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ちょこば(旧chocovanilla)のブログ一覧

2011年05月12日 イイね!

テルル?どこかで聞いたぞ?【コメントから調べてみました】

■テルルテルル。うーん

■気体からテルル129という核種が出たというお話をコメントでいただきました。。
3がつ22日の東電のプレリリースで出たというお知らせで、過去のエントリーを調べました。

■いた。
2011年03月29日
各号機の現況診断(データ編、書き足し中)


こちらのエントリーにいました。(たまり水)
■なんと4号機
でも、4号機の燃料は点検中なので使用中燃料です。
プールの中で再臨界してたんですね・・・
4号機もよく考えれば爆発してますよね。
その影響だと思います。


その時の記述は以下の通り

★4号溜まり水(使用済) 0.5mSv/h
コバルト58(71日):0.27
モリブデン99(66h):1
テクネチウム99m:0.65
ルテニウム106(370日):3.3
テルル129(70分):26
テルル129m(34日):13
テルル132(3日):14
ヨウ素131:360
ヨウ素132(2H):13
セシウム134:31
セシウム136:3.7
セシウム137:32
ランタン140:0.74

暫定合計498.66

【結果】極々微量が再臨界をした恐れがある。ただ、その量はスプーン一杯どころか
耳かき一杯にも満たない、量であり、水さえかけていれば問題はない。

Posted at 2011/05/12 22:04:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 放射線の過去の情況 | 日記
2011年05月12日 イイね!

ダウングレード(笑)

■ニュースを見た。

■1号機の水位が
正式にはダウングレード。(笑)

笑うしかない。あはははは。

■それは再臨界するわ。
これで1号機の再臨界がほぼ確定。
とけて底で固まっていたので良かったと言う事ですか?
あっけなく小出助教の勝利でした。

1号機の再臨界に関する過去のエントリーはこちら。
2011年04月10日
分かりやすい解説【プロのお言葉】



■むしろそんな状態で炉が持ったことがめでたい。

■あ、恐ろしいことを思い出した。
3号機の方が負圧だった・・・。
1号機が小穴、、3号機は…???
3号機が側面の穴だといいなあと思いますが、
圧力容器の負圧を見ると1号機よりも穴はでかい。
2号機も負圧だし。

■汚染水は恐いけど、水を増やすしかないんじゃないのかな・・・
ただ、大体容器内の注水口がどこかよくわかんないんだよね。
燃料より下から水入れてたりしませんよね。
そろそろ図面で説明して欲しい。

******************************
「分かりやすい解説」に張ったリンクを見やすくしてみました
ちょっと古めですが、自分でも見直してみよう。

1号機の危機
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/22014702/

水棺と再臨界
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/22014337/

やっぱり100シーベルトか
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/22013033/

これどういうこと?
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/22007549/

アメリカとの関係
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21998939/

やっと見つけたCAMSデータ
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21997023/

さりげなく最悪なニュース
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21990196/

モニタリングに注目せよ
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21987992/

2号機で何が起こったのか
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21987546/

浮き上がってきた情況とこれから
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21979180/

汚染水が物語る事
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21979086/

恐いよこれ
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21943538/

ザエイプリルフール
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21934993/

最悪の中の最良のシナリオ
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21908660/

各号機の現況判断
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21907546/

私はがんになるのでしょうか?そのしんぱいはありません
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21899761/

再臨界疑い
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21892548/

ちゃんとデータを伝えて欲しい
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21891107/

1号漏出は勘弁して欲しい
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21878543/

プルーム仮説
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21872056/

検証と反省
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21871391/

今後の情況を睨んで
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21864138/

放射能プルーム
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21863625/

情況の悪化が見られ始めた
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/21861558/




Posted at 2011/05/12 21:37:05 | コメント(2) | トラックバック(1) | 原発情況 | 日記
2011年05月12日 イイね!

【劣化ウラン爆弾】ダーティーボム【水素爆発は嘘じゃない?】

■ええと、ウラン238の危険を考えるならば・・・
3号機の爆発は即発臨界である必要も、核爆発である必要もありません。
もっと恐ろしい爆発の可能性すらあります。

■先のエントリーで、ウラン238の危険性に始めて触れました。
世にあるウランの殆どはウラン238です。
基本的に「殆ど」燃えません。

■核分裂をするウランは基本的にはウラン235。
そしてウラン235の分裂を通じて出た中性子を減速材として受止める事で
ウラン238は彼らは何と悪玉「プルトニウム」に進化します。
更に高速増殖炉にかけますと、プルトニウムの核分裂で中性子が出て、
燃料棒のウラン238から
より多くのプルトニウムが出来るわけです。
■これが夢の高速増殖炉。
でも核兵器が下火になると、単なるテロ誘発装置のような物です。
■かつて「ナイトスクープ」で実験された、1粒グリコの実験
一粒300mで300mずつ食べて42.195kmを目指したが、
確か口の中で巨大化して、差し歯か何かを破壊したはず。
結局マラソンは走れませんでした(笑)
高速増殖炉とはそんなものです。

*******************************
■さて、イラクや、ユーゴでその恐ろしさを見せた「劣化ウラン弾」
確か、核兵器の解体に伴い、再処理の工程でできた六フッ化ウラン
(確か緑くなかったかな?UF6とかいうやつのはず。追記、白い)
を転用した物です。重たいので貫通力が強く、「おまけ」として核被害が付いてきます。

■UF6は置いておきましょう。ウラン238もなかなか厄介な物です。
先だって、雑に引用した物のまとめをしましょう。
1)1943年に予見:
「(ウランから放射された)ベータ線は,汚染された水、食糧、空気により消化器官に入り込む.空気から吸引されたものは鼻や咽喉頭、気管支の粘膜などに付着し、次に飲み込まれる。その効果は気管支におけるのと同様な局所的な炎症である。胃、盲腸、直腸では,摂取されたものが,どこよりも長期にわたって残留する.このため消化器系統の臓器が最も深刻な影響を受ける。放射線被爆による一般的症状を示すことなく、消化器官に致死性の潰瘍、穿孔が発生することも考えられる」 
※ちなみにベータ線はアルファ線の間違いです。
①(中略)劣化ウランの放射能はその60%程度です.=劣化ウランの1.5倍程度
②(中略)劣化ウランの場合はほとんどがアルファ線による内部被曝です.ただし,記載された症状は完全に一致しています.このことからアルファ線にもベータ線やγ線と同様の効果があることが推測されます.(プルトニウム恐怖説の主要要因です)

2)燃えたウラン238は,微粒子状の八酸化三ウラン(U3O8)になります.この微粒子は大気中のチリなどに付着して、広範な放射能汚染を引き起こすことになります.
 このウラン238をふくむチリは,呼吸器,消化器,皮膚からとりこまれます.これらの9割は腎臓から尿に排泄されますが,残りは体内に沈着します.
 またウランは化学的毒性も強く,吸引すると鉛中毒と似た症状を起こすと言われています.

実はウラン238の健康被害はあんまり分かってません
分かっているのは「ウラン鉱山では健康被害が多い」ということ
そして、チェルノブイリでは運転中の核燃料が溶融して水蒸気爆発をしたので、
ウラン238も同様に撒き散らされたであろうと言う事。
(IAEAは、放射能による健康被害を過少認定したに過ぎない)

■捕捉しましょう。ウランはどうも化学毒性が強いようなのです・・・
本当に劣化ウラン弾は健康被害を引き起こしたか?もご参照下さい。

****************************
■心配しているのは
あの膨大なチェルノブイリの健康被害は、放射性物質のみならず、
ウラン238のダーティーボムによる物もあったとしたら・・・
福島第一3号機の爆発はチェルノブイリに匹敵する健康被害の可能性を秘めると言う事です。

■使用済み燃料は、格納容器に入っていません。
つまり、ガンダーソン博士の言うことが確実ならば、水素爆発を機に即発臨界が起きた。
ううん、別の可能性でいい。

*********************************
私が唱える危険性はこれ。

水素爆発で起きた高温で、
3号機燃料プール
(仮に上部が露出していたとします)
における使用済み核燃料の一部が、
水素爆発の熱で一気に溶融します。
溶解の途中で即発臨界の可能性は有っても無くても、溶融したのです。
(使用済み燃料メルトダウン)
ジルコニウムは更に溶けて、水素を発生し、
そして溶融した燃料は、残った水、
即ち水面にむけて落下します。

さて、何が起きるでしょう。

■答え、プールにおける水蒸気爆発
■結果、ダーティーボム(燃料プール)
■撒き散らされる物:ウラン238
■放射能の値:最大400ミリシーベルト
(瓦礫はもっと高い
)

*************************
で、何が言いたいのかって??

■3号機では使用済燃料による爆発だから、
チェルノブイリ級の放射線汚染は起きない。
■放射線量はチェルノブイリよりはるかに低い・・・
が撒き散らされる物は同じウラン238になる。
■アルファ線はガイガーカウンターで出ない。(少しでも距離が離れると減衰してしまう)
■14日以降17日の
ハイパーレスキューまでは
3号機のプールはほったらかし。
その間、ウラン238を含む、
ガスやらチリやらは放出されていた。
■15日の「放射線急上昇」は
2号機で良いし、
ガイガーカウンターは2号機の物。
でもその時3号機由来の
ウラン238の死の灰や死の埃も
2号機のプルームと一緒に来たんじゃないの?

**************************

■つまり敵は放射性物質の、ヨウ素やセシウムだけではない可能性が強いと言う事です。
しかし、放射性プルームの通過点が、
セシウムやヨウ素同様、ウラン微粒子も含んでいたと考えるのは当然です
そうすると危険な日取りは14日から20日前後となります。

でも希望はあります。
だって、関東に15日以外に強烈な
放射能が来ていないということは
ウラン微粒子も、あまり飛んでこなかったと言う事だから。
あとは放射能が上がったのは、
21日とかではなかったでしょうか?

■やれやれ、今度は注水記録を見なければなりませんね。
いずれにしても、放射線が多く降り注いだ地は
それだけウラン微粒子も降ったと考えるのが当然で
福島は多分3重苦なんでしょう。

■また、茨城やいわき、等も放射線以上に汚染されていることが予想されます。
それこそウラン検出器など無いのですから、
後は時間がたってその影響が有るか無いかを待つだけとなるのでしょうね。

■ただ一言言えます。
その痕跡だって、SPEEDIとWSPEEDIで読めると言うか予想できるはずです。
なぜなら、風向きや、拡散が読めるからです。
それを隠蔽した政府の罪はいつか明らかになるのでしょうね・・・

Posted at 2011/05/12 19:25:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | シリーズ3号機 | その他
2011年05月12日 イイね!

【緊急】敵がセシウムで無いと言う恐怖の可能性使用済核燃料とウラン238【要検証】

未完エントリーです。ちょっと恐怖におびえて載せてしまいます。

GWに関東に戻ると、のどが痛くなった
放射能でのどが痛くなるなどありえない。が、気になった。
風邪なら良いけど、何だかのどがジンジン痛かったのだ。

■「いやいや放射能だよ」と笑っていっていたが、
放射能で無ければ一大事だ。

■3号機が使用済み燃料の即発臨界かも知れない話。
実は物凄い深刻な物だ。
「臨界が」ではない。「放射能が」ではない。
「湾岸戦争症候群」がらみだ。

その前に使用済み燃料が何でできているか考えよう。

放射性廃棄物のウィキを参考にしよう。

■使用済み核燃料棒の主成分は?
使用済み核燃料の成分 [編集]3%濃縮ウラン燃料 1t が燃える前の組成はウラン238が 970kg、ウラン235が 30kg であるが、燃焼後は、ウラン238が 950kg、ウラン235が 10kg、プルトニウム 10kg、生成物 30kg となる。

生成物 30kg の内訳は、下記の通り。
白金族2kg、
短半減期核分裂生成物 SLFP 26kg(Sr、Csなど高発熱量は 10kg、即ガラス固化できる低発熱量は 16kg)
長半減期核分裂生成物 LLFP(ヨウ素など半減期7000年前後のもの)1.2kg
マイナーアクチニド (MA) 0.6kg(ウランやプルトニウムに近いアメリシウム (Am) やネプツニウム (Np) やキュリウム (Cm))

要は使用済み核燃料の成分は殆どがウラン238なのだ。
「燃えないウラン」にしてプルトニウムの基、ウラン238.
ん??ウラン238といえば・・・あ、

劣化ウラン弾、そして湾岸戦争症候群
ふととてつもなく気になっている。

■別に飛んできてなければいいのだ。
しかしウランや、プルトニウムの一部は爆発で気化して、アメリカに飛んできた
そうガンダーソン博士は言った。
そしてウラン238はアルファ線。
私はプルトニウムの毒性に気をとられすぎたかもしれない。

■要するに、粉々になった燃料棒の微粒子は、
果たして全てプルームとしてお空に上ってくれたのか?
あの重たい重元素ウランが上手に揮発したのか?

■核爆発より恐ろしい物、それはウランそのものだ。
製造工程が違うから6フッ化ウランはさすがに関係ない。

■下記のページを引用する
http://www10.plala.or.jp/shosuzki/edit/ippnw/du.htm
ここで重要なのは、気管支、そして消火器への影響・・・

■まさかタダチニーがあんなマスクをつけてはずさなかったのは、
放射線を恐れたのではなく、
飛び散ったウラン238の粉塵を恐れたのだとしたら・・・????

■妙につじつまが合って怖い。
プルームなんかよりも余程怖いかもしれない。
引続き見当の余地があるのかもしれない。
チェルノブイリの場合も、ウラン238の飛散があったとしたら?
「放射線」の影響は少なくて、むしろ飛散したウラン238が有害なら?

本当の敵は何者か、私たちにはまだ見えきっていないかもしれない、と言う事だ。
でもそんなのは勘弁。杞憂な事を切に願います・・・


■1943年10月30日の委員会メモランダムによれば,この日,「S-1実施委員会」という委員会のなかの小委員会から,マンハッタン計画の責任者グローブス将軍あてに,一通の手紙が送られました.その手紙は「放射性物質の兵器としての利用」と題されていました.そこには、「ウランの吸引によって,数時間から数日のうちに気管支に炎症が発生する」と報告されていました.
 これはまさに,湾岸戦争症候群と同じです.湾岸戦争中の「砂漠の嵐」作戦において,敵の戦車を破壊するために,大量の劣化ウランが用いられました.戦闘終了後に現地を制圧した米軍兵士は,DUを吸引し,まったく同様の症状を呈しました.
 手紙は続きます.「(ウランから放射された)ベータ線は,汚染された水、食糧、空気により消化器官に入り込む.空気から吸引されたものは鼻や咽喉頭、気管支の粘膜などに付着し、次に飲み込まれる。その効果は気管支におけるのと同様な局所的な炎症である。胃、盲腸、直腸では,摂取されたものが,どこよりも長期にわたって残留する.このため消化器系統の臓器が最も深刻な影響を受ける。放射線被爆による一般的症状を示すことなく、消化器官に致死性の潰瘍、穿孔が発生することも考えられる」 

このように,劣化ウランを吸引または摂食した人が、下痢などの激しい発作に襲われることが報告されています。かつて1943年に小委員会報告で予見された健康障害のほとんどは、「砂漠の嵐」作戦で劣化ウランの被爆を受けた兵士において観察されているのです.
 軍は劣化ウラン汚染の危険性の存在を1943年以来ずっと知っていたのです.「劣化ウラン・低放射性物質の危険への対処」という米軍の公式文書があります.ここには「食物及び水は,汚染によって消費に適さないものとなる」とはっきり書いてあります. 軍は43年の小委員会報告をしっかりと認識していたことになります.
 事実,劣化ウラン弾が配備されたときから,「劣化ウラン弾のヨーロッパでの使用は許可しない」,「実戦以外では使用しない」ことになっていたそうです.しかし現実にはヨーロッパ(ユーゴ)でも使用されましたし,ビエケスや鳥島では,実戦ではなく演習も行なわれました.
この項は,①ウランと劣化ウランのすり替えがあります.手紙が指しているのは,原料ウランそのものです.劣化ウランの放射能はその60%程度です.
また,②「(ウランから放射された)ベータ線」というのも,現在の知識から言えば不正確です.劣化ウランの場合はほとんどがアルファ線による内部被曝です.ただし,記載された症状は完全に一致しています.このことからアルファ線にもベータ線やγ線と同様の効果があることが推測されます.

ウラン238の毒性
 ウラン238は半減期45億年の放射性元素です.ウラン238の放射能は主としてアルファ線です.アルファ線の実体はヘリウムの原子核です.ヘリウムは陽子2個と中性子2個で構成されています.残されたウラン238は,核子が4個減って元素名も変わります(トリウム234).
 アルファ線の透過力は大気中では僅か数センチに過ぎません.さまざまな分子や原子とぶつかって,急速にエネルギーを失ってしまうからです.従って体外被曝の危険性はあまり考える必要はありません.
 しかし、その分だけ,直近の組織が受けるエネルギーは巨大なものとなります.ウラン238を含んだ粉塵が体内に吸収されれば,強烈な体内被曝をもたらします.数ミリ周囲の細胞では,細胞内の遺伝子が激しい損傷を受けます.したがって発ガン性も極めて強いものとなります.
 これまでアルファ線の人体への影響はあまり研究されてきませんでした.しかし最近明らかにされた研究によると,人体への影響力は中性子線の2倍、ガンマ線の20倍とされています.
 DU弾が装甲を貫通する場合,弾頭に含まれた金属状のウランが燃え出します.燃えたウラン238は,微粒子状の八酸化三ウラン(U3O8)になります.この微粒子は大気中のチリなどに付着して、広範な放射能汚染を引き起こすことになります.
 このウラン238をふくむチリは,呼吸器,消化器,皮膚からとりこまれます.これらの9割は腎臓から尿に排泄されますが,残りは体内に沈着します.
 またウランは化学的毒性も強く,吸引すると鉛中毒と似た症状を起こすと言われています.

DUの人体への悪影響は確定済みである
 たしかに,さまざまな健康障害が劣化ウランの被爆によって生じたか否かを立証するのは困難です.それを口実にして,米軍や米政府はこれまで責任を回避して来ました.劣化ウランを吸ったり,口にしたり,傷口から吸収した人達に対して,合衆国の高官はその責任を否定し、治療を遅らせてきました.このように、劣化ウラン被爆の責任は不明確になってしまうことが多かったのです.
 とはいえ、「次のような疾患や症候では,DUとの関連を認めうる」という証拠が,今日までに蓄積してきています.反応性気道障害,神経障害、腎臓結石、発疹、視力の低下、夜盲、歯齦傷害、悪性リンパ腫、白血病、その他のガン、神経的・精神的障害、精液へのウランの混入、性的機能不全、消化吸収異常、子供の発育障害などがそれです.さらに恐ろしいことに,被爆の影響は,劣化ウランによる汚染が完全に除去された後も10年,20年,一生継続します.

「湾岸戦争症候群」はDUの人体傷害である
 2000年9月4日,パリで開かれたヨーロッパ核医学研究会の総会で,アサフ・デュラコビッチ博士が,湾岸症候群について発表しました.デュラコビッチ氏は合衆国軍医大佐の肩書きを持つ軍幹部でした.現在はワシントンのジョージタウン大学医学部核医学研究所に勤務しています.
 発表によると,湾岸戦争時に兵役についた退役軍人の多くが,腎臓などの疾患に苦しんでいるとのことです.その原因は,対戦車砲に用いられた劣化ウランの分子を吸引したことと推定されます.
 「いくつかの予測例によると320トンの劣化ウランが(1991年の)湾岸戦争で使用された.(私が診た)多くの患者はウラニウム吸引の臨床的結果である腎臓疾患および機能不全を生じている」と、デュラコビッチ氏は,総会に出席する前に報道陣に語りました.
 「劣化ウランは標的に命中後,衝撃により摂氏数千度以上の温度で気化する.ミクロ以下の放射性粉塵がペルシャ湾岸域には多量に存在している.これらの分子のうち吸引され肺に残留したものが、ガンを誘発し、あるいは血管に侵入して肝臓や骨髄に影響を及ぼす可能性がある」
 湾岸戦争直後、原因不明の「湾岸戦争症候群」が多くの退役軍人に発症していることが問題となりました.そして軍が非難の的となりました.この時期、デュラコビッチ氏は,合衆国当局から研究を中断するよう「政治的な圧力」を受けたそうです.しかし今では軍当局が,自ら調査を行っています.
 「湾岸戦争症候群の(主要な)原因が,ウラニウムによる汚染だと主張しているわけではない.しかし,退役軍人たちの身体に高レベルの劣化ウランが検出される以上、この方面の研究が強化されるべきだ」と彼は述べています.
湾岸戦争症候群の原因としては,これまで,神経ガスの予防剤である臭化ヒリドスチグミンや,ディートという殺虫剤の混用で生じた化学反応の相乗効果ではないか,とも言われて来ました.しかし劣化ウラン弾微の粉塵を吸引したことによる体内被曝が,最も症状を説明しやすいようです.




Posted at 2011/05/12 14:08:50 | コメント(2) | トラックバック(1) | シリーズ3号機 | 日記
2011年05月12日 イイね!

水素誘爆の核爆発【3号機爆発】

■以前のエントリーでガンダーソン博士の話
を紹介しました。


■水素爆発に伴う即発臨界により、爆発で閃光がおき、音速を超える衝撃波を持って
建屋上部を吹き飛ばした。

■当時は斬新だったので、ホホーと思うばかりでした。

■よくよく考えると、プールの中で、とんでもない事が起きているという事なんですよね。これって
臨界による爆発=核爆発ですから、核爆弾の作り方を実践したというとんでもない事件です。
但しプールは上部開けっ放しなので、爆発力は上空に向かった。

■その証拠となりうるのでしょうか?
福島上空、放射性物質滞留か…降雨には問題なし(読売新聞)
では、
引用)
同大で11日に記者会見した渡辺明副学長(気象学)は「3月の東京電力福島第一原発の事故で放出された放射性物質が、成層圏の手前の対流圏上部付近まで上って滞留していると考えられる。ただ、雨として降ってもまったく健康に問題のないレベル」と話している。
 同大は4月15~29日、観測装置を取り付けた気球を毎日上空25キロまで打ち上げ、約5メートルごとに大気中の放射線量を測定。平均値をとって高度ごとの放射線量の分布状況を調べた。
 放射線の一種であるベータ線の数値が上空約6キロから上がり、8・2キロがピークとなって506cpm(カウント毎分)を記録した。また、上空2キロ付近では、100cpm前後のベータ線や別の放射線のガンマ線が観測された
 渡辺副学長は「爆発事故で舞い上がった放射性物質が上り続け、対流圏よりも温度が高く空気が軽い成層圏には入れずにとどまっていると考えられる。上空2キロ付近は風の通り道で、現在も原発から放射性物質が放出されている証拠」と分析している。放射性物質が雨に含まれて地上に落下する可能性はあるが、「万一、口に入ったとしても健康に問題はない」と話している。
引用終)

ん?福島上空に滞留?
****************************
シンプルにウィキから
■まずは対流圏について
対流圏とその上の成層圏の境目、高度約11km付近を対流圏界面という。ただしこの面の高さは季節、緯度によって変化する。一般に高度が赤道付近で17km、極付近で9kmであることが知られており、これらを平均して圏界面の高さを11kmとしている。長距離旅客機はこの境界面を飛行する。

成層圏
成層圏(せいそうけん、stratosphere)とは、地球の大気の鉛直構造において対流圏と中間圏の間に位置する。対流圏と成層圏との境目は対流圏界面(高度は極地で約8km、緯度が低くなるに従って高くなり赤道付近で約17km)、成層圏と中間圏との境目は成層圏界面(高度約50km)と呼ばれる

ジェット気流
極を中心に特に上空8~13kmに強く吹く。北緯40度程度に観測される寒帯ジェット気流と北緯30度程度の亜熱帯ジェット気流などがある。長さ数千km、厚さ数km、幅100km程度で、特に冬季には寒帯前線ジェット気流と亜熱帯ジェット気流が合流する日本付近とアメリカ大陸東部では風速は30m/sぐらいで中には100m/s近くに達することもあるが、夏期はその半分程度の風速に弱まる。

**********************************
8.2キロがピークで、・・・ジェット気流の通り道ですが・・・、成層圏は11キロくらいでしょう??
で成層圏に入れない??

■ズバリ答えましょう。
1)成層圏に放射性物質を含む微粒子はあがっていくことができず、
対流圏に溜まっている。
2)一般微粒子と一緒に対流圏の中を、高さ8キロ=(ジェット気流)をピークに
循環しています。
3)福島上空では少なくとも溜まっている。?と言うか濃度が高い。

普通に考えると福島上空は高さ8キロ(エベレストの高さ)で無風・・・スッゲー
そんなわけ無いですよね?

要するにジェット気流に乗って、世界中循環しています
いくらなんでも、福島はそんなワンダーランドな訳が無いでしょう?

*******************************
■じゃあ、そんな火山爆発みたいな爆発・・・は3号機ですよね?

起爆装置:水素爆発
爆発原因:溶解燃料の集中による臨界及び臨界量突破。
爆発・・・即発臨界による核爆発(ベクトルは上空↑方向)

臨界量が大した事無いにしろ、これは立派な核爆発です。
原子炉が爆発した・・・間違い
でも、爆発は核爆発だった・・・

なかなかいやな疑いですね。

■プールは圧力容器上部と高さが同じです。建屋の中に開放ですので、
プール内の爆発ならば、
格納容器や格納容器外殻へは「比較的」爆発の余波は少なかったはずです。


*********************
おまけ
1)2CH系から拾ってきた。

高高度核爆発(HANE)の実験は'60年台初頭に終わってる
45 名無しさん@涙目です。(愛知県) 2011/05/12(木) 10:25:24.19 ID:bMd4X/hs0>>1
まとめ

原発上空8.2km キセノンガス 4.2μSv (MAX)
原発上空2.0km キセノンガス 0.8μSv

■本当にキセノンなのでしょうか?

2)クリプトンとキセノンによると
キセノン133は半減期5日、セシウム133(安定)に変化
あの大体2ヶ月たっているんですけど・・・
それとも「ワンダーランド福島」でいいのでしょうか。
単純に50日前で、2×10乗=1024倍?(拡散無でね)
上空の放射線の影響含めてデータが欲しいですね。

■確かにキセノンはベータ線を出しますけどね。
**********************
煙突は100M以上の高さとすると、相当な高さまで一気に吹き上がってますね。
Posted at 2011/05/12 13:16:41 | コメント(3) | トラックバック(0) | シリーズ3号機 | 日記

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