■官邸データを確認しました。
全体としては、安定しているように見受けられます。
ポンプはいつの間にか電動で冷却可能になっていたのですね。
発表をなぜしない??
発表すべきデータをことごとく隠蔽し、良心ある人のデータの垂れ流しに頼る。
→理由推論が分かりました。近日中に放射性物質の人為的大放出が起きる可能性があります。
危機感を煽っているんですね。
人為的であれば、危機レベルが下がりますからね。
さすが!!そういうことには知恵が回りますね^^いやー凄い。
↑皮肉です。
推論を出して見守ります。
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さてと、
■一体2号機では何が発生し、何が起きたのでしょう。
実はそのデータや情報はバラバラで、まとめられていません。
■しかし、汚染水を見るに、2号機では何か特別な事が起きているのは間違いありません。
一体、何故、何??
もう少しすれば取り纏めた情報が出るでしょうが、それも何らかの操作がされているかもしれません。
■今回も使用するのは官邸のデータと報告書です。(PDF148P)
http://www.kantei.go.jp/saigai/201104051900genpatsu.pdf
非常に興味深い、記述やデータが書かれており、私達も若干の想像が可能と言える物です。
では下で、分析と共に記載していますが、先に検証の結果から得られた【推論】を記載します。
【推論】
1)2号機は恐らく突沸、により一気に水位を失った
2)全炉心が露出、溶解(高圧水及び蒸気の為、もともとの温度が高かった)
3)一部は底にたまり、崩壊燃料大量かつ空焚きになった為再臨界始まる。
4)海水大量投入するも、再臨界止まらず(冷えるのは上部のみ、燃料塊の内部で再臨界)
5)圧力容器の底に穴が開く【16日1:00頃】(水が落ちていくので、結果的にマイナス圧になる)
6)3時間後、3センチ圧の格納容器金属部分に穴が開く(メルトダウン、チャイナシンドローム発生)
7)コンクリート部分で核燃料受止める(厚が200+100センチ)
8)サプレッションルーム破壊時の亀裂や、或いは電気ケーブル/配管、ラック用のトレンチなどを経て
漏出、地震による亀裂から浸透、砕石を経て海に流入
9)汚染水は、再臨界の燃料の上に、原子炉の水が落下し流れたもの。と推定される
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その前に各号機の状態を簡単に確認しましょう(5日現在)
■各号機の給水部温度、格納容器推定温度
1号:233℃/26度
2号:141度/28度
3号:84度/18度
■2号機の格納容器温度が、若干高いのが目に付きます。
■1号機の水温が高いのは異常ではありません。圧力容器としての性能を保っている為です。
、と信じましょう。一番まともなはずなので・・・、
もっとも若干の漏れはあるでしょうし、一部燃料は溶解しています・
■3号機の燃料のある程度の部分は圧力容器外に出てしまったようですね・・・
ちょっと下がりすぎです。比較して。
格納容器内に留まっている事を願うのみです。
■2号機の給水部温度が高いのは、よろしくないです。
水温は100度前後で沸騰しますので、何らかの物体が直接金属部分を通って
熱を発しています
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3/13:2:00/63気圧/3650/1.55気圧
3/13:8:55/60.8気圧/3700/3.6
11:00 格納容器ベント
3/13:13:00/58.5/3750/5.95
3/13/16:00/52.8/3750/4.0
■3・13においては、冷却水熱交換が失われたが、高温高圧に容器が良く耐えて
冷却水自身の水位はあった。
午前中に、圧力容器配管の一部が損傷、水蒸気圧で格納容器が圧迫され
ベントするも、格納容器系一部損傷。或いはずっとベントしていたのか?
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日付:時間:圧力容器:水位:格納容器
3/14:10:30/56.5気圧/3800/4.6気圧
3/14/12:30/61.9気圧/2950/4.65気圧
3/14/13:25/冷却機能喪失を発表(対政府)
3/14/16:34/海水注水開始
3/14/17:12/74気圧/不明/不明
3/14/18:06/逃し安全弁開放し、水位-1500からー1100に回復?
(意味不明、開放したら水位下がる、逃し弁は、圧力容器?格納容器?格納容器か?)
3/14/18:22/水位-3700(16分で-2600減った)、圧力容器自体の損傷の恐れ
3/14/19:03/6.3気圧/水位?/4気圧
3/14/22:40/4.3/-700/4.3気圧
22:50格納容器、圧力異常上昇
3/14/23:54/6.5/??/7.5
■3/14においては、
冷却機能喪失し、海水注入。
圧力容器異常値、逃し弁開放(大量のガス)
圧を失った水は突沸し、一瞬で空焚き
【炉心溶融発生】
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3/15 0:02/原子炉ベント開始
3/15/0:45/18.2気圧/??/7.2気圧
【圧力容器系損傷】
3/15/1:53/6.3気圧/??
3/15/3:00/圧力抑制室、減圧失敗
3/15/6:10-20分ころ 圧力抑制室爆発
3/15/6:20/6.1/-2700/7.3
3/15/13:00/6.08/-1700/4.15
3/15/18:43/9.9/-1200/2.5気圧
【圧力容器系損傷:推定穴あき】
3/16/1:24/-0.23/-1400/3.2気圧
3/16/1:54/-0.23/-1400/0~0.24
【圧力容器系に、穴が開き、燃料がそのまま下に漏れ出す】
【格納容器内壁を溶融】
【再臨界発生し、熱量大幅アップ】
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2号機の圧力容器は、高温高圧状態で安定、幸いに容器系の損傷は少なく、
結果として、2号機は後回しになっていた。
が、冷却機能喪失に伴い海水を注入した所、一気に圧力が高まり(海水中の空気の影響?)
圧力容器損壊を避ける為、逃し弁開放
しかし、圧が一気に抜け、(恐らく大量の放射性物質放出)
突沸、もしくは圧力容器損壊、ほぼ一瞬で水を全損失する。
(但し、その後も6気圧がかかっているので14日の突沸時は圧力容器損壊の可能性は低い)
(圧力容器損傷は3月15日と想像される)
【推論】
1)2号機は恐らく突沸、により一気に水位を失った
2)全炉心が露出、溶解(高圧水及び蒸気の為、もともとの温度が高かった)
3)一部は底にたまり、崩壊燃料大量かつ空焚きになった為再臨界始まる。
4)海水大量投入するも、再臨界止まらず(冷えるのは上部のみ、燃料塊の内部で再臨界)
5)圧力容器の底に穴が開く【16日1:00頃】(水が落ちていくので、結果的にマイナス圧になる)
6)3時間後、3センチ圧の格納容器金属部分に穴が開く(メルトダウン、チャイナシンドローム発生)
7)コンクリート部分で核燃料受止める(厚が200+100センチ)
8)サプレッションルーム破壊時の亀裂や、或いは電気ケーブル/配管、ラック用のトレンチなどを経て
漏出、地震による亀裂から浸透、砕石を経て海に流入
9)汚染水は、再臨界の燃料の上に、原子炉の水が落下し流れたもの。と推定される
http://www.news-postseven.com/archives/20110321_15550.html
引用)「圧力容器は鋼鉄の鍛造材で厚さは約16センチ。2号機の格納容器は3層構造で、一番内側に鍛造材で厚さ3センチの内壁があり、その外側の外壁が鉄筋コンクリート製で厚さ200センチあります。その外に遮蔽外壁があり、これも鉄筋コンクリート製で厚さ100センチです。どれくらいの熱や圧に耐えられるかは、申し訳ありませんが、弊社が答えられる範囲を超えます」
引用終)
サブレッションルームはドーナツ状。
格納容器画像
(5月12追記)2号機について再臨界の可能性はありますが
必ずしも再臨界しなくても、崩壊熱によって、圧力容器を突き破る事はできます。
但し、「再臨界していてもおかしくない」とは思います。(追記終)