政府の対応とかを見ながら分析をしていましたが
「欧米向けの空港検疫の不徹底」が
日本の一番の失敗です。
(それ以外はまあまあでした)。
思ったより、
「いい評価」になりました。
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要するに武漢→ホテル直行型の検疫の厳密化が
現場サイドで
どうもかなり遅くしてますよね。
(民間任せでした。)
さて
法律面では隔離可能になったのは
2/12
遅いっちゃ遅いですが
欧米の帰国便でどうもこれがしっかり運用されずに
大量の「ヨーロッパ型」を持ち込みました。
しかもデータ的に無症状の多い
20代でこれがまたスプレッダー気質の或る
私大生が多かったのが
響いたのではないか?
というのが現在の推論ですが、
日本の国際空港がざる過ぎたので
今後は若干厳しくなるかもしれません。
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とはいえ
日本の「検査を絞る」は結果的に
大正解であったこともわかってきました。
発病前が最もウイルスの放出量があることが分かったからです。
「風邪はうつせば治る」ではなく
うつす直前にあっていた=「親しい人」
治るころにはうつっている
という風邪らしい要素であったこともわかりますし
検査をしないことが
効率的な「ステイホーム」であったとも言えます。
もっとも
症状の軽いスプレッダーは
通用しませんでしたが…。
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となると、
日本の検疫と法体制では
そもそもの前提が成り立たない
という現実が見えてきます。
それを可能にするのは
韓国で実際に行われた
「検査拡充」+「個人追跡」で
パヨク大推奨の
「検査拡充」だけですと
感染を寧ろ手助けすることになるわけです。
それはデータ上も実証されましたので
検査だけ拡充する「マスコミ型韓国に学べ」は
非常に危なかったことが分かります。
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同時に、そこを鑑みると
「スプレッダー的感染者が出歩く」
「
感染爆発期初期」にこそ
緊急事態宣言は有効になります。
「感染爆発後」ではすでに「効果が非常に薄い」
というのがロックダウン国/都市の特徴です。
「たられば」でいえば
3/22位が緊急事態宣言のベストの時期と言えますが
そこは世の中緩んでたから無理だと思います。
自分ものんきにマスクを買いに行ってましたので。
うまくいけば収束だと睨んでいましたし
逆を言えば、緩む今こそ
狙い処と踏んでいたわけですけどね。
また強制力がない為
スプレッダーには当初影響がありませんでしたので
日本の緊急事態宣言の実効は
4/15頃からだったのではないかと思います。
そう考えると漸減傾向なのは、いい兆し、ともいえるでしょう
(代わりに家庭内感染というどうしようもない問題が出てきます)。
また、今でこそ新幹線の乗車率が
極端に下がっていますが
新幹線を国は動かし続けました。
(補償の問題だとは思います)
「疑似ロックダウン」としてここが止められれば
コロナ保菌者疎開はもう少し抑えられたかもしれませんが
抜き打ちでやると「パニック」になった可能性がありますので
結果論を見ると
緊急事態宣言は
ちょっと遅いけどあんなもん
と言えると思います。
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結局
諮問委員会の都合で
週明けの4/8位までずれ込みましたが
当時の
東京のダブリングタイム(倍加時間)
が大体7日でしたので
決算後すぐ
4/3(金)頃の発令であれば
患者数の増加は約半分で済んだかと思います。
150-250/日が
恐らく、80-150人/日で済んだ計算になります。
同様の傾向は
カルフォルニア州と
ニューヨーク州の差にもありました。
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結局、抑え込みに成功しているとされる
中韓台は一つの特徴があります。
「侵入者を防ぐ」
「戦時体制」に近い国家が
検疫をすぐに厳格化できた。
と言う事です。
「有事法制」との関連が高いと言う事でしょうね。
基本的人権の抑制に直結する必要はありませんが
「有事」への備えの一つとして今後検討が要請されるでしょう。
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取り敢えず俯瞰すればこんなところでしょうか。
天気も雨が続きますし、気温も上がってきますので
感染増は一息ついてきます。
Gwは、スプレッダーの外出を
正当化させないために
やや自粛したいかなとは思います。
Posted at 2020/04/27 22:59:05 | |
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