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2018年08月12日 イイね!

【ビート】【E07A改Spec3千速】【ECU】イニシャル点火時期 再調整

【ビート】【E07A改Spec3千速】【ECU】イニシャル点火時期 再調整ブログエントリ: 「【ビート】ダイアグノーシス診断 移設、スイッチ取付

の続きみたいなもん。





先のブログ:「【ビート】ダイアグノーシス診断 移設、スイッチ取付

で触れたように、

・E07A改Spec1「光子」
・E07A改Spec2「静流」

と同じく、

・E07A改Spec3「千速」

でも高回転時に、エンジンチェックランプが点くトラブルが発生。




2速では症状は出ない。

3速だと8500rpmオーバーから、アクセルを戻すと、回転数降下が8000rpmを通過するときにチェックランプが点く。

8500rpmオーバー1回目では症状出ない。
連続して、2回、8500rpmオーバーまで回すと症状が出る。

ときどき、アクセルオフじゃなく、負荷状態でも発生する。

※徐々に当初の発生パターンと変わってきている。2回目で発生していたのが、3回目じゃないと発生しなくなったり・・・





===

E07A改Spec1「光子」のときは、ショップに「チェックランプが点く」ともっていく
 ↓
「調整して直した」と連絡が入り、引き取る
 ↓
その晩のうちに再発
 ↓
またショップもっていく
 ↓
(無限ループ)

・・・の繰り返しだった。

(たぶん、クルマを走らせずに無負荷チェックしかしていなかったんだと思う。)




==


Spec2「静流」のときは、

・シリンダ判別センサを新品に交換 → 効果ナシ

スライドカムプーリ ホンダ・ビート BES S,S,I エスエスアイ

・シリンダ判別センサと、スライドカムプーリのドグの関係を疑い、S,S,I製スライドカムプーリから、BES製のスライドカムプーリに交換したところ、異常が再発されなくなった。






==

PSI パワーサービスイマズ ホンダ・ビート スライドカムプーリ

↑今回、「千速」に付いているスライドカムプーリはPSI(パワーサービスイマズ)製。



手持ちのBES製カムプーリへの交換を、月末(=ASLANさんも予定が詰まっているので)にASLANさんにお願いするか・・・・

と軽く残念な思いをしていた。

(8月末か9月頭にはシェイクダウンでミニサーキットに行きたかったし)






==

「千速」のエンジンビルダーさんとヤリトリをしていて、

「純正ECUでどうか?」

を検証することにした。



・・・というのは、「千速」のエンジンビルダーさんは、過去に5回、PSIのスライドカムプーリを使ってエンジンを組んで、シリンダ判別センサのエラーが出たことがない、とのことなので。




そもそも、V PROにはシリンダ判別センサは関係なく、エラーを吐いているのが純正ECUなので、純正ECUの制御に切り替えても同じ問題は発生すると思ったのだが・・・


・・・純正ECUでは発生しなかった!!!





==

・・・・と、いうことは、Vプロに何か問題があるということなのか・・・

・・・と。


Vプロ側で、多くのパラメータを触っては試走してみたが、問題は解決しなかった。





===

V PROの「クランクオフセット角度」は本来、0° であるべきなのだが、

alt

E07A改Spec2「静流」

では、上記設定の43度でしか、アイドル点火20度位置で、タイミングライトでの確認ができなかった。

(なので、静流のデータはクランクオフセット角度43度)



「静流」→「千速」への載せ替えの際、一旦純正ECUに戻してのイニシャル点火時期調整をお願いすれば良かったのだが、「静流」のデータが入ったVプロ制御の状態で引き渡し、お願いしてしまったので、「千速」でも「クランクオフセット角度」=43deg の設定で、イニシャル点火時期がセット頂いた状態。


・・・にも関わらず、純正ECUに接続替えして、エンジン始動、走れるのが意味不明なのだが・・・。




alt

Vプロではイニシャル点火時期、合っていると思うが、純正ECU制御では、タイミングライトで確認したところ、フライホイールのピンクマーク(点火マーク)は確認できなかった。




一旦、純正ECUで、イニシャル点火時期を合わせてみることに。



alt


定石どうり、

「デスビキャップを外し、クランク軸を回して1番ピストンの上死点位置を出し、デスビロータをポンチ位置に合わせる」

という作業をやってみた。

※ハジメテなので、だいぶと苦労して、何かにつけ、りぼ菌♪さんにTELしてアドバイスを頂いた。
スパム電話、ごめんなさい。。。。



alt


教科書どうりにセットしても、なかなかエンジンがかからない。


フライホイールの1番上死点サイン位置で、デスビロータをポンチ位置よりも、デスビのギア2つ分ぐらい進めて、やっと、エンジンが運転でき、純正ECUで、タイミングライトでピンクマークを確認できるようになった。
(ウレシイ)



エンジンDIYの得意なみん友さんの多くには、初歩の初歩の作業だケド、私にとってはほとんどがハジメテ。
(作業を眺めた経験はいくらかあるケド)


だいぶと苦労したケド、理解が進み、できることが増えるのはウレシイな。




==


で、次に純正ECUからVプロに接続換え。

ここで、Vプロで、アイドル点火時期20度の設定で、

「クランクオフセット角度=0度」

にしたかったのだが、それではエンジンはかからなかった。



あれこれ苦労した結果、

alt

「クランクオフセット角度=34deg」

で、辻褄が合い、タイミングライトでのフライホイールのピンクの印がVプロでも確認できる。



うーむ。。。。

(純正ECUと、Vプロ間の、34度の差がナゾ)




==

そもそも、ノーマルエンジン時代に、当時お世話になっていたショップにVプロを取付けてもらい、

「とりあえずエンジンかかる」「とりあえず動く」

状態で納入してもらったときのデータから

alt

↑「クランクオフセット角度=40度」

だったのよね・・・・。



(ショップさんは、クランクオフセット角度をガシガシ変更されているのを見ていたので、当時はそういうものなのか・・・と思っていた)



==


いずれにしても、まだ十分な検証はできていないが、

4回ほど連続して、3速8500rpmオーバーを試してみたが、エンジンチェックランプは点かなかった!

(暑くて十分な試走ができていないので、今夜、続き検証をする)





==


りぼ菌♪さんから、

「ひょっとして、Vプロの9番ジャンパピンが1-2になっていませんか?」

とご連絡頂いて、



↑確認したが、ホンダに適した?「2-3」になっていた。


うーむ。。。。





・・・エンジンって一筋縄でいかないなあ・・・。




●ホンダ・ビート(PP1) ECU関連目次はこちら
●ホンダ・ビート(PP1)関連目次はこちら
Posted at 2018/08/12 18:57:06 | コメント(6) | トラックバック(5) | ビート ECU | クルマ
2018年08月12日 イイね!

【ビート】ダイアグノーシス診断 移設、スイッチ取付

【ビート】ダイアグノーシス診断 移設、スイッチ取付E07A改Spec3「千速」の引取後、1622kmを走行済。



8/10(金)の夜、いつものように、慣らしとVプロのセッティングに出かけようとしたところ・・・



エンジン始動のクランキング時に、いかにもベルトの滑りっぽい音が

「キュゥ~ッ!」

と・・・。



エンジンがかかったら、音は消えたのだが、少しクルマを動かすと、やっぱりベルト滑りっぽい音がするのと、なんかチャリチャリ金属音がする。



E07A改Spec2「静流」を、タイミングベルトのリグ損失で損壊した後なので、ベルト周辺には過剰反応。


alt

すぐ停めて、確認したところ、オルタネータの固定ボルトが完全に抜けていた。。。


この2年間ほど、メジャートラブル、マイナートラブルに連続して遭遇しているのだが、クルマって難しいね。。。

トラブルの度に、点検箇所が増えていくが、知識レベル、意識が少しずつ向上するのは、まあ好ましいことだよね。









千速の慣らしは順調で、高回転域まで軽く回るようになったんだケド、高回転域まで回すようになってから、8500rpm以上で、エンジンチェックランプが点灯することが判明。



ホンダ ビート ダイアグノーシス サービスチェックカプラ スイッチ Honda Beat Diagnosis

エンジンルームのダイアグ診断のコネクタ(正確には「サービスチェックカプラ」)短絡で、9回点滅するので、E07A改Spec1「光子」でも、E07A改Spec2「静流」でも問題となった、「シリンダ判別センサ・エラー」であることが判明。

「ああ、またか・・・」と。






気筒判別センサエラーのトラブルシューティング詳細は次の整備手帳、ブログに書くので、本投稿では、昨年から「やろう」と思っていた、ダイアグノーシス診断の移設について書く。




そもそもビートはミッドシップで、フロントエンジン車と較べて、エンジンルームへのアクセスが極めて面倒くさい。
(なるべくサクッとアクセスできるよう、工夫しているが)

ホンダ ビート ダイアグノーシス サービスチェックカプラ スイッチ Honda Beat Diagnosis

その上、ダイアグ診断のカプラは奥まったところにあるので、短絡させるのが本当に大変。





・・・で、ダイアグ診断を移設することにした。

純正のダイアグ診断コネクタも残すべきかを、ディーラーメカさんに電話で相談したケド、

「どこにあるか、わかって、きちんと会話ができれば、切断して移設するなり好きにすれば良いと思いますよ」

と御回答頂いた。




以前にこのプランについて、ブログアップした際に、てぇかむさんから

「車外(エンジンルーム)から延長するよりも、おおもとのECU近辺から分岐した方が良いと思いますよ。」

とアドバイス頂いた
(ありがとうございます)ので、その思想で。




ハーネスの「茶」と「茶/黒」がダイアグ診断の線。








↑「茶/黒」はエンジンルーム送りの途中で、2分配されていた。

ECUとこの間を切断してみたところ、クランキングはするケド、エンジン始動しないので、ダイアグ診断カプラ以外の何かにも使われているみたい。

なので、こちらの「茶/黒」は活かした。
近いうちに、2分配のうち、ダイアグ診断カプラ送りの線は抜いてしまう予定。


茶は完全に切断。





ホンダ ビート ダイアグノーシス サービスチェックカプラ スイッチ Honda Beat Diagnosis

↑で、配線を引き回し、ダイアグ診断スイッチをセンターコンソール(?)に。

ディーラーメカさんからは

「ダイアグ診断は、ご操作防止のために、スイッチではなくカプラでの短絡となっている」

と教わったので、どうしようか考えたのだが、やっぱりスイッチで。

だって、エンジンチェックランプが点いたら、信号で止まったときとか、すぐにチェックしたいねんもん。




ホンダ ビート ダイアグノーシス サービスチェックカプラ スイッチ Honda Beat Diagnosis

全体像。

この後、イニシャル点火時期(デスビ位置)の再調整作業をしたのだが、純正ECUでは、ダイアグノーシスカプラの短絡が必要なので、このスイッチがとても役に立った。






↑動作!





●ホンダ・ビート(PP1) ECU関連目次はこちら
●ホンダ・ビート(PP1)関連目次はこちら
Posted at 2018/08/12 17:13:06 | コメント(5) | トラックバック(1) | ビート | クルマ

プロフィール

「HAOC 鈴鹿ツイン。
ベストは1枠目の1分11秒141。

自己ベストはコンマ3秒更新できたケド、絶好のコンディションにも関わらず、目標の1分10秒を叩き出せず残念感炸裂😩

3枠目、4枠目と走りのアジャストは進むのにタイムは11秒5、11秒8とズルズル下がった😓」
何シテル?   11/24 17:43
ビート(PP1)、アコード・ユーロR(CL7)、三菱アイに乗っています。 ビートでのサーキット走行(タイムアタック)とチューニングを続けています。 鈴鹿...
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