■今までセシウムの物質的な様々な害と
その盲点を追いかけてきました。
セシウム内部被曝問題
セシウムの毒性の盲点
■また、セシウムの140倍にも及ぶ凝縮過程も追いかけてきました
セシウムの凝縮過程
■三菱化学の実験からは塩化セシウムの明らかな毒性が記されています。
セシウムの毒性実験
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■セシウムを生化学的な毒物とみなした時、
原発から出ているセシウムすべてが敵となります。
ところが原発から出ているセシウムは、何もセシウム134や137だけではありません。
2011年12月09日
【そうかそうか、えっ】敵は最大3倍います【セシウム族たち】
その場合、
セシウム133も135もすべて敵に回ります
毒物として捉えた時、今のうちならまだちょっとでも抑えられますが、そのうち

山から下りてくるでしょう。
きっと
除染反対の人が
責任を持ってセシウム133や135を
皆食べてくれると期待しています。
少なくともセシウム133は食べて頂けると思います。
放射線出さないから^^
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■実は解せない事があります。
1)凝縮過程=140倍(細胞外推定70倍、細胞外の排出1%/日)
2)塩化セシウムの害、心電図における害=チェルノブイリの被害に類似
→低カリウム血症、
しかし、・・・正直に言いましょう。
濃縮が足りません。
原子数が足りないんです。
害も、濃縮も見えてきているのに
濃縮の原子数では、セシウム単体で
電解質異常を起こすのには、
まだ無理がある
1)セシウムはそれ位濃縮するくらい体内に入ったから害が出た
2)他の影響を引き出して相乗効果が発生した。
■今回は2)に焦点を当てた仮説です。
故に、トンデモ仮説、と自嘲している訳です。
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■
結局は、健康被害を治したい、
治せる方法を知りたい。と言うのが、
福島をはじめ不安を抱いている方の
願いではないでしょうか?
その不安に付け込んで
「原発のせいだー」
「原子力が悪だー」「我々とつながろうー」
「我々とデモをしようー」
と、言うように見える人たちに
どうも自分は憤りを感じているようです。
■と言いつつ、セシウムの害を訴えている私は
どうも知らず知らずのうちに
原発の危険性を訴えているようなのですが
知ったこっちゃありません。
もちろん、原発のせいですが、
放射線のせいではない
と分かればより多くの人の知恵を借りれますし
誤解を解く事が出来る、と思いませんか?
少しでも多くの人に元気でいてもらいたい
元気でいて頂く方法はないか?
しかもそれは普通の生活を通じて
実現できないか?
正直腹立たしいのですが、
そんな感情に突き動かされているようです。
我ながらそんなおひとよしな感情、
バカじゃないかと思いますがさておいて・・・
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■結局はお医者様に治療法をまじめに考えてもらえる
そんな機序迄、仮説でも持っていければ
いいのだと思います。
「放射能へのお薬」なんてある訳がありません。
そんな話をお医者さんにしても迷惑極まりない。
結局は親御さんの知識と熱意と誠意が、
先生の意識を動かすでしょう。と言いたいのですが、
却って忙しい先生を引かせてしまうでしょうね・・・
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■さて、塩化セシウムの害を具現化するのは、
果たしてセシウムだけなのか?
■私の考えているのはこうです。
1)神経、心筋、筋肉、細胞外にセシウムが蓄積します。
細胞外は下段のグラフです。条件は1日10bqです。実際に閾値は分かりませんが
70倍程度の蓄積が見られると言うモデルです。
2)しかし、本来はカリウムの2%しか、
細胞外には蓄積しません(byメルクマニュアル)
ところがセシウムがそこらじゅうの筋肉や細胞周りを満たします。
(ついでにQT延長などの悪さをしていると推測)

↑細胞外のカリウムがセシウムの状態です
(「偽高カリウム現象」と名づけます)
3)そこで電解質異常が起きる濃度に達する前に、
脳下垂体から、
カリウム過剰の判断がなされ、
カリウムの濃度を下げるよう指令が出ます。
【フィードバック機能:エビデンス未】
4)カリウム排出のためのステロイドが、
副腎皮質から発生します。
参考:尚カリウム排出異常を起こす、
ステロイドの過剰供給が知られています。
■
アルドステロン

イオンチャネル異常によって発生します
■
偽、アルドステロン症
4)つまり、カリウムの恒常性が崩れます。
腎臓からの集中排斥が始まり
再吸収が抑制される事で、
カリウムが徐々に血中から減っていきます。
また吸収能力が落ちていきます。
結果としては、低カリウム血症と高血圧が出てくるはずです。
5)ところがすべてにおいて、
質量が大きく、カリウムチャネルを通りにくいセシウムが
無くなるよりも、圧倒的多数を占めるカリウムの方が
多く失われるのは自明の理です。
しかも、細胞内には「セシウムの貯金」があります。
セシウムの蓄積総数は、細胞内と細胞外が1:1に近い値となるはずだからです。
折角細胞内のセシウムを下げた、としても
セシウム中毒の状態ではセシウムが新たに補給され
細胞内セシウムが細胞外を満たして、同様の状態が起きます。
細胞外セシウムと細胞内セシウムはほぼ同数である、と仮定した場合
起こりえる症状です。
■
ここでステロイドの特性を見てみましょう。
一口にステロイドと言っても多数の種類と能力があり
物質によって全く効力が違います。
お薬も同様で、例えば、リンデロンとプレドニンでは効き目が
患者一人ひとりで違い、そういったレシピ的な
治療も慎重に行われています。
注目すべきは、
電解質作用と、筋代謝です。
あと、もちろん免疫低下もあります。
(臓器移植時に使うのもステロイド剤です、
免疫抑制剤といえばご存知でしょうが)
■つまり、「高カリウムの誤解」が、
神経細胞=下垂体で行われれば
カリウム放出が行われ、なおかつ
セシウムの慢性的な供給及び
セシウムが細胞内から出てくることによって
細胞外セシウムの高値が続き
低カリウム血症を起こした時点で
心筋の異常が発生し、(筋肉溶解症によるミオパシー)
心筋の異常が体の各種器官を痛めていきます。
ステロイドと平衡でおきますので、
ドミノ倒し状態になります。
当然同様の問題は神経細胞にも発生するでしょう。
■この仮説であれば、細胞外にセシウムが増える事の
本来高カリウム血症を起こすのでは?の
矛盾を分かりやすく解明する事が可能です。
■しかもこの機序が実在すれば、
極めて低めのセシウム蓄積で
症状発現が可能な上
セシウム137と同数かそれ以上のセシウム133+135がいる訳で
セシウムのあらわすベクレルは、
物質量的に実質的に倍と捕らえなくてはならず
しかも崩壊後もバリウムとして、
同じ機序が予想されますから
低いベクレルでの発症を裏付ける事となるでしょう。
(
これを放射線の害と偽って恐怖をあおろうとしているのが
低線量被曝被害論者だと邪推しています。)
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■
この仮説で恐ろしいのは、
この状態になってから
血中にカリウムを入れても
体は高カリウムと判断して、
カリウムの放出を継続して行うことです。
継続的なカリウム系の輸液と、セシウムの絶食
ところがカリウムコントロールに長けた
お医者様と言うのは意外と少ない
「総合病院、大学病院」の野戦病院系で
人の生き死にを見て鍛えられたお医者さんにしか
出来ない治療になります。
実質マンパワー的に、
すべての患者を見ることができるようには思いません。
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■こういった不安定状態にしないように
セシウムをなるべく摂取しないに越した事はない、と思います。
■私は残念ながらステロイドにはそこまで詳しくないので、
例のごとく知り合いに聞こうかと思ってます。
■
実はこのあたりは糖尿病の発生機序を借りてきています
糖代謝においてインシュリンの反応が悪くなると、
すい臓はよりインシュリンを大量に出します。
(糖尿の場合はここですい臓が駄目になるんですが)
同じ系統の副腎皮質ホルモンにおいても
カリウム濃度がもし下がらない、と言う事になれば(実際はセシウム)
より鉱質ステロイドの量を増やすでしょう。
恐らく、何度かの繰り返しの後、心筋の損傷が進み
心臓が止まります。セシウムによるQT延長が、
その引き金になる可能性もありますが
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■不自然な熱中症が、電解質異常によるものとすれば?
汗によるカリウムの流失が低カリウム血症を起こしたとすれば??
もしも、今後心臓麻痺による死者が増え続けるようであれば
セシウムによる電解質異常が最大の敵となります。
■但し、その場合セシウムの体内進入の管理と
適度の輸液等の電解質調整によって、
セシウムの害の治療に道が開ける、と言う事でもあります。
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■ステロイドは本来万能薬です、
あらゆる炎症を落とし込むからです。
よって、
お医者さんは、
「よく分からない」とこの薬を出してきます。
「わかんないから炎症を抑えて様子を見る」のが
ステロイドです。
ところがステロイドの代謝異常が起きていれば、
その影響で体調がおかしくなるので
ステロイドを縫ったり、吸入すれば症状は間違いなく悪化します。
喘息などの呼吸器異常と
セットならもう最悪です。
もちろん種類によりますが(今後確認します)
セシウム+ステロイド+ステロイド投与
で、免疫力はぼろぼろになります。
子供たちにその事が
起きないかが心配です
と、まあ最悪の可能性を語りました。
実際は検証の必要があるでしょう。
■しかし、一刻も早く
セシウムを片すに越した事はないと思います。
崩壊後のバリウムも立派なお仲間ですしね。(バリウム中毒も低カリウム血症を起こす)
どんなに無駄な様に見えても、
除染をやめてはならないと思います。
(早急に集めるだけで結構です)
但し・・・大熊や双葉や飯館より(無理)
関東山地沿いと群馬東北山地をお願いしたい物です。
■もちろん地場の会社を使ってあげてください。
ゼネコンにさせる意味はないと思います。
実際はもう冬なので、豊富なセシウム塩が
雪解け水になって、来年は田畑を潤すと思いますが・・・
時間切れとは知りつつも、最善の処置を願っています。
Posted at 2011/12/12 03:15:00 | |
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仮説)擬似ステロイド作用 | 日記