■自分は多面的な人間でありたいと思ってます。
極論を言えば「書きたい事と書いている事」は結構違う。
変な話『書きたい事』を実現するにはどうするんだ。
人の動きをどう考えるんだ、って事を考えていたりします。
Bという位置にいて
Aという目標の為に、B→Aの努力だと、流れに流されちゃうって事です。
だからあえてB→Cに動こうとする事もあるし
B→D→Bみたいな動きで、Aにたどりつく事もあれば
じっとしていればいい事もたまにあります。
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■
数学的な美しさを元に、乱数や予想不可解な人の動きを
『計算』や『確率』に入れる。
社会が如何にその、『精度の高い人々』を使いこなすのか?
そこにチームの面白さと言うのがあります。
要するに、ちょっといい加減な人間でもあるんですよね(汗)
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■
原子力もそう
データ(現実)、と
社会のあるべき姿勢と捉え方
予測
推移、
全部違うんです。
つまりどの学問をどの様に、どのタイミングで扱うかが違う。
・データおよびデータ補正
・予測及び予測補正
・データ+予測のずれ動向の範囲動向。
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■例えば射撃であれば
・照準(誤差)
・弾(工業的均一性)
・発射方法(動的エネルギー均一性)≒メカ
・重力(一定)
・流体動向(空気)
・弾+流体動向による乱数要因の発生
・相手の動き(意図的・無意図的)
これらの有意差なんか出ない、要因が重なり合って
初めて精度が出現します。
昔はこれを『経験則』でやっていたのですから凄い物です。
一定の非効率を起こすことで効率を上げる。
(不安定要素を下げる)
データや動きの『バッファ』≒溜め≒無駄にして、
効率的を生みだすのが、人間の能力、であったりします。
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■
技術的未熟の中で『確率的に』生まれる名人は、
それだけで宝、なんですよね。
でも
名人しか持てない道具は所詮主流にはなりえないんです。
たとえ本物であったとしても、です。
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■だから
技術的進歩や効率化の究極の目的は
『
人間性の否定』でもあります。
『本物』にしか頼れない業界も、いずれ人的要因によって
沈んでいく業界でもあります。
原子力業界もその一つです。
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■故に私たちは、
本能的に「本物」を求めます。
ところが『本物』に魅了されると
何故か、効率化や変化を嫌い、
そこに『本物』をうたった詐欺師が現れます。
『本物』は認められた瞬間ブランドがつき高騰します。
割が悪くなるんですよ(笑)
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■自分が自分の事だと、予想の精度が落ちるというのもそこで
結局『欲』が出れば損得で動く訳です。
『回収率』を見てしまう。つまり世の中の意図に「騙されやすく」なります。
本物を選ぼう、としてしまうんです。
でも、本物には人が群がっているのでオークションですよ。
そして偽物が混じっていたらジエンドです。
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■だったら下手の横好きの好き嫌いの方が
よほどいい訳です。
好きな物が勝つ=OK
好きな物が負ける=仕方ない。
そしてそれをデータ化して積み上げていけば
いつかそのデータで勝負できるようになります。
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■勝つ事とは世の中の意図に逆らう事です。
山本太郎氏が議員になれたのも
頭がおかしそうな事を一杯言って
やって、味方につけて、
そのキャラを立てたからです。
マーケティング的には
狂信者によるオンリーワンに成功した訳で
大成功で彼は凄い。(あくまでマーケティング的)
名前も書きやすかった。
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■彼は
宝くじを買うよりもよほど簡単に、
宝くじよりも高いお金を手に入れた訳です。
自分だったらテレビにボチボチ出て、手抜きで議員やって
貯金します(笑)、議員年金も出るしさ。
ところが(自分みたいな)
こういうしょうもない人材は
『日本が駄目だ』『関東が終わった』とか突飛な
人に迷惑をかけまくる無責任な事が
あんまし言えない。
一緒にフィリピンに避難しようと言って
一夜の思い出を作ろうとか言って飲み屋のね~ちゃんを口説いて
襲う根性も無い(あ、これは彼の行動ではないですよ)
アカいボランティアを使い倒して、自分だけが議員になって
いい身分になる賭けに出れない。
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■反原発で国会議員になる方法なんてハウツー本を
売れば、多分売れる訳ですよ。
で「山本太郎最高」って言う読者は確実に生まれます。
ただの風邪に「低線量被爆だね」と言うバカも確実に生まれます。
でも世の中一定の確率で渡っていけるわけです。
故に「宗教組織」が今日も怪しい集会やミサを開いてます。
その組織の中にいて命が救われる事もあるかもしれない。
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■その奇蹟の中から宗教って巨大化する訳です。
つまり、「馬鹿を極めれば」という話になる訳ですが
成功者は「俺はバカじゃない」と言ってしまいますので
そうすると「馬鹿」だから恵まれた幸運を人は失います。
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■山本太郎は馬鹿ですし、キチガイかもしれません。
でも、細い糸を通す様な企画力と運の強さを持っています。
彼は「確率の神に
必然的に選ばれる方法」を実証して見せた訳です。
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■しかし
、『確率の神様』に魅入られた時
人は、『自分で選ばなくては』ならないんです。
そこにはいくつもの『
非人道的な選択肢』がある筈です。
それがまた、どっかの漫画の様に『
因果律』を為したりします。
かつて、それを描き切った日本人がいます。
芥川龍之介、です。
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■
人を人としてつなぎとめるのは
親なのか、子なのかはたまた「連れ合い」なのか?
人間とは非合理な生き物であって、
TPPという合理の中でよりその非合理こそが問われます。
数理の目を持ち、合理の目を持ち、でも
愚か者な自分を認め、相手の愚行にも一定の理解と可能性を示す。
或いは愚行ですら厭わない。
その為には、考えと違う行動すら容認して
全体の動きを考えて動く。
どうも自分が目指すのは、
そういう矛盾に満ちた存在
なんですよね。
その一つの象徴が、『八百万の神』という
自分の大好きな日本の
アミニズムなのかもしれません。
『囚われ過ぎないこと』も一つの『悟り』なんだろうなあと思ったりします。
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■そういう意味では山本太郎当選を、
笑い事として見つつも
彼の後ろについた確率の神様を、
興味深く見てしまったりもします。
彼の後ろには、かつて己が憎んでいた
詐欺的なマーケティングがある訳ですが、
その詐欺にかかった人達は、別にその事を喜んでいたりします。
合理的に進みつつ非合理の妥協を入れる、
但し、『非合理』が、『合理』に勝っちゃいけません。
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■ただ、これからもその辺りには、
たまに一貫性が無くなってしまいますが
両価性を持ち続ける事が出来るように、
その中でも一貫性を持てるよう工夫をしていきたいと思います。
そしてそれらは、
学校だけじゃ教えられない事なのかもしれませんし
失敗しなきゃ分からない事なのだろうと思います。
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■その一つが、「民主党政権という不合理極まりない物」のおかげで
安倍総理が復活できたことだと思います。
私達は失敗した人を再生する事の大事さを学びましたよね。
その妄想を民主までが抱いている様ですが(笑)
故に勝ち過ぎてはいけないという、武田信玄の言葉は正しく
山本太郎氏の当選は滑稽でありながら
これまた深いものだなあと思います。
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■勝利の裏にこそ学ぶべきものあり、です。
「敗北」を「敗北」でしか取り上げられない限り、
所詮そこから学べるものはありません。
『過去をクヨクヨ』した所で「過去は変わらない」のです。
『犯罪者』を裁かなかった以上、過去の罪が云々かんぬんを
永遠に繰り返しても、「所詮やってもいない罪を子孫が被るだけ。」
故に「犯罪を裁くのが法である」。
A級戦犯の黙秘にもそういう意図があるのかもしれませんよ。
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■という訳でちょっとあいまいな話ですが
『書きたかった』ので書きました。
ところで
領土には時効があるとか言いますけど
刑事犯罪には時効があると言いますけど
戦争犯罪って時効はないの??
どうでもいいんだけどさ。まあ戦争犯罪が-な人達は
みんな出征して、タイムスリップで湧いてきた…とか。
「常識こそ疑え」というのは本当かもしれませんよ。
もっとも時効云々以前に冤罪につきあう気も無いんですけどね。
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■そして変わり者(≠優れてる)の自分にとっては、
『平凡である』事もまた才能に思えます。
もっとも、ちゃんと平凡なフリは出来ている筈なんですけど…
同時に異端狩りも恐ろしいものである、と
これまた変わり者としての感想です(汗)