節分、そして立春。春節が旧正月であることからも解るように新年をこの時期だと仰る神様もいらっしゃったりします。つまり、もしかすると?初詣はかなり間抜けな行為?かもしれません。それはともかく、神社巡りは思い立ったり、いかなきゃと思ったりして身一つで向かうもの。という訳で行ってきました熊野本宮。と言うのは今回は目的地としては当てはまりません。勿論のんびり歩いてきましたけど。行きたくなったのは(とは言っても今回が初めて)こんなとこです。でも…なんか行けない気がして迷っていたところ、夜の内に向かうこと月が味方になってくれること、なんのこっちゃ?でも…向かう内に理由が判ります。凍ってます。不吉です。と言うか、たどり着けない気がそして、登り道は最初は落石の多い普通の雪の凍結でしたが、途中から厚雪アイスが砕けてます…滑り止め装置はずっと点滅してますが止まったら負け。そして、ついにカーブ急登で、スタックしました。分岐直後だったので、おとなしくズルズルバックして広くなった路肩に止めて、ここからは歩きです。でも、溶けかけだったらヤバイところが沢山ありました。街灯は、ありませんけど、月がきれいです。月の陰が浮かび上がってました。確かに月は味方のように雪を照らしてくれます。境内はとても神秘的で神仏習合の臭いが強いですが、雪と月は幻想的で、独りで心ははしゃいでました。降りていく途中、夜が明けましたが、これは山の上ですね…。体が流石に冷えたので、まだ誰もいない一番風呂を味わったのでした。しかし、この寒波は本格的。場所柄滅多に見れないキレイな風景を帰りも見ることができました。春遠からずですが、もう少し寒さは続きそうです。(日本海側は数日大荒れでしょうね)