■先エントリーは商売に関るのでさっさと更新します。
困った事に自分的には、「問題ない」事でも人によってはショックを受けるからです。
どちらかと言えば、丈夫さをPRしたつもりなのですが
商売の邪魔をしたと思われたら大変です。
業界の常識には要注意、なんですよね。
さてと、昨日から特集しているカンナビナイド、マリファナや大麻の成分でもあり
体内でも機能しています。
但し、体内で生産されるものには訳の分からない幻覚作用などはありません。
大麻やマリファナを吸ったら放射能にも効くだろうという、
なんていうのは早計ですので、育てたり吸ったりしちゃいけません。
無害大麻って言うのもあるんですけどね。
今回は有害成分とされるものの方が大事なので・・・
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■今日はその
カンナビノイドの受容体の話です。
1980年代の前に、それはしばしばカナビノイドには代わりに特定の膜結合受容体と相互作用するから、細胞膜との非特異的な相互作用を介してその生理的および行動への影響を生成することが推測された。
1980年代の最初のカンナビノイド受容体の発見は、この論争を解決するために助けた。
これらの受容体は動物で共通であり、哺乳類、鳥類、魚類、爬虫類で発見されている。
現時点では、カンナビノイド受容体の2つの既知のタイプの、と呼ばれるCB 1、CB 2は、より多くの証拠で、ある。
カンナビノイド受容体1型
CB 1受容体は海馬を含む、大脳基底核と大脳辺縁系に特異的であることが、主に脳で発見されています。
彼らはまた小脳で、男性と女性の生殖システムの両方で発見されています。 CB 1受容体は延髄、呼吸器や心血管系の機能に関与する脳幹の一部には存在しない。従って、多くの他の薬剤にあるような呼吸や心臓血管障害の危険性がない。 CB 1受容体は、大麻の陶酔と抗痙攣効果に責任があるように見えます。
カンナビノイド受容体2型
CB 2受容体はほぼ全面的に脾臓における最大密度で、免疫システムに記載されています。
唯一の末梢神経系に見られる一方で、報告書は、CB 2は 、ヒト小脳のミクログリアのサブポピュレーションで表されることを示しているではありません。
CB 2受容体は、大麻の抗
炎症およびおそらく他の治療効果に責任があるように見えます。
■和訳ページなので若干不自然ですが、2種類あって、但しCB2 の受容体については未知の部分が非常に多いのが現状です。何故なら受容体の発見が88年、更にそのリガンドの発見は1993年、チェルノブイリなんてものよりはるかに後、であったからです。
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■さて
内在性カンナビノイド受容体リガンドと言う論文があります。
2005年のものです。
非常に興味深く、本人が最先端と言い切るだけあって、その内容の示唆は、語っても語りきれないほど内容豊かです。
その内容は別エントリーを建てますが
そのCB-1リガンドはイオンチャネル的に対して有効に働き、
またCB-2については免疫に影響すると言うのが特徴的です。
■被曝の害を追いかけてくると、出口と入り口は見えますがその中間が見えず
アレルギーではないかと考えています。その核心になるのが、
CB-2やCB-1という内在性のカンナビノイドの受容体に影響する物質
といえるでしょう。
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■面白い事に他の受容体ですが、
イオンチャネル機能がなくても受容体と言うものがあります。
どうやらイオンチャネルと受容体はセットになっている場合があるようです。
生体センサーと言えるものです。
小脳シナプス可塑性を担うデルタ2型グルタミン酸受容体はイオンチャネルとして働いていない
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■ではカンナビノイド受容体はどのような働きがあるのでしょう
一つはシナプスの働きを弱めます。ボーっとする、と言う感じでしょうか。
カンナビノイド受容体の活性化はシナプス前終末内Ca2+濃度上昇によって生じた微小シナプス後電流の発生を選択的に阻害する
神経伝達への害が出てきました。
そして筋肉の収縮にももちろんカルシウムイオンが絡みます。
■尚
カンナビノイド受容体(CB-1)はカリウムチャネルを活性化し、カルシウムチャネルを抑制します。
まるでクモの糸のように今度はカリウム恒常性に関る可能性がある、と言うことです。
パズルのピースは一つの収束を見せだしています。
ラジカルに関る、センサー機能がもう少し詳しく分かれば、あとは、組み合わせとフローチャートで
とりあえず、被曝(アレルギー性症状)に関する一つの機序が完成します。
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これらの生体センサー機能は、私がラジカル・アレルギー仮説や
カリウム恒常性に関するセンサー機能で求めているイメージに近いものであり
放射性物質の放射線はそのセンサーの値を狂わすのをその役割と考えます
人間は何か予想できない事で重要なねじを一個おかしく締めるだけで、
異常な反応を起こしていきます。
要はその事を体が想定できるかあるいは修正できるか?
これはもう、外部からの放射線影響とはパラダイムが違うもので
ワクワクドキドキもあり、
そこには同時にアレルギーと言う未知の分野の一部を解明する
大きな創薬の種が隠れています。
原爆の時は「分解モルモット」ですが、原発はいい意味で間に合って
「創薬、治験モルモット」にせめてなって欲しいなと思うところであり、
このチャンスを生かして、放射性物質汚染社会の到来に
日本は対応できるようになって欲しいと思うのでした。
もちろん体調不良が直ってほしいと言う意味ですが治験自体がやっぱりモルモット的なので
そこはご了承くださいませ。