2011年03月22日
■放射線のデータは各地で公的なサイトが出てきていますね。
それは即ち、可視化することが出来る、ということでもあります。
■どういうことか、といいますと、分かりやすいのが天気図です。
実際には気圧の谷なんですが、天気図を見ると、あたかも山が移動してくるようです。
■台風を思い浮かべて下さい。
中心部の等圧線がぐっと詰まっています。
放射線は距離が半分になると、その強さは4倍になりますから(目安)
これで気象図を作る事が出来るわけです。
「放射線気象図」、とでも言う所でしょうか。
■今は、誰もそれを可視化していないので、
NHK第二ラジオの気象通報を聞いて、気象図を書き起こす作業と同じ作業が必要です。
でも、その内作る人が出てくると思いますので、気長に待ちたいと思います。
(ごめんなさい、作っている余裕まではないのです)
■さて、公式情報に基づいて、データ管理している所も出てきました。
まずはそちらを紹介します。
http://atmc.jp/
全国の放射能濃度一覧
茨城県の放射線量データ(公式)
http://www.pref.ibaraki.jp/important/20110311eq/index.html
3月22日現在の積算線量(茨城県に基づいている、とのこと)
http://twitpic.com/49onq1
首相官邸HP(地震への対応)
http://www.kantei.go.jp/saigai/index.html
公的なHPをベースに用いるだけで、これだけの情報になります。
■山の形を想像できましたでしょうか、これだけでは難しいですね。
次に概念的に山の形を想像できるようにします。
放射線の単位についてはそれから、論を詰めていく必要がありそうです。
Posted at 2011/03/22 12:39:36 | |
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放射線量(実測に基づく) | その他
2011年03月22日
■ブログで目立つ気はありません。目立ちたくない。
お友達を作る気もあんまりない。(ごめんなさい)
だから「フレンドリー」ではありません。
例えコメント頂いてもコメント返信は期待しないで下さい。
■でもこの大事な時に、少しずつ情報を発信する必要がある。と思います。
キーワードは「転ばぬ先の杖」、です。
車も好きです。
でも、こんな時なので原子力関係でコメントを発してきました。
■ちょっと前までこう思っていました。
「正確な情報が必要、危ないなら逃げれる人は逃げて、戦える人で戦おう」
でも、命をかけるハイパーレスキューや自衛隊の人達がいます。
すごくありがたいです。
命をかける彼らの拠り所は家族です。東京のハイパーレスキューは東京に家族がいます。
■自分の卑小さを思い知りました。
こういう方たちが現れたら、危険であっても、安全であっても、
「がんばる」という仮定で物事を考える必要がありそうです。
■今データは、一部信頼性が揺らいでも、割ときちっと公式に世の中に出ています。
すごく有難い事です。ですから、数字を論議する事で、「近未来」の予想が出来ます。
遠い未来は無理です。
■その中で、数字の「嘘」に惑わされないように、「適度」な判断と処置が求められています。
今起っている事を俯瞰して、予測の元に、予防処置を用意する。
(当然予測ですので、予防処置(転ばぬ先の杖)は転ばなければ杖にはならない)
■今変数はめまぐるしく変化しています。
昨日は危険でも今日は安全かもしれない。今日危険でも明日は安全かもしれない。
数%の危険と90数%の安全、そこの微妙なバランスについては誰も言いません。
ですので、「自分の思う事」をお話します。
■予言はしません。出来ません。
予言できれば苦労はいりません。
予測も良くなれば「よかった」
悪くなれば「何で」と悲しみます。
予言が欲しい人は読まないで下さい。
■「こうすればいい」って分かりきっているなら、黙って自分と、自分の家族の為に実行します。
「それが分からない」から、「こういう可能性があるんじゃないか」「こうすればいいんじゃないか」
それを自ら考えながら、自分の為に残していく、
そういう「自己中」ブログです。
■自己満足で人の事は考えていないブログですので
意見を求められても私の拙い知識ではご返答できないと思います。
ご了承下さい。
では時間が無いので、自分のコメントの貼付から。
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内部被曝関連です。
追記:内部被曝についての可能性や、濃度は、各種公式ソースを御検索下さい。
その量や、具体的危険性を論議するコメントではありません。
■数字の本当と嘘について話しをします。
■世の中の確率をすべて足すと100%です、って言いますと、
当たり前でしょ?といいます。100%の本当の事は実に少ないです。
じゃあ、世の中は、というと4分6とか5分5分ならいいのです。
これが割合が減ると大変です。
■例えば0.01%と99.99%
これが0.08%と99.92%に変化します。
そうすると、8倍の危険性と、危険性には全く無いに変化します。
どちらも解釈としては正しいのですが、8倍なら統計の差が出るが、99.99→99.92は当然出ない、
■じゃあ99.99が99.92だから大丈夫?
でもそれはすべての人なのでしょうか?例えば赤ちゃんは、子供は、子供を抱えた母親は?
そういう弱者への視点を忘れてはいけません。
内部被曝はそういった弱者をものの見事に狙い撃ちする物だからです。
■例えば、プルトニウム、2万年の半減期と、アルファ線を出す、最凶の放射性物質
そして重金属。ところが99.95%は体内摂取されません。
恐いのは呼吸。呼吸で吸い込んだときに、中からアルファ線で焼いてくれます。
癌とかの症状が出るのは大体30年後以降。
しかも、個人差があるので100年たっても平気な人も当然います。
■放射線の被害を受けやすいのは、活発な細胞です。
要するに小さい子や、赤ちゃんこそ危なくて
大人は何か起こる前に、寿命が尽きる確率が高い。
■子供も赤ちゃんも逃げられません。
だから、守る手立てがほしい。体内に入れないようにしてあげたい。
不幸な0.05%に入れたくない。
■そういった統計のカラクリを考えずに大人たちは騒いではいけません。
■プルトニウムは未だ危険性です。今恐いのはヨウソやセシウムと言われる放射性物質です。
放射能が半分になる半減期はヨウ素は8日、セシウムは30年
■ヨウ素は子供を狙い撃ちにします。
ヨウ化カリウムの投与が有効ですが副作用もあるので、危険性があれば自治体が撒きます。
大人は飲まなくても結果は変わらない。40代以降効果ゼロです。
半減期は早いので、ちょっと長持ちするものであれば、1ヵ月後8分の1なので
がっつかなければ、危険性の回避は比較的容易でしょう。
■セシウムはなかなか手ごわい
チェルノブイリをいまだに苦しめている一つの要因です。
ただ、子供を狙い撃ちとかは要素のようにあからさまではありません。
割と微量な事が救いです。
■内部被曝は、空気、水、食べ物です。
追記:それを取り込んで、内部被曝は
単独で、人が死ぬわけではない。しかも政府の肩を持つ訳ではないが
「すぐには健康に影響は無い。」
20年後、30年後、民主党?ああ、あのパフォーマンスばかりの人たちがいたよね?
と言うころに。肺や、肝臓、甲状腺に医者が「初めてです、こんな人」と言う患者が出る。
■石綿と同じ、誰でも出るわけではない。と言うか、石綿よりははるかに毒性が低い。
だから私たち大人たちは、子供たちのために落ち着いてほしい。
そして、子供たちを守る準備を始めてほしい。
誰も責任を取れない、そんなずっと先に悲劇を生まないために。
そんな子供が増えても、マスコミが嬉しそうに撮影しに来るだけです。
■残念ながら0.0001%の危険は、何百倍にも、何千倍にもなりそうです。
でも全体から見れば大丈夫。
まずは、安全な数字を考えましょう。
そして、誰を狙い撃ちして、誰が危険なのかをじっくり考えましょう。
騒いでも、出るものは出ます。でも弱い存在に降りかかるその危険を少しでも減らす事はできます
仮に最悪の事態が起こっても、ずっと放射線濃度が高いわけではないのです。
■出来るだけ、早く、そして冷静に、
子供たちが放射性物質を、すわない、飲まない、食べない、環境を作りましょう。
落ち着いて暮らせる日はいずれ来ますので、
今これ以上の発表があったときに、慌てない心構えだけは必要だと思います。
子供達を守るのは私達大人達の仕事です。
ACの宣伝みたいですが、可能性の考慮と冷静な判断が求められています。
Posted at 2011/03/22 09:16:09 | |
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