この記事は、
続・キセノン クリプトン ブクブク温泉 (←これ、たぶん現行法では犯罪) について書いています。
■ちょっと独り言。
大方のストーリーが描けたとしても
放射線の害って結局よく分からんのです。
「どんな万能人物が偉そうなことを言っても
中途半端な調査結果」しかありません。
結局後から「俺は偉かったろう、ワイルドだろう」
という人物しか出て来ないんですよ(笑)
「だったら正確に予測してくれたら助かるのに」
「アレ、言ってる事が違う」
とか言っちゃうので
自分の場合は結局敵を増産するのかもしれません。
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■だから、自分は「
ほぼ安全である、という統計的見解」の元に
特殊条件による危険を探ってはいますが
別に予言や大予想をしたりはしません。
心配と予想はしますけどね。
何故なら何度も言っている様に
FPは公害の「一部」だから
区別が難しいんですよね。
当たり前の事は当たり前なので当りますが
凄い話でも何でもないです。
という訳で、
放射能の害という物は
確率的なもの、統計的なものとして処理されてきました。
それが、
安全衛生の考え方、という訳です。
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■よく分かんないけど外部被ばく1ミリシーベルト/年にしときゃ大丈夫だろ。
これが「法律」なんですが、
そもそも自然放射線との区別がついていない訳で
確率、統計的なリスク判断から言えば
結局気にするだけ無駄、というのが現実な訳です。
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■もっとはっきり言うと
根拠がないから安全を見る訳で
全数評価が可能なら、
もっとその数字はあげれるよ
(20ミリシーベルト)
IAEA辺りもそれは了承している訳で…
となるとホールボディで測らなくちゃいけないので
それなりに対策が打たれて
ほぼ安全ですよというのが現状です。
つ、ま、り、騒げば騒ぐほど
今回の福島実験の成果に応じて
「規制緩和」が行われると言う事が言えると思います。
いい加減基準を戻す地域もあっていいとは思うんですけどね…
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■だって放射線量で、人が危ない死んでしまう。(低線量被爆)
って反対派は叫んで時間切れだ何だかんだ言います。
逆接:人が死なない、統計的に変わらない→(中低線量被爆は安全)
反対派さん達の御蔭で
こういうロジックが成り立つようになってまして…
線量を上げたい規制緩和派にとっては、
反対派の基地外騒ぎは
カモがネギしょってきた様な
物なんですよ^^;
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■法律で30km規制と書いてありますけど
これ実は高速道路なので今後120キロ規制にしますよ、はは、
みたいな感じで、反対派は自転車でも事故は起きる
故に車輪禁止!!!みたいなものです。
「分かんないから厳しく書いてある」法律を破った!!!と言っても
IAEAは「いいよー」とお墨付きがある訳で、
法律根拠が、「万が一に備えて」なんですから
お役所の役人に何言ったって、糠に釘だし
ボランティアというのは素晴らしいけど
「タダだから頑張ってもらいましょう」て言うだけの事じゃないかと
そうなるとまた怪しげなNPOができて、一見タダで、実際は変なとこから
金出てるとか、人件費がデフレる実績ができるんですよね。
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で、それを猛走峠さんの法律解釈にからめると(引用すると)
■行政 ←ココ に位置する法律
■行政(法) に属しているのだけれども、
■刑(事)法 としての法的性質も発生する、という―――例ですね。
危険を生じさせた者は、無期又は二年以上の懲役に処する。
↑
これ、
傷害・障害とか、
損害 と書いてなくて、
『危険』と書いてあるから、
これは、
行政法上の
危険 だと読み取れるんですわ。
■つまり
行政がテキトーに決めてます、
俺(行政)が法律だ!!!
という恣意性の高い法律なんですよね
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■要するに
放射能の被害なんてよく分かんないけど
低くしておこうと思ったから、
恣意性の高い法律で
害があるか無い派は放っておいて、
目安を1ミリシーベルト/年にしたよ。
つまりは
騒げば騒ぐほど、法律は甘くなる…
「厳格な運用」をするなら、
「厳格な裏付け」が必要になる
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■ま、
行政というのは、自分が不祥事を起こすと
「出世できなくなる」から脅すのはある程度有効です。…が
2012年02月22日
IAEAクリアランス。
という物があってですね、
困った事に
法律をある程度凌駕している、というのもまた事実です。
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■もちろん、例えば…
資格者を持っていって、
法律を盾に脅すのは一つの手ですが
こういう成功体験は往々にして…人を変えてしまう事も多かったりします。
「危険」って「未必の罪」な訳ですよ。
だって
「危険をゼロにする事は」安全衛生の考えなら
絶対にできない事だと言う事が分かる訳で
故に、「未必の罪」を「罪深い」とすると、
恐ろしい事が起きると言うか
人間は往々にして歯止めを失う事が多い。
「疑わしきは死を」という
スターリニズムが可能になったりします。
人の全能感を刺激しちゃうんでしょうね。
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■未必の罪は万能故に、麻薬という訳です。
という訳でキセノン クリプトン ブクブク温泉も
これは、自分が冗談めいて言うネタだから駄目なんですが
希ガスだから構わないってIAEAがお墨付きを出せば
行政も追随して例外になるかもしれません。
あるいは
民主党政治が続けば、中国様の要請で
むしろ、キセノン クリプトン ブクブク温泉は体にいいと
言う話になったかもしれません。
■実際には、
それを
地でやった国が海の向こうにありまして
放射性物質じゃなくて工場排水だった為に
えらいこっちゃになってます。
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■故に
原子力の問題はこれまでも、これからも
環境問題、
むしろ公害問題を写す鏡です。
どんなにかっこいい事を言っても、じゃあその「危険」の証拠
を見せてください、となるだけで
行政が動くのは、
自分の身の保身のため、だったりすると言う事です。
という訳で、猛走峠さんの切り口はなかなか的を得ていらっしゃるように思います。
逆に言えば
世の中何でも騒げばいい物じゃない
という事も言えるのではないかと個人的には思います。
ですので、こんな場末のブログで
せっせと愚痴をつづり続けている訳だったりします。
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未必の罪? | 日記
Posted at
2013/03/07 21:09:50