向かっているのが
2号機の動きと推論する事が出来るのでしょうね。
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シリーズ2号機 | 日記
Posted at
2011/05/18 19:54:09