痛ましい事故が発生した模様…
2013年11月18日
【反原発派論理を考えて】思いきってDHMOを禁止する事をお勧めする。
で登場したDHMO、まあ水なんだけどね。
水が危険なんてありえないとか100%の化学の方が湧いたんだっけ?
恐ろしい事にこの世の空気は酸素が20%『も』ある。
これって結構エライこっちゃなんだよね。
■だから水素は爆発限界になれば爆発するし、できるのは水。
フローが分かんないから水素かどうかは分かんないんだけどね。
まあ水素じゃ無くても、灼熱の熔岩にちょっとの水をぶっかけると
水蒸気爆発をする。
原発で言えば燃料プールが干上がったら起き得た事態だったりして。
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■そう判断するのは、水素っぽいって言う報道があるからなんだけど
もう一つ…すぐ鎮火したからなんだけどね。
但し違う化学薬品の可能性ももちろんある。
見守るしかないね。
ボッカーンと言って、あときれいさっぱりになるのが水素系の爆発の
面白い所なんだ。
何処かの原発の屋根が吹き飛んだのもそれだしね。
もちろん面白いのはあくまで反応の話
事故は痛切で痛ましくて悲しい話だと思う。
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■実験室や反応器でエラーの少ない反応を起こすのも化学だけど
実は私達の大気なんてもんは混合ガスな訳で
天気で、晴れ時々曇り所によってにわか雨
湿度30-80%なんて、気温差10度とか
物凄い事なんだよね。
私たち人間がいとしようがしまいがそれらの現象は
複雑に絡み合って起きていて、
観察すると結構ありえないエラーが発生したりする。
いわば地球は一つのプラントでもあるんだよね。
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■今はとっても寒くなってきてるけど
アメリカの大寒波よろしく、
水と酸素の惑星(結局は水素が酸素と化合してるって事なんだけど)
と言うのは物凄い、色々な事象を起こしているんだよね。
ま、それをイチイチ反応で語る気は全くないし、
分子の動きで語るつもりもないし
端折っちゃうから、表現が間違えていたって知ったこっちゃない。
その辺は、文句があれば勉強してください
(と言わざるを得ないので棘があるけどそう書いておきます)
あ、100%の科学で説明エントリーを化学式で上げてくれれば
手間が省けてうれしいかな?
実際には反応器の様な働きを循環系が為していたり
或いは暖めたり冷やしたり、気圧を上げ下げすると、
凝結したり、飽和したり、
凝結した時に何をしでかすかとかそういうのは
化学反応じゃなくって普通にノウハウとして
例えば公害対策では使われている。
でもそれを、ちなみに小うるさい人間に言うと
『100%の化学で証明しろ』とか言いだすから、
『保証できません』ですますんだ。
それを保証しろと言うなら、勝手にすりゃいいからね。
だって気象の力や水の力を借りるって事に近いから、
逆に言えば気象条件にだって左右される。
保証できるかどうか、考えれば何となく分かりますよね。
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■つまりは気象を科学するって事は、水を科学するって事だし
まあ風については自転やらなんやらも絡むんだけど
水蒸気などを通じた熱循環と熱交換を科学するって事でもある。
ちなみにオゾンホールなんかは水(水蒸気)と言うよりは凝結ミストが、
硫酸や塩酸ミストを運んだりする、(そこから始まる)化学反応だったりもするし
そもそもミスと事態が化学物質を
水溶して運ぶ役割があったりする。
ま、別に中学の化学も分かんない戯言だから気にしないでね(笑)
きっと100%の化学で、説明してもらえばいいと思うしね。
自分も、めんどくさいと(そこから始まる)を省いちゃうからね。
100%の表記を要求されるとイラッと来てしまう(苦笑)
100%の能力があるならば書き直して説明すればいいのに。
有料会員になってもらった覚えもかけらもないしね。
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■とにかくも、全てが分かる100%の科学者たちは
原発事故の時に何処にいたのさ(苦笑)
未だに不思議なんだよね。
まあ、大気放出なんざない条件で反応器の中の反応を
立証するのが化学屋さんや
プロセス屋さんの仕事だから
それが出ちゃった場合の反応は、『エラー系』の反応で
実績やノウハウやデータ蓄積が命であるって事で
専門分野が違う。
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■要するに事故が起きるとそれだけで、怖いなの、許せないなの
禁止しようなのとか言ってるけど
私達の世界は十分怖いんだ。
だって人間とか生き物が、
勝手に作りだされて勝手に進化してる
これが世界な訳で
その反応の一部を知識として解き明かし
閉鎖環境と条件を確立して
安定した歩留まりで製品を作り
更にそれを組み合せて、数々の商品と
機械ができるようになったのは
それこそホンのつい最近の事で
まだまだ人間は思い上がるには未熟でしかない。
当り前に使っている機械に隠された
色んなノウハウは、知れば知るほど面白いものだと思うし
私達の操作する感覚は
その辺りを上手に拡大したり縮小したり
バイアスをかけて処理してしまっている事が多い。
人によって感じ方や見え方は違っていると言った方がいい
(この辺りは近く的な研究分野ですね)
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■しかも、ちゃんと教育や伝承をしないと
折角得た知識などが容易に消失する。
『原発』みたいな宗教的な対立があれば
「私は正しい、お前は100%間違いだ」みたいな
そういう喧嘩が容易に勃発する。
未だにこんなに分からない事だらけなのに
100%の知識なんざあれば苦労しないし
100%の国益なんざあれば誰もが政治家になれる(笑)
でも何故か、多くの人は己の100%を信じているんだよね。
まあ、
危険性があればゼロにすべきと言う声が
危険性のありそうな『民族』を
今更ながらクローズアップした訳で
危険性がゼロだって証明できないなら、無くせばいいと思うよ(苦笑)
燃料電池だってとんでもないのかもしれないよ?(棒)
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■実際にはありえない
エラーが「いくつか重なって」事故が起きる。
だから自分が言う「ほぼ安全」には
実は『でも怖い』という自分の心の声があるけどそれは書かない。
だって、『でも怖い』を、理解のない人や
感情で価値を判断する人に使われたら、
それこそ恐ろしい事になる。
その象徴が未だに残る風評被害だ
例えば…ある日、知合いが
実はオレ○○人なんだと言ったら
きっと今の状態なら、疑いの眼で見るんじゃないかな?
目の前にいる人は変わらないんだけどね。
でも、「フクシマの人を野菜をそういう目で見て構わない」って叫んだ
人々が、そういう目で見られる事について
自分は、自業自得じゃね?と冷たく思っていたりする。
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■『原発を許さない人々の心や叫び』は
皮肉にも状況や物事を理解する人ではなく
何も考えずに、ノホホンと異物を
受け入れていた人達の価値観に
影響を与えたって事かもしれないなあと思う。
気に入らない存在に異物の認識を与え、
無意識に排斥する、
そんな手法を使えば、
浮動層の「にんげんのこころ」なんて
自然とそうなるものではある。
不快ではあるけれど、それはデータ通りである意味
ゾッとしていたりする(苦笑)
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■で、今日言いたいのは
水の惑星である=水素利用と言うのは
それだけのエネルギー源たる事が、実は期待されていたりする。
化石エネルギーは炭素だから、二酸化炭素になってしまう。
でも水素は、DHMO(水)になるだけだ。
つまりはエネルギーを消費しても、水に戻るから
「熱量はともかく」、化学式的には循環にしか過ぎない。
その為に炭素社会(石油石炭、天然ガス)は目の敵にされて
抑制が望まれているから、温暖化詐欺が起きた
と考えると分かりやすいかもしれない。
但し、石油系や高分子系の化学式を見りゃわかるけど
CとHの集合体である事が多いし
反応物のおまけとして多くの場合水ができる。
空気を使って反応させれば、高温だとNまで酸素と反応する
(窒素酸化物)
だから水素から直接(安定した)
エネルギーが取れれば、って望まれているんだよね。
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■この辺はいくら語っても語りつくせる事はないし
きっと50年後の教科書も違っているかもしれない。
でもね、『水』が安定している事は
水に至る工程が安定している訳ではない
そして水は熱したり、冷やしたりすると
その形を変えるし、例えばきゅっと冷やして圧力を上げて
細かい粒になると、浮遊する微粒子にくっついて
中の物を溶かしたりもする。
そういう
実例を語るのに適したものが、災害や
大寒波だったりするのは、仕方のない話なんだけど
だからと言って自然が偉大で
人間が悪い生き物なのかと言えばそういう訳ではない。
宗教だったら悪と善がはっきりするから
ラクチンなんだけどね
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■とにかく
一時期反原発派とかの人が
強硬に主張した『危険を否定できないなら無くすべきだ』が
亡霊のように、他の物に向きだしていたりする。
だから自分はウケが悪いけど、常に容認派を貫くように
このブログではセットしていたりする。
折角なので同じ論法は
結構使わせてもらってるけどね(苦笑)
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■ともかくもこれだけ多くの「水」がある惑星は
本当に希少であったりする。
安定した水である条件は、「常圧」でわずかに0-100℃
生物の体温は20度~40度前後がほとんどだ。
人間なんて35-37度位の許容しかない。
更に溶解によってその性質は驚くべきほど変化する。
そして金属が溶解すれば、イオン化するし、酸にもアルカリにもなる
硫酸などは温度や濃度によって溶かす金属の種類すら変わる。
ちなみに化学者の走りは、それらを生かして
金を生み出そうとする錬金術師だったし
ニュートンもその一味みたいなところがあった。
実際には金や朱にこだわって
水銀なんかの方が重宝されたのだけど、
何気に人類初の鉱害は、その水銀中毒だと言われていたりする。
…と止まらなくなりそうなのでこの辺でやめておく。
ま、水素は期待も大きいけど、一歩間違うと大変な事が起きるし
その爆発的結合で安定している水も、条件が変わると状態が変わるうえに
溶かす物によって色々性質が変わる。
溶けた様に見えたものもコロイドだと泥状になってちゃんと沈むしね。
水は本当に面白い。
そしてその水に救われたのが日本だって言うのも
自分は面白いなあと思う。
■しばらくは猛烈な寒気で寒いみたいだ。
痛ましい事故を悼みつつ…熱燗でも煽ろうかな
と思うけど、多分明日は早起き(雪)だから早く寝る(笑)