■今は異常事態で、みんな原子力アレルギーです。
・反対派は歓喜したり、発狂したり。
・容認派はあきれていたり、鞍替えしていたり。
・推進派は小さくなっていたり。
困ったり、喜んだり、気配を消したりと大変です。
■院長の日記と言うブログで、こんなお話が
浜岡5号機(4)-何が何でも運転情報
今回発表された外部への漏出量は、(中電発表より)
微量な放射性物質コバルト58を検出したことからお知らせします。 評価の結果、今回検出したコバルト58の全放出量は3.6×10E5ベクレルと推定しました。 これによる人体への影響は、3.8×10E-8マイクロシーベルト/年であり、これは通常1年間に受ける放射線量(1260マイクロシーベルト)の330億分の1程度と、極めて小さい値で人体への影響はありません。
つまり、このまま運転を続けると、
早晩、トラブルとしてプレス発表をしなければならない。それで、姑息にも原子炉浄化系をとめるという、判断を経営陣がしたのだと思われます。本当に愚かなことです。これを止めれば、どうなるか。ブログで書いたとおり(最悪は、廃炉)です。この決定がなされてしまうと言うことは、
以上引用
■ん、?浄化系を止める???
浄化系って何と思う方もいるかもしれませんね。
この事故が起きる前、たまたま、実は触れていました。
2011年05月13日
中部電力の取組と現状の問題点【配管汚染と腐食】
■主要部分を引用しましょう。
【0003】
復水は、復水器内でほぼ完全に脱気され、炉心での水の放射線分解により発生した酸素および水素もほぼ完全に除去される。復水は、給水として原子炉に再供給される。
【0004】
その際、原子炉での放射性腐食生成物の発生を抑制するために、
復水中の主として金属不純物を除去する目的で、復水全量を脱塩処理装置などのイオン交換樹脂濾過装置で濾過し、次に、多段の低圧ヒータおよび高圧ヒータで200℃近くまで加熱する。
【0005】
一方、
腐食生成物は、圧力容器内や再循環系などの接水部からも発生し、炉内を循環する放射性腐食生成物の源となるので、これらの主要な一次系構造材には、原則として、腐食の少ないステンレス鋼,ステライト鋼などの不銹鋼が使用されている。
【0006】
低合金鋼製の原子炉圧力容器には、ステンレス鋼の内面肉盛りがなされ、低合金鋼が直接炉水と接触することを防いでいる。このような材料上の配慮に加えて、炉水の一部を炉水浄化装置により浄化し、炉水中に僅かに生成する金属不純物を積極的に除去している。
■分かりにくいのでまとめましょう
要点はこちら
1)復水全量が、イオン交換樹脂を通して、ある程度純水に近い状態になっている。
2)炉心ではいつも酸素、水素が湧いている。
3)腐食スラリーは、腐食を呼ぶ
4)圧力容器のSUSは肉盛、直接合金が何か腐食に当たると腐食が進む
・・・で復水機が壊れて、(細管のキャップの溶接が取れて、細管を破壊したとの事)
塩水が復水に紛れ込んだと。
確か今回は炉心に5トンの海水が入ったとか・・・
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■事故発生当初、私は上記の浄化システムを知っていましたので、
このように書きました。
2011年05月16日
事故は事故を呼ぶ、でも安心して欲しい(浜岡原発)
■除去装置も付いているから、大過ないとは思うが、
作業員の被曝を抑えるためにわざわざ日立と特許までとっていた中部電力を
ブログで取り上げていたのに・
■逆に、イオン交換樹脂で取り除ける量であれば、
まあ大丈夫でもある。
不幸中の幸いです。
炉心に入ったりしていませんよね?多分
まあ、マスコミはどう動くんでしょうか。
でも原発止めてよかったと思います。
ナイスタイミング!^^
(今)→炉心に入っていました。
駄目じゃん
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・要するに・・
・イオン交換樹脂で取り除く量を超えた
・炉心自体の水の導電率で分かった。
・5トン分の導電率の上昇があった。
・院長のブログによれば、このまま行くと原子炉からの放射能の暴露が
プレスで発表する基準を超えるので、浄化系を止めちゃった。
よく分かりました。
じゃあ廃炉してね。
もったいないけど。
と言う話の流れです。
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■ここで問題になるのは、SUSの弱点。
ステンレスと一口に言っても、オーステナイト、マルテンサイト、二相系
と系統が複数あり、更に種類が膨大にある。
この辺りのノウハウは、未だにスウェーデンのサンドビックが頂点に立ち
・・・長くなるからやめよう。
■問題はステンレスは基本的に、塩素環境つまり「塩化物環境に弱い」
ステンレスだからさびないと思っている人が多いが、所詮は合金
弱い物が当然ある。
塩素にはぶっちゃけ弱いのだ。
(だから一時期チタンがはやりました)
その為、二相系や、スーパーステンレスというものが登場しているが
これは塩化物環境に対しての強さであり、
圧力容器などには普通にSUS316が使われていると考えられる。
コスト面から見ても当たり前のこと。
ちなみにこういう素材は冒険はしません。万が一壊れたら、誰も責任取れないですので。
ちなみにチタンは、溶接向きじゃないので(溶接不良発生率高い、隙間腐食の可能性)
原子炉圧力容器には、多分使えません。
■圧力容器では、強度面で補う為に、合金の上に肉盛、クラッド鋼か
を用いている。
要するはSUSは「コーティング」、ここが塩水にさらされると、当然良くない。
基本的には腐食性生物が発生して、放射能が強くなる。
SUSが海水でさびる恐れは多分にある。
■と言うわけで、
こんな事が起きれば、急いで海水成分を取らないといけない。
それを浜岡は止めてしまった?と言うのが「院長」さんの心配です。
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■こういうポイントを得ない判断を見ると、本当にげんなりします。
エンジンオイルに塩水が混じったような物なんですけどね。
止めないですよね。普通・・・?
止まって無いですよね?恐らく?
止めてたら普通は廃炉ですよ。
元取れて無いですけど
最近は車免許も無い人が、
後ろ座席に座って、
運転手に「おそい」とか、「そこ割り込め」とか
怒鳴っているような会社が多いんでしょうか。
Posted at 2011/05/31 12:21:07 | |
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原発の将来 | 日記