この記事は、
本日の動画ですについて書いています。
■気象を科学する、カテゴリーと
シリーズ3月21日で、
低気圧の中心と前線に降り注ぐ、放射性物質について言及しています。
2011年06月25日
【ダイソン現る】爆弾低気圧とプルーム【吸引力の変わらない】
■山さんのエントリーを見て、「あっ」と思いました。
実は上記の前線&台風中心の汚染は、
大地の線量ではあんまり数字が出なかったので、
軽視していました。
思ったより高くなさそうと言う判定を9月くらいにした覚えがあります。
2011年06月07日
【台風崩れ】閉塞低気圧の残した物【汚染の置き土産】
じゃこんな事を書いています。
>シリーズ3月15日でも指摘した通り、
低気圧は嘗めてはいけないのです。
これは実はシリーズ3月21日に繋がるヒントとなりました。
>いずれにしても、低気圧の中心が通過したであろう紀伊半島などを中心に
ホットスポットまではいきませんが、弱い汚染帯ができた可能性はあります。
野菜に微妙なベクレルが出てきてニュースになるかもしれません。
もしそんなニュースが出たとしても
「ああ、日本は汚染されたぁぁぁぁ」って叫ばないように
まあ、暫定基準がチェルノブイリの8倍ですから出ないと思いますけどね(棒読み)
ただ、東日本だから関係無いとか言わずに、普段から除染の習慣をお勧めします。
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■プルーム乾式と湿式については結構気にしてきました
2011年05月11日
日本、と言うより福島における土壌汚染の深刻さ
私の解釈では、
乾式だけじゃなくて湿式は
数値に出にくいが結構出ているぞ
と言う事を山さんは言いたいのだと思います。
■違いは徐々に出てくるか、すぐに出るかの違い、
あと、持続力の違いだと思います。
もう一つは土質の違いです。静岡になりますと花崗岩質が多いと思いますので
そのあたりは関係するのかな?
ちなみに最強は泥炭です。有機物の炭化は吸着作用に優れるからです。
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質問してみようかな?と思う事もあります。
湿式分は範囲が結構分かっているはずです。
ターゲットは、
1)3月21日
2)台風たち&閉塞低気圧
あと、湿式は前線に沿う形と
低気圧の北西部に落ちてくる形もありますので、
浜松ー渥美半島ー四日市ラインがその重点ラインとなると思います。
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■山さんの活動は・・・影響力がありすぎるので
苦言を呈しづらいところがあるのですが(笑)
「可能性がある」と言う前フリをした方がいいんじゃないのかなあと思わなくもないです。
1.思いつき、気になる
2.仮説
3.検証
4.エビデンス(証拠)、反証
■実はプロジェクトや組織の弱点は
ここにあります。ネタは重要なので秘匿しなければいけないという事です。
私は個人の趣味なので、知っている事を書いても問題は起きませんし
仮説形成してエビデンスは人任せなので気楽です。
エビデンス作りはいかんせんお金かかりますからね・・・
■もう一つ言ってしまいましょう
早川マップは、実測線量を測った以上、それに
縛られなくてはいけません。
そして彼は「火山学者」です。
湿式を調べるのは「職責外」です
山さんは「妄想マップ」と切って捨てましたが
「マーカー」としてのマップとしては非常に正確です。
山さんが仰いたいのは、「汚染全体の流れを示せていない」
と言うことだと思います。
示せていないのですが^^;しょうがない事です。
地面の中や水の同位体測定は高いお金がかかりますからね。
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■ここまで書くと、山さんに批判的に聞こえる、と思います。
それもちょっと違う。
早川マップが汚染の全てだと誤解されているから、と言うことだと思います。
早川マップ(もしくは政府の地図)で大丈夫なら本当に大丈夫なの?
そういう事を仰りたいのだと思いますし、そこはおかしくありません。
逆に研究者は一度結果を提示したら曲げる事は許されません。
曲げるにはそれこそ「明確な理由」が要ります。
だから研究者が御用学者が多いと言われますが
致し方ないことです。
灰→水系
付着→水系
水系→水系
おなじみの絵
水に溶けるのでこのような3つの流れがあるわけです。
錠剤
粉薬
飲み薬
みたいなものですね・・・
それだけ今回の事故では
「どこのいつのプルームがどんな性質」であったかが重要です。
繰り返しているようにそこの部分がほとんど闇に隠されています。
ある程度の推定は結果からつくんですけどね
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■このように構えていられるのも、傍観者の特権です^^;
また山さんが(原子力で)異常に必要とされているのも、
皮肉にも「世の中がうまくいっていない」からです^^;
世の中は矛盾に満ちていますが、
その矛盾の中に確かなものもあります。
そもそも原子自体がそうですし、相矛盾するものでバランスが取れるという状態が
意外と世の中における実態なのかもしれませんね。
Posted at 2012/01/10 13:29:31 | |
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気象を科学しよう | 日記