2011年12月03日
4号機は水蒸気爆発が南面の壁を破壊した恐れが強い・・・
■で、4号機の壁面の破壊は、水蒸気爆発で、
その際に燃料の一部が揮発したのではないかと言う疑いを抱いています。
■そうすると、15日夕方のプルームで、千葉でダーティーボム成分が
大量に検出されたことに説明がつきます。
■
2011年12月03日
2)隠しきれなかったプルトニウム【福島で明らかになったプルトニウム汚染】
では60ベクレル/平米 に上るプルトニウム汚染が福島県の調査で明らかになりました。
これはソ連のチェルノブイリの基準で言えば、セシウム10000bq/平米に相当する基準です。
■果たして・・・では、首都圏ではどのような影響があったと見るべきでしょうか
鍵となるのはガンダーセン解説におけるカルトフェン教授の調査です。

幸いに東京は福島の僅か1/10の汚染です。
■ただし、3月15日に屋外で活動していた人は、
プルームを直接吸い込んだと思われます。
2011年12月02日
【なんて巧みな防衛機構】花粉症は正常な反応だった件【毒吐きまくり】
で取り上げた記事は、実は今回への伏線です。
被曝予防に花粉マスク有効 セシウム通さず 東大実験花粉用マスクをつければ、浮遊しているセシウムをほとんど吸い込まずにすみ、内部被曝(ひばく)量を減らせるとの実験結果を、東大アイソトープ総合センターなどがまとめた。30日に横浜市で開かれた日本放射線安全管理学会学術大会で発表された。
同大の桧垣正吾助教は、福島第一原発事故直後の
3月15日午後3時から翌日午前9時までの18時間、東大本郷キャンパスで、市販されている不織布の立体型マスクを着用した。
花粉やほこりに付いて、空中を浮遊している放射性物質と、マスクに付着した放射性物質の量などを調べた。この結果、花粉用マスクで、セシウムのほぼ全てを吸い込まずにすむことが確認された。マスクに付着した放射性物質の量から換算すると、仮にマスクをせずに体内に吸い込んでいれば、内部被曝は
9.3マイクロシーベルトに相当していた。
来春、スギ花粉からセシウムが検出される可能性も指摘されており、林野庁は今秋から実態を調べている。桧垣さんは「除染の際も、放射性物質が舞い上がる可能性がある。気になる人は、マスクを着用すれば防げる」と話している。(岡崎明子)
■着用日時こそ鍵です。

教授は、東京第2波のプルーム襲来時に、マスクを着用し
9.3マイクロ/hでいいんでしょうか・・・?の等価線量の被曝物質が付着したということです。
これぞ東京ダーティーボムの
紛れもない証拠となりえます。
■さて、では、チェルノブイリでの健康被害に幾つか触れましょう
今回も京都大学の
ウクライナにおける事故影響の概要
を用います。チェルノブイリに日本がなるという人も、
この記事は恐らく大好きですから、さすがに文句はないはずです。
■ちなみに、1キュリー=:37万bq/平米に相当ですので
やっぱりチェルノ先生とは、規模も濃度も違います。
同縮尺で日本にあてはめると
>1986年4月26日は,チェルノブイリ原発4号炉が爆発し全ヨーロッパに放射能汚染を引き起こした日として,歴史に残ることになろう.初めの爆発とその後の熱は,揮発性の放射性物質を上空1500mに吹き上げ,その後,これらの物質は広く拡散することとなった.厖大な放射能を含んだ雲は,風向きによって,北,東,南そして西へと流れ,数1000km離れた地にも降り積もった.チェルノブイリの破壊された原子炉から放出された放射能は,ウクライナだけではなく,ベラルーシ,ロシア,ポーランド,スウェーデン,ノルウェー,フィンランド,ドイツ,ハンガリー,スロベニア,リトアニア,ギリシャ,ブルガリア,スロバキア,さらに多くの国々を汚染した.揮発性の放射性核種と,微細なホットパーティクルが事故直後の数日間に,これらの国々で検出されている.穀物,野菜,牧草,果物,牛乳,乳製品,肉そして卵までもが放射能で汚染され,その汚染は時には,それらの食物を廃棄しなければならないほど強いものであった.
放出された放射能の総量は,
5000万キュリーをはるかに超えた.破壊された原子炉建屋の屋上では,1986年5月から6月にかけて,1時間あたり10万レントゲンという猛烈な放射線量率であった
■その分海を福島は汚しちゃいました^^;
■さて、チェルノブイリの健康被害の特徴を述べましょう。
1)衛生環境はあまりよくない
2)呼吸器系の質病が多い
3)子供にこそ影響が出る
4)避難者よりも住み続けた方が影響が多い
■4)避難者よりも住み続けた方が影響が多い
(死者が多い)のには
セシウムの生物濃縮メカニズムが働いている、と思います。
2011年12月01日
ICRP勧告ドラフトから見るセシウムの許容量と頻度
■ただし、命を奪うのは循環器です。
(セシウムの生化学的な害が加わっていると
思われます、但し、その証明はきわめて難しいでしょう)
■ただ、この程度の変化では、果たしてチェルノブイリの害といえるかどうか
「統計学では」証明できません。
だから、反核急進派に騒ぎ立てる余地を与えます。
■命を奪うのはセシウムですが、健康を蝕むのは呼吸器となります。
その材料は3月15日に大いにばら撒かれた、プルトニウムかもしれません。
セシウムも可能性がありますが、よく分かりません。
但しプルーム地域や、関東の5月くらいに
私の喉が痛んだことは事実です。
より繊細な子供の呼吸器に炎症が起きたとしても不思議はありません。
もちろん放射能のせいじゃないですよ(笑)
ちなみにプルトニウムは半減期が24000年と、セシウムの30年の800倍です。
同じ1ベクレルでは、原子数が全然違います。
近似ではセシウム137が800ベクレルとプルトニウム239の1ベクレルは
一緒と言う考え方でも
おかしくないと思います。
ちなみにウラン238にいたっては44億年の半減期、
来ているか来ていないかでは来ているでしょうね
多分見つからないですけど、ベクレル上は
**********
■但し・・・
チェルノブイリは、鉛の害もあるはずなので、
呼吸器はそちらもあるかもしれませんね
(冷却材が鉛で確か2500トンとか使っていたはず)
呼吸器の障害は、
恐らく・・・喘息や気管支炎などになると思います。
幸い日本は喘息大国、
メプチンやリンデロンなどいい薬がありますから、
死ぬことはないと思います。
但し、大気汚染もありますし
夜発作も起きますし、薬代も高いですし
妊娠時ステロイド系を使えば、
胎児に影響を及ぼします。
喘息持ちは生保にも入りづらいんですよ。
ウクライナは知りませんけど。
***********
■そう考えると、親が健康を害して、その薬の影響が胎児に及ぶ
あるいはセシウムは胎児の血清フェリチンに反応しますから
胎児にセシウムの影響が大きく及ぶ。
慢性的に親の健康が害されることは、
遺伝子とか云々を別として、
子供に影響が及ぶのです。
***********
■当然先天的な病気は増えます
■しかし言うほど、乳幼児死亡率は増えません。
心理的な害で、人口が増えにくくなるだけです。
ロシアンルーレットで、子供を3人4人求めますか?
************
■
このようにチェルノブイリの統計データは
十分に説明のつくもので、
残念ながら、反原発急進派が叫ぶように
恐らくその大半の害は、化学物質としての害が該当し
放射能の害ではありません。
セシウムによる、生化学的な電気阻害の害
(
セシウムの毒性の盲点)
ホットパーティクルによる、呼吸器における器質的な害
親の健康が損なわれることによる、
胎児薬害(+セシウムの胎盤移行)
いずれにしても原発から出る核生成物が
健康に良くないのは、恐らく事実で
それは直接的、間接的な影響を
物質的な面で及ぼしますが
「反核基地外」達は、
これがすべて放射能の害
「ピカ毒」といって聞きません。
彼らの魂胆が被害の助長と
政治的意図の達成にあり
踊らされて、利用されるのはバカらしいことです。
あなたが守りたいのは家族の命ですか?
それとも政治的プライドとやらですか?
ピカ毒の神様の為に
娘や、息子、甥、姪、孫を
人柱に捧げるのはやめましょう。
健康保険制度が崩壊するだけです。
ちょっとの努力や気遣いで、
子供たちの大半は救えるはずです。
政府が率先して給食や瓦礫償却等で
リスクを高めようとしていますので
それが絶望的なのですが・・・
私たちに出来る戦いは、リスクを見極め対策を打つ
ただ、それだけしか出来ません。
■怖いのは、白河、郡山です、
もちろん福島中通全体が非常に危険です。
後は一関・・・

ホットパーティクルが福島県にとどまっていたのか
一関にもその多くはたどり着いたのか・・・
関東は量は少ないですが、母数が多いのでどう転ぶかです。
少なくとも福島で健康被害は来年くらいから騒がれ始めるでしょう。
死ぬかどうかは別として。
そしてピカ毒差別が始まります。
福島出身の嫁はいらんとかね。
そういう差別の中心は
今反原発で騒いでいる人達が中心となるでしょう。
迷信と差別は兄弟なのです。
白血病の増加なんかよりも、
実は長期的には呼吸器の病気の方が重要で
奇形や、先天異常を、使用薬の問題で
及ぼしやすいということだけは
知っておいて損はありません
少なくとも、センセーショナルな一時的増加よりも
継続的増加の病の方が怖いのです
。
ブログ一覧 |
シリーズ3月15日その2 | 日記
Posted at
2011/12/04 00:44:05