■富士山を一つと思っている人も多いですが、
これほど寄生火山の多い山もありません。
■なんかアバタだらけですね。
■グーグルマップになるとそれはいっそう鮮やかになります。
そこら中におまけ火山があります。
しかも妙に直線で北西、南東ですよね・・・
■もうちょっと縮尺を小さくすると、
富士五湖はどうやらカルデラの縁に出来た湖という事が良く分かります。
今の日本を作ったのは「伊豆半島」なのかもしれませんし、
今ある富士山は永遠ではないという事が良く分かります。
■更に縮尺を大きくすると、三島もカルデラである事
その先に伊豆大島があること、逆の先には八ヶ岳があり
更に駿河トラフと中央構造線(明らかな筋があるので分かるでしょう?)
の交点に諏訪湖があることも分かります。
本当は中央構造線本筋は飯田のほうを通りますが、
その隣の国道158沿いも(地蔵峠)
かなり危険な活断層である事が伺えます。
縮尺はそのままでちょっと北にずらすと
エアコンの霧が峰、美ヶ原などが出てきます。
■地蔵峠沿いの中央構造線の延長と、富士伊豆大島ラインの交点がくしくも八ヶ岳、霧が峰です。
今はもう八ヶ岳は死火山状態ですが、
最近は中央構造線が活発でないのもこの辺が、関わっている、のかもしれませんね。
更に縮尺を下げましょう。
八ヶ岳付近を境に、火山帯は妙高、焼山系のフォッサマグナ西縁の東系と
浅間、草津温泉、白根系へと分かれます。
また、八ヶ岳と各構造線をはさんで乗鞍御岳の火山帯があります。
■日本海溝-鹿島海崖-中央構造線は昔はもっとまっすぐだったと思います。
ところがフィリピン海プレートが、
ミニインド亜大陸=伊豆半島を日本にぶち当てます。
しかもなぜか海の底の沈んだエリアに、
これも、プレート圧力で沈んでいたのかも。
ところがぶち当たった事で、火山は湧くは、
褶曲山脈(日本アルプス)は湧くはで
もっとも陸地が厚い部分が出来上がります。
■その影響でおそらく
伊豆半島に押しやられ、
中央構造線は捻じ曲がった!!!
状態だと想像されます。
下を向いた弧の弓形が、真ん中がボコンともり上がった状態。
■プレート運動が、衝突を生み
火山を作り、地震を作る。
おそらく富士山の位置には、マグマ的にも、プレート的にも
意味があるポイントである事は間違いありません。
まさに、パワースポット(苦笑)
■そういったわけで半島、湾、リアスなどの地形には大きな意味がありそうです。
そこに自然放射線まで絡んでしまうのが、
またいい意味でミステリーですね。
ブログ一覧 |
火山 | 日記
Posted at
2011/11/14 10:15:11