明らかに群が異なる、という表現は
統計をかじっていれば
コロナの中に二つの並みが混じっている
と解釈します。
つまりは、コロナの中に 感染スピードの違う
二群が紛れているのです。
それは、東京の感染数に如実に出ています。
計算モデルが合わないのです。
そもそもの第一波は
赤の曲線が最大値です。
即ち、潜在的な感染者が増えるにつれて
発見される重症者は漸増するのです。
ゆっくり増える、とも言いますね。
だから接触を減らし、季節が暖かくなるにつれ
徐々に収束に向かう、筈でした。
これらを象徴するのが三密です。
逆に三密がなければ
そんなに怖がる必要はない、と言うのは
間違ってはなかったのです。
しかし、コロナc株、つまり
欧州ですさまじい猛威を振るったタイプは
その感染スピードが大変早く、
どうも三密を必要としていないと思います。
つまり飛躍的に感染力が高い。
これらは多くが海外旅行や、
卒業旅行で持ち帰られました。
いわゆる京産クラスターです。
これはどうも立食パーティー程度で感染します。
それらが、スプレッダーに媒介されると、
一人で3~5人に自ら移しに
動き回ります。
報ステの富川と同じく、
心当たりがないと自覚なく密接に絡み、
一人で何人も感染します。
(彼のその回答はまさにスプレッダーの思考です)
つまり、いくら多くの人が家にこもっても
百人分の働きをスプレッダーは媒介します。
何故ならスプレッダーの友達はスプレッダーが
これまた多いのです。
俺たちは死なないと言って合コンします。
その典型が広島クラスターです。
合コンから従業員へ
そして、死亡ターゲットの高齢者(あるいは障がい者)
などを
大量に巻き込んで、彼らは死亡率が高いので、
そして、患者自身があまり清潔ではありません。
こうして今度は介護者や入院先の病院を
破壊していくのです。
緊急事態宣言を出せば、彼らは
飲み屋に行くことはやめるかもしれません。
でも、自粛のはずの阪神の選手は
ちゃんとヤリコンに行き家族にも
感染を広めましたよね。
つまり自粛の効き目が悪く、動き回るので
彼らは大きく行動を改めない確率が高いのです、
だから、なるべく彼らに会わずに
彼らの自由を守ってあげてください、
と言うのが今の方策です。
監視もまだまだありません。
捕まった時点で100倍になっていようが、
メッ?で終わりです。
その辺は一般市民が我慢すればいい。
ステイホーム、ってバカにしすぎです。
こういう患者を相手にして
医療従事者は少しずつ弱っていきます。
そして、わずかなミスで感染して
マスコミに叩かれて差別されて、
でも頑張ってます。命がけありがとう!
ふざけてませんか?
あの半島国家は、
レッドチーム入りしてますが
ちゃんと即席収容所病院を作ってます。
あの国は中国から、第二波がヤバイ的な
情報を得ていると考えています。
感染者を低い精度でもいいので
収容して、とにかく隔離しまくると言うのは
武漢で一定の効果を上げてます。
(なお日本は第一波を防疫意識だけで
感染を押さえ込みました)
つまり、感染確率が高い、
高確率感染ウイルスについては、
スプレッダーを徹底的に隔離する、と言うのが
セオリーになってきます。
防疫意識が緩んで感染爆発したなら、
緊急事態宣言で巻き直せば、
大きく数字が下がってくる筈でした。
勿論、そろそろ効果が出るタイミングなので
効果が出るかもしれませんが、
現状は出ていません。
その原因は二つ考えられます。
水面下に膨大な感染者が既にいる。
膨大な感染者に自覚症状がない。
広島クラスターは
無症状なのに感染力は強力でした。
じゃあヨーロッパ型が、強毒かと言えば
全くそんなことはありません。
弱毒で寧ろ目立ちません。
目立たないから免疫が働きにくい。(無症状)
免疫が働くときは、既に膨大なウイルスが
至るところで発生しています。
そして炎症反応からサイトカインが
大量に発生されて、自らの攻撃で
細胞が破壊されてウイルスが放出され
生命維持反応が奪われる。
また感染傾向については
首相官邸もつかんではいるはずなのですが、
三密の解消は、却って
死者の少ない層の活動を活発化させます。
即ち若者には抑止力足り得ません。
しかし、そもそも日本は重症者への対応と
医療への配慮から、検査を最小限にしてきました。
つまり、サイレントスプレッダーは元からいたのです。
その中心は20~40代だったでしょう。
また、漸増もしていましたが、
ウイルス株自体の感染力が
そこまでてはなかったので、爆発感染は 自粛と
防疫意識で押さえられていた、と言えましょう。
さて、緊急事態宣言はどんな層に効きやすいでしょうか。
それは既に対応をしている小心者です。
怯えるものから対応します。
勿論自分もその一味です。
言うことを聞かないやつに
同じことを言って聞くでしょうか?
聞く耳を持つでしょうか?
勿論、それでも教導すべきですが
この期に及んで、もう少ししっかりした隔離を
スプレッダーにせずに、果たして収まるでしょうか?
近所ならって外出して、果たして何割
接触を落としてくれるでしょうか?
危険係数の低い人間が、行動を抑制しても
それは、微々たるものです。
危険係数の高い人間が、
少々行動を抑制しても、スピードがましになるだけです。
喩えを変えましょうか?
二酸化炭素をアメリカと中国は減らしましたか?
二酸化炭素の抑制をテクニカルに試みたのが日本で
原発と排出権、そしてソーラーで減らしたように見せたのが欧州でしたよね?
つまり、お題目で自分が自粛したから
周りも自粛すると言うのは
かなりの勘違いだと言えるのです。
家でスイッチを切ったりしても
ほとんど節電にしかならないのと同じです。
震災でも節電しましょうを連呼するだけで、
なかなか電気は減りませんでしたよね?
全体数量を減らすのは難しい。
だから人権といいながら、
街を一方的にロックダウンしているのが欧州ですが
今ロックダウンの代償で、
死者の積み上がった老人ホームや
孤独死の用心などが続出しています。
中国でもステイホームな
それらを勘定したところ、今日
死者が1,5倍に増えたそうです。
ところで、今世論は我慢するしかない、
日本は間違っていた、とかの
雰囲気に陥ってます。
果たしてそうでしょうか?
こうなってから日本人が
粘り強いことは理解しますが、今回の相手は
ウイルスです。そして、
放射性物質と違ってランダムに
性質が変化します。
結局は、相手に変化があったなら
その変化を最低限キャッチアップする必要があります。
それは隔離に近い方策にならざるを得ないですし
そしてなりつつあります。
それだけに感情的に微妙な問題は
含むのはわかるのですが。
しかしながら、ハウスメーカーも
ゼネコンもあるわけです。
自衛隊の野戦病院は軍靴の音的に(苦笑)
行りづらいかもしれませんが
早いことスプレッダーを分離して、
一般医療や特養から
引き離さなければ、あっという間に
入り込まれてしまいます。
そうすれば、一発で爆発するのです。
確率を下げたいなら、絶対に確率の高い因子を
取り除くのが有効です。
広島スプレッダーで言えば二人ですね。
勿論政府が裏で色々大企業中心に
帰省をを自粛しろとか既に指示しているのは
周知です。
その範囲を通達なしで広げるには
今のタイミングしかない、というのも
一応は理解できます。
しかし、その先が見えてこないのです。
症状がでなくても感染するタイプがある以上
行動をしばれなければ
集団はクラスター化します。
それらをもう少しスマートにして
と言うならその方針をもう少し早めに説明
した方がいいです。
特措法はその権限を国ではなく、
知事に移管するからです。
しかし強制力はありません。
そしてスプレッダーが大火事にしてから
国民の頑張りが足りてません?
接触ゼロをもっとゼロにしましょう?
そんな永久お布施で、
ウイルスの活動鈍化を待つのは
あまりにも危険な賭けです。
(個人的には強制力がない方が楽ですけど
本当に止めたいのか
疑問に感じてしまいますし、
疑問に感じさせるのも得策とは言えません。)
結局は第一波を押さえ込んだけど、
より大きい第二波が来ている。
ですが、津波と違って、それらは
人が媒介します。
蚊みたいなものですね。
蚊に刺されないようにする、ことも大事ですが、
忌避材も撒かずに、
蚊帳の中で暮らせというようなものです。
蚊には殺虫剤も撒かず、虫コナーズも置かず
程々にしとけよーとか呼び掛けてます。
それで蚊が退治できる、蚊の数が減らせる?
それじゃ蚊帳の中で飢え死にです。
そこの道筋と解決策が何故か示せていないのです。
じゃあもっと蚊帳の中で解決だよ?
そのうち蚊が減るよ。
それはちょっとあんまりかなと思います。
(時間が少しかかっているだけかもしれません。
でも時間がこの感染の場合重要です)
Posted at 2020/04/17 23:10:13 | |
トラックバック(0) |
コロナ | 日記