コメント返答をさぼって(汗)
エントリーを合間を縫って書いているちょこばです。
その辺り大人しく返答するのは連休にならない様にしなきゃね
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■一部で靖国のアメリカについての反応で
色々な意見があるようですね。
アメリカの失望は軽い?、重い?
■誰がそんな事を言ったのかと言えば、laidoutで、
アカヒ記者を撃沈したサキ報道官じゃないですか。
多彩なウィットとそして解釈をちりばめる
まさに才媛と言える方です。
以前も登場してます。
2013年05月21日
【laidoutなあなた達】コンフォートウーマンとサキ報道官な件
■今回は引用は、
こちらのブログ経由でしますね。
Statement on Prime Minister Abe's December 26 Visit to Yasukuni Shrine
Japan is a valued ally and friend.Nevertheless,the United States is disappointed that Japan's leadership has taken an action that will exacerbate tensions with Japan's neighbors.
The United States hopes that both Japan and its neighbors will find constructive ways to deal with sensitive issues from the past, to improve their relations, and to promote cooperation in advancing our shared goals of regional peace and stability.
We take note of the Prime Minister's expression of remorse for the past and his reaffirmation of Japan's commitment to peace.
日本は大切な同盟国であり、友好国である。しかしながら、日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに、米国政府は失望している。 米国は、日本と近隣諸国が過去からの微妙な問題に対応する建設的な方策を見いだし、関係を改善させ、地域の平和と安定という共通の目標を発展させるための協力を推進することを希望する。米国は、首相の過去への反省と日本の平和への決意を再確認する表現に注目している。
確かに「disappointed(失望している)」という表現が含まれています。次が国務省のサキ報道官のeメールですが、
“The US is disappointed that Japan’s leadership has taken an action that will exacerbate tensions with Japan’s neighbors,” 日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに、米国政府は失望している。
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■さあ、面白い事になってきたかと思いきや、
さりげなく
サキ報道官は大使館のコメントをトーンダウンかつ
意味付けして見せたと言う事です。
大使館発言は『未来への不戦も大事だが過去の反省が抜けてるよ』というニュアンスを
内包しています。
失望については関係悪化にかかっていると思われますが、
『このままだと過去の反省がない事に失望している』と取られかねない
とみたホワイトハウスは、さりげなくフォローしたと言う所が正しいでしょう。
しかし
大使館発言は日本が同盟国である事を強調しました。
これはこれで大いに意味があります。
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■大使館と言えばケネディの娘さん。
これをフォローしない訳に行きませんよね(笑)、でサキ報道官の件の発言です。
“The US is disappointed that Japan’s leadership has taken an action that will exacerbate tensions with Japan’s neighbors,” 日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに、米国政府は失望している。
『靖国に参拝したら中韓がワーワーうるさいに決まってんだろ、
行くのは勝手だけど悪化させる要因としては
いいとは言われへんわなあ、残念ゆうとこか(棒)
中国にも顔立つし(笑)』
ちょこば的な解釈としてはこんなもんです。
さりげなく
『過去の反省』については、disappointedしとりませんがな。
とフォローしたと言うべきでしょう。
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■さて、ところが日本のマスコミにかかると
disappointed
disappointed
disappointed
とこの世の終わりの様な話です(笑)
でも、よく考えてみて下さいよ。
世界のバランサーを演じているアメリカが
『いいぞ日本もっとやれ!!!(笑)』
って言うわけ…ないでしょ??
日本は普段おとなしいので
隣国酋長が、侵略領土で国旗掲げたり
国旗燃やしたりするくらいの「インパクト」がある
ってだけの話で
そうやってアメリカは誰が媚を売るのかを
見極めているだけなんですよね
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■一言でいえばどのマスコミが
どんな「
LAIDOUT」を行うのかを
実に注意深く『
見守っている』と言う訳です(笑)
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■こうやって、ちょっと意味深な発言をする事で
『真意』を伺いに各国の外交官がやってきます。
これにこそ「外交的な権威」が伴う訳で、
アメリカがアイラブ日本!!
日本の言う事なら何でも聞いちゃうワホー
とか言う訳がないんですよね(爆)
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■と言う訳で、こういうアメリカの意向に
いちいち反応している意味はないですし
増して、
アメリカをこれでアメ公呼ばわりするのはただのアホです。
尖閣についても、アメリカはどちらの肩を持つ訳じゃない、
と言っています。

当り前の事です。
尖閣列島が日本の物である事は
国際法によって担保されている訳で
アメリカが味方をしているから
尖閣が日本領な訳ではありません。
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■アメリカは日本の『お守り』ではなく
同盟国でありパートナーで、友人だと明言しています。
『友達』として、「この行動には賛成できない」
これを言う国が「敵だニダ」な訳はないんですよ。
『説明に来い』って上から目線で言ってるだけで(笑)
その為に外交官がいる訳で
孫崎みたいに逆恨みしてたら訳ないんです(苦笑)
アメリカだって中国に
『子分を抑えられないアルか?』って言われたら
そんな訳はないムギュ!!って
日本を抑えるにきまってます(笑)
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■さてさて、このサキ報道官は他にも色々面白い
対応をされています。
こちらは原文が手に入っていないのですが(笑)
この時も絶妙の『毒を持った言葉』で中国の記者を撃退しています。
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■実際にサキ報道官がどういう対日観を
お持ちかは知った事ではありません。
ですがマスコミ様の性質を考えれば
この様な対応をする報道官は『反日である』と
印象付ける事こそ、
報道官と言うよりは、
「ホワイトハウスの日本に対する心証を悪くする」方策で
しつこくしつこく、反日新聞が
サキ報道官を反日であると喧伝するのが目につきます(苦笑)
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■もちろんこれはあくまで私の『私的』な解釈であり
だからアメリカは日本に賛成ニダ、
なぞと言うつもりはありません。
しかし日本が何を持って存在し、
何を持って領土を担保されるかと言えば、
宣言ではなく、ましてアメリカのお言葉ではなく
『条約』であり『法』であり、はたまた『国際法』な訳です。
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■それらがどうのこうのと言われようと
それらは『法律の成立、条約の成立や批准』によって成り立ち
『国際法廷や国際組織における位置づけ』によって担保されるのは
自明の理であり、
そこに疑問を抱く必要もなければ
焦る必要も全くなく、イチイチしょうもない設問に
答えて、言葉尻を捉えられる必要すらありません。
『いやこういう解釈にだ』って食い下がられても
『あなたの解釈(laidout)につきあう必要はありません』で
終了なんです。
それはお前が負けを認めた事ニダ!!!
と叫ぼうが
ま、そうやってサヨクや中韓スパイは
めでたく報道官に喧嘩を売ってる訳で(苦笑)
日本人がそれに動ずる必要は全くない、
しかもただの市井の日本人が
本文を見ずに、勝手な解釈で、
特定の感情を持つ必要は全くないと言えると私は思っています。
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■社会人をまともにしていれば、
『文句』『クレーム』『お叱り』
『失望』『批判』
が本当に貶めようとしているのか
何らかの意図があるのか
私は自然に分かる様になると思っています。
たまに「ごね得」の輩もいますけどね。
逆に言えばそれが自然に分からなくなった時
自分の存在は極めて危うくなっている
と言う事でもあります。
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■一見はっきりしていてと思われがちな英語ですが
『報道』とは本来、はっきりした言葉で
多彩なニュアンスを伝える物です。
多彩なニュアンスの一部を切り取り
都合のいい情報を拡大して、偏向報道する事は
まさしく偏向報道であり
主に戦前に見られました(笑)
■つまり、
人には『過去の反省』ばかり迫るマスコミは
どうやら過去の反省を全くする気がない様だ(笑)
と言う事が分かります。
戦争賛美が中韓賛美になっただけ、
と言う訳です。
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■さて、このような感じでサキ報道官について
ちょっと分析をしてみました。
と言うのも
防空識別圏で、
このような発言をしているから、でもあります。
ま、識別圏はただの識別圏であって、
『識別するのは自由』だけど、『アメリカ様にあいさつに来い』
と言うネタで中国へのけん制な訳で、
それに『断交だ』って火病するのは、損です。
『断交だ』って言って頂いて、
『はいそうですかさようなら』
しておいて初めて、反撃が可能になる。
それはパールハーバーでアメリカが使った手ですから
アメリカは否定できないんですよね
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■基本アメリカは
、『政治的には中立』であることを強調する
これが「オバマ外交の特徴」です。
まあ、戦争する金もないしね^^;
多くの人はこれに不満を抱いている様ですが
尖閣にしろ(国際法バッチリ)、竹島にしろ(共同提訴逃亡)
法的根拠は日本が圧倒的に有利、
だからこそ取れる立場でもあります。
不法占領が続けば相手の物にって
日本の民法には書いてありますが
国際法でそんなもん書けば
世界じゅうイスラエルだらけですよ
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但し、TPPをはじめとした経済的プレゼンスと
国防と言う軍事的プレゼンスは
『全く部署も仕組みも違います』
つまりアメリカは(軍事的には)
思いっきり日本寄りなのですが
経済は別だし、『日本寄りの代償』も
何処かで絶対言ってきます(苦笑)
ここは実は…虚々実々の駆引きが何気にあるのですが
その話は関係ありません。
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■ま、アメリカがある日無くなっても
『法的』な裏付けは動揺の必要がありません。
そこにアメリカが口を突っ込めばアメリカが翻意したら
日本の(法的)優位性が崩れますからね(笑)
だから中国は軍事進攻を企んでいる訳で
それを裸になれば守れるニダ、
さあ娘も嫁も裸で受け入れるニダ
みたいな論調を聞くと、本当に笑い事だと思います。
いくら新聞に嘘を書いても
その嘘がかなう訳じゃないんですからね(笑)
届け9条の声!!!(苦笑)
まあ戦前の「
吹け神風」と同レベルって事ですよ。
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つまりはどちらかが法的に不利だからこそ、
あるいは法的解決が望めない(提訴に応じない)
からこそ軍事的なプレゼンスがある訳で
その根本を考えれば、どちらがどのように攻めてくるか
なんざ馬鹿でも分かるはずです
逆に言えば、そうやって戦前日本は
戦争継続に追い込まれていきました。
しかも国際社会は面白い事に
一度軍事衝突が起きると
『法』よりも「軍事的な安定」を望みだします。
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■だからこそ
歴史においては、「軍事バランスの均衡」と
『政治による融和プロセス』の両面が大事であって
安倍さんもそれゆえに『不戦の誓い』を
靖国参拝にセットしました。
アメリカが『融和プロセス』の不足を
言いだすのが分かっていたから
とも言えると私は考えています。
それの是非はこのエントリーの決める事じゃありませんので
『民意』でいいのではないかと考えます。
