2012年03月07日
【押し付けの絆と最終処分問題】早川教授から見る東京都の狙い【ベクレル倍返し】
の続きです。
震災がれきの処理を無理に
「絆」まで結びつけて
騒ぎ立てているのは、
最終処分場の問題が
あるのではないか?
将来的に首都圏や大阪圏で不足する最終処分を
東北に押し付けさせて頂こうという
儀式ではないか?
と言うのがその仮説内容です。
自信はなくてこれよりなら、
南相馬の黒い粉の方(上流との関係と落ち葉)が
余程自信があります(笑)
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最終処分場問題、今は小康状態です。
そしてそこに、環境省とその一味が悩みぬいてきた事と
何故か利権がくっついている^^;事が垣間見えます。

逼迫しているのは、首都圏と近畿
つまりは東京と大阪がその代表です。
川崎市の
廃棄物処理指導計画
と言うのがあり、さすがに市町村別の資料は出てこないのですが
幾つかの興味深い資料がありました。
1)新しい最終処分場はほとんど作れない。
2)残余量が増えているのではなく排出量が減っているだけ
その傾向はこちらの表でも明らかです。
逆に言えばチェルノブイリの折などに、
ゴミからセシウムなどが出なかったのは
灰の量が膨大で、バグフィルター等もなかったわけで
褒めている訳ではないのですが、
日本のゴミ処理はそれなりに先進的といえます。
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話では北九州もこの瓦礫話に乗るようです。
東北の被災地の皆様、本当にごめんなさい。北九州市は震災がれき処理を受け入れることになりそうです。
■怪しい所を含めて、東京、大阪、島田(ここだけはごみ利権かな)、
神奈川(県)、川崎、北九州、浜松?
秋田の一部とか、そういうのは放っておくとして、
工業地帯なんですよね。どちらかといえば重工業地帯。
いわゆる太平洋ベルトが浮かび上がります。
最終処分が出来ないと・・・
こういったところの工業にとっては大きな痛手となるでしょう。
最終処分場は都市部ほど困難なのは当たり前で
東京都や大阪市大阪府には相当の焦りがあるはずです。
ところが今回何とかクリアできれば
放射性でも何とかいけたのですから(実績)
普通のゴミや最終処分のゴミなど問題ではない、
と言う話になるでしょう。
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■担当者レベルでは
その辺りの話も出ているのかもしれませんね。
環境省がゴミのやり取りを今後「生業」とする気であれば
十分ありえることだと思います。
その「絆」の正体が正解かどうか、
或いはその結末は、やっぱりすぐには分りません。
(断定する気もないんですけどね)。
■でも国賊の名を帯びてまで、
環境省が多少の利権の為に必死になるのは
何か納得がいきません。
「必死すぎる裏」には、「切実な理由」があると思います。
そして甘い自分は、この仮定をしたことで、
良くないなあと思いつつも、明確に否定が出来ません。
不平等ではあっても絆の代償と言われれば
将来は加害者になる可能性が高いのですから・・・
「ゴミの押し付けは良くない」と思いつつ
「ゴミも捨てれない工業地帯」は死んだも同じです。
どんなに立派な事を言っても、
日本は外国からお金を稼がない限り、
燃料すら輸入がままなりません
これは結構深刻な問題だと思います。
ただ意味もなく瓦礫を拡散させているのであれば、
それはそれで深刻ではあるんですけどね・・・
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いずれにしても、自分を含めて
これだけゴミ問題をクローズアップしました。
為政に逆らうとか相乗りするとか言う問題ではなく
ゴミ問題にもっと真剣に取り組まないと
私たち自身の生活が阻害されかねない
という問題でもあります。
正邪ではなく、今一度自分たちが出している
ゴミがどの様に処理されているのか、
ちょっと良く考えてみる必要はあると思います。
一方でゴミだけを考えて、経済が萎縮すれば
結局食料やエネルギーが買えなくなって
やっぱり困ります。
環境と経済の両立は、今後も重要なテーマになる
と言うことだけは確かではないでしょうか・・・ね
Posted at 2012/03/09 18:16:29 | |
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最終処分場問題と「絆」仮説 | 日記