既に医師会や、
美瑛番外地さんもかかれていたけど、
地方は医師不足が深刻な上に
中核病院が唯一無二だったりするので
永寿総合病院みたいに
院内感染すると

替えが効かないので
地域ごと医療が止まってしまう可能性が高い。
ロックアウトされる前に
首都圏を脱出してハッスルしよう、
と言う、困ったスプレッダー
がどうもいるみたい。
それで疎開して、親や祖父母に罹患させる…。
コレは二月20のデータだけど、
持病持ち≒年齢に相関と言うのは、
ずっーーと言ってきたつもり。
データ上もそうです。
元々この世代(年配者)は風邪をこじらせて
肺炎になればかなり致死性が高いです。
そして多くは、スペインでも
死者の続出した、
特養や病院にいることも多い世代です。
彼らが地元に
東京から感染したまま
移動することで、都道府県の取り組みが
水の泡になるんです。
イタリアでも最初はそうでした。
風邪だと言ってきた患者がコロナだった訳です。
その為に外出を抑制し
無症状で、飲み屋 や肉体関係
濃厚接触を繰り返す、悪質なスプレッダーの動きを抑え
より身近な家族や友人に
感染させてスプレッダーを割り出す、
と言うのが、今回の緊急事態宣言の肝です。
彼らを放っておくと、水面下で
コロニーやクラスターを形成し、
同時多発的に感染者を増やしたり、
類友で、にたような行動をする
感染者をふやします。
まさに一騎当千の勢いで感染を
加速させかねないんですよね。
但し、これにはスプレッダーが
町に留まると言う条件が問われます。
飛沫やエアロゾルだけでは、
彼らスプレッダーだけでは、彼らへの感染は
もっと抑えられるはずでした。
しかし確実に伝える、濃厚体液接触と言う
技があり、しかも彼らの貞操観念は極めて低い…。
彼らは家に帰って平然とものをさわり、
妻子にうつし直したりします。
確実性が違うんです。
しかもそんな家の子は、泣き叫び咳き込みながら
駆け回るような性格の子供も多いでしょう。
つまりスプレッダーは、倍々ゲームで
スプレッダー同士で
感染を増やしていき、彼らがまたそれぞれ
クラスターを形成する、
と言う現状があります。
彼らが帰郷すれば
持病を持ちやすい高齢者に
濃厚接触を図りやすい、家族
これがスプレッダーを通して入り込むと
地方は過疎と高齢化が進行しているので、
一気に集落が機能不全に陥ります。
病院や特養にそこで入り込めば、
そこまでどれだけ清潔にしていても水の泡です。
普通の人には雑魚風邪だから
彼らは体調不良なしで、いろんな人に
声をかけます。
俺は大丈夫と言い、痰をはき
手洗いしない手を触れ、広げていきます。
その失敗例がイタリアです。
高齢化と院内感染の両立です。
そういうスプレッダーは日本では欧米に比べれば
少数ですが、いないわけではない。
そして、東京大阪が多い。
その類型の一つが、歓楽街型スプレッダー
となるんですよね。
自分も陥った罠ですが、
日本人の平均レベルで
感染拡大の計算を立てていたら
収束が見えてきた、と思っていたら
それを無効化どころか
加速する歓楽街系
スキンシップスプレッダーが
かなりいたりしました。
歓楽系なので、自分も分野的には
ちっとも強くありません。
しかし彼らの動きを抑えることで
感染速度を元に戻してあげないと
計算が成り立たなくなります。
そもそも、日本の場合犠牲者を減らすため、
検査を徹底していない、という特徴があります。
それは症状のない感染者割合からも分かります。

症状がない方の多くは
感染者濃厚接触者として検査された人だけです。
そして感染拡大そのものは
国民の防疫意識の高さに頼って来たんです。
そしてそれは初期段階では大きな効果を発揮しています。
その一つが国民一定数割合の死亡率が低く
抑えられた、ということです。
それがスプレッダーの移動によって
容易に崩壊しかねないのです。
彼らに遵法や他人を思いやる心があるかは
未知数です。
犯罪的な強欲者の行動は
一般人では共感を持って測ることは困難です。
しかし彼らの多くは利己的で自己中心的ゆえに、
その行動は分かりかねるところです。
中国では公安隔離という荒業を使って
存在をどうも非合法に排除しましたが
日本では出来かねます。
そこは中国もあまり公開できませんし‥。
さて、悲観的になりがちですが
世界の感染者数を見て観ましょう
日本の健闘ぶりはやはり素晴らしい物です。
爆発の寸前に変な凹みが共通するのが不気味ですけど。
(オーバーシュートの瞬間、集計がストップするからだと
考えられます。)
だからこそ、スプレッダを
出来るだけ抑えることは、
この冬におおいに効いてきます。
ただスペイン風邪も、第1波よりも第二波(次の冬)が
ピークでした。
母体となるポジティブの数を抑えることで
そこからの感染頻度を抑えられますので
社会的、経済的影響はより小さくなります。
どちらにしろ、ワクチンや予防接種待ちには違いありません。
それまでの間死者数を抑える、
つまりは衛生水準を守って
守れないものは極力排除し
重症患者数を一定数にコントロールする仕組みづくりが大切です。
その目処が立つかと思ったところに
日本のスプレッダーが見え隠れしていることは
良いことでも悪いことでもあります。
計算式に条件式が加わったとて
根本の計算モデルが異なったわけではありません。
ただ指摘のある通り、
自粛や、ロックダウンは経済的負担を
対象者に強く強いるものでもあります。
3月30に書いた通りの
範囲内での緊急事態宣言でしたが、
これは日本の防疫プランより感染のスピードが
一週間早くなっていると言うことでもあります。
(あまり具体的に、日付を書くのはリスクもあります。
ぼかした方がはるかに楽です。)
係数が変化したわけで、
抑え込むために今手を打っていますが
経済指標的には、本当は
切らない奥の手にしたかったのだと思います。
どちらにしろ、スプレッダを抑えるのが大事なわけで、
彼らの行動特性は今後把握して研究する対象ですね。
しかしその過程で人が大勢亡くなるのは切ない気がします。
Posted at 2020/04/06 22:25:37 | |
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