■先のエントリーで宮城は水系によって南部、北部共に
水系汚染が起きるとした。
とは言えど、
その程度は、北上水系のほうがやはり軽いと思われる
と思いますので、急ぎ載せておきます。
と言うのも、読み手の想像力は往々にして
書き手を超えてしまいますので、やはり、一定のメドは載せておきたいということもあります。
さて北上川は阿武隈山地の双子と言われている北上山地と
同じく奥羽山脈によって挟まれた地を流れます。
地質は、阿武隈に比べると、花崗岩が少なく
カリウム40のバックグラウンド値は低いものと予想しています。
それと源流部は、秋田駒、八幡平、と豊かな雪解け資源を持ちます。
源流域も含め汚染域となっている阿武隈とは、
希釈度が全くといって違うかと想像します。
尚、今回の汚染地となった一関は意外にも海抜が低く
また下流域流路が非常に狭く洪水地帯です。
極めて一関盆地は出口が少なく、
プルームに逃げ場がなかったものと想像されます。
いわば岩手県の汚染を一手に引き受けた、
とも言えるでしょう。
また洪水を良く起こす為、流路が比較的変更されてきた川ですので
意外にも宮城県側の水域は、そこまで広くありません。
心配はしていますが、
主だった予想としては一関地域のみの心配が主となります。
尚先述の通り、勾配がゆるい為、
チリ地震でも相当の津波遡上があり、
今回の地震でも相当遡上があったとの事です。
このように考えると一関の汚染が限定的かつ
濃いことが良く分かります。
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但し、
武田教授は今回ははめられましたね
もったいない、踏込むべきではありませんでした。。
岩手3題
1)女川ルートは存在している(13日に放射線量急増/↓山さんが予想済)
2011年03月13日
今何処にいやがる???

2)中学生の死亡はくも膜下出血(業界用語でザー)=放射能とは無関係
ま、健康管理のできてない部活動ですけどね・・・
この年でくも膜下だとすれば、頭痛を疑うことも難しく、ただの運命でしょう
岩手3題 武田邦彦 (一関の高濃度放射線下の中学生の死亡)
10マイクロシーベルトを超える中学で生徒が亡くなった
http://daiken.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-6be7.html
2011年10月27日 大験セミナー わくわく日記
今日のこの記事を公開するかどうか丸二日僕は悩んだ。多くの保護者の方や生徒から事実を伺った。僕に話して頂いた方々の気持ちは十分分かっている。しかしあまりのも衝撃的な事実に僕の筆は止まったままだった。亡くなられたご両親のお気持ちを考えると、心痛極まりなく、おいそれと記事にできるようなことではなかった。しかし事実だけは書かなければならないと、ここにしたためる事にする。全て固有名詞は伏せさせて頂く。
市内の某中学校の3年生が、先週校舎内で倒れ、意識が無いまま病院に搬送され亡くなった
。クモ膜下出血による死亡だった。その中学校は中庭が10マイクロシーベルトを超える高濃度汚染ポイントがあった。亡くなった生徒は
運動部に所属しており、活動場所もその中庭での運動が多くあったという。
学校ではその高濃度の線量が新聞で報道されるまで、いっさい生徒たちや保護者らには伝えられていなかった。ここまでが客観的な事実である。僕はこれ以上のコメントも詮索も控えさせて頂く。
生徒によるとそこの中学校の先生方も、僕のこのブログを読んでいるとのことだった。教室によっては空間線量が0.5マイクロシーベルトを超えているという。
僕は動揺を通り越して、この話を聞いたあと、塾からの帰り道、車内で泣いてしまった。悔し涙である。
Posted at 2011/10/29 15:19:09 | |
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北上水系 | 日記