
鈴鹿フルコースの各走行分析ブログのコメント欄でいろいろご教示頂いており、誠にありがとうございます。
特に昨日のブログエントリ「
【PP1】【サーキット】2013.09.29 鈴鹿フルコース Part.7 走行ログ分析 ヘアピン」では、とても勉強になるたくさんのコメントありがとうございました。
加速で他車に置いていかれているのをマシンの問題にしてしまっている私でしたが、ログや車載動画を見ても自分では気づけなかった運転の問題を知ることができ、とても勉強になっております。
自分一人でログ解析せずに、みんカラにアップしている甲斐を感じることができ、非常にありがたく感じております。
この場を借りて深く御礼申し上げます。
「
烈ビートRD2 鈴鹿サーキット・フルコース 2013.09.29」
の
走行ログ解析 第6段、200R~250R(まっちゃんコーナー)~スプーン編。
GPSロガー: 747Pro
解析に使ったのは
LAP+(=ラプラス=LaplaceView.net=LAP+View)。
走行動画はこちら。
引き続き、
赤:2nd Best(3'17.817)
紺:Best(3'15.810)
の比較+αで思ったことをメモっていく。
いろいろごツッコミくださいまし。
■セッティング
タイヤ:ダンロップ・ディレッツァ・Z2
F:165/55R14
R:175/60R14
空気圧
F:
冷間2.05 →
終了直後温間2.20
R:
冷間2.00 →
終了直後温間2.18
※路面温度は普通
Fブレーキパッド: Winmax AP1
Rブレーキパッド: Winmax AP3
スプリング
F:4kg/mm(BLITZ DAMPER ZZ-Rの標準品)
R:6kg/mm(BLITZ DAMPER ZZ-Rの標準品)
車高調減衰
F:0段戻し
R:12段戻し
■200R
2nd Best Lapがイン寄りのライン取りなのに対し、
Best Lapが大外に膨らんでいるのは、後方から迫ってきた鯱ョ570さんにインを譲るためだった。
上図コースマップの△印、車速・加減速Gグラフのカーソル(
グレー線)位置が、4速→5速のシフトアップポイント。
動画では↓位置。
200Rはアクセルベタ踏みで「どうとでも走れてしまう」だけに、どう走るべきかわからなかったのだが、タイヤが持つならやっぱり距離を稼ぐためにインベタを走るべきだったのかな。
5速シフトアップ後に加速がなだらかになっているのは、そこからまっちゃんコーナーに突入しているから。
アクセルはベタ踏みしていたので、タイヤのグリップを横方向にも使っているからと解釈すべき??
■250R(まっちゃんコーナー)~スプーン
※250Rはへっちゃらだったケド、
スプーンが2つとも苦手です。
まっちゃんコーナー~スプーン1は、
Best Lapも
2nd Best Lapも同一ライン、同一ブレーキング開始ポイント。
そこまでは一貫性があって良いのだが、車速ログを見てると、
ブレーキング後は全く一貫性が無い。
まっちゃんコーナーは「難所」「コースアウト、事故が多い」と事前に散々聞いていたのだが、アクセルベタ踏みでも特に危なげなく通過でき、「難所」の意味があまりわからなかった。
単にそこまでのアプローチが悪く、まっちゃんに至るまでの車速が低い・・・というのもあるのだが。
・・・が、走行動画などをご覧頂いて、「もっとインベタ」というアドバイスも頂いているので、次回はヘアピン脱出から、ほとんどコースの右端を走ってみよう。
●スプーン1つ目進入
上図コースマップの△印、車速・加減速Gグラフのカーソル(グレー線)位置が、ブレーキング開始ポイント。
ヒール・アンド・トゥで4速にシフトダウン。
動画では↓位置がブレーキング開始ポイント。
前を行く鯱ョ570さんのブレーキランプが点灯しているが、実は恥ずかしいことに、鯱ョ570さんのブレーキランプもこの瞬間に点灯している。
時間軸では「二人同時」にブレーキング・・・だが、こんだけ距離が離れている。
鯱ョ570さんとは、タイヤも何もかもが異なるとは言え、ブレーキングポイントはまだまだ奥なのだ。
私はこんなに手間からブレーキングしていても、
ブレーキを残してのスプーン1つ目の進入が不安定。少し怖かった。
「ヨー方向が不安定」ということはわかっても、オーバーで不安なのか、アンダーで不安なのかの説明もできないのが情けない。
なんせ、私なりに「スプーン1を攻めれた」と思ったときは接地感がなく不安だったのだ。
●スプーン1つ目ボトムスピード位置
上図コースマップの△印、車速・加減速Gグラフのカーソル(グレー線)位置が、ボトムスピード位置。
ブレーキングをリリースしている位置は
Best Lapも
2nd Bestも同一だが、
2nd Best Lapの方がここではボトムスピードが高く、スプーン1だけで言えば、一旦前に出ている。
↑動画で見るボトムスピード位置。
手前過ぎる??
●スプーン1つ目~2つ目の間
スプーン1のボトムスピード後の、GPSの車速・加減速Gログにおける、
Best Lapも
2nd Best Lapの小山のズレは、ブレーキング位置の違い。(
1本目ではここで3速にシフトダウンしたこともあったが、2本目の周回は4速で回っていた)
2nd Best Lapの方がスプーン1から立ち上がってすぐに、ブレーキングに入っているが、
Best Lapは少し後でブレーキングに移行している。
どちらが正解か不明。
スプーン1のちょい前から比較して、スプーン2の立ち上がりでは
どちらもほとんどタイム差がないので。
Best Lapのシフトダウン位置は動画の↓ココ。
私は鈴鹿フルコースの1~2コーナー間と言い、このスプーン1~スプーン2間と言い、
「横Gがかかった旋回区間でのブレーキング+シフトダウン」がとても苦手。
このスプーン2つ目も、ノーマルギア比・ノーマルファイナルの場合、その後の登坂のために3速に落とすか、4速のまま旋回するかは議論が分かれるが・・・?
●スプーン2つ目
スプーン2はひたすら「我慢のコーナー」って感じだった。
左側の縁石に沿って走りながらも、常にリアのグリップを気遣いながらのアクセルワーク。
「まだベタ踏みしちゃダメ」を反復しながらじっと我慢。
カッコ良く言えば「欧州式バランススロットル」のような定速状態。
それだけに、だいたい縁石の途切れるあたりから、アウト側の縁石に向かってアクセル全開するときはカタルシスがある。
↑ここからWOTに。
●まとめ
鈴鹿フルコースの中で、一番失敗しまくったのはシケインだが、一番苦手意識があったのはこのスプーン。
しかし、ログ解析しても、改善案があまり思い当たらない。(スプーン1のブレーキングが手前過ぎることがわかったぐらい)
皆様、どうぞ御ツッコミのほど、宜しくお願い致しますm(u_u)m
続く。
●サーキット走行 関連目次はこちら
●ビート(PP1)関連目次はこちら
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Posted at
2013/10/15 12:37:47